tomitaikyoブログ

富退教(富山県退職教職員協議会)事務局からの情報発信です。会員の親睦を中心に教育現場への支援など様々な活動をしています。

教訓生かし針路誤るな ~太平洋戦争開戦80年~

2021年12月08日 | 日記

 旧日本軍が米ハワイ真珠湾の米軍基地や艦隊を奇襲攻撃し、太平洋戦争が始まったのは80年前のきょう、1941年12月8日(現地時間7日)未明である。~と、このように始まる今日(12/8)の北日本新聞社説は、私たちに過去の過ちを忘れてはいけないと改めて伝えてくれます。

 例年のことですが、太平洋戦争開戦の日が近づくにつれ戦争に向かったかつての日本の様子をマスコミは取り上げてきました。今年は開戦80年の節目とあってか、先日からマスコミが取り上げる報道が特に多いように感じていました。今日は、その開戦の日とあって先ほどから各種のテレビ番組でもいろいろと報じていました。今(21:00)もBSフジプライムニュースで「真珠湾攻撃から80年」と題して特集で報じています。やはり、旧日本軍には「過信」と「誤算」があったように思います。

 先日からの番組で印象深いものには、NHK「新・ドキュメント太平洋戦争(前編12/4)(後編12/5)」や「池上彰零戦講義~高校生との対話~」など。特に印象に残ったのは、チューリップTV「報道特集12/4」の中の特集「封じられた不戦の信念」という見出しで山本五十六の開戦前夜まで考えていた心の内(開戦反対等)を報じたものでした。いろんなニュースでも報じていましたが、最近になって山本五十六の当時を伝える新しい資料がいくつか見つかったことからでもあります。個人的にも新潟県長岡市にある山本五十六記念館を2度訪れて山本五十六の人となりに感心していたこともあり、興味深く番組の特集報道を見ていました。

 歴史は巻き戻せませんが、今日の北日本新聞社説が訴えるように「教訓を生かし」、せめて今後の日本が針路を誤らないように願うばかりです。(土)