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四季折々

~感じるままに~

武田山登山

2015-02-23 21:36:29 | 同好会・ボランティア・オカリナ

同好会仲間9名で安佐南区の武田山(411m)に登りました。
その昔、安芸の守護であった武田氏の本拠、銀山城が築かれていた山です。
雨上がりで高い気温となったことなどからか、モヤっていましたが、素晴らしい登山でした。

 


9:15に下祇園駅前を出発し、丁度30分で「武田山憩いの森」につきました。
ここで入念にストレッチを行い、登山道へ向かいました。


10:05、登山道に入って行きました。




登山道の周辺は伐採され、きれいに整備されていました。



10:35、視界が開けてきました。高い山は阿武山で、稜線を左に下った小山は権現山です。


モヤっていましたがきれいでした。イオンモール祇園方向です。

10:38、「馬返し」に着きました。




さすがに、馬は上れそうにないような道が始まりました。


緩やかなところもありました。


こんなところもありました。


11:00、「御門跡」に着きました。ひと休みしました。
下から登ってくると、巨岩群に阻まれ、右に直角に曲がるしかありません。
曲がったところが向こうに見える門のような岩でした。巨岩群の周りは絶壁でした。



11:12、御門跡から3分あまりで千畳敷(城跡)に着きました。

株立ちとなっている不思議な樹木が、何本も、数か所に立ち上がっていました。
「この木の下に、300年以上続いた武田家の財宝か埋められているのかも?」(Oさんの言)


弓矢の矢に使っていたといわれる矢竹だそうです。周りに群生していました。




11:24、千畳敷(城跡)から5~6分、で山頂に到着しました。


モヤ(?)がかかっていましたが、わりと遠くまで見え、きれいでした。

広島県史跡「銀山城跡」の説明板が設けられていました。


下界を眺めながらの昼食タイム。おいしくいただきました。


若干、淋しい人数でしたが、大きな声で「坊がつる讃歌」と「穂高よさらば」を歌いました。


最年長(80歳)のNさんが「最後の登山の記念に作った」といプレートを取り付けられました。
ところが、下山したときには、「自信がついたので3月も登る」とのことでした。
「これからも、まだまだ何枚もプレートを作ってください」


山頂で約1時間滞在した後、12:20に下り始めました。


12:26、「弓場跡」につき、10分あまり遊びました。ここからは、東山本登山口に向け下りていきました。

「観音堂跡」の説明板



ところどころ、このような急なところもありましたが、比較的なだらかな下りでした。


民家があるところまで下りてくると、「武田山水車」という看板の感じのよい建物がありました。(13:25)


建物主の吉野(83歳)さんがいろいろ説明してくださいました。
春夏秋冬、いろいろなイベントを行っておられるようでした。










13:46、銀山城主武田家の菩提寺だった、武将山立専寺までおり、10分余り見学しました。
黒松の大樹の枝振りには圧倒されました。大きな幹に触らせていただき、パワーをいただきました。


本堂は明治34年(1901)の再建、山門は16世紀の建立だそうです。



「♪ 返り見すれば遠ざかる まぶたに残る 武田山 ♪♪♪」


14:20、無事下祇園駅前に帰着しました。

いの森登山口方向から登り、東山本登山口に向けて下りるモデルコースをたどりました。

今日は、3月中旬の暖かさだったとか、また、黄砂も飛来してきていたそうです。
これらのせいか、モヤが広がっていたのがちょっと残念でした。しかし、素晴らしい登山でした。

 

コメント
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