ふと考えると、下町方面に足が向く季節ってありますね。個人的にはやっぱり冬、鍋とか熱燗とかがキーワードになっているような…
エアコンが無かったり、冷蔵庫が氷冷だったりしてね… レバ刺しとかエッジが必要な類は冬しか提供しない、というお店も多いです。
朝顔市とか鬼灯市(四万六千日)とか夏にも風情がありますが、先ずは花より団子のご紹介^^;
45. 「喜美松」さん (千束)
千束通り、「酒の大桝」さんの前で入る道をちょっと行ったところにあるこちら。
入口のファサードは酒の仕込み樽を持ってきたものか、と思います。
鷲神社の帰り道、ちょいと一杯でお邪魔したのですが、各サイトで高評価の理由が良く分かりました。
もつ焼き、焼き鳥のお店というと煙っぽかったりギトギトしたイメージがありますが、磨きこまれた綺麗さ、というか、ご主人の爽やかな居住まいが店員さんたちにも伝わるのか店全体を覆う”とてもいい感じ”が堪らないです
写真はお願いした煮込みとモツ焼きの紹介ですが、一人客、チョイ呑みに優しいオーダー・システム、分煙もありがたい限り
また、お邪魔させて下さい。
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(2016.07 再訪)
この日は土用前、鰻かどうしようかなあ、と珍しく千束商店街の方まで足を踏み入れ、
あ、ビール飲みたさに言問通り沿いの「XXビアホール」に伺った流れ、は内緒の話。
そこで、「女流、だったかな、酒場放浪記」のキャスターと出逢ったのは更に内緒の話。
18時回った所でやっとカウンターに滑り込んだのは禁煙希望とて当然の話。
その後、結構客の引きが早いのは、お前らそんなに早くからここで飲んでいたんかい、かな??
すっかり串焼きと焼酎ボトルを空けてご馳走様。
46. 「甲州屋」さん (田原町)
正しく田原町交差点にあるこちら。
昼に寄ることのない我々山の手オジにとっては素敵な下町蕎麦居酒屋というイメージしかありません。
面白いのは、これだけ酒肴が揃って、しかもお蕎麦屋さんなのに「そば焼酎」がちっちゃいボトル(100ml?)しか置いてないこと。
恐らく四合瓶とかにするとキープ制を採用しなくてはいけないからでしょうが、頻繁にオーダーしなくてはいけない面倒臭さはあるものの”これで〆”→”むじな付きもり蕎麦”という判断が付きやすくてお客にとってもいいシステムかも?
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(2012.07 追記)
年変われど、変わらぬ外見、惜しみない盛り!
いやー、こちら、最高っす
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(2013.06 追記)
食い散らかしている感があり、恐縮ですが、毎回同じことをやっていますなあ…
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47. 「大林酒場」さん (日本堤)
何回チャレンジしたかな…
”夜の帳”が降りてから、ではちょっと怖いロケーション。ということで、近くに用事があった夕刻日が在るうちに前まで来てはシャッター、ということが続いていました。
訪問のこの日は国民の祝日。ついに暖簾を拝見した次第…
残念ながら長居は出来ない状況だったので”偵察モード”でしたが、このお店が”好き”という方が多いのは良く分かりました。
女性にモテナイ要素満載の親父さん^^; がカウンター内をしっかり仕切り、お客も抑揚の効いた飲み方をする。
あの建物、雰囲気は最早”文化財”ですな
************** (2011.07追記)
この日、18時前にお邪魔したら、口切なのか、ご主人がカウンターでポツンと座っていらっしゃいました。
エアコンの無いこちら。
窓は全開、外には蝿取り紙がぶら下っていました。
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(附録) 「ひいらぎ」さん (浅草)
国際通りを西側に入った、どぜうの名店「飯田屋」さんの斜め前、というと分かり易いかな。
山形牛を使った牛巻(大・小)とお稲荷さんのお店。”わさびいなり”が売りのようですが、訪問した日はかやくご飯をお揚げで包んだ一品とのセットとなっていました。
老夫婦だけで地道に商売されている様子がとても微笑ましく、〆にお邪魔するには閉店が早過ぎるのは残念だけどしょうがない、と素直に思えてしまう素敵なお店でした。