tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
趣味人生活を満喫しています

秋の京都、奈良の旅 vol.3

2016-10-13 | ブログ
京都、奈良の旅3日目。
2日目に見学する予定だった嵐山観光からスタートです。

先ずは天龍寺
素晴らしいお庭に感動



雲龍図も観ました。



天龍寺の出口からは竹林の小径が続きます。



竹林の小径を抜けると大河内山荘がありました。
先ずはお抹茶を頂き、庭を鑑賞。



大河内伝次郎が30代の頃から30年以上かけて造った庭。
本当に素晴らしいお庭でした。
ほんの少しだけ紅葉が色づき始めていました。
受付で頂いたしおりには、美しい紅葉のポストカードが挟んでありました。
ほんの2~3週間後ならこんな美しい景色を見る事が出来たのかと思うと、ちょっと残念です。
でもその頃はきっと込み合っていて、こんなにゆっくりと見学出来そうに無いので、静かな今が一番かしら。

まだまだ嵐山を堪能したかったのですが、今回はこれまでとしました。
紅葉真っ盛りに来てみたいけど、平日でも相当の混雑らしいので、ちょっと無理な様ですね。

嵐山を後にして、電車の時間までのほんの数時間を利用して、なんとか仁和寺と妙心寺だけは観ておきたいと大急ぎ。
仁和寺では、御影堂の修復中で、瓦の奉納の受付をしていたので、記念に書いてきました。



白書院、黒書院もしっかり観てきました。
写真を何枚も撮ったので、どれがどれだか判らなくなってしまいましたが・・・。
美しいお庭も鑑賞してまいりました。



後はほんの少しだけでも妙心寺を観ようと心はあせります。
大急ぎで、妙心寺の門をくぐって入口の看板を見て唖然。



こんなに広いのなら全部見るのは絶対無理。
とりあえず、パンフレットの龍の天井画だけは観る事にしました。
写真撮影禁止なので、これはパンフレットです。



こうして楽しかった3日間の秋の京都、奈良の旅は終わりました。
無事両親の納骨と伯母様のお見舞いをする事が出来、何よりです。
予定していた所の2/3位しか観光できませんでしたが、行った事の無い所を何か所も観る事が出来て本当に素晴らしい旅行でした。

人身事故でサンダーバードが2時間30分も遅れてしまい、家に着いたのが夜中の0時を過ぎてしまったのが、思わぬアクシデントでしたが、それも含めて思い出深い旅となりました。
自分達に事故や怪我も無く旅行を終える事が出来て、何よりです。
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秋の京都、奈良の旅 vol.2

2016-10-12 | ブログ
前日に両親の分骨の納骨を終えて、2日目からは観光スタートです。
予定が大幅に遅れて、1日目に観光するはずだった東大寺、春日大社はまだ行けていません。
朝食前に雨が降る中、スタートです。
先ずは東大寺へ。
開門は7時30分との事で、その間に春日大社へ。



春日大社ってこんな感じだっけ・・・。
何せ以前来たのは、修学旅行の時だから、そうとう前の事です。



そうだ、私のイメージの中の春日大社はこれです。
地図ではすごく近い様に書いてあるけど、結構距離があります。
次は東大寺へ。




しっかり拝みました。大仏様。



ここも30年振り位かしら。
大急ぎでホテルに戻り、朝食。
とりあえず、奈良観光は、夜討ち朝駆けで何とか完了。
本当はもっとゆっくり見たかったのに・・・。

次は今回の旅行のメイン、平等院へ。



無くなった両親が、以前私位いの歳に二人で旅行に出掛け、平等院と姫路城に立ち寄りました。
その時の感動を何度も何度も私に話していた事が思い出されます。
本当は、夜のライトアップも見たかったのですが、団体のライトアップ企画がある時だけしか見る事が出来ないのだとか・・・。
断念ながら私達の旅行日程中、ライトアップの予定は無いとの事で、泣く泣くあきらめました。

宇治では、抹茶のお団子とお蕎麦を頂きました。
美味しそうなスイーツがずらりと並んで誘惑に負けそうになりましたが、朝からホテルで御馳走を食べた後なので、それ以上お腹に入らず、あきらめて宇治に別れを告げました。



次は伏見稲荷です。
なんとか旅程の遅れを挽回出来そうだと思っていたのですが、伏見稲荷に行ってその思いは無残にも断ち切られました。



美しい鳥居の行列に心躍らせながら、沢山の写真を撮りながら楽しく歩いていたのですが、どこまで行っても延々と続く鳥居に、徐々に不安が・・・。
途中の看板を見てびっくり。



相当歩いたと思ったのに、現在地は始まったばかりの場所。
まだまだ先は長い。
さて何処まで行くべきか・・・。
せっかく来たのだから行ける所まで行ってみたい気持ちも・・・。



最初はるんるんで写真を撮りまくっていたのに、だんだん口数も少なくなり、ひたすら歩くのみ。
途中で、持参した大好きなラミーチョコで栄養補給。
割と気温が高い日だったので、半分溶けそうになり、ふにゃふにゃでしたが、食べるとまた元気がみなぎってきました。
恐るべし「命のラミーチョコ」。
山頂近くのお店で「命のモナカアイス」も食べました。
どの位の時間がかかったかは定かではありませんが、50代、60代の4人組、なんとか山頂に辿り着きました。
素晴らしい、達成感。
う~ん、これが最初で最後の伏見稲荷になりそう・・・。
降りは軽い足取りです。
途中、足腰の神様のお守りを買ったり、頭の神様に木札を納めたりしながら、あっという間に降りる事が出来ました。

本当はその後嵐山を見学する筈でしたが、絶対無理。
嵐山のホテルに到着した頃には、足が棒の様。
またもや予定変更で、嵐山見学は3日目になりました。
それでも、老体に鞭打って伏見稲荷を制覇したので、達成感で一杯です。
3日目につづく。
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秋の京都、奈良の旅 vol.1

2016-10-11 | ブログ
10/8(土)~10(月祝)の3連休に、京都、奈良へ行ってきました。
母の一周忌を機に、両親の分骨を京都の西本願寺への納骨と、ご無沙汰してばかりの奈良の伯母様のお見舞いを兼ねての旅行です。
兄弟姉妹3人が一緒に旅行するのは、お互いが所帯を持ってからは初めての事です。

旅行の最終日の昨日、サンダーバードで人身事故があり、本来なら2時間40分の京都、富山間が2時間半遅れとなり、倍の時間がかかってしまいました。
聞くところによれば、線路内で寝ておられたとの事で、何か事情があっての事とは言え、かなり迷惑しました。
特急料金が払い戻しになったものの、終バスはとっくに行ってしまい、タクシーで帰って来たものですから、駅からかなり距離がある我が家のタクシー代には、全く足りません。
家に着いた頃には日付が代わり、夜中の0時10分でした。
まあ、事故も無く帰って来れたので、これも含めて思い出深い旅行となりました。

初日の10/8(土)は、京都駅に着いてから西本願寺へ。
西本願寺の無料循環バスに乗り、大谷本廟へと向かいました。
納骨の方は滞りなく進み、またバスに乗り西本願寺へ。
さした距離でも無いのですが、この行き来に結構時間が掛かりました。

西本願寺では、「ナムナムガールズ」が、AKBよろしく、舞台で歌い踊っていて、なんだかちょっと違和感を覚えました。
西本願寺で有名な唐門を見学。



門前町をそぞろ歩きしながら京都駅へ。



本願寺伝導院です。
さすがに3連休だけあって、京都駅は人でごった返しています。
大急ぎで遅い昼食をとり、奈良へ。

奈良へは最初の予定より1時間遅れの到着となってしまいました。
道路の中央分離帯に鹿さんが・・・。



大丈夫なのかしら・・・。
奈良公園の鹿が増えすぎて困っているとの事ですが、鹿は「神様のお遣い」。
大切にされているものの、交通事故に会う鹿も多いとか・・・。

急いでホテルでチェックインして、伯母様のお見舞いに・・・。
従姉には、機会ある毎に両親を見舞ってもらったのに、一度もお見舞いする事が出来ないでいた伯母様をお見舞いました。
長い間施設に入っておられるのに、本当に不義理をしてしまいました。
反応も希薄な伯母様の顔を見ると、お元気な内にお見舞いするべきだったと悔やまれます。

その後、従姉のご主人の運転で、奈良奥山ドライブウエイの高円山コースをドライブしました。
展望台から市内を見下ろしていると、雲の間から虹が・・・。
(虹では無く、何か別の名前があるのかも・・・)



従姉とは慌ただしい再会になってしまいましたが、ほんのひととき静かな時間を過ごす事が出来ました。
本当は一緒に奈良を案内して頂いたり、お茶を楽しんだりしたかったのですが、もう夕方になってしまい、お寺の観光時刻は過ぎてしまっています。

夕食の時間を遅めに決めて、その間しばしホテルの近くを散策しました。
興福寺の五重の塔。



秋の日は短く、みるみる暗くなって行きます。
猿沢の池から眺める五重の塔。



ライトアップされた浮御堂。



ホテルに帰る途中で「くずきり」の看板を見つけ、夕食前だというのに脚がかってに店内へ・・・。



くずきりのお味、最高でした。
慌ただしかったその日の疲れが吹っ飛びました。
お土産もしっかり買いました。

なんだか押せ押せの時間配分になってしまいましたが、なんとか予定通り納骨とお見舞いを済ませる事が出来、ひと安心。
2日日目からは、完璧な観光が始まります。
続きはまた明日。

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ガラス工芸が縁で・・・

2016-10-05 | ブログ
ガラス工芸が縁で、千葉の作家さんと知り合いになりました。
昨日、一昨日と一泊二日で富山へ見えられることになり、富山を案内する事になりました。

富山は、霊峰立山、世界遺産相倉合掌造り集落、国宝瑞龍寺、おわら風の盆の八尾町等、見どころは沢山あるものの、富山県内に点在している為、観光に見えられた方をご案内するには、なかなかあそこもここも・・・という訳にはまいりません。

色々考えた結果、一日目は、
富山市ガラス美術館  我が家のアトリエ  自宅近くの土人形工房  昼食  勘兵衛はうす  海王丸パーク  新湊の内川  夕食

二日目は、
富山県近代美術館  富山城  昼食  富山県水墨美術館  富山市民俗民芸村  環水公園

という工程に決めました。

先ずは富山駅でお出迎えして、駅のフロアシャンデリアとトランジット・ライティング・ウォール(そんな名前だなんて、初めて知りました)を説明。

次は、富山市ガラス美術館へ
生憎企画展の切れ間でしたが、チフーリと常設展を見学。



いつ見ても良いですね。
次は、我が家のアトリエにご案内して、ガラス工芸の話等・・・。
それから、我が家のすぐそばの、富山の土人形の工房を案内しました。
私は、奈良の従姉へのお土産に恵比寿さんと大黒さんの土人形を買いました。



昼食は、秋の「創作越中料理」を食べるために千里山荘へ。
経営が変わったばかりなので、食べる事が出来るのか、ちょっと心配しましたが、「紅秋膳」を美味しく頂きました。

昼食の後は、富山ガラス工房を見学。
その後は、私達が管理している古民家「勘兵衛はうす」へ行き、建物を見学して頂きました。
夕食までまだ時間があったので、近くの新湊大橋を渡って海王丸パークで帆船海王丸を眺め、日本のベニス内川を散策しました。

夕食は、回転寿司へ。
富山の美味しい海の幸を存分に食べて頂きました。

2日目。
富山県近代美術館で「藤代清治」の展覧会を観ました。



これは、ミュージアムショップで買ったピンバッジが入っていた袋です。
なかなか可愛いでしょ。
その後は、富山城へ。



郷土博物館を観た後、天守閣に登りましたが、残念ながら立山連峰は雲に霞んでいました。
お昼は、富山第一ホテルの白楽天でまたまた創作越中料理「秋の富山匠ランチ」を食べました。
お値段もお手頃で、とっても美味しかったです。
午後からは富山県水墨美術館へ。



こちらも残念ながら、丁度企画展の切れ間で、常設展のみ鑑賞しました。
それから呉羽山の民俗民芸村へ。



篁牛人美術館、民俗合掌館、民芸館と巡り、最後に円山庵でお抹茶を頂きました。



呉羽山を下りてからは、電車の時刻まで環水公園へ行き、世界一美しいスターバックスでお茶を飲みました。



なかなかハードな2日間となりましたが、結構中身が濃かったと思います。
お土産は、ます寿司や昆布巻きかまぼこをお勧めしました。

新幹線が開通しても、皆さん富山は素通りで、金沢へ行ってしまわれます。
富山も良いところが沢山あるので、千葉にお帰りになられてからも、富山の良さをお友達に伝えて下さる様、お願いしました。
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紅葉の立山へ

2016-10-01 | ブログ
昨日、紅葉の立山へ行ってきました。
先日、東京の友人の帰省に合わせて一緒に立山へ行く予定にしていたのに、台風と雨で流れてしまい、がっかりしていました。
富山は9月の中旬から長雨が続き、すっきりとした青空を見る事が出来る日が殆んどありませんでした。
昨日は珍しく、ずらりと並んだ天気予報のの中で1日だけが付いていたので、これが今年最後の立山の紅葉を眺めるチャンスと思い、急遽日帰りで出掛ける事にしました。

朝7時前に家を出て、車で立山駅へ。
みんな考える事は同じなのか、駅周辺の駐車場は既に満杯。
少し離れた所でようやく駐車する事が出来ました。
ケーブルや高原バスは、臨時便が次々と出ていたので、乗り継ぎもスムーズでした。
高原バスの車窓からは、美しい弥陀ヶ原の紅葉が眺められ、青い空、白い雲、壮大な立山連峰に胸が高鳴ります。
室堂に来たのは、亡き父が元気だった頃、施設の遠足で来て以来なので、かれこれ10年振り位だと思います。

久し振りに見る立山連峰は、美しく気高く、涙が出そうでした。



立山は、20代の頃に色々人生に戸惑い迷っていた時に、癒してくれた大好きな山です。
残念ながら、室堂の紅葉は既に終わってしまっていました。
今年は例年より1カ月早く紅葉が進んだのだそうです。

雄山へは何度も登ったし、体力的にも自信が無いので、今回は室堂止まりとしました。
立山玉殿の湧水で喉を潤し、友人と一緒にお弁当を食べる筈だったミクリガ池へ。



吸い込まれるような青い水面に美しい雲が映っています。
まだお弁当を食べる時間では無かったので、そのまま地獄谷の方へ。



遠くにうっすらと水蒸気があがっていました。
私が若かった頃は、地獄谷の中を歩き回る事が出来たのですが、今は活動が活発になり、有害ガスが出ているので歩く事は出来ません。

地獄谷からの帰り道で、ハイ松の茂みの間にライチョウがいました。



写真では木の枝と同じ色なので、見分けが付きませんが、確かに映っています。
ミドリガ池と立山です。



右から雄山、大汝山、富士ノ折立と続きます。
復元された日本最古の山小屋。
雲の形が素晴らしい。



左手の扉がアルミサッシなのが、ちょっと許せませんでしたが・・・。
見ると、玉殿岩屋こっちの看板があります。
室堂へは何度も来ていますが、玉殿岩屋へは一度も行った事がありません。
まだ時間はたっぷりあるので、行ってみる事に・・・。
玉殿岩屋は、かなりの崖っぷちにありました。





ほんの5~6年前友人と弥陀ヶ原を歩いた時は、全く体力の衰えを感じなかったのに、今回は結構足にきました。
足に踏ん張りがきかず、途中でトンと勢いを付けて置いた時に、足を軽くひねってしまいました。

日本最古の山小屋がある広場に戻ってから、お昼にはまだ少し早かったのですが、360度の山々に囲まれながら、持参したミョウガ寿司を食べました。
心地良い風が吹き、ずっとそこに座っていたい気分です。

辺りを一周して室堂に戻ってきた頃には、大型バスが何台も到着し、ターミナルは観光客でごった返していました。
騒がしいのは苦手なので、そのまま弥陀ヶ原までバスで降りる事にしました。

弥陀ヶ原は、ぎりぎり最後の紅葉という感じでした。
ゆっくり歩きたかったので、帰りのバスの予約は長めに時間を取り、ラムサール条約登録湿地に向かってゆっくり足を進める事に・・・。



ガキの田です。



木道に沿って外廻りのコースを進みました。





途中で引き返す人が殆んどで、外廻りのコースを歩いている人は、ほんの何組かしか居ませんでしたが、外回りコースの方が断然美しい景色を眺める事が出来ました。

木の天辺に鳥が止まっている様に見えますが、これは木の実です。



一周した後は、珈琲が飲みたくなり、友人と宿泊する筈だった雲上の高原リゾート弥陀ヶ原ホテルへ行ってみました。
ラウンジはバスを待つ人で一杯でした。
せっかくの大自然の中で、騒々しい部屋にひしめき合っていたくなくて、向かい側の立山荘を覗いてみました。
ここには人気(ひとけ)が全く無かったのですが、珈琲を飲めると聞き、こちらで休む事にしました。
靴を脱ごうとすると、痛めた足が急に痛くなり、新設なフロントの方に湿布を頂いて貼りました。

珈琲を飲んだ後、予約のバスの時間までまだ1時間以上あったので、痛い足を引きずりながら立山カルデラの方へ行ってみる事にしました。



展望台から観た立山カルデラです。
もう一段上にも登れるようになっていましたが、足に自信が無かったので、ここまでとしました。
立山カルデラは、5~6年前は松尾峠展望台から眺め、その一年後にはカルデラの中を歩いた事があります。

展望台から戻ってからバスまでの時間は、立山荘の裏の方の紅葉を眺めながらのんびりと過ごしました。
高原バスを降りて美女平でのケーブルの乗り継ぎもスムーズで、夏山程混んでいなかった事が何よりでした。
こうして女一人の立山紅葉の旅は、感動と癒しで胸が一杯の一日となりました。
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