フュージングガラスの写真立てを作りました。
ガラスの凹凸が残る様、低温で焼成してあります。
中に入っている写真は、クリムトの「接吻」です。
L判の写真が入る大きさにしたのですが、絵のサイズの縦横比が、L判と合わないので、上下が白くなってしまいました。
これは、トヤマ・グラススタジオ「友の会」の展覧会用に作ったものです。
今回の展覧会のテーマは、「世界の国を旅する」です。
私は、オーストリアを選んで、「ウィーンの美術館 -クリムト-」をサブテーマに作品を作りました。
ところが、出来上がった作品を見ても、誰も・・・、と言うか、殆どの人が、クリムトと気付いてくれません。
そこで、一緒に絵の写真を添えて展示する事にしました。
この写真立ては、その為のものですが、もちろん、写真立てのイメージもクリムトです。
思いの外バッチリの出来に大満足。
でも、考えてみれば、こういう色合いって、普通なかなか使いませんよね。
何もテーマが無くて、写真立てを作ろうと思った場合、私なら絶対に使わない色合いです。
クリムト風にと考えて作ったからこその組み合わせと言えます。
やっぱりクリムトの色彩感覚って凄いですよね。
早速、用意していた、アクリルスタンドに立ててみたのですが・・・。
どうも角度がしっくりいきません。
アクリルスタンドの、作品を立てる部分の切り込みに、ある程度余裕を取ってあるのですが、作品が分厚いので角度がつかず、直立不動状態になってしまいます。
何か良い方法はないかなあ・・・。
「100円ショップの写真立ての部品をボンドで裏に貼る」という案もあったのですが、それは最後の手段として、もう少しスマートなアイテムがあると良いのですが・・・。
思いついて、主人所有のミニイーゼルに立ててみました。
こりゃいいわぁ。
若干、仰々しい感じもありますが、とりあえず、これで良しとしましょう。
これで、クリムトって、解ってもらえるかなぁ・・・。
それにしても、フュージングガラスやステンドグラスの写真立てを作る教室って良くありますけど、皆さんどんな部品で立ててるんでしょうかねぇ。
私の場合、写真の方は、カードホルダーに入れて、両面テープで留めました。
もちろん、カードホルダーなので、写真の出し入れも自由に出来ます。
ボンドで付けるか迷ったのてすが、プラスチックが劣化して割れたりした時に、取れなくなってしまうと困るので、両面テープにしました。
後は、出来るだけ作品に損傷を与えずに、うまく立てる方法があると良いのですが・・・。
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