還暦同級会

今日は、高校時代の還暦同級会でした。
久し振りの再会に、昨日からなんとなくそわそわ。

美容院へ行って、白くなった頭もしっかり染めて・・・。
暑いからおだんご頭にしようと、以前自分で染めた藍染のバンダナを夜なべでチクチク縫って、シュシュにしました。
簡単に出来そうに見えて、なかなか思った形にならず、3度もほどいては縫い、ほどいては縫いを繰り返し、やっとできたのがこれ。



よしよし、準備万端。
後は、藍染のTシャツにスカーフ、薄手のカーディガンを羽織って・・・。
近頃気取って出かける事が無かったので、ラフなスタイルでまとめる事にしました。

私は特別優秀でも無く、かと言って先生を手こずらせる訳でも無く、空気の様な存在だったと思うので、どれだけの人が自分の事を覚えてくれているのか、若干の心配がありましたが、まあ比較的楽観的に出たとこ勝負という事で・・・。

2クラス合同のクラス会だったのですが、私のクラスの担任の先生は、既に亡くなられているし、副担任の先生が自分を覚えていてくれるとも思えず、特に期待もしていなかったのですが、隣のクラスの担任の先生が私を覚えていて下さったので、ちょっぴり嬉しくなりました。
たまたまその先生の弟さんと、私の主人が知り合いだったので、思いの外話がはずみました。

クラスメート一人一人の、学校を卒業してから42年間の近況を聞いていると、色々な事が思い出されて胸が熱くなりました。
還暦を迎えても、仕事を続けている友。
大勢の孫子に囲まれて日々を送っている友。
思いがけず病魔に襲われて、それでも前向きに懸命に生きている友。
皆、それぞれの人生に向き合っている姿に感動しました。
「私も自分の人生をしっかり生きなくちゃ。」と勇気を貰えました。

今日は本当に楽しい1日となりました。
「今度は、古希に会いましょう。」と皆で決めました。
私は、「2035年、私達が80歳の年に富山で皆既日食を見る事が出来ます。皆で80歳まで長生きして、皆既日食を見ましょう。」と呼びかけました。