tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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「やまんばと行く山菜採りと里山整備」に参加

2015-04-30 | ガーデニング2015
昨日、大和ハウス工業 金沢森林住宅営業所主催の「やまんばと行く山菜採りと里山整備」に参加しまた。
この催しは、石川県の「里山創出プロジェクト」の活動の一環として開催されたものです。

会場の志賀町の方へ行くには、富山からは北陸自動車道と能越自動車が繋がり、行き易くなりました。
ただ七尾からは、新たに「のと里山海道」が整備されたものの、携帯の地図には載っていない箇所があり、ちょっと迷ってしまいました。

「やまんば」とは講師の山菜アドバイザーの方の事だそうです。



講師の方が持って来られた山菜の見本です。



ミツバツツジ、ヨモギ・・・説明を聞いたのですが、自分の書いたメモが乱雑で、判らなくなってしまいました。
山菜採りに行く場合は、蜂に刺されない様に、服装は長袖、長ズボンで、黒い服や香水は禁止との注意を受けました。
山菜はアミノ酸が多いので、旬に沢山食べるとと、とても身体に良いそうです。
ただ、自然を大切にする為には、根こそぎ採らないで、その食べる分だけ採る様にとの事です。

車で山菜の採取場所まで移動。



素晴らしい景色です。
ワラビ、ゼンマイ、ヨモギ等が生えていました。



なんでも、ヨモギの真ん中の小さな芽の部分を1日5個食べると、骨粗しょう症にならないそうですよ。
それから、ワラビは手で持つと固くなるので、採ったらすぐに袋に入れる方が良いそうです。

山菜というと、ワラビ、ゼイマイ、ノブキ程度の知識しかありませんでしたが、イタドリ、タンポポ、ユキグニミツバツツジ、フジの花、赤松の葉、コウゾ、アカメガシワ、タニウツギ、ガマズミ、クヌギ、ヤブツバキ等、食べる事が出来る植物は沢山あるそうです。

又、山椒の佃煮は、脳を活性化するとか、フキノトウを食べると苦みで身体が目覚めるとか、ササには殺菌作用があるとか、色々な事を教えて頂きました。

結局メモを取りきれず、講師の方が書かれた、「やまんば能登を喰らう」という本を購入しました。
今度、「自遊人倶楽部友の会」主催で、ゴールデンウイークの最終日に、砺波で「摘み立て山菜の天ぷらと蕎麦打ち体験の会」に参加するので、それまでに買った本で少し勉強しなくっちゃ。

一通り山菜の説明を聞いた後は、お箸作りのワークショップです。
採取してきた、オオバクロモジ、リョウブ、サクラ、竹等で、思い思いの木でお箸作りをしました。
私は、リョウブで作りました。



それが終わったら、里山整備です。

係りの方がチェンソーで木を伐採して、



皆で木の枝を拾い集めます。



その後は、破砕機でチップにします。
木のチップを山に撒いておくと、草が生えにくいそうですよ。
近年里山の整備を怠ったせいで、色々な弊害が出ているようなので、大切な作業です。

一通り作業を終えてから、森林営業所に戻り、昼食です。
採ってきたばかりの山菜を天ぷらにします。
天ぷらは、ハコベ塩で頂きました。



ロケットコンロで、おやきを蒸したり、ご飯を炊いたり・・・。



このロケットコンロって、初めて見ましたが、なかなかのものですね。
ほんの少しの燃料で、かなりの火力があり、サバイバルや災害に威力を発揮する優れものです。

やまんば手作りのツクシご飯、リョウブ飯、イタドリの煮物、クレソンのお浸し、ワザヒの漬物等沢山のお料理を頂きました。



羽釜で炊いたおこげ付のご飯も、とっても美味しかったですよ。



さわやかな青空の元、外で食べる自然の恵みたっぶりのお昼ご飯で、心もお腹も満腹になりました。
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