粉雪舞う、新年の朝

あけましておめでとうございます。



富山は、粉雪が舞い散る中で、新年を迎えました。





今日は、次男が横浜から帰って来る予定なので、飛行機がちゃんと飛ぶか心配です。
天気予報では、全国的に大荒れの天候になる様ですが、今の所、音もなく静かに降る雪を眺めながらの新年も、なかなか良いものです。

朝食は、自分で作ったガラスの赤の縁取り皿で食べました。



お料理を盛り付けてみると、なかなか良い感じになりました。
私も主人も下戸なので、我が家では、おとそは頂きません。
おせち料理も重箱には入れず、各自のお皿に盛り付けます。

富山のお雑煮は、茹でた角餅に、子持ち甘海老と魚のすり身を入れるのが定番です。
他には、大根、人参、椎茸、焼き豆腐等の具を入れます。
お醤油仕立てのだし汁に、薬味は、葱と三つ葉です。

おせち料理は、定番の数の子、田作り、栗きんとん、黒豆、きんぴらごぼうを長角皿に盛り付けました。
角皿には、蒲鉾、厚焼き玉子、にしん昆布巻きの三種類。
富山の蒲鉾は、板に乗っている物では無く、巻いた物です。
小さい角皿には、なますを盛り付けました。
とっても美味しゅうございました。

富山では、おせち料理に欠かせないのが、鰤の照り焼き、お刺身の昆布〆です。
他には、バイ貝の煮物、棒だら煮、たらの子の煮つけ等を食べます。
こうして見ると、殆どお魚中心ですね。
富山湾は、天然のいけすと言われ、お魚が豊富なので、冬のご馳走はお魚中心です。
我が家では、唯一の肉料理は、鶏肉の八幡巻位でしょうか。
それから、ぜんまい、筍、ふき、蓮根、椎茸、こんにゃくの煮しめ。
そんな所でしょうか。

私は、富山生まれの富山育ち。
嫁ぎ先も富山なので、富山のお雑煮やおせち料理以外は食べた事がありません。
友人宅では、元旦は、ご主人の郷土のお澄まし仕立てのお雑煮、2日目は、奥様の郷土の白みそ仕立てのお雑煮を食べるんですって。
それも良いかもね。
私も、他県のお雑煮も食べてみたいなぁ・・・。