tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
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「クリムト」って何だっけ?

2013-01-15 | フュージングガラス2013

3連休の中日の日曜日は、1月からの後期キルンワーク講座の初日でした。

今年に入ってから猛ダッシュで作った「友の会」展用の作品を、フューズの窯入れの為持参しました。

「なんとか間に合って良かった。」とワクワクしながら、作品の入ったコンテナを搬入し、

「友の会展の作品、私はオーストリアをテーマに作る事にしたの。」

と言いながら、ルンルン気分で、電気炉にセット。

(今回の友の会展は、「世界の国を旅する」がテーマなんです。)

Dsc04385

Dsc04387_2

「これなんだか解る。

と言うと、すかさず「唐草模様。

まぁ確かに・・・。

「オーストリアと言えば、ウイーンの・・・。」とヒントを出しても、

「ウイーンと言えば、音楽でしょ。」 やっぱりそう来るか・・・。

「ベルヴェデール宮殿の・・・。」と言うと、

「なんだ、宮殿かぁ。」

「えっと宮殿じゃなくて、その宮殿にある、クリムトの絵なんだけど・・・。」

「・・・。」

「クリムトの「接吻」っていう絵知らない。

「・・・。」

なんだか急に意気消沈。

一人位は、「そうだ、そうだ。確かにクリムト。」と盛りあがってくれると期待してたのに、完全にテンション下がっちゃいました。

クリムトが、ピカソやゴッホやミロの様に、「絵画に興味の無い人でも、みんなが知っている画家」っていう訳じゃないせいなのか・・・。

はたまた、この作品がクリムトを感じさせないのか・・・。

あ~あ、がっくり。

急に無口になって、もくもくと作業を続ける私でした。

オーストリアへ行った時に買ってきたこのカップ。

Dsc04453

Dsc04452

ほらね。 って皆に見せれば良かった。

いいや、みんなに解って貰えなくても、自分だけで浸ってるから・・・。と、気を取り直して・・・。

しばらくクリムトにかかりきりだったので、講座の作品作りがおろそかになり、今回の窯入れは、2点だけです。

高温用の絵具を買ってみたので、絵付けのリベンジと、

Dsc04383

フュージングを始めたばかりの頃に作ったこのお皿、

Photo_3

以前から赤バージョンも作ってみたいと思っていたので、てっとり早くささっと作ったこの作品。

Dsc04389

前は、板ガラスを乳鉢で砕いて泡入れしたのですが、今回は、ストリンガーとガラスフリットで泡入れしてみる事にしました。

ああそれと、おまけがあった。

家にある小型電気炉「雪ん子」で箸置きを作る時に、余ったスペースで作ったアクセサリー。思った仕上がりにならず、工房の加工室で、気に入らない部分を削りまくったこの作品。

Dsc04394

削った部分を艶っとさせる為に、もう一度低温で窯入れする事にしました。

さてさて、クリムトを含めて、どんな作品に仕上がるか。

楽しみ、楽しみ。

コメント (4)
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