とどこの徒然

はじめまして

透析男と退屈男

2011年07月23日 22時57分04秒 | 日記
透析男から電話。「オイ何時来るガや…」「あらっ、ご飯済んだんけ?」「透析もご飯も済んで待っとるがや…」と。

一昨日退院が決まった透析男ですが一晩延ばして昨日午後、透析と昼食を済ませての退院予定でした。予定の時間より一時間半早い催促です。急いで迎えに行ったのですが、もう病院の前に出て待っている弱々しい兄の姿。やせ細った顎に髭ボウボウ。「兄ちゃん髭そらな」「風呂沸いたら入って剃る」と云って車を降りヨボヨボと歩く後ろ姿が余りにも哀れでした。暗い気持で我が家へ。

待っていた退屈男が女房の気持もツユ知らず「どこか行こさ」と嬉しそうです。気乗りしないけど逆らえない。結局一里野までドライブでした。瀬女の道の駅へ寄り、中宮スキー場へ寄り、一里野スキー場まで。どの山も雨雲が下りて、人っ子一人いませんわ。今にも降りだしそうな山々でした。

    中宮スキー場

  スキー場横の新中宮温泉センター 


    一里野スキー場



そして今日も… 今日はスーパー林道へ行こうと云うのです。ヤッパリ三坂のトンネルを越えると雨雲です。昨日と全く一緒の空模様でした。吉野谷の(綿ヶ滝)へ寄って観る。主人をベンチに座らせて、狭くて急な階段を滝つぼまで下りる。凄い滝の量でした。真っ白いまるでワタをちぎった塊りのような凄い滝です。イオンを一杯浴びながら元来たイビツで狭い階段を上り、ヤッと主人の待つベンチで一休み。曇り空の昼時。薄暗い樹木林から「カナカナ」と鳴くヒグラシの甲高い声。懐かしい鳴き声に癒やされました。スーパー林道は今度です。何やかやと忙しい毎日です。

(綿ヶ滝) 近過ぎて滝全体写せない