とどこの徒然

はじめまして

救急患者の四日目

2011年07月06日 23時55分33秒 | 日記
夕食後の後片付けを済まし、さて先日救急車で運ばれた老女(兄嫁)が気になり甥っ子の携帯に電話をかけたのですが通じない。間もなく甥っ子からメールが届く。『九州に日帰り出張です。今は岡山市当たり トンネルが多くてつかれます-END-』でした。

と云う事は今日は誰も行ってないかな?こりゃ大変と病院までひとっ走り。恐々病室をのぞくと「ビックリしたぁー ヒロコさん」と救急患者がハッキリと喋るのです。先日のあの汚らしい老婆とは大違い。お風呂へ入りサッパリとした顔、白髪のみだれ髪も綺麗に梳かし両耳の辺りにカールして括って有るのです。顔の両頬に有ったアザのような垢も取れ肥えて皺の無い顔は救急車で運ばれた汚い哀れな老婆とは別人でした。

「兄ちゃん来たの?」と聞けば「オトさん来たけど何処へ行ったのかしらね」と。今頃兄貴は温泉だろうと察しが付いたのです。一週間前に「今度の水~木はOBの粟津温泉やし透析は木曜日や」と云っていたっけ… 根がのん気な透析男、女房の元気な顔を見て安心して出かけた事でしょうよ。それにしても九州日帰りの甥っ子が気になるのです。