こんにちは。2年470クルーの工藤です。
8月14日から8月18日の練習についての報告は阿部さんが書き尽くしてしまったので、活動再開からここまでの練習のなかで感じたことを書かせていただきます。
4ヶ月の自粛期間を経て、満を待して再開した練習の中で、当初は「案外できるやん」と感じました。自粛期間の動画研究やミーティングを通して、ヨットに関する知識は格段と増えており、動作も頭のなかに叩きこまれていました。特に大失敗することなくラウンディングが行えて、たまに頭の中の理想像と合致するような上手い動作ができました。全員がブランクを背負った今なら、頑張れば先輩達に追いつけるのでは、なんていう淡い期待を抱いたりもしました。
でも、そんなものは簡単に打ち砕かれます。先輩クルーの乗っている船と比べるとどうしても走りません。
なんでかなぁと考えて行き着いた答えは、単純でした。
僕は「ちょっとしたミスが多すぎる」のです。
少しのヒール・アンヒールでのマイナスで船はすぐに減速してしまいます。一度失った艇速を取り戻すまでのロスは、大成功した動作のアドバンテージをはるかに上回ります。ランニングでいくらスピンを張ることに集中しても、クローズでジブが1cmずれたままずっと走っていたら意味がありません。
繊細なヒールトリムやジブトリムといった基本的なことが、まだまだ身についていません。
日々の練習の中で、基本に忠実に練習して成長していこうと思います。
工藤光生
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます