東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

カッコいい上級生。僕の推しはズーマーさんです。

2024年05月07日 08時22分47秒 | 春イン2024

お世話になっております。470二年クルーの相川悠太郎です。新学期が始まりましたが、文科二類の特権を振りかざし、週4ペースの自主練に勤しんでおります。

先日の金曜、土曜で女子インカレ、日曜、月曜で春インカレの決勝が行われました。細かい結果は他の方が書いてくれると思うので省きます。

まず女子インカレ。同期から、ふたばといろはのペアがスナイプで出場しました。初めての公式レースだったと思うのですが、1日目、2日目とともに徐々に順位を上げていく様子を見て、成長を感じて刺激を受けました。

一方僕はというと、金曜日は体調不良者がいたため、運良く上級生練習のクルーをさせてもらいました。近頃下級生ペアでずっと乗っていた僕にとって、パリパリセールとツルツル船に乗るのは壊すことへの不安もあったのですが、とてもいい経験になりました。ズーマーさん、ゆうたさん、ありがとうございました。

土曜日は上級生練習の裏でラスト新歓を行いました。僕がその一日何をしていたのかと言われると、とても新歓を頑張っていた同期に言える内容ではないです。木藤、木村やあかりさんを筆頭に新歓頑張った人たちありがとうござます。

そんなこんなで新歓に一区切りつき、15人のプレーヤーと3人のマネージャーが今の所入部してくれました。新歓担当の木村も安心してグッスリ

そして日曜日に春インカレ決勝の1日目を迎えました。組織力を目標の一つとして掲げる今年は、陸のメンバーも一緒に戦っているんだ、ということを強調されました。全員がチームのたまに動く、ということはまだまだできていない部分があるものの、いい意味で通常練習のように試合に臨んでいけた雰囲気はよかったんじゃないかなと、思いました。

僕は観覧艇にLBの方々と一緒に乗せていただきました。試合を間近で観戦できて、470の上回航でスピンが上がる瞬間を手に汗握りながら観戦しました。コスモスに一緒に乗ったLBの方々ありがとうございました。

1日目を終え、スナイプは6位入賞圏内、470は9位と秋シードへ後一歩の順位でした。2日目の開催は強風のため危ぶまれていたので、次の日レースしてくれ!と祈りながら寝ました。

そして2日目。朝から赤旗ギリギリの強風が吹くも、結果から言えば2レース行えました。この日は東大の応援部の方々にも来ていただき盛大にエールを送ってもらいました。人に元気や勇気を与える応援部のプロ魂を感じました。ありがとうございました。

2日目は陸でたまや番をしました。この日の東大470ersは振るわず、陸にいていつまでも回航で読まれない電話を聞いてとても悔しい思いになりました。

スナイプの6位入賞という素晴らしい結果に対し、僕たち470は1日目から1つ順位を落とし、10位でした。

半年以上470チームとして過ごしてきて、チームとしての成長は感じていたし、もっといけるだろう、と思っていただけに自分は試合には出ていないものの、結構悔しかったです。

試合後の本多さんのミーティングはめちゃくちゃ沁みました。合理的にヨットをするには一つ一つのレース毎にどの要素がダメだったからこの順位なのか、何がうまく行ったからよかったのか、フィードバックの質を高めないといけない。陸で理解できてることでも、海に出てレースになると実践できてないことが多い。

ヨットレース、ひいては合宿所生活や部活運営など全ての事柄は時に複雑に絡み合った要素の集合です。一つの事柄への目的を達成するためにはその事柄の持つ要素の何がダメなのか突き止め、そこを潰していくことが必要となります。その上で自分の性格の傾向と向き合い対応していくことも必要になるかもしれません。だから強いチームは合宿所生活も突き詰めていて、しっかりしているしヨットも強い。

でもこれって勉強も一緒だよね?!勉強はその要素が比較的見えやすいというか、分かりやすいとは思うんですけど、教科ごとに点数を取るためにはやらなきゃいけないことがあって、その要素を自分の傾向とかと向き合いながら認識していって、それぞれ詰めていく。あとはその試行の繰り返し。

日本トップの勉強における処理能力をどうヨットに生かすのか、生かせたら最強になれちゃうんじゃないか、と書きながら夢想してます。

秋のインカレで後悔はしたくないです。謙虚に積み重ねて行ってこのチームで大きな喜びを味わえるように努力していきたいと思います。

とりあえず僕もレースメンバーとしての土俵に立てるよう、自主練ガチ勢になり、スキルアップしていきたいと思います。


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