東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

10/31,11/1の練習報告

2015年11月02日 09時36分29秒 | Weblog

みなさんこんにちは、スナイプ班一年の渡邊拓夢です。秋イン後からスキッパーに転向し、日々風を掴まんと奮闘しております。

10月31日、11月1日の練習について報告します。

31日はスナイプは走り合わせ、八の字、サークリング、小さめの上下ラウンディングを行いました。

フルハイクの風で、僕を含め新人スキッパーはかなりてんてこまいでした。沈する船も多々あり、淡青もケアに追われていました。僕は終始メインを引き込めておらず、正しいクローズ角を維持することができませんでした。メントリを課題にあげて練習に臨みましたが、オーバーヒールするまでメインを出さなかったり、メインを出す量が多すぎてアンヒールしてしまったりと、まったく達成できませんでした。舵にしろメインシートにしろ、細かいトリムがまだまだできていないので、そこを改善できるよう練習していきたいと思います。

また、タックの際に船を回しすぎることが多かったです。これは風位を越えて反対側に移る際に舵を引いてしまうことが原因として考えられるため、陸シミュを重ねてどんな体勢でも舵のセンタリングができるように精進したいと思います。

1日は練習内容は31日と同じでした。

風は午前はハイクアウト出る程度には吹いていたのですが、午後に一気に落ち、最後は1mほどになって曳航して帰港しました。僕は午前はキープフラットできず、レイラインのせてもオーバーヒールして下流れして入れない悲しい事態が頻発しました。メントリももちろんですが、やはりハイクアウトが足りていないと思いました。スキッパーでも、クルーのように積極的にハイクアウトしていきたいと思います。午後は風が落ちた中ラウンディングをしたのですが、微風では船が一度止まると大幅なロスになるというのを再認識しました。タックでミスして止まってしまったとき、どう船をいじっても走らなくなって本当につらかったです。角度もそうですが、わずかな体重移動にもっと気を使わないといけないなと感じました。下回航でのラフィングもまだまだ未熟なのですが、何度かよい感触のものがあったので、その感覚を忘れないようにして、毎回納得いくラフができるよう頑張ります。

 

また、今週は新規導入された班制度が実施されました。部員を4,5人の班にわけ、掃除や食事をともにしたり、遅刻や怠慢などは班への減点とすることで合宿生活の引き締めを図ったものです。結論からいえば初週としては上々の滑り出しでした。いままで各人が適当にやるためうまく機能していなかった掃除も、班ごとに担当場所を定めチェックシートを作ることでやるべきことが明確となり、見違えるように効率のよい掃除ができました。また食費徴収も班長がまとめてやることで回収率が上がりました。東北戦まではとりあえず班制度を試すことになったので、これから新たな利点や問題点を見つけていこうと思います。

 

<配艇>

31日

4175 谷 水石→谷 工藤

4096 園田 青木→師田 角出

4301 中尾 金澤→園田 金澤

3497 西坂 柏木

29279 高山 角出→渡邊 江村

29604 菅原 浅川→菅原 高山

淡青 上田 田原 師田→青木 水石 田原 上田

陸番 工藤→中尾

1日

4301 谷 水石→間邪 工藤

4096 師田 角出→園田 金澤

3497 西坂 柏木→師田 角出

29279高山 江村→田原 江村

29604 田原 菅原→菅原 渡邊

淡青 青木、渡邊、工藤、金澤、上田→青木、上田、高山、西坂、柏木

陸番 間邪 園田→谷 水石