音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

演奏会

2020-11-16 09:44:17 | 民族楽器
昨日は、邦楽の合奏団の定期演奏会がありました。ほぼ9か月振りの舞台でした。感染対策を色々取りながらの開催でした。今まで小ホールを使っていましたが、大ホールに変更し、座席も一席ずつ空けて、半分の席数でやりました。少し経費が掛かってしまいましたが、このご時世仕方ありません。観客はいつもより少し多いくらいでした。いつも小ホールがいっぱいになるので、やはり大ホールに変更してよかったようです。常連さんが多く、何か楽器をやっている人が多く聞きに来てくれます。西洋楽器をやっている人の方が多いので、昔ながらの曲ばかりやっていたら、何度も来てくれることはないでしょう。私も現役から遠ざかっていたので、知らない曲ばかりという感じですが、中々面白い曲が多いです。今話題の鬼滅の刃の曲もコスプレをして演奏して受けていました。大体どこの市にも三曲協会というのがあり、毎年秋に定期演奏会を開くものですが、聞きに行くと、客は少なく年寄りばかりで、それもほとんどが身内という感じで、このままでは邦楽は滅びてしまうなという感想を持ってしまいます。でも、我が合奏団は若い人の方が多いです。高齢者の場合はメンバーが減ってゆくのですが、若い人の場合は大学のクラブでやっていた人達が入ってくるので、毎年増えていきます。熱心にやっている後輩に声を掛けたりするので、皆さんとても上手です。若くない人の場合は今までやっていた人が転勤などになりネットで探してやってくることが多く、こちらはベテランが多いです。そういえば、全く初めての人が入ってくることは今までありませんでした。誰かに教えてもらいながらすることも可能だとは思います。筝の人が新たに三味線を始めて、それで参加するというのはやっています。私もそのうち筝で参加しようとも思っています。同じ音楽をやっている仲間なので年齢も関係なく、和気藹々とやれるのが楽しいです。それが、この合奏団の雰囲気によるものなのでしょう。
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