生活を歌にして

世間では大型連休と言われていますが、私の方は暦通りです。今は仕事も減ってしまい、週休4日くらいの感じで働いています。実労働時間としては週休5日でしょうか。だから別に連休と言っても普段とそれ程違いはありません。旅行に行くつもりもなく、地元で開かれる無料の音楽祭やコンサートを聴きに行こうかと思っています。年のせいか色々な欲が減ってきたような気がします。食欲、性欲、意欲が低下しています。外出するのも面倒で家にいることが増えています。好奇心も以前に比べると低下しているようです。昔のように新しいことを探すことがなくなっています。でも、このままでは衰退の一途をたどってしまうように感じているので、何か新しいことを始めようかとも思っています。でも、もっと自分を深く見つめるようなことに時間を費やすことも大事だとは思っています。新しいことを探すのは青い鳥を探すようなことなのかもしれません。今あるところ、今持っているものを大事にするべきなのかもしれません。ただ、目新しさを求めるばかりで一生を終えてしまう恐れもあります。今休みの日は作曲に勤しんでいます。生活を歌にして歌おうというのが、今私が目指しているものです。昨日は、以前書いた歌詞にメロディーをつけていました。コロナの初めから第４波あたりまでのことを書いてありましたが、もうそのころのことはほとんど忘れてしまっていることに気が付き、愕然としました。言われたら、そういうことがあったと思い出すのですが、ただその頃のことを思い出してみろと言われても出てきません。人の記憶とは曖昧なものだと痛感しました。歴史を見ても、ものすごく大きな出来事でも正しい情報が伝わっていません。ましてや日々の情報などはいくらでも変質していってしまいます。そういう意味でも、日々の生活を歌にして残すのは意味があるように思います。歴史は繰り返すので、とても良い教訓になると思っています。