音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

オリンピックへゴーサイン?

2021-06-22 13:34:58 | 民族楽器
緊急事態宣言がようやく開けました。が、あけましておめでとうございますという訳にはゆきません。公共施設がようやく再開するのが助かりますが、感染はどうなるのでしょうか。そんな中オリンピックを無理やり観客を入れて開催するつもりのようです。これからどうなるかは神のみぞ知るということなのでしょう。このコロナ禍のために色々と不便な思いをしていますが、歌も色々と作りました。歌を作る上ではしんどい状況の方が作りやすいように思います。それから家に居ることが増えたので、YouTubeを見ることも多く、色々な音楽を聴くことができました。また、自分でも演奏をアップするようになりました。でも、早く普通の生活に戻りたいものです。ワクチン接種により、どの程度以前の生活が戻ってくるのでしょうか。話は変わりますが、最近読んだ本に、グローバル化というのは欧米の基準を世界中に広げるという意味でしかなく、世界各地にあった文化が失われてゆくことであると書かれていましたが、確かに今の状況を見るとその通りだと思います。多様性が失われて単一化していっているように思います。音楽の世界で言えば、電気楽器が広まっています。ギターやシンセサイザーなどがそうでしょう。打楽器の代わりにシンセサイザーのような楽器が使われています。また、ベースギターなどのギター類が色々な場で使われています。それらを使って民族色を出しているところもありますが、多様な楽器が失われていっています。オリンピックにしても同様な価値観を持ったもののような気がします。すべてのスポーツがオリンピックを目指すようにな感じになってきています。近代オリンピックは西洋の貴族社会の価値観で発展してきたという話も聞きますが、現在の五輪貴族はまさにその象徴なのでしょうか。商業主義と結びつき巨大化してきたように思います。今の社会はあらゆるところで商業主義が幅を利かせています。まだ現在はそれらから取り残された過去の遺産のような文化も各地に残っていると思います。そのようなものを知ることができればと思っています。
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