音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

昔語り

2013-11-11 15:12:57 | 民族楽器
本日は、仕事の合間に、知り合いの銅版画家の個展を見に行ってきました。とても深みのある独特な作品で、作品を見た後でも心に残っています。でも、よい作品を作るのと売れるのとは別なのでかなり大変だとの事です。昔に比べて値段も下げているが中々売れないとの事でした。マネージャーがいればよいのでしょうが、中々難しい問題でもあります。知り合いの画家は、マネージャーがついて、デパートで絵を売ってもらえるようになったのはよいのですが、安く卸さねばならず、また大量に注文を受けると下請けを頼んで作るようになったりしていました。ただ売れればよいとは言い難いものがあります。音楽も同様で、演奏家自身が売り込みもするというのはかなり大変ですが、マネージャーがつくと、その分も稼がないといけないし、やりたくない仕事も引き受けないといけない事も多いようです。話変わって、昨日は、琵琶の仲間が西宮で演奏会を開き、その応援に行っていました。須磨琴の演奏と朗読に、尺八と篠笛を入れました。とても喜んでもらえたようでよかったです。また平家琵琶も聴くことができました。私も以前、筑前琵琶の4弦を改造して、平家琵琶仕立てにして、弾いたことがあるので興味を持って聴いておりました。終わった後、打ち上げをし、更にその後琵琶仲間のご主人と一献傾けておりました。昔の琵琶の話を聞くことができとても楽しかったです。
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