音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

ギリシャその3

2018-04-09 11:41:11 | 民族楽器
翌日起きると、天気は少し曇っていましたが、風は昨日程強くはなかったので、少し安心しました。この日は、日曜日で、ギリシャの独立記念日で、最大の祝日のようです。アテネのホテルは国会の前にあるのですが、そこでは軍のパレードがあるようです。サントリーニでもたくさんの人が教会に集まって式典をやっているようでした。そのため、迎えのタクシーがホテルまで来れないようになっていました。早めに空港についたのはいいのですが、本当に何もない田舎の空港で、ベンチに座ってじっと待っているしかありませんでした。無事にアテネの空港についたのですが、迎えのタクシーが見当たりません。しばらく待っても来ないので、日本の旅行社に電話をしたら、現地の会社に直接連絡してくれとのこと。電話先はロンドンの会社で、最初は英語で説明しなくてはならなくて手こずりました。と書くと私がやっていたようなのですが、実は私の携帯電話はバッテリーが切れかけていて、子供が自分のスマホでやってくれました。その後、日本語になったようですが、日本人ではなく分かりにくい日本語とやりとりをし、向こうはそれを英語に通訳して対応していたようです。結局、分かったのは旅行会社が飛行機の便も間違えて伝えていたため、ドライバーはすでに帰ってしまっているとのことでした。そこで待つのもいやだったので、自分たちで直接帰ることにしました。私は地下鉄で帰ろうと言ったのですが、子供はタクシーで帰りたいとのことでタクシーにしました。大体、空港にいるタクシーは長距離狙いのあやしいのが多いので嫌だったのですが、ギリシャでは空港からアテネ市内までは一律38ユーロに決まっているとのことで、乗ってみることにしました。確かにこれなら安心して乗ることができましたし、タクシードライバーも感じのよい人で、チップも付けておきました。ホテルで一服してから、市内の観光に出かけました。前に行っているので、大分土地勘もついていて、地図を見ながらあちこち歩き回りました。楽器屋さんも捜したのですが、いかにも土産物屋の楽器と言う感じのものを置いているところが1軒あっただけでした。CDショップのようなものも見かけませんでした。このところ、少し食べ過ぎになっているので、夕食はテイクアウトにしようということになりました。テイクアウトの店はそこそこあるのですが、余り総菜屋さんという感じではなく、サンドイッチのようなものが多かったです。それでも、色々と買いこんでホテルに持ち帰って食べました。私はメテオラの時に買って、まだ飲んでいなかった白ワインを飲みながら食べました。ギリシャ料理は、特にごちそうという程のものは食べませんでしたが、どれも素材が美味しく満足しました。農業・漁業が盛んで、日本のような感じがしました。
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