音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

浪曲

2023-12-18 09:14:05 | 民族楽器
今は鬼滅の刃を読んでは曲を作り、琵琶の語りでユーチュブにアップしています。漫画も子供が独立してからは余り読むこともなくなっていました。本は図書館で予約して借りています。流行していた時に読んでいたら時代の流れについてゆけたのでしょうが。今アップしてもほとんど見てはもらえません。もっともそのころなら中々借りることができなかったでしょう。市の図書館全体で16冊あるようで、予約したら比較的すぐに手に入ります。琵琶の曲も、話のネタがあれば比較的作詞はしやすいです。伝統的な曲では昔の合戦が多いです。を私も、どこか地方でやる時は、そこの歴史に関わるものを作りますが、やはりで有名な武将の合戦などが多くなります。新しいものでは、阪神淡路大震災や東日本大震災などの自然災害を取り上げています。先週末は、朗読の人とコラボレーションをやりました。曲は耳なし芳一で、琵琶その他を弾きました。他のジャンルの人とやるのは楽しいものです。私たちは第一部で、第二部は浪曲でしたが、私の知り合いでしたので、終わった後3人で打ち上げをしました。浪曲は浪曲師と曲師、すなわち三味線弾きがセットです。私も昔浪曲や浪曲三味線を習っていました。曲師の方はその時のお師匠さんです。浪曲師は芸歴13年とはいえ、まだ28歳とのことです。まだ一番の若手だそうです。新しく入って来る人もいることはいるのですが、皆年上だそうです。浪曲は一人オペラだと思います。浪曲師が一人で何人もの人を演じ、状況の説明もします。そして三味線一本でオーケストラの役を演じます。何を唸っているのかよく分からないと思われがちですが、よく聞くととても分かりやすいです。三味線には譜面はなく即興で演奏します。浪曲師との息の合った即興が醍醐味です。もっと多くの人に聞いてほしいものです。
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