音楽人

民族楽器の収集、演奏を趣味に生きているおやじのはなし

アマとプロ

2022-12-12 09:09:05 | 民族楽器
昨日は所属NPOが共催しての舞台に出演していました。アマチュアの落語の方との二人舞台でした。その方は中学校の校長先生ですが、落語はプロ級の方で、先生ならではの枕がとても面白かったです。私は「敦盛」と「耳なし芳一」を演奏しました。分かりやすい演目のつもりではありましたが、2曲も続けてやると聞く方としてはしんどかったかも知れません。前に座っていた子供さんが帰ってしまいました。演奏会が終わり家に帰ると、まだ早かったのですが一人で打ち上げをしていました。結構疲れていたので早く寝てしまいました。というのも、実は琵琶の撥を持っていくのを忘れて、家に取りに戻ったので疲れたようです。それでも会場は自転車で20分弱だったので助かりました。昔、本格的な琵琶ではなく、私の改造琵琶を演奏した時に撥を忘れ、その時は取りに帰ることができず、近所にあった百均で竹製のしゃもじを買ってきてそれで弾きました。ちゃんとした琵琶ならそんなことをする訳にはいきませんが、私の改造琵琶だったので聞いている方もそんなもんだと思って聞いていたようです。ところで、その前日にも落語会に行っていました。こちらは地域で毎年開かれているもので、プロの落語家がやられています。ベテランの落語家でとても面白かったですが、昨日の落語もそれに勝るとも劣らぬものだったなと思います。昔と比べ何の分野でもアマチュアの実力が上がってきているように思います。よく言われるのが、相撲と囲碁や将棋の世界はプロとアマの実力が明らかに違うようです。野球などでは江川や松坂は高卒で即プロに通用していたように思います。アマとプロの違いは、生活費をその分野で稼ぐかどうかが一番大きな違いということなのでしょう。
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