明け方は冷え込みましたが、
風もない朝になりました、
日向ぼっこは日焼けに注意でございます、
桜の花もついに咲き始めて、
山桜はもう満開に近くなっています、
枝垂れ桜を探しに、
咲いているのかどうかは不明なのですが、
明日はお出かけをいたします、
くしゃみばかりしながら出かけるのです、
春の陽気に浮かれて出かけるのです。
あちらこちらというほどでもありませんが、
染井吉野さんの開花宣言も出初めて、
どんどんと春の陽気になってまいりました、
こんな日にお散歩していると、
どうしてこんな曲がと思うような、
懐かしい歌を歌っていることがありますね、
そんなだれにでもあることを、
秋元康さんはそんな当たり前の日常を、
とてもすてきな曲に仕上げるのです、
ハクモクレンのお花も、
なるほど流石と感心しています、
AKBの「君はメロディー」でございます、
口ずさみながら帰ります。
昨晩夢の中に昨日からお話している、
禅僧の仙さんがどいうわけか登場してこう宣いました、
皺が寄る黒子ができる背は縮む頭は禿げる毛は白くなる
そればかりではなく、
手は震う足はよろめく歯は抜ける耳は聞こえず目は疎くなる
身に添うは頭巾襟巻杖眼鏡たんぽ温石(おんじゃく)尿瓶孫の手
そんな年老いた人間は静かにじっと眠っていなさい、
しかしそんな風になってはいても、
聞きたがる死にともながる寂しがる心は曲がる欲深くなるのです、
輪廻の中の一瞬の出来事ではあるのですが、
またしても同じ話に子を褒める達者自慢に人は嫌がるにも拘らず、
調子に乗って喋り続けてしまうのでございます、
仙さんも静かにしていろとおっしゃるのです、
それで一大決心をして今朝はもう起きないで、
夜まで寝ていようかと思ったのですが、
散歩散歩とうるさいので先ほど済ませてまいりました、
仙さんに無断で「老人六歌仙」を掲載してしまいましたが、
残りひとつですから、
ついでと言ってはなんですがこちらでございます、
くどくなる気短くなる愚痴になる出しゃばりたがる世話焼きたがる
なるほどいちいちごもっともでございます、
空はこんなに青いのに、
布団かぶって休みます。
原発が一地方裁判所のせいで稼働できないのは、
全く気に入らないと三権分立にまでクレームを付けて、
憲法改正(悪)をしなければならないなどと宣う、
関西の財界首脳がいるそうですが、
上から目線というか見下したものの言い方をするみなさん続出で、
枚挙に暇がないくらいでございます、
そういえばあの校長も旭日旗揚げたり、
やりたい放題していたようですね、
キレる老人が多いと言われて、
肩身が狭いのですが、
現役のみなさん方の見下した言い方や、
恥も外聞もないゴリ押しも多いです、
結局人間は我が儘し放題で、
生きていくしか道はないのかもしれません、
所詮行き着く先は、
だから見えているのでございます。
朝から雨が降りそうなお天気です、
なんだかとてもお疲れ気味なようですね、
みかんでもお食べください、
ひとつでは足らないなら、
もうひとつどうぞお召し上がりください、
私も少し風邪気味なのか、
先程からくしゃみと、
鼻水が止まらないのです。
伊方原発を再稼働させようとしている愛媛県ですが、
今度は高校生の政治活動についても、
全国に先駆けて国のお先棒を担いでいるみたいです、
昔からのことで最早さしたる感情も湧いては来ませんが、
極めて大いなる違和感であり、
嘆かわしいことでございます、
いつかいつかいつかと待ちしけふの月
こちらは田捨女さんの句でございます、
あの有名な雪の朝二の字二の字の下駄の跡の作者でもあります、
捨女さん6才の時の作品だそうでございます、
あの田英夫さんがご子孫だそうで吃驚致しました、
ところで問題です、
あちこちでよく見かけられる問題のようですが、
先の方の句いつかいつかいつかと待ちしけふの月で言っている、
けふの月とはどんなお月様でしょうか?
ちなみに昨日のお月様は、
きれいな明るい半月でございました。
明日は春のお彼岸の入りでございます、
毎年よ彼岸の入りに寒いのはは子規の句ですが、
お母さんの言葉をそのま句にしたようであります、
暑さ寒さも彼岸までという言葉もありますから、
昔の人はなるほどということを言っております、
そろそろ晴れがましすぎるような本格的な春がやって来ます、
朝晩はそれこそまだ寒いのですが、
毛皮や襟巻ともそろそろお別れです、
そして静電気とも、
さよならしたいと思います。