チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

狐や狸

2017年10月04日 | 犬の戯言



金木犀は桜などとは真逆で、

あまり意識してはいなかったのですが、

北から南に向かって、

どうやら咲いてゆくようです。








考えてみれば、

知らないことばかりでございます。

突然に秋模様になった、

北風が身に沁みます。

父が忘れ物をしたそうなので、

一緒に探しに出掛けます。

金木犀の木が植わっている、

みかん山の少し寂しい、

小道まで行くのです。

何を忘れてしまったのかは、

何故か不明です。








鈴生りの、柿の実です、

金木犀ではありませぬ。

決して取って食べたりはしていませんが、

赤くなってしまっている実も、

たくさんあって、

道にもぼとぼと落ちています。

色も変わっていつかは落ちる、

青い柿であります。

では、出掛けます。

山の方面に向かいますので、

金木犀はまだですが、

「排除」なんて寂しいことは言わない、

薄化粧かすっぴんの、

狐さんや狸さんが、

おいでおいでと手を振って、

待っているかもしれませぬ。


コメント (8)