*皆さん、前のタイトルの方がいいよ、 と、仰る、ボクは逃げたかったんだ、と、今はおもうので、復帰することにした、why、何故だかわからないが、自分を書くことが苦痛になった、湿疹は掻いてはいけない、でも,書くことは精神のステロイドなのだ、書くよりほかに方法はない、そう思い直すことにした、
*眼科の女医さんとは30年ぐらいの付き合いだ、白内障の手術をしておけばよかったのよ、ナースと顔を見合わせながらいう、車椅子だから動けません、仕方ないですね、ヤノさんもやったほうがいいわよ、と、付け足す、ボクは、もう絶対に身体はいじりません、どっちにしても10年、ですから、100才まではこのまま行けるつもりです、信じるのじゃなくて、それは感です、92年生きるにはそれなりの運命があるとおもっています、今日はどうもーアリガトー、
*代官山のマンションに彼女と2人で15年くらい暮らしていたから恵比寿界隈は馴染みである、そこら中が歩き回っていた場所で、至るところに彼女がいる、歩きながら、彼女が見えないのは白内障だから、イタミもありません、ただ、見えないだけで、このままで行くでしょう、という、アルツハイマーで視覚細胞が死んじゃったんでは、と尋ねたら、そんなことはありません、
*メが見えない、それは真っ暗なんだ、それで彼女が、ワタシ、わからない、コワイと言っていたことを思い出す、まっくらななかに1人でいる彼女、と思ったときに、かわいそう、で涙が突然にこぼれた、涙がとまらない、前が見えない、立ち止まって、バッグからタオルを出して目をぬぐう、
*店へ入ったら左手のカウンターから立ち上がった女性が、ヤノサン!と、声をあげながら立ち上がって、ボクのテーブルへ近居てきた、一瞬ボクは誰だかわからない、インテリジェントな大人の女性の顔である、ボクの前に座った女性をみて思い出した、琴菜だ、10年前だ、宮崎から出てきた彼女を食べに連れてあるいた、彼女は学習院大の経済を出て、文化服装へ再入学、デザイン科を学習していた、彼女についてはその才能をブログに記載した、独立してアパレルをやっている、それで飯を食っているからリッパなものだ、とにかく売れているんだからそれでいい、いままで、彼女がボクをわかるキャリアはもっていなかったが、随分大人になってイイ顔になっている、1時間ばかり、ファッションのハナシや英国離脱の裏話を聞かせた、今日はボクの話がわかったようだ、最後にジョイスのハナシをした、彼女に”若き日の芸術家の自画像”を貸した、一年がかりで読み終えたハズだ、ちょっと忘れていた、それで、夜中におしっこをした、あの濡れたあったかい感じ、だよ、といったらわかった、”ミロリの野原で、牛モウモウちゃんにであう、”だね、
*それで、じゃね、という、彼女はよろこんで帰って行った、が、窓の外の通りで、手を振っていた、トクがボクをつついて、やのさん、コトちゃんが、というので顔を上げて、わかった、
それで椅子に腰を落としたら、タシカ、コトの隣に座っていた女性がボクの前にいて、お話を伺っていて、とても参考になりました、という、実は先輩と一緒に来てますので、よろしいでしょうか、そのときにハジメテ彼女の顔をみた、"あなたはおきれいですね、ほんとにキレイです"、思わずコトバがもれたけれども、彼女は聞こえなかったようである、どーしても、ハナシの続きを聴かずにはいられない、という、切迫した気持ちのなかにいて、その気持ちがボクに話しかけている、それで3人で話し合うようになった、どーして、こう、ボクの出合う女性たちが美女なのかわからない、のだが、いつのまにかハナシ込んだ、祖父が鹿児島の出でというから、ボクが生まれたのは鹿児島の指宿みたいなことで重なる接点がいくつかあった、
*50代と思われる先輩は、ボクのブログの”英国のEU離脱の事実”を読んで、驚嘆されたようである、先入観のない人は、事実の重さに圧倒される、美女の名前は、深見智子さん、帰宅してメールを開けたら、友達申請が来ていた、承認を押したら、まもなくメールが送られてきた、今夜の一期一会に乾杯、とあった、彼女の手は素晴らしく繊細でセンシブルだが、多分、強靭なハズ、イイ手である、ボクらの手は出会ったかも?