*業績は好調であるが株価は下落傾向、
株価推移 1,477前日比-1(-0.07%)
*リーマン・ショック直前の2008年3月末に約3兆円あった不動産資産を足元で1兆円弱まで縮小。今後も最大2千億円程度,8000億円まで圧縮する方針?
*国内市場で首都圏の大都市圏不動産の価格が上昇に向かうと想定されル時期に不動産事業を縮小する、保険、金融事業の拡大と対照的、事業の、世界性の重視?事業のシナジー重視?
*日経、2014/4/28 19:47
オリックスは28日、米保険大手ハートフォードの日本法人、ハートフォード生命を買収すると正式発表した。早ければ来年秋にも傘下のオリックス生命と合併させ、同社の年間の新規個人保険契約数を現在のほぼ倍にあたる90万件に増やす。オリックスは買収戦略で個人向け金融や海外事業を拡大し、不動産中心だった収益構造の転換を加速する。
7月をめどにオリックス生命がハートフォード生命を買収し、完全子会社にする。その後1~2年程度かけて両者が合併する。買収総額は28日時点で約916億円としているが、最終的には実際に株式を取得する7月に確定する。買収資金はオリックス本体が、オリックス生命の増資を引き受けることで負担する。
オリックス生命は合併後、ハートフォード生命の財務基盤を営業拡大に活用する。現在主力の医療保険やがん保険だけでなく、終身保険や定期保険も伸ばす計画。年間の新規契約数を2017年3月期までに現在の約50万件から90万件程度に引き上げる。
オリックスは買収戦略で、不動産に偏っていた収益源を個人金融や海外部門に多様化させている。昨年も蘭資産運用大手ロベコや中東の保険最大手メドガルフを買収。個人金融と海外、2つの部門を合わせた利益が全体に占める割合は、2008年のリーマン・ショック前の2割強から直近ではほぼ半分を占めるようになった。 一方で不動産部門は、開発事業から管理・運営事業にシフトすることで比重が小さくなっている。リーマン・ショック直前の2008年3月末に約3兆円あった資産を足元で1兆円弱まで縮小。今後も最大2千億円程度資産を圧縮する方針だ。
オリックス生命保険株式会社のデータ
英文社名 ORIX Life Insurance Corporation
本社所在地 東京都港区赤坂2-3-5 赤坂スターゲートプラザ
設立 1991年4月12日
代表者 大藤 俊行(代表取締役社長)
資本金・基金 325億円(資本金)
保険料等収入 1,181億円(2012年3月期)
保有契約高 4兆6,957億円(2012年3月末)
SM比率 519.8%(2012年3月末)
従業員数 746名(2012年3月末)
主要株主 オリックス
外部リンク http://www.orix.co.jp/ins/index.htm