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12443、大宇造船海洋、ロ、仏、独の入札勝ち抜き、潜水艦3隻受注、インドネシア海軍から、880億円

2011年12月22日 10時04分18秒 | Wood Basic

インドネシア海軍はソノ守備すべき領海、地勢的状況から今後拡大の気配?

 大宇造船海洋は20日、インドネシア国防省と、潜水艦建造をめぐる最終契約を締結した。金額は1兆ウォン(約670億円)台。今回の契約は、06年から開始、此れと前後して、03年と09年に既存のインドネシア海軍の潜水艦の性能改良などの実績がある、排水量1400トン規模のディーゼル潜水艦3隻を建造するというもので、総事業費は約11億ドル(約856億円)に達する。防衛産業輸出の単一契約としては、歴代最高となる金額だ。

大宇造船海洋は1988年末、ドイツから技術移転を受け、1200トン級の潜水艦を建造した。それ以来、持続的に技術を発展させ、独自開発した潜水艦を韓国で初めて輸出するという記録を打ち立てた。

 大宇造船海洋は、伝統的なディーゼル潜水艦大国のロシア、フランスだけでなく、技術を伝えてくれたドイツとも激しい受注競争を繰り広げ、今年10月に単独交渉者に選定された後、20日に最終契約を交わした。

 この潜水艦には、40人が乗り組める。各種の魚雷・機雷・ミサイルなどを発射できる発射管8本を備えている。3隻の潜水艦は、2018年上半期までにインドネシア海軍に引き渡される予定だ。

韓国海軍向けに11隻の潜水艦受注の実績がある、*扈景業(ホ・ギョンオプ)記者、

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

*現在のインドネシアは、選抜徴兵制と志願制を併用しているが、志願兵の割合が増加している。兵器体系は、かつてはアメリカに準じていたが、東ティモール問題のために禁輸措置を受けてからは、旧東側の兵器も導入されている。なお、禁輸措置は2005年に解除された。現在はアメリカとの軍事的関係は濃密である、新鋭戦闘機の供与が決定している、

世界最大の群島国家であるインドネシアにおいて、海軍は、国家防衛にあたって極めて重要な役割をになっている。独立直後に創設され、1960年代初期にはソ連から大量の艦艇を入手したが、1965年以降の関係冷却を反映し、旧ソ艦艇はほとんど残っていない。

現在のインドネシア海軍は、37,000名の人員と272隻の艦艇を有している。従来は、比較的旧式かつ小型の艦艇が主力となっており、量的にも不足であったが、1990年代初頭、旧東ドイツ海軍の所有していた艦艇(パルヒム型コルベット 16隻やフロシュ級中型揚陸艦 14隻、コンドール級掃海艇 9隻)を一括して取得して戦力を大きく向上させた。また、1990年代後半には世界的に人気の高いドイツ製のチャクラ級潜水艦 2隻を調達して潜水艦戦力を獲得し、21世紀に入ってからは、オランダ製の先進的なシグマ型コルベットを取得するとともに、潜水艦戦力の強化計画を進めている。

また、インドネシア海軍は小規模な航空隊と海兵隊を保有している。

インドネシア海軍航空隊は小型の海洋哨戒機と戦術輸送機、練習機を保有しているが、長距離の海洋哨戒機は空軍の所管となっている。なお、現在、インドネシア海軍に艦載機を運用可能な艦艇は存在しない。

インドネシア海兵隊は3個旅団編制・13,000人体制となっており、上陸戦部隊・緊急展開部隊としての任を負っている。基本的には軽歩兵部隊だが、LG1 105mm榴弾砲BMP-3F歩兵戦闘車など少数の重装備も保有している。