ごきげんようでござる!
今宵は惑星スピーディア出身トランスフォーマーでの出世頭!
デストロン・三輪強襲兵、ランドバレット(GD-04、ランドバレット、3000円)の登場でござる!
本品は2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」商品として販売された電子ギミック内蔵のボイジャークラス商品でござる。
ヴィークルモードのデザインは惑星スピーディア仕様のSF的な三輪レースカー(三輪バギー)であり、商品の大きさとパワフルでスピード感のあるデザインが素直にカッコイイと呼べるデザインでござる。
まあ、三輪によるコーナーリングには問題があるかもしれないが、間違いなく直線では速いのでござろうな。 (笑)
スピードが全ての惑星スピーディアで彼らが好き勝手に振舞えたのも、速い方だったからででござるな。
なお、惑星スピーディア出身トランスフォーマーの特長は、車輪がクリアー成型であり、フォースチップによるイグニッション・ギミックはスピードアップが中心となり、火器系攻撃武器は2連装が多いのが特長でござる。
無論! ランドバレットも例外ではなく、フォースチップを差し込む(イグニッション)事により、エンジン部のランドバズーガーが起き上がり、電子音(LR44電池×3)による効果音が再生されるでござる。
まあ、エンジンであるランドバズーガーを進行方向に向ける行為は逆進ちゅーかブレーキであり、スピードアップではないのでござるが・・・
進行方向の障害物を強力な火力により粉砕し、前走者を排除する事で前に出る・・・
故にスピードアップ(?)となるのでござろうな?
相方のガスケット(GD-05、ガスケット、940円)が後方攻撃の逃げ切り型であることを考えれば、非常に良いコンビネーションでござる。
なお、商品ではミサイルを発射可能でござるが、予備のミサイルは無いでござる。
う~む・・・ 拙者は男で或る故にミサイル発射ギミックの必要性と、予備パーツを失くす事による余剰パーツ対策も分からないではないのでござるが・・・
女性目線(お母さん)的にはミサイルギミックを如何見ているのでござろうか?
まあ、お子様が予備ミサイルがあるおかげで、屋内にミサイルをばら撒かれる事を考えれば予備が無い方が助かるだろうし、誤飲・誤射の為の対策もあるのでござろうな。
さて、ロボットモードのデザインは腕長短足の逆三角形で、所謂「筋肉バカ」のイメージを取り入れたイカしたデザインでござる。
まあ、スピード感あるヴィークルモードと鈍そうなロボットモードのデザインは面白い取り合わせなので、拙者的にはギャラクシーフォース商品を代表する秀作だと思うでござるな。
そう!
悪役然とした頭の悪そうな顔もいい感じなのでござるよな。
やはり、悪役(悪人にあらず)はバカじゃないと勤まらないでござるな。 (笑)
ユーモラスなポージングと手持ち武器がない、腕力のみの格闘仕様も泣かせるではござらぬか?
かと思えば、フォースチップによるランドバズーガーの展開ギミックによる力強いデザインも魅力なのでござるよ。
両肩に銃火器を構えるトランスフォーマー商品は多いでござるが、バランス的な迫力は他の追随を許さぬデザインでござる。
なお、劇中でもマスターガルバトロン(GD-01、マスターガルバトロン、5200円)に直接(たまたま?)スカウトされて、ガスケットと共に本領を発揮し、少数精鋭のマスターガルバトロン軍においては意外と使える貴重な戦力となったわけでござるな。
まあ、適材適所のデストロン商品であるだけに、デストロンのエンブレムが貼付されていないのが痛いでござるな。
しかし・・・ 劇中でランドバレットは、アームバレット(海外名、ダーククランプルゾーン、日本未販売)に転生するのでござるが、玩具は日本未販売に終わり、USAエディション等の販売も行われず人気が無いで片付けられたでござるが・・・
コレは完全なタカラの読み間違いでござるよな。
完成度の低い商品でさえ、TVアニメでの露出で人気商品となるのでござるから、要は宣伝方法なのでござるよ。
ほんと・・・ アームバレットはUSAエディションで何処からか販売してもらいたかったでござる。