トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

補給兵 スィンドル

2007-08-31 05:38:52 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

今宵はコンバットロン部隊4人目の補給兵スィンドル(D-68、スィンドル、880円)の紹介でござる。

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さて、スィンドルと言えばTVアニメでは仲間を売り払ったり、1人だけバイナルテック化(BT-09、スィンドル、4980円)したり、本年度の劇場版商品ではゲーム版のザコ(MD-11、スィンドル、2310円)として名前が使われる等、多面的に活躍する隠れた名キャラクターでござる。

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まあ、商品的にはデストロン軍団初の軍用軽車両(ジープ)でござるが、ブルーティカス(D-69、ブルーティカス、5500円)の手足としてスクランブル合体する以外の特徴は無いでござる。

強いて特徴を言うなら、転がし走行可能で、変形が簡単!

付属の武器ジャイロ銃と拡散ブラスター(バズーカ砲?)をヴィークルモードでもロボットモードでも装備でき、余剰パーツが出ない事でござるかな。

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無論、武器を取り外した非武装の常態にもなり、フロントガラス部分を折りたたむ事が可能でござるよ。

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この簡単にして単純な仕様、デザインが人気が出た原因の一つかも知れないでござるな。

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ロボットモードも非常に単純なデザインで箱の塊・・・

頭が小さく、肩幅が広くて短足、変な手の取り付け位置など、非常に体型が悪いでござるが、コレはコレで愛嬌が有るデザインと呼べるのかもしれないでござるな。 う~ん・・・ まあ、ロボコンが可愛く見えるのは性格も含めた総合的可愛さであり、四角いスィンドルも性格が良けりゃ可愛いのかもしれないでござる。

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尤も、スィンドルの性格は、のんきで人なつっこいが、金儲けに目がなく、自分の利益の為なら仲間でさえ駆け引きの道具に使う性格でござる。

人なつっこさに騙され、気がつけば、高級布団を買わされていた・・・なんて事もあるかもしれないでござるな(笑)。

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まあ、しかし物々しい戦闘集団であるコンバットロンに置いて、一番非力と思えるスィンドルでござるが、ジープ(?)という親近感のあるヴィークルモードが人間に近づきやすく商売(騙しやすい)理想のデザインだった事は間違いないでござろうな(笑)。


レスキューヘリコプターにあらず!

2007-08-30 01:53:39 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

前回のコンバットロン版ボルター(D-66、ボルター、880円)に続き、今宵はスーパーリンク版ボルター(SD-21、ブルーティカス、5500円)の紹介でござる。

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同僚のブレストオフ(SD-21、ブルーティカス、5500円)と同型の為に、個体差を明確にするためか、ボルターオレンジ色に成ったでござるよ?

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戦闘ヘリコプターでオレンジ色はナイと思うでござるが・・・

普通にオレンジ色のヘリコプターと言えばレスキューヘリコプターでござるな。

付属のエネルゴンウェポン(エナジーマシンガン)を外した常態でもデザインがデザインだけにレスキューヘリコプターには見えないでござるよ(笑)。

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軍事合体兵士としてはイメージが悪いでござるが、軍用でも全くオレンジ色の機体が無い訳ではなく、練習機とか、テスト機、仮想敵機用等が有ったりするでござるな。 他にもデモンストレーション用とかも考えられるでござるが、普通には軍用カラーで無い塗装でござるな。

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まあ、デストラクションチーム全体で考えれば、1人くらい派手担当が居てもよいでござるかな(笑)?

一応商品の方はエナジーマシンガンを分解して、翼下に取り付けたり、ブレストオフのエナジーマシンガンと合わせて2基装着する事も可能でござる。

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ロボットモードのカラーリングもブレストオフと異なるパターンでござるが、ボルターのカラーリングは初代ボルターのカラーリング的特長を全く受け継いでいないでござる。

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それも素の筈! スーパーリンク版ボルターの海外名はストームクラウドで、海外ではボルターとして扱われない別人(スーパーリンク版も同名の別人でござるが・・・)でござるよ。

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スーパーリンク版ボルターはTVアニメでの存在はブルーティカスの手足扱いでしか無かったでござる・・・ そう、名前以外設定が無いでござるよ!

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全くもって勿体無い存在でござる。

別カラーリングで再販してほしい一品でござるよ。

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しかし・・・ このオレンジ色カラーリングだけなら、スウィンドルと名乗っても納得させられたかもしれないでござるな(笑)。


えデストロン初のヘリコプター系兵士!

2007-08-29 04:25:32 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

今宵は前回触れた1986年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー・スクランブルシティ」商品として販売された、デストロン・コンバットロン部隊偵察兵、ボルダー(D-66、ボルター、880円)の紹介でござる。

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ボルターの存在は、コンバットロン部隊の一員としてブルーティカス(D-69、ブルーティカス、5500円)に合体する事は当然でござるが、航空兵力中心のデストロン軍団に置いて初のヘリコプター変形トランスフォーマーだったりするでござる。

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しかも、ヘリコプター系トランスフォーマーは何故かサイバトロン陣営の方が多かったりするでござるよ。 (拙者調べ・・・数え方により異なる?)

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商品は、武器の無いヘリコプター常態(↑の写真)と付属の武器グルーガンと側面に装備するキャノン砲(説明書記載名)を装備した攻撃用ヘリコプター(アタックモード)を再現する事が可能でござる。

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拙者としては余剰パーツが無くなるので攻撃用ヘリコプターが御勧めでござるが、説明書にある武器名称が違うんじゃないかと思うでござるよ。 どう考えても機体両側面の武器はキャノン砲じゃなくグルーガンかガトリング砲と呼ぶ方がシックリくるデザインでござる。 (ヘタに軍事関係の知識が有るのも考えモノでござる・・・ 気になってしょうがないでござよ。)

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まあ武器造形の先端が銃身が三分割されていれば良かったでござるが、ちと残念でござるな。

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さあ、ロボットモードにトランスフォームでござる!

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基本のロボットモードは両腕に武装を施していない状態でござるが、余剰パーツ対策を考えれば武装モードの方が似合っていると思うでござる。

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商品は小型でござるが、背中のローターと両腕のキャノン砲(?)の御蔭でボリュームが有るでござるが、実際はヘリコプター系変形ロボの特徴であり欠点であるローターは折畳みができず邪魔だったりするでござるよ(笑)。

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本品は当時の商品らしく可動箇所も少ないでござるが、変形の関係で、膝が曲がるでござるが、膝が左右繋がっている為、個別に稼動するもののイマイチ有り難味がないでござるよ。

写真では解り辛いでござるが商品には手首が無いように見えるでござるが、碗部内側に拳が彫刻されているでござる(笑)。 これがまたアンバランスでござるよ!

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能力値は体力(4)、知力(9)、速度(6)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(7)、火力(7)、技能(8)で設定されており、武器はグルーガン及び両腕のキャノン砲とローターブレードによる突風でござる。

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性格は目的の為なら手段を選ばず、荒っぽい飛行には誰も乗りたがらないそうでござる。

なお、TVアニメ(第52話)ではガダルカナル島に捨てられていた朽ちたプロペラ戦闘機(F4Uコルセア?)にパーソナルコンポーネントが組み込まれてヘリコプターとして復活したようでござる。

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因みにトランスフォーマーには両腕が銃器となった戦闘ロボはヘリコプター系(ティルトローター機を含む)が多いような気がするが・・・気のせいでござるかな?

まあ、本商品が後のデストロン軍団のヘリコプター系兵士の先駆けとなったでござるが、名前は何故かスーパーリンク版にのみ引き継がれただけでござる?


2代目ブレストオフは初代ブラックアウト?

2007-08-27 22:56:36 | トランスフォーマー スーパーリンク

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ごきげんようでござる!

前回はコンバットロン部隊の宇宙兵ブレストオフ(D-65、ブレストオフ、880円)を紹介したので今宵は2代目、スーパーリンク版ブレストオフ(SD-21、ブルーティカス、5500円)の紹介でござる!

が! この2代目は非常にヤヤコシイ存在でござる。

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初代ブレストオフがスペースシャトルに変形したのに対し、2代目は戦闘ヘリコプター!

しかも、同僚のボルター(SD-21、ブルーティカス、5500円)と同型でござる!

初代ボルター(D-66、ボルター、880円)も形は違えどヘリコプターだったのに対し、ブレストオフは何の共通点も無いでござる・・・ しかも紫!

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初代のイメージが全く無い2代目でござる。

・・・共通点はブルーティカス(SD-21、ブルーティカス、5500円)の手足に合体する事くらいでござる・・・(笑)。

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まあ、ブレストオフの海外名がブラックアウトでござるから全くの別人でござる。

そう・・・劇場版ブラックアウト(MD-01、ブラックアウト、3675円)は彼の名を継いだでござるよ! そうボルター(海外名、ストームクラウド)じゃなくて・・・

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奇しくも海外版では同じヘリコプターのブラックアウトの系譜が完成したでござるよ。

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ロボットモードはボルターと成型色以外差別化で塗装パターンを変えているでござるが、この色が曲者で、最初に見たときに感じた第一印象は・・・

ダブルフェイス

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そう、前年度のマイクロン伝説に登場したダブルフェイス(MX-01、ダブルフェイス、1980円)でござる。 しかもプロポーションまで似通っているでござるよ。

商品は武器(エナジーマシンガン)を手に持たせる様に説明書には記されているでござるが、エナジーマシンガンを分解して翼下に取り付けると更にダブルフェイスぽく成るでござる・・・ これは計算でござるか? 足の塗装も黄色にすればダブルフェイスと名乗っても可笑しくない存在だったりするでござるな?

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しかも、TVアニメでは単体では、ろくに活躍もなかったので、キャラクター設定もなく意味深なカラーリング無意味でござる。

「日本版スーパーリンクの責任者出て来い!」

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非常に勿体無い商品でござる! TVアニメでの知名度が如何に大切か思い知らされる一品でござるよ。

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あーーーー! 勿体無いでござる。

勿体無い♪ 勿体無い~♪

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しかし、本当に非常にヤヤコシイキャラクターでござるよ。

よく考えると、デストラクションチームより4人(?)が劇場版キャラクターとして転生した訳でござるか? ん~ヤヤコシイでござる。


違和感のある軍用スペースシャトル?

2007-08-25 19:08:44 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

今宵は1986年に販売されたデストロン宇宙兵、ブレストオフ(D-65、ブレストオフ、880円)の紹介でござる。

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軍用スペースシャトルに変形する宇宙兵という設定だけなら違和感が無いでござるが、彼の場合はコンバットロン部隊の一員である事が違和感がある原因でござる。

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軍用車両が中心のコンバットロン部隊に置いて異色の存在でござるな。

尤も、トランスフォーマーの部隊編成に置いては、4人ないし5人のチームでは1体毛色の異なる戦士が編成されているでござるよ?

部隊の対応幅を広げる為か、シルエットの差別化なのかは謎でござる?

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さて!TVアニメでは大型爆撃機(輸送機)より再生されていた様でござるが、何故にスペースシャトル?

まあ、元々のブレストオフが宇宙兵だという事もあり宇宙航行用航空機でござるからスペースシャトルでもOKでござるか・・・

に、しても軍用色(オリーブドラブ)のスペースシャトルは違和感があるでござる。 同じくスペースシャトルに変形するアストロトレイン(48、アストロトレイン、1980円)との差別化でござるかな? まあ、当時はスペースシャトルと言えば白が当たり前田のクラッカーでござるよ。 うん!

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更なる違和感は、付属の武器(音波砲)を取り付け、攻撃用シャトル(アタックモード)となるでござるが、↑の写真は説明書のまま再現すると、噴射口を塞いだ常態になるでござるよ! (オイオイ)

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幸い商品は翼下に音波砲を取り付ける事も可能なので、拙者は専らコチラ(↑写真)でござる。 ただ・・・ この状態だと転がし走行が出来なくなるでござるが(笑)。

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ロボットモードはスクランブル合体システムの関係上、非常にプロポーションが悪いでござる・・・ 同じ様なサイズで合体するビルドロン部隊(37、デバスター、580円)は1984年に販売されたにも関わらず手首等も造形され完成度が高いだけに残念でござる。

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しかも、TVアニメとはロボットモードのデザインが全然違うでござるよ(笑)!

「写真(パッケージイラスト)は商品と多少異なる場合があります」と記載されているのが悲しいでござるな・・・ こういうのも違法商品表示に成らないでござるかな?

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まあ残念ながら、ロボットモードのデザインは悪くないのでござるが・・・商品の完成度が低い・・・ せめてパッケージ通りなら・・・ 

実再・・・ ライバル商品であるバンダイ製マシンロボの1983年に販売されたシャトルロボ(MR-14、シャトルロボ、600円)や1985年に販売されたビッグシャトルロボ(BMR-05、ビッグシャトルロボ、1650円)のロボットモードのプロポーションにも劣っている事実でござる・・・

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手足に合体するスクランブル兵士には、完成度より強固差を優先させたでござるかな・・・?

実際彼らコンバットロンが再々、名を変え、色を変え、箱を変えて販売されている事を考えると人気と金型の強固差は関係ある事であると実感でいるでござる。 御蔭で白じゃないスペースシャトルも有りだと思う様になったでござるよ! (慣れは怖い)