トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

ブラック★アゥトシューター

2013-04-22 18:16:37 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマー馬鹿一代。春のヘリ祭り!8本目のネタは、「トランスフォーマー アニメイテッド」版ディセプティコン空挺機動兵、ブラックアウト(TA-20、ブラックアウト、3780円)の登場でござる!

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本品は2010年5月に販売されたヴォイジャークラス商品で、海外に先駆け日本販売された商品でござる。

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さて、本品は劇場版「トランスフォーマー」のブラックアウト(MD-01、ブラックアウト、3675円)をモデルにしたアニメイテッド版のキャラクターで、アニメ本編ではゲストキャラクター扱いで商品とは異なる宇宙船のヴィークルモードで登場したでござるが、日本製作のアニメOPでは商品同様ヘリコプターのデザインで登場したでござる。

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海外展開ではアニメ放送の終了により本品は販売中止となったでござるが、遅れて放送された日本ではタイミング的に良好で普通に販売されたでござる。

しかも、タカラトミーのテコ入れでOPに2体(?)も登場し、販売促進効果を与えたでござるが・・・ あの、オープニングを見ていれば、てっきりブラックアウトはレギュラーメンバー入りすると思っていたでござるが・・・ やはり、OP詐欺だったでござるよな。 (笑)

なお、OPに登場する2体のブラックアウトの1体は、劇場版ブラックアウトと同じく同型のグラインダー(RD-18、グラインダー、3990円)であろうと言われているでござる?

ハズブロなら売りそうでござるが、タカラトミーも成型色変更でグラインダーを販売しようとしたのでござるかな? (笑)

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さて、本品のヴィークルモードは漫画チックにディフォルメされた戦闘用ヘリコプターで艶消し塗装と商品サイズが魅力的でござるが、着陸脚等は大雑把に省略されているでござる。

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ヴィークルモードでのギミックはローターの手動回転と、レバー式押し出し発射ギミックでエナジーディスクを発射するローターブラスターでござる。

大きさの割にギミックが少なく、予備のエナジーディスクが付属しないなど多少物足りないでござる・・・

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ロボットモードの変形は腰と胴体部を合わせることにより背部ローターが起き上がる連動変形ギミックを備えているでござる。

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漫画チックなデザインながらモトネタを上手にアレンジされた一品でござるな。

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アニメイテッドのトランスフォーマーは、かなりディフォルメされたデザインでござるが、玩具アレンジするには相性が良いようで、妙に完成度が高いでござる。 (笑)

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なお、ヴィーグルモードではテイルローター部分に当たるローターブラスターはロボットモード時には武器パーツとして保持しない場合は余剰パーツに成るでござるが・・・

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背中に引っ掛ける事で腰部に固定させておくことができるでござる!

パーツの保持力に関しては弱いので、説明書には記されていない隠しギミックと云うことでござろう?

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さて、アニメイテッド版ブラックアウトの設定は、ディセプティコン軍団きつての大型兵士で、アニメではオメガスプリーム(未販売)並みの大きさ(?)で描かれており、相手の通信機能をマヒさせる能力を持ち、敵を混乱させ侵攻する事を任務にしているそうでござる。

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能力値は体力(8)、知力(6)、速度(8)、耐久力(7)、地位(7)、勇気(5)、火力(9)、技能(6)で設定されているでござるな。

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武器は両腕と肩に備えられた6門のガトリング砲と翼に付けられた4基のミサイルに、エナジーディスクを発射するローターブラスターでござる。

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右手と一体化するローターブラスター装備時はアタックモードと云う事になっているでござる。

何だかんだ言っても、劇場版ブラックアウトのヴォイジャークラス玩具を思わせる大型武器は嬉しいでござるよな。 (笑)

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商品上の不満としては肩の可動が限定されていることと首が動かない事でござるが、商品そのものの存在感がある商品でござる!

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トランスフォーマー商品では日本未販売商品もあり、日本のファンは悔しい思いもするでござるが、日本限定商品も有るので海外のファンも日本版商品を見て悔しがっているのでござろうな? (笑)

そのような理由か如何か不明でござるが、本品はアニメ本編の出番は少ないものの早々に売り切れていた商品だったりするでござる。

タカラトミーも頑張れば出来るのでござるから、トランスフォーマーの日本販売を頑張ってほしいのでござるよ! (笑)


スパイラルトランスフォーム

2012-12-22 01:02:32 | TF・アニメイテッド

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まもなくクリスマスでござる!

クリスマスシーズン及び年末年始となると、通常よりお得感というかサイフの紐が緩くなるというか、普段は買い辛い高額商品や大型商品などが売れやすくなり、メーカー側も大型商品の合体セット等を市場に送り出したりするでござる。

しかし、ここ最近のトランスフォーマーでは合体がセールスポイントではない為に大型商品が中心になっている寂しい現状でござる。

見た目にも大箱の商品は魅力的でござるが、大型商品はコレはコレで大変だったりするのでござるよな。 (笑)

今宵は「トランスフォーマー アニメイテッド」より大型商品のスプリームクラス版オプティマスプライム(TA-41、オプティマスプライムL&S、8400円)を召喚してみたでござる!

Photo_2本品は2010年10月に販売された国内版スプリームクラス商品で、先に販売された海外版の音声ギミックを英語音から日本語に変更し、メタリック塗装で変更された商品でござる。

また、日本版の本品にはSEGAのゲーム筐体に対応したカードが1枚付属するのでござるが、これは通常サイズの倍(2枚分)の大きさのビッグカードなのでござる。

オプティマスプライムのカードは数種類存在するので変化を付けたいのでござろうが、通常サイズと異なる大きさのカードの存在は、ちと有難くないのではないでござろうか?

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まあ、大型商品でござるからカードも大型化しても良いのでござるが、他のL&Sクラス商品に付属するカードは通常サイズでござるからイマイチ統一感がないでござる。 (笑)

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さて、アニメイテッド版オプティマスプライムは小はEZコレクション(EZコレクションVOL.3 オプティマスプライム(アニメイテッド)、525円)からアクティベーター版(スーパーコレクションVol.1、5040円)、デラックスクラス(たからとみぃくじ B賞、デラックスシリーズ・オプティマスプライム、1回500円)、ヴォイジャークラス(TA-01、オプティマスプライム、3780円)スプリームクラス(ライト&サウンド)と商品化されてきたでござるが、各サイズ共にトレーラー部分(?)等が制作されていないトラックでござる。

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ヴィークルモードでの完成度ではスプリームクラスが最高峰と云う訳でもなく、本品の完成度としては大味なうえに微妙な雰囲気でデカイだけの迫力と別売り単4乾電池2本を使用したライト&サウンドギミックを備えているでござる。

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本品のギミックは、転がし走行に連動してエンジン音とライトが点滅する電子ギミックが仕込まれており、オートボットのエンブレム部分を押すと、「行くぞ!」「レッツ GO!」のセリフが再生されるでござる。

大きさの割には物足りないでござるが、本品のセールスポイントは変形にあるでござる!

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武器パーツであるウルトラックスを外し、電池BOXを兼ねたフロントバンパー部分のロックスイッチを外して転がし走行を行うと、運転席部分が回転し、エンジン音とライト部分が点滅しながら「レッツGO!」のセリフと変形音が再生されて自動変形するでござる。

これが、本品最大のセールスポイントであるスパイラルトランスフォームでござるが、残念ながら直接変形にモーターは使用せず、転がし走行の連動であり、モーター走行ではないのでござるよな。

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ロボットモードは圧巻の全高約30センチのビッグサイズで迫力満点でござる。

上半身は自動変形でござるが、下半身は手動変形でござる。

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ロボットモードのプロポーションは腰部分と両肩に変形ギミックを優先させた為に、TVアニメーションの作画とは異なるアレンジに成っているでござる。

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ロボットモードでの商品ギミックは胸部のエンブレムを押す事で、目が点滅し「進め!」「オプティマスプライム、トランスフォーム!」のセリフと共にマスク部分が可動するでござる。

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更に肩の後ろに装備されたレバー状のパーツを押す事で、左腕はパンチを繰り出すアクションギミックが仕込まれており、パンチ音と「ウルトラアックス!」のセリフを再生するでござる。

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右腕には、ウルトラアックスを装備し、レバー操作によってウルトラアックスを振り下ろすアクションギミックと共に風切り音が再生されるでござる。

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なお、ウルトラックス自体にもアクションギミックが仕込まれており、グリップ部のボタンを押す事でウルトラアックスのブレード部分とロケット噴射の炎パーツが飛び出すでござる。

オプティマスプライムの右手に持たせた場合でも右拳部分に装備されたボタン操作でアクションを作動させる事ができるでござるな。

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本商品はアクションギミックを搭載した為に上半身の可動範囲が制限されてしまいポーズが付けずらい商品になってしまったでござるが、どちらかと云えば本品は対象年齢5歳以上で初心者向けであり、必ず押さえておきたいフラッグアイテムのヴォイジャークラスTA-01版と違い、余裕が有れば購入して遊べ的な商品でござる。

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さて、本品の設定はオートボット部隊司令官の役職のままで、能力値は体力(10)、知力(10)、速度(8)、耐久力(9)、地位(9)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)で、武器はウルトラアックスでござる。

基本的には変更が無いでござるな。

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なお、ロボットモードからヴィークルモードへの変形は逆の手順で下半身を変形させてから上半身を手動で回転させて自動変形させるでござる。 この場合も変形音やパトランプが点滅するでござるな。

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本商品は日本ではリーダークラス商品と同じカテゴリーのL&S商品として販売されたでござるが、リーダークラス商品と比べると若干大きくキャラクター対比を考えるとスケールが合わないでござる。

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商品的な存在としては、本当にプレゼント・ギフト用の商品として開発されたような大型商品でござる。

雰囲気としては変形ロボxチト玩具と云うよりも、変形可能なアクションフィギュアで、30センチ級のフィギュアと並べると面白い商品でござるな。 

まあ、別の用途として遊べる商品でござるよ! (笑)


肥ゆる秋

2012-09-29 04:01:30 | TF・アニメイテッド

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「天高く 馬肥ゆる秋」

84キロあった拙者の体重がひと月足らずの入院生活で14キロ減の70キロとなり、軽めの体も調子がいいのでござるが・・・

やはり、食欲が出てくると、せっかく落とした体重もリバウンドしそうで怖い日々でござる。 (笑)

頑張って現状の体型を維持していきたいもでござるよな?

ちゅー事で、今宵は「トランスフォーマー アニメイテッド」より、一発変形システムを採用した、アクティベーター版のディセプティコン賞金稼ぎ、ディセプティコンロックダウン(スーパーコレクションVol.1、5040円)の登場でござる!

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本品は2010年10月にアクティベーター版オプティマスプライムラチェットに加えて、メガトロン様の4体セットで販売された商品でござるが、先行販売された海外では単品販売だったようでござる。

なお、海外版と日本版の違いはパッケージくらいしか確認できていないでござる?

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さてさて、本品はデラックスクラス商品で販売されたTA-08版ロックダウン(TA-08、ディセプティコンロックダウン、2415円)の廉価版商品にあたり、完成度等にチープ感があるでござるが、ヴィークルモードは何気にアニメ作画のイメージを忠実に表現したバランスで制作されていたりするでござる。

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トランスフォーマーアニメイテッドの場合は、より劇中再現度を高めるために、メタリック塗装仕上げよりも、成型色そのままの色を使う方が雰囲気が出る目面しい商品だったりするのでござるが、如何もタカラトミーの場合は日本販売で要らぬ事をやって差別化しようとするのでござるよな?

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本品事態には海外版と違わず問題ないのでござるが、販売方法はセット販売限定にしてしまった事で、手ごろな販売価格から4体セットの買いづらい販売価格に成ってしまったのが惜しまれる商品なのでござるよな・・・

廉価版商品のセールスポイントを無駄にしてしまった下手な販売戦略の手本でござるよ。 (笑)

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さて、ウーグルモードでは転がし走行しかできない本品でござるが、エンジン部分のスイッチを押す事でロボットモードに瞬時に変形してしまうギミックこそがアクティベーターなのでござるが・・・

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本品は変形ギミックを優先した設計故に、ロボットモードのプロポーションを犠牲にした残念な体系に成ってしまったのでござるよな・・・

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廉価版商品ながらプロポーションの良さを誇るアクティベーター商品の中にあり一番劇中イメージと異なる体系になってしまったのが惜しまれる1品でござる。

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そう。 専用武器パーツが無い云々よりも、だらしないプロポーションと宙ぶらりんな肩パーツ、デザイン的に180度回転しそうで回転できないつま先など不満箇所が多いのでござるよな。

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なお、本品の能力値は体力(7)、知力(8)、速度(8)、耐久力(8)、地位(4)、勇気(8)、火力(7)、技能(10)で、ディセプティコンとは協力関係にある賞金稼ぎであると設定されているでござる。

基本的には多少イメージが異なるとも、TVアニメ本編と同じ設定でござる。

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いや、ほんと・・・ 本品のプロポーションって、細身で長身なイメージが強いロックダウンだけに、ディフォルメされた体系というよりも肥満体的なイメージに見えてしまうのでコレじゃない感が強いのでござるが、同時にダイエット前、ダイエット後を見ているような気分にさせられる一品なのでござるよな。

「人のふり見て、我がふり直せ」を言い聞かせたくなるのでござるよ。

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まあ、TA-08版が販売されなかったり、TVアニメ本編のイメージが無ければ、本品も体格のいいディセプティコン兵士で納得できるのでござるが、スリムな姿を知っていると、如何してもデブに見えてしまうのが困った人間心理でござる?


スパコレのオプティマスプライム

2012-07-03 07:01:56 | TF・アニメイテッド

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いや~ 日本人感覚的には、最初に「トランスフォーマーアニメイテッド」の絵柄を観た時には拒否感すら覚えたものでござるが、慣れとは怖いもので今では違和感すらなく、アニメイテッドの世界観として認知できていたりするでござるな。 (笑)

それも、一重にアニメ的プロポーションを生かしつつ玩具に反映させた技術の高さによるものでござるが・・・

いざ、玩具販売を見ると非常に残念としかいえないでござる。

今宵は隠れた名作と呼べるアクティベーター版のオプティマスプライム(スーパーコレクションVol.1、5040円)の紹介でござる!

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本品は2008年に海外で単体販売されたアクティベイター版オプティマスプライムラチェットメガトロンロックダウンの4体を対決セットの形で2010年に日本販売された商品でござる。

なお、海外販売版との違いはほとんどないと思われるでござる。(?)

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さた、アクティベイター商品は所謂、スプリングによる一発変形ギミックを用いた廉価版商品なのでござるが、本品はデザイン上一発変形でヴィークルモードからロボットモードに変形できず、若干の手動変形工程を必要とするでござる。

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しかし、そのロボットモードは変形ギミックをもちながら劇中イメージの再現度を重視した素晴らしい商品でござる。

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無論、廉価版商品ゆえにマスクの開閉ギミックや武器パーツが再現されていなかったり脚部等の肉抜き穴が露出するでござるが、商品サイズや単品での販売価格を考えれば許容範囲な商品でござる。

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惜しむらくは、日本販売にあり、せっかくお求めやすい廉価版商品を高額セット販売にしたことで買いにくい状況となり、正当評価されない商品に成ってしまったことでござるよな。

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いやほんと、単品想定価格1260円の商品での可動を考えれば十分すぎる可動範囲でござるし、それこそ専用武器パーツが付属していれば、TVアニメだけ観て玩具を買わない輩でも試しに購入してみようかと思わせる魅力があるでござるよ。 (笑)

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まあ、タカラトミーとしては廉価版商品に満足して主力商品が売れなくなる事を危惧したのでござろうが、シリーズ全体の商品アピールを考えるとセット販売は間違っていたでござるよな・・・

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しかしまあ、本品は入門用の廉価版商品とはいえ・・・

実はヴィークルモードに変形させる為にはコツがいるので、ヴィークルモードからロボットモードの変形の手軽さはないのでござるよな?

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無論、変形方法に慣れてしまえば大丈夫でござるが、最初はチト戸惑うでござるよ。

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本品はロボットモードを重視した為にヴィーグルモードの完成度は若干残念でござるが、元のアニメデザインも変な形でござるから許容範囲でござるな。

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まあ、ヴィークルモードに不満があるのであれば、別サイズの商品を買えばいい事なので、タカラトミー的にはうれしい算段なのでござろう。 (笑)

否! タカラトミーと云うか、ハズブロ的算段で、これ一つ買えば後はいらない究極商品を作るよりも、機能を分散させていくつも同じキャラクター商品を買わせる考え方が優先された設計思想なのでござろうな?

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さて、アクティベーター版オプティマスプライムの設定はオートボット部隊司令官のままで、能力値も体力(10)、知力(10)、速度(8)、耐久力(9)、地位(9)、勇気(10)、火力(10)、技能(10)と変わらないでござる。

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商品的には満足いくモノでござるが、販売方法が悔やまれる1品でござる。

そう、対決セットとしての4体販売は悪くないのでござるが、別サイズ商品が販売された既存キャラクターだけではない選択に工夫がほしかったところなのでござるよ!

サウンドブラスター(TA-25、サウンドブラスター、1260円)整形色変更によるサウンドウェーブ(日本未販売)や白いサウンドウェーブ(未販売)にスタースクリーム(スーパーコレクションVol.2、5040円)の各種クローンカラーバリエーションと、バンブルビー(スーパーコレクションVol.2、5040円)の頭部と整形色を変更したワスプ(未販売)等で商品数を増やして組み合わせれば別の需要が生まれてくるセットになった事でござろうな?

否! そんなセットこそe-HOBBY限定販売にして、通常単品販売に力を入れるべきだったと思うででござるな。

本年度の「トランスフォーマープライム」商品は通常主力のアームズマイクロン商品と廉価版のEZコレクションをバランスよく販売しているので、タカラトミーも漸く今までの販売戦略の失敗に気が付いたのでござろうな。 (笑)






恐怖の宇宙錆

2012-05-10 20:25:32 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

バイクの定義とは何でござろうか?

原動機により走行する二輪車両をバイクと呼ぶようでござるが、サイドカー付きや後部が二輪仕様の車種でも、バイクにカウントされるでござる。

もちろん、オート三輪の様な運転手を囲むデザインは自動車扱いであり、SF要素を取り入れた一輪車やキャタピラ装備型に車輪の無いホバークラフト型などに範囲を広げてみとると、やはりタイヤの数は関係なくバイク型ヴィークルとカウントされていたりするでござる?

ふむ・・・ やはり、操縦主が露出する乗り物とか、不安定走行を主とするデザインのヴィークルをバイクと呼ぶのでござろうな?

今宵は4輪だけど、デザイン的にはバイクで間違いない、「トランスフォーマー アニメイテッド」商品の、ディセプティコン・破壊主義者、オイルスリック(TA-42、オイルスリック、2415円)の紹介でござる!

Photo_2本品は2008年7月に販売された海外版オイルスリックを元にメタリック塗装の追加と胸部ディセプティコンの軍団エンブレム処理を変更したデラックスクラス商品で、2010年10月に販売される事になったでござるな。

なお、本品にはSEGAゲーム筐体対応のカードが付属しない商品でもあるでござる。

オイルスリックは、なんでも元々は、アニメ本編には登場しない玩具オリジナルキャラクターとして開発されたそうでござるが、第30話「サリの秘密」にゲストキャラクター扱い(?)で登場したでござる・・・

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しかも、ストーリー上仕方ないのでござるが、玩具とは異なるデザインの、所謂サイバトロンモードで登場したでござる。

そう、アニメでのヴィークルモードは如何表現したらよいのか分らないでござるが、4輪ヴィークルと紹介されていたりもするでござる?

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玩具デザインは、所謂チョッパー型バイク風のデザインでござるが、4輪仕様になっているでござる。

因みにハンドルと山羊の角は安全対策でフニャフニャの軟質パーツ製なので、ハンドルに若干歪みが生じているでござる。 (残念)

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う~む・・・ 山羊の頭骨風オブジェをあしらったアメリカンなチョッパー風バイクは日本人感覚的には微妙でござるが、如何にも米国人が個人単位で製作しそうなカスタムバイクでござるよな。 (笑)

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なお、ヴィークルモードでのギミックは、転がし走行に加えて樽型のチェーンウェポン着脱でござる。

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更にヴィークルアタックモードに変形するのでござるが・・・

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う~む・・・ 変形途中と云うか・・・ 変形ロボット玩具黎明期バイク系変形ロボのオマージュ的な4輪ヴィークルでござるよな。

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なお、ヴィークルアタックモードでも転がし走行は可能でござる。

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そして、ヴィークルアタックモードから略立ち上がっただけの変形工程であるロボットモードも可也ユニークなデザインでござる。

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やはり、一番目立つのが半透明のドームで覆われた頭部とトゲトゲしくも細身なバイク系ロボのプロポーションに、左肩の山羊ヘッドが地味に目立っているのが魅力でござるよな。

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はっきり言って、強そうに見えない敵側キャラクターのデザインでござるが、ニンジャ・アサシン系の暗殺者を思わせるデザインでござる。

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そう、設定では、かってプロール(TA-04、プロール、2415円)と共にサーキット・スーの修行を行った兵士のようで、ヴィーグルモード同士の戦いにも長け、科学者、機械工としの技術も優秀な存在でござるが・・・ 役職が「破壊主義者」という何とも妙な存在でござる?

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能力値は、体力(7)、知力(8)、速度(8)、耐久力(6)、地位(5)、勇気(7)、火力(6)、技能(9)で設定されており、武器は樽型の容器に詰められた腐食性の科学物質と樽型容器から変形するチェーンウェポンでござる。

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オイルスリックの戦闘方法は腐食性科学物質で、敵の装甲が解け始めたらチェーンウェポンによる打撃でトドメを挿すという卑劣な戦法でござる。

しかし、考えてみると敵を倒すという単純な意味では化学兵器の使用は合理的でもあるでござる。

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そう、たとえ如何なチートキャラの主人公とて、A(核)B(生物)C(科学)兵器の使い手とマトモに戦ったら勝機が無いうえに、主人公がABC兵器を使うと倫理的に引いてしまうというか卑怯な感じがするでござるし、外道、格下、死ぬときは悲惨で惨めな死に方をするキャラクターイメージしかないのでござるよな?

敵を殺すという意味においては同じなのに随分と扱いが変わってくる武器でござるよ。

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アニメ本篇に登場したのはサイバトロンモードでのデザインでござるが、戦闘描写を見るかぎりでは強敵であり・・・ 敵対したロディマス(TA-33、ロディマス、2415円)が如何なったのか気になるところでござる・・・

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まあ、劇場版だったら確実に死んでいるでござろうが、アニメイテッドだったら奇跡的に助かって、オイルスリックとの再戦を見てみたかったでござるよな・・・ (残念!)

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さて、恒例のバイクモードでの搭乗フィギュイアでござるが、ここは劇中イメージを膨らませて、トゲトゲ仲間のディセプティコン・賞金稼ぎ、ロックダウン(TA-08、ディセプティコンロックダウン、2415円)に乗ってもらいたいのでござるが、商品サイズ的に無理なので、アクティベイター版ロックダウウ(スーパーコレクションVOL.1、5040円)を用意してみたでござる。

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アクティベーター版ロックダウンの手ではハンドルを握る事ができないでござるが、大きさ的に雰囲気は有っているでござる。

プロポーション的に残念なアクティベーター版ロックダウンの有効な使い道が見つかったでござるな。 (笑)

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ロックダウンオイルスリックに共通面識があるのか如何かわからないでござるが、戦闘技術や趣味的なデザインなどでは気が合いそうな感じがするでござるよ!

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同じ世界観だからこそ興味がそそられる組み合わせでござる。

ほんと・・・ 未製作に終わった「トランスフォーマー アニメイテッド」第4シーズンが製作されていれば、イロイロ消化不良なストーリーも改善されていたと思うので、海外製作が契約的な大人の事情モロモロで無理でも日本製作で続編を作れば何とかなるんじゃないかと思うのでござるよな? (笑)
折角、貴重なネタと知名度がありながら新作が作られない状況にあるのが勿体無いでござるな!