トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

復刻! サイバトロン戦術家

2011-01-07 19:13:58 | トランスフォーマー・コレクション

Photo

ごきげんようでござる!

今回は前回の変形×2版スモークスクリーン(C-21、スモークスクリーン、2310円)のモトネタである初代スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)を紹介したいところでござるが・・・

今宵は2002年に販売された「トランスフォーマー コレクション」版

スモークスクリーン(TFC-5、スモークスクリーン、3000円)の紹介でござる!

Photo_2 Photo_3

もともとのスモークスクリーンは、1982年(?)にダイアクロン商品として販売されたフェアレディZ(カーロボット、No.7、フェアレディZ、1700円)を基にレースカー仕様に変更した商品(カーロボット No.11、フェアレディZ・レーシング、1700円)が1983年に販売された後、1985年にダイアクロン隊員を削除し、HASBROの刻印追加と、シール柄の変更及びシークレットエンブレムを貼り付けた状態にてトランスフォーマー商品に転生した訳ででござる。

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

2002年に販売された本品は1985年販売時の金型とは異なる新金型で製作されている為に細部が少々異なっていたりするのでござるが、新たにコレクションカードとファイルカードが追加された以外のセールスポイントが無い商品でござる。

Photo_8

旧商品を保持している場合だと有り難味に欠ける商品でござるが、復刻商品ゆえに当時品と細部を比べてみる楽しみはあるでござるな。 (笑)

Photo_9 Photo_10

Photo_11 Photo_12

そう、当時品(日本版の一部?)の場合は一部金型に歪みが生じているためにパーツの噛み合わせが悪いまま出荷されてたおかげで早々に絶版商品と成ったうえに、青いプラスチック部分が年月劣化により変色している場合があったので「トランスフォーマーコレクション」による再販が決まったものと思われるでござる?

Photo_13

まあ、拙者の保有する45版スモークスクリーンの場合は、ドンピシャの不具合品なうえにウィンドーパッケージ部分あたる左側のドアとフロント部が変色してしまったので再販は嬉しいでござる。 (笑)

Photo_14 Photo_15

そう、再販流用品の場合は何処しら変更したり付加価値が欲しいものでござるが、復刻版商品の場合は出来るだけ当時品に近い仕様の方がコレクターとしては嬉しいのでござるよな。

Photo_16

まあ、復刻版金型の場合は当時品を保有するコレクターでもないかぎり当時品の金型を見分けがつかないものでござるから違和感無く当時の販売状態を楽しむ事ができるでござる。

Photo_17 Photo_18

Photo_19 Photo_20

ちゅーか、復刻金型と言わなければ素人さんは騙されるでござるが、本品はコピー金型による偽者ではないので正真正銘の本モノでござる!

Photo_21 Photo_22

そう! たとえ当時品と金型が違っても、タカラが製作した商品であれば本物なので安心してくだされ。

ただ、コレクター的なプレミア値で言えば当時品の方が高くなるでござる。 (笑)

Photo_23

さて、スモークスクリーンの設定は、敵の探査システムを破壊する戦法を得意とし、常に敵の裏をかく戦術を考えているが決して表情を表に出さない戦士でござる。

能力値は体力(4)、知力(8)、速度(7)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)で、敵航空兵力の誘導システムやレーダーを破壊する放射線やミサイルを搭載し、Z・ビームガンは敵を電機破壊するライフルでござる。

ヴィークルモードでは粘着性の煙幕で敵の視界を奪う事もできるでござるな。

Photo_24 Photo_26

なお、ヴィークルモードでは余剰パーツとなるミサイルランチャーは当時の海外版ではスプリングを緩められて飛ばなくなっていたでござるが、本品は当時品の日本版と同じく予備ミサイルを含めた3発が付属しており、スプリングにより発射可能でござる。

因みに付属のシールも当時品に準じている為にフロント部のゼックンの上にサイバトロンのエンブレムを貼り付ける指示になっているでござる。

流石に見た目は悪くなるのでシールは貼っていないでござるよ。 (笑)

Photo_27

まあ、本品の場合は騙そうと思って販売した悪意のある商品ではないでござるが、世の中知らずに済めば幸せな例えもあったりするので、今回は子供(?)の夢を壊すようなネタだったでござるかな?

しかし、気にする事はないでござるよ!

高価なプレミア品が買えなくて偽者ガマンする訳でなく、復刻版商品でござるから偽者ではないでござるよ。

偽者にはプレミアなど付かないでござるが、復刻版商品ならプレミア値が付く事もあるでござる!


戦士 トラックス

2010-09-02 21:28:31 | トランスフォーマー・コレクション

Photo

ごきげんようでござる!

前回紹介した「トランスフォーマー アニメイテッド」版ロックダウンのヴィークルモードは違法改造車なのでござるが、一説にはコルベットをベースに改造したのではないかという話も聞くでござる。

トランスフォーマーで、コルベットと言えば、青いシボレー コルベット・スティングレーに変形するサイバトロン戦士トラックス(44、トラックス、1800円)でこざる。

今宵は2002年に再販された「トランスフォーマー コレクション」版トラックス(トランスフォーマーコレクション 4、トラックス、3000円)の紹介でござる。

Photo_2 Photo_3

さて、1985年に「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として販売されたトラックスは、1984年に販売されたダイアクロン商品コルベットスティングレー(カーロボットNo.21、コルベットスティングレー)より、ダイアクロン隊員を削除し、赤いボディコバルトブルーの成型色に変更し、付属シールのデザインを一部変更して、シークレットエンブレムを貼り付けた商品でござる。

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

なお、ダイアクロン版シボレーコルベットは、もともと米国販売を主眼において企画された為に、米国で人気の車種が選ばれたでござる。

Photo_8

米国販売後は、とんとん拍子に話がすすみ「TRANSFORMERRS」ブランドが立ち上がった為に日本でのダイアクロン・シリーズは終焉を向かえ、本品は事実上最後のカーロボット商品に成ったでござる。

Photo_9 Photo_10

Photo_11 Photo_12

本品はトランスフォーマー化で何故にコバルトブルーもカラーリングに変更されたのか分からないないでござるが、青いボディトラックスは間違いなく印象に残る玩具に成ったでござる。

Photo_13 Photo_14

そう、他のスポーツカー型オートボットと異なり、武装パーツを取り付けてアタックモードをに組み替える事が可能なのでござる。

因みに再販品である本品は、ダイアクロン隊員搭乗用のハッチが改修されており、44版トラックスよりも開けにくいでござる。 まあ、本品も開閉可能でござるが、シークレットエンブレムが浮かび上がる外気温でもなければ破損の恐れがあるので冬場は止めておいた方が良いでござるな。 (笑)

Photo_15

アタックモードはミサイルランチャー(×2)、ランチャーベース、ミサイル(4発)からなる武装ユニットを装着するでござる。

Photo_16 Photo_17

Photo_18 Photo_19

なお、スプリング式発射のミサイルは2発が予備であり、収納は出来ないでござる。

Photo_20

更にトラックスは飛行形態であるバトルマシンに変形可能でござる。

Photo_21 Photo_22

Photo_23 Photo_24

商品上はダブルチェンジャーに近いでござるが、カテゴリー上はオートボットのままでござる。

流石はカーロボット最終商品のボリューム感でござるかな?

Photo_25

と言っても、商品は差ほど大きくないでござる。 (笑)

Photo_26 Photo_28

なお、バトルマシンモードでは、アームライフル(ブラックビームガン)を車体裏に取り付けられるので、予備ミサイル以外のパーツを全て取り付けられるでござる。

Photo_29 Photo_30

ロボットモードは、他のオートボットと大きく異なる体系とデザインが魅力でござる。

Photo_31 Photo_32

が、TVアニメのスマートなイメージと顔のデザインが大きく異なるのが痛いでござるよな。

ちゅーか、元々は玩具が本家なのでござるから、アニメの作画も玩具よりにしないとギャップが大きすぎるのでござるよ。 (笑)

Photo_33 Photo_34 

商品は、引き込み式の腕を採用しており、武器(ブラックビームガン)は、背中に取り付けたり、腕に被せる方式を採用しているでござるが、可動範囲は狭いでござる。

当時品としては当たり前でござるが、かなり物足りない商品でもあるでござる。

Photo_35

トラックスの性格は、地球上のメカデザインに興味をもち、自分のカーモドが気に入っている為に変形したがらない自信家で、地球(ニューヨーク)生活を楽しんでいるナルシストでござる。

能力値は、体力(6)、知力(6)、速度(7)、耐久力(8)、地位(5)、勇気(6)、火力(8)、技能(8)であり、あまり優秀ではなく、TVアニメ(32話)では、車泥棒の銃撃でパンクし、電柱に激突した上に変形できなくなる失態を披露しているでござる。

Photo_36 Photo_37

Photo_38 Photo_39

う~む・・・ 軟弱というかひ弱と言うか・・・

しかしまあ、この貧弱だが決めるときは決める、スタイリッシュで「ニューヨーク大好き!」な、トランスフォーマーが典型的ヒーローが好きな米国人に受けない訳がないのでござるが、なぜかリメイクされないのでござるよな?

まあ、日本で言うところの「東京だけが日本じゃない!」の如く、「ニューヨークだけがアメリカじゃない!」と言う反対派が多いのかもしれないでござる? (笑)

Photo_40

確かにオートボットでは準レギュラーで、日本版のアニメでも声優は速水奨 氏だったり江原正士 氏だったりするのでイメージが統一しにくいうえに、元々米国市場を狙った商品で、「ニューヨークと自分自身が好き!」な設定は確かに狙いすぎで米国人に媚びを売っているような感じが強いでござるから、人気があるぶんアンチも存在するのかもしれないでござるな。 (笑)

確かに拙者も日本生まれで「日本大好き!」を強調するトレインボット部隊(C-131、ライデン、5900円)は、チト媚びを売りすぎだと思うでござるが・・・ アンチではないでござる。


後ろ向きな技術者

2009-10-26 20:38:09 | トランスフォーマー・コレクション

Photo_31

ごきげんようでござる!

民主党政権となり1ヶ月以上がすぎて、ようやく臨時国会が開かれ鳩山総理大臣の所信表明演説が行われたでござるが・・・

今まで、いったい何処で遊んでいたのでござるかな?

国民主体の友愛政治を目指すそうでござるが・・・ 一体何処の国民目線なのでござろうか?

好き勝手な改革をを言うのであれば、誰でも言えるできる戯言であり、相変わらず解決策が無いのでござるよな・・・ 嗚呼・・・日本の未来が見えないでござる・・・

しかも、この日本の将来を窺える大事な1日おいて・・・

また・・・ やってくれたでござる。

酒井法子・容疑者、覚せい剤取締り違反容疑の初公判でござる・・・

完全にマスコミは国会ではなく裁判所に流れたでござる。

今度は、国会の方が逃げた・・・ ちゅーか狙って民主党のアホな戯言を煙に巻くつもりだったのでござろうか?

ちゅー事で、今宵は別のネタを用意していたのでござるが、急遽変更して・・・

アメリカントラックに変形するサイバトロン・技術者、ドラッグ(14、ドラッグ、500円)の紹介でござる!

と・・・言いたいのでござるが、急な事だったので、G1版ドラッグを用意できず、2004年に再販された「トランスフォーマー・コレクション」版ドラッグ(TF-12、ミニボットチーム、3000円)の紹介でござる。 (笑)

Photo_32Photo_33 

本品はトランスフォーマー初期販売のミニボット6体をセットにして販売された再販商品でござるが、それぞれ初回販売時に付属していなかったキャラクターカードが付属するでござる。

Photo_34Photo_35 

本来のドラッグか、1985年に「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として単品販売されており、商品自体は1983年に販売された「ミクロチェンジ / ミクロロボットCAR」のアメリカントラック(MC-04、アメリカントラック、500円)の流用商品であり、シークレットエンブレムとサイバトロンのマークを貼付した商品でござる。

Photo_36Photo_37 

商品的にはトラック部分で、面白味もない小型(ミニボット)造形でござるが、TVアニメ(10話、セイバートロン星の掟)では負傷したコンボイ(01、コンボイ、3900円)のトレーラーを牽引して基地に帰還したでござる。

しかし・・・ 商品には一切牽引ギミックは無いでござる。 (笑)

Photo_38

さあ! ロボットモードのデザインは特異で、TVアニメの作画とのギャップが激しいキャラの一人でもあるでござる。

Photo_39Photo_40

ドラッグの性格は、各種の幾何学計算が得意だが、ひと付き合いは苦手で、悪いほうに物事を考える悲観主義者だそうでござる。

しかし、窮地にたつと先頭に立って戦うなど、やるときはやるタイプのミニボットなのでござるよな。

Photo_41Photo_42

故に、ドラッグはユニクロン戦争にて戦死しているようなのでござるよ?

因みに、ドラッグの海外名はハッファーなのでござるが、何故に改名されたのでござろうか?

やはり、みたまんまのネーミングなのでござるかな? (笑)

Photo_43

まあ、G1初期のミニボットは商品的にはチープでござるが、エピソードに事欠かない存在なので印象に残っている商品でござる。

最近のトランスフォーマーも見習ってほしいでござるよな。


サイバトロン騎士

2009-02-07 20:05:50 | トランスフォーマー・コレクション

Photo

ごきげんようでござる!

再販商品は、まったく同じ復刻版である事も嬉しいでござるが、少々異なる仕様であるほうが、入手済みの場合は嬉しいものでござるな。

ちゅー事で今宵は、2004年にトランスフォーマーコレクションで販売された、ターゲットマスター・ホットロディマス(TFC-13、ホットロディマス、3000円)の紹介でござる!

Photo_2 ホットロディマス(C-78、ホットロディマス、1600円)は日本では1987年に販売され、当時としては他の「トランスフォーマー2010」商品よりも完成度が高く、「トランスフォーマー・ザ・ムービー」の主役だけあり人気の高い商品であり、海外では新シリース(ザ・リバース)に伴いターゲットマスター仕様(C-108、ターゲットマスター・ホットロディマス、日本未販売)で販売され、日本でも販売予定だったでござるが・・・未販売に終わったターゲットマスター商品でござる。

その後も、2000年に復刻版(C-78、ホットロディマス、3000円)として再販されるも、ターゲットマスター仕様で販売されなかったでござるが、2004年に遂にターゲットマスター仕様としてTFコレクションで販売されたでござる!

Photo_3Photo_4

しかも、海外で販売されたターゲットマスター版ホットロディマス(海外名、ホットロッド)は、ターゲットマスターのファイアーボルトと引き換えに、武器パーツのフォトンレーザー(2種)を削除され、エンジン部・拳の穴の大きさを変更したでござるが、TFコレクション版では、ファイアーボルトもフォトンレーザーも付属する完全版となった商品なのでござるよ!

Photo_5Photo_6 

Photo_7Photo_8 

これこそ、トランスフォーマーファンが長年待ち焦がれていた復刻商品の手本となるべき商品でござる。

そう!、 付属のカードもC-110に改められている事も嬉しいでござるな。

Photo_10Photo_9

なお、拙者は2000年に復刻された商品は未入手なので、接続穴の口径変化は確認できないでござるが、おそらく1987年販売時のままで、フォトンレーザーのジョイント凸が削られているだけだと思うでござる。

Photo_11Photo_12

まあ、金型は同じでござるから、生産国の刻印は1986JAPANから1986CHINAに変更されている違いは確認できるでござる。(←がC-78版、→がTFC-13版)

更に、外見上の違いはシールの色合いの違いで、ドア部分のファイアーパターンから青色が抜けていたりするでござるよ。

Photo_13Photo_14   

Photo_15Photo_16

さて・・・ ホットロディマスの相棒となるファイアーボルトの日本版設定は存在しない(?)ので、海外設定である「ネビュロス星の原子物理学者、ファイアーボルト」のままだと思うのでござるが、設定が無いと言う事は、自分の好みで好きに考えても良いと言う事でござるな。 (笑)

Photo_17Photo_18

まあ、拙者はネビュロン人の設定で納得しているでござる。

武器モードの変形は、最も簡単で静電気放射小銃に変形するでござる・・・

Photo_19

う~む・・・

なんとも威力の無さそうな武器でござるが・・・

不意にバチンと痺れさせてビックリさせる効果は有るのでござろうな。 (笑)

Photo_20Photo_21

Photo_22Photo_23 

まあ・・・ どちらにしろ、ヴィークルモードでの合体はヒドイと言うか・・・ 前が見えないというか・・・ 後付感がバッチリでござるよ。

「良い子はマネしないでね」のごとく無茶な態勢での搭乗でござるが・・・

まあ、これが「いかれ暴走族」たる所以で、ファイアーボルト自身もスリルを求める性格のようでござるから、案外ホットロディマスとは気が合うのかもしれないでござるな。

Photo_24

しかし・・・

ホットロディマスのヴィークルモードはSFデザインのスーパーカーなのでござるが、最高速度は193キロと設定されており、スピード自慢のオートボットでは遅い方なのではないでござるかな?

Photo_25

Photo_26

まあ、暴走族が早いと云う言葉は聴かないので、コレはコレでいいのでござるかな?

Photo_27

Photo_28

しかし、ホットロディマスは「いかれ暴走族」と呼ばれていても、役職は騎士と云う珍しい肩書きなのでござるな。

まあ、これも主人公の特権でござろう!

Photo_29Photo_31

商品のプロポーションも良く、人気が高い事が納得できる商品でござるな。

Photo_32

まあ、当時の商品は可動が難点でござるが、二丁拳銃の如何にも米国人が好みそうな要素を取り入れられたデザインであることが解る商品でござる。

Photo_33

Photo_35  

しかし・・・ ターゲットマスターと成った事で二丁拳銃が失われたでござるが、TFコレクションにより両方の両方の武器が使用可能になった意味は大変大きいでござる。

Photo_36Photo_37

そう! やはり、ホットロディマスは二丁拳銃でナイト絵にならないのでござるよ。

Photo_38Photo_39

故にTFコレクション版は決定版なのでござるよ。

Photo_40

にも関わらず・・・

トランスフォーマーコレクションを終わらせてしまった事は残念なのでござるよ・・・

Photo_41

そう・・・ もし、TFコレクションが続いていたら、日本未販売のターゲットマスター版ブラー (C-110、ターゲットマスター・ブラー、日本未販売)も販売されたいたはずでござる・・・


日本限定ターゲットマスター?

2009-01-24 21:03:48 | トランスフォーマー・コレクション

Photo

ごきげんようでござる!

今宵は1987年に日本でのみ販売されたターゲットマスターの、サイバトロン・連射員、ステッパー(C-109、ステッパー、1980円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本本は「トランスフォーマー ザ☆ヘッドマスターズ」商品として販売されたでござるが、TVアニメには登場しない玩具オリジナル商品で、テレビマガジン連載のコミックにて登場したわけでござるが、商品はマイスター(06、マイスター、1800円)の金型を改修し、ターゲットマスター仕様にした商品で、今風に言うと掲載雑誌限定オリジナル商品の先駈けとも呼べる存在でござるが、通常販売だった商品でござる。

Photo_4Photo_5

彼らの出生の経緯は不明でござるが、元々は海外展開と同じくターゲットマスター仕様となった2010商品が日本でも販売される予定で商品番号もC-108~110が予定されており、ターゲットマスターのリーダーとして、帰ってきた(?)ホットロディマス(C-108、ターゲットマウター・ホットロディマス、未販売)がTVアニメにも登場する予定もあったそうでござるが、諸々の理由で変更になり、日本での商品販売も見送られ、急遽、ステッパーアートファイアー(C-108、アートファイアー、1980円)が販売が決定したようでござる。 (?)

Photo_6Photo_7

さて、ターゲットマスターのネブロンには細かい設定は無いでござるが、日本設定であるマスター星の住人なのでござろうな?

しかし、その名前は海外設定のネビュロン星が由来とおもわれるでござるが、商品は日本未販売のサイクロナス(D-91、ターゲットマスター・サイクロナス、未販売)付属のナイトステックを、そのまま流用しているでござる。

Photo_8Photo_9

ネブロンは武器モードである火炎キャノン砲に変形するでござる。

火炎キャノンと云うからには、砲弾は火球か焼夷弾の様なものか・・・ 尻から火が出る火炎放射器だったら嫌でござるな。 (笑)

Photo_10Photo_11 

では!本体はポルシェ935に変形するステッパーでござるが、黒いボディーと金色のメッキが所謂限定版ブラック仕様でごさるが、フロントとドア部分のシール処理されたファイヤーパターンのマーキングは、その筋のファンからは絶賛されている商品だったりするでござる。

Photo_12Photo_13

Photo_14Photo_15 

まあ、確かにマイスターと同じレースカーなのでござるが、どちらかといえばデモンストレーション用のカラーリングの様な気がするでござる。

Photo_16Photo_17

なお、同型であるステッパーマイスターの関係は設定されていないでござる。

Photo_18

商品はターゲットマスターを接続させる為にリアウィングにジョイント凹が増設されたでござるよ。

Photo_19Photo_20

Photo_21Photo_22

如何にも急造品のターゲットマスターらしい仕様でござるが、黒いボディ同士相性がいいカラーリングになっているでござる。

因みに本品は付属のシールを貼って仕上げた状態でござる。

Photo_23Photo_24  

まあ、拙者としては・・・ ターゲットマスターが車内に収納できる方が良いと思うのでござるが、ターゲットマスター誕生の背景を考えれば外付けじゃなきゃターゲットマスター呼ばれるカテゴリーに成らないかもしれないでござるな。 (笑)

Photo_25

ロボットモードはマイスターに比べればゴージャスな感じでござるが、マイスターに付属されていた武器パーツは削除されてしまったでござる。 (残念!)

Photo_26

その代わりに、背部に取り付ける武装ユニットは新規に制作され、ネブロンを取り付ける、他のターゲットマスターとは異なり、唯一右肩にターゲットマスターを「ゲットオン!」させる得意な存在となったでござる。

Photo_27Photo_28

しかし・・・ 手持ちの武器が無いというのは物足りないもので、連射員の肩書きを持つステッパーには武器が火炎キャノン砲だけというのも情けないでござる・・・

Photo_29Photo_30 

そう・・・ 設定では、ステッパーの性格は、怒りやすいが、正義感が人一倍強く、射撃の正確さはサイバトロンで1番(?)なのだそうでござる。

しかし、サイバトロンでは射撃の腕は1番を名乗る者が多いので当てにならないでござるな。 (笑)

まあ、まあ平常心だったら、同一目標に連続して当てる精密射撃ができるのかもしれないでござる。

Photo_31

Photo_33 

なお、本品はTV出演がなく日本限定販売だった為に生産数も少なく、しかもファイヤーパターンが好きな米国ファンに人気が出たために一時期は高いプレミアが付いていた商品だったのでござるが・・・

Photo_34

2004年に「トランスフォーマーコレクション」(TFC-15、ステッパー、3000円)として復刻販売され、海外でもリコシェットの名前で販売され、知名度を上げてオルタネーターズ(バイナルテック)版(20、スバル インプレッサWRX / リコシェット、日本未販売)まで販売されるようになったでござるな。

Photo_35