トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

B★BC

2011-09-09 22:57:17 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

台風12号の影響で停電になり更新できないばかりか画像ストックや新たに写真を撮るだけの時間が無く真っ暗な夜を過ごすハメになったでござる・・・

今宵も暗黒司令官なネタで1999年に「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」商品としてトイザらス限定販売が行われた、ブラックビッグコンボイ(C-35、限定版・ブラックビッグコンボイ、2980円)の召喚でござるな。

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本品はビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)の成型色変更品な訳でござるが、パッケージ及び取扱説明書とカードはC-35版ビッグコンボイと共通で、パッケージには限定版ブラックビッグコンボイの商品名と専用バーコードが貼られているでござる。

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なお、本品は前年度にトイザらス限定販売されたブラックライオコンボイ(C-16、限定版コミックボンボンオリジナル・ブラックライオコンボイ、2980円)に続く黒色仕様商品でござるが、本品では所謂ブラッココンボイ(D-012、ブラックコンボイ、3980円)のカラーリングが確立されておらず、マンモスの目の塗装のみに片鱗がうかがえるだけでござる。

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しかしまあ、黒色のマンモスちゅーものも実に悪役らしい風体でござるが・・・

設定上は一応サイバトロン所属のビースト戦士(?)らしいでござる。 (笑)

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なお、商品ギミックはC-35版ビッグコンボイと同じで、頭部レバーを引くとマンモスの鼻が動き、耳を引っ張ると牙が動くアクションギミックが儲けられているでござる。

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更にアタッモードであるマンモスタンクモードに変形してミサイルやマンモスハーケンを打ち出すミサイル発射ギミックを備えているでござる。

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商品上ビーストモードでは脚が動かない分のアクションギミックとアタックモードでのミサイル発射ギミックの使い分けは面白い設計なのでござるが、マンモスハーケン(×2)の発射ボタンは押しやすいでござるが、ダイヤル式ミサイル発射ギミックを採用したビッグキャノンのダイヤルは回しにくいでござる。 (笑)

明らかに設計ミスでござろうな?

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しかしまあ、ただでさえマンモスに遭遇したら怖いでござるが、なんだかよくわからないマンモスタンクに出会ったら戦意喪失じゃ収まらないので案外心理的に考えられたアタックモードかもしれないでござるな?

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そう、戦場では無駄に戦わないのも戦略でござるから、威圧感のあるデザインも大切でござる。

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当にブラックビッグコンボイのカラーリングは黒の重騎士というか魔王というか近寄りがたい独自の風格があるでござる。

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まるで仏壇仏具を思わせるカラーリングは仏教神話の神々に似た神々しさもあるでござる。

黒の破壊神と呼ぶほうが良いでござるかな?

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しかし、こんなブラックビッグコンボイでも設定上では、宇宙の危機を感じた超コンピューターのベクターシグマ(未販売)が密かに作り上げたビッグコンボイの影武者と呼べるようなサイバトロン戦士で、本人のクローン(コピー)なのか外観が似ているだけの別人か分らないでござるがビッグコンボイに忠誠を誓っているそうで敵対心は無いでござる?

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能力値はパワー(10)、知力(10)、スピード(8)、耐久力(10)、階級(10)、勇気(10)、火力(8)、テクニック(10)で、ビッグコンボイとは異なるようでござるな?

なお、ブラックビッグコンボイの設定や能力値は本品に記されていないでござるが、コミックボンボン誌上にて紹介されていたそうでござる?

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本品に付属するマトリクスもオレンジ色で塗装されており、なんとなくダミーぽい感じがするでござるな。

一部隊の指令菅ごときに影武者を立てる必要があるのか疑問でござるが、敵(ブレントロン陣営)がビッグコンボイに一目置いているのであれば陽動の意味もあるでござる。

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しかしまあ、戦力的な本音を言えばワンマンズアーミーの二つ名をもつビッグコンボイ並みの戦力を量産したくなるのがサイバトロン司令部の本音でござろうな。 (笑)

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一応は正義の軍隊において人道的クローン問題とか生体実験イロイロと表に出したくないタブーもあるはずでござるから、影に潜んで隠密行動する部隊もあるでござろう?

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拙者的には、ブラックビッグコンボイは彼と同じく黒色の成型色変更品サイバトロン戦士で構成されたステルスフォースと呼ぶべき影の部隊の指揮官として解釈しているでござる。

何せ、相手が忍者集団のブレントロンでござるから、忍者部隊が存在していてもおかしくないハズでござる。 (笑)

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アニメ本編の表舞台にも立てない限定品は人知れずプレミア値を背負って闇で活躍している方が似合うはずでござるよ。

そう、たとえ威圧感のあるデザインでも影は影でござる。 (笑)

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しかしまあ、公式設定が表に出てこない以上、ユーザーによるオレ設定で遊ぶのが一番よいハズでござるよな。

魅力有る玩具もそうでない玩具も思い入れひとつでお気に入りキャラクターに成るでござるからマイナーキャラも面白い存在でござる。


2011年は兎年

2011-01-01 02:15:10 | BW・ネオ

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新年明けましておめでとうございます。

本年も当ブログ「トランスフォーマー馬鹿一代。」をよろしくお願い仕るでござる。

さて、2011年は兎年でござるから、本年度の1発目はウサギに変形するトランスフォーで出発でござる!

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ウサギに変形するトランスフォーマーと言えば1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」に登場するサイバトロン・偵察員、スタンピー(C-31、スタンピー、880円)でござる!

グロ系デザイン中心になる海外展開のビースト戦士と異なりカワイイ系動物で勝負に出た日本展開の「ビーストウォーズネオ」は大いに評価したいものでござる。

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さて、本品は単品販売とディメトロディンに変形するデストロン突撃兵、スリング(D-31、スリング、880円)との対決セット(VS-31、草原の対決、1750円)が販売されたでござるが、どちらも本体及びカードや説明書は共通でござる。

なお、「ビーストウォーズネオ」商品の箱は商品サイズにより共通の規格が決められたわけでもなく、個々の商品に合わせて箱を製作している為に余剰スペースが発生しないパッケージになっているでござる。 シリーズとしての箱のサイズはバラバラでござるが無駄なスペースが無い分収納には重宝するでござる。

流石は住宅事情が厳しい日本展開版商品だと関心したものでござる。 (笑)

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更に、獰猛な猛獣や不人気な昆虫に加えてトランスメタルやヒューザーのようなイロモノビーストが多いなか、素直に一般的な動物をモチーフにした事は、日本のチビッコ達にもアピールできるビースト戦士でござる。

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しかし・・・ 如何してもウサギのイメージと言えば戦士よりも、狩られる獲物のイメージが強いので獰猛な恐竜軍団の前に頼りない存在でござる。

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新兵揃いのビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)部隊の頼りなさを強調するうえでは大成功な商品でござる。

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しかも、日本人に馴染の深い赤目の白ウサギでござるから、数あるビースト戦士でも1・2を争う可愛らしい商品でござる。

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なお、ビーストモードでは特別なギミックは用意されておらず、ウサギ頭部の分割線が目立ってしまう事が残念でござる・・・

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そう! ウサギの頭部は分割されてロボットモードの両腕となる少々グロいデザインなのでござるよな。 (笑)

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しかし、ウサギらしい太い足と尻尾が妙に可愛らしいデザインでござる。

顔も男性顔でござるが、女性キャラでも通用しそうなデザインでござるよな。 (笑)

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スタンピーのキャラクター設定は極端な臆病者で、何かと仲間の足を引っ張ることが多いお調子者でござるが、マイティーイヤーは遥か遠くの音を聞き逃さない地獄耳で、スピード(逃げ足)は誰にも負けないと自負する情報収集の専門家でござる。

なお、能力値はパワー(4)、知力(7)、スピード(8)、耐久力(4)、階級(7)、勇気(4)、火力(5)、テクニック(8)でござる。

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武装は両腕(ウサギの耳)に仕込まれた特殊ブレードで、高速で振り回す事により岩石も切り裂くイヤーソードでござる!

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ロボットモードでは、ウサギの尻尾を動かす事により、両腕が微かに動くアクションギミックが仕込まれているでござるが、ハッキリ言って微妙でござるよな?

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なお、本品はウサギらしい小柄な商品でメガサイズ相当のロングラック(C-29、ロングラック、2500円)との対比は調度良い大きさでござるが、本品は造形的にロボットモードのデベソが目立ってしまう事が残念でござる・・・

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そう、本品は「ビーストウォーズネオ」新作サイバトロン商品の特徴である、スパーククリスタルの装備と第3変形モードが用意されており、スタンピーはカニを思わせるシルエットのシザーモードに変形するでござる。

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まあ、アタックモードと言うかアナザーフォームと言うか意味不明なシザーモードでござるが、一種の武器モードでござろうな?

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そう、拙者はアニメ本編を観ていないのでシザーモードがどの様に描かれたのかわからないでござるが、商品のデベソはジョイントパーツで他の商品が保持できる為のグリップでござる。

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シザーモードは格闘戦用の武器として使用されるようで、シサーモードでもウサギの尻尾を動かせばイヤーソードが微かに動くでござる。

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う~む・・・ 格闘武器としては扱いにくそうな武器でござるが、第3形態を取り入れなくてはいけない設計においては無理やりなデザインでも苦肉の策なのでござろうな。 (笑)

まあ、ビーストウォーズ商品の可能性を追求した商品であることは間違いないでござる。

しかしまあ、デベソ状のグリップは折りたたみ式にして股間に収納できなかったものでござるかな? ・・・ちゅーか、股間に収納だとグリップを展開したらシモネタに成るので却下されたのでござろうな。 (笑)

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そう、本品は男性キャラなのでござるが、海外とかだと女性キャラとして販売できそうだったので、股間にグリップを収納することは避けたのかもしれないでござる。

やはりウサギはバニーボーイよりバニーガールの方が似合うと思うのは全国共通だと思うでござるよ!

・・・まあ、筋肉質なマッチョボディであればバニーボーイも捨てがたいでござる。 (笑)


ワンマンズアーミー

2010-08-09 04:35:42 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

ビーストウォーズ日本展開での第3作目にあたる「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」ではゴリラ(C-1、コンボイ、2980円)、白ライオン(C-16、ライオコンボイ、2980円)と続いた3人目の司令官の動物モチーフには苦労したようで、結果的には恐竜軍団と渡り合えるマンモスに決定したそうでござる。

ふむ、確かに絶滅種とはいえ、象よりも強そうなイメージがあるでござる。

ちゅー事で今宵は、マンモスに変形するサイバトロン軍総司令官

ビッグコンボイ(C-35、ビッグコンボイ、2980円)の紹介でござる!

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本品は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」商品として単品販売とマグマトロン(D-35、マグマトロン、2980円)とのVSセット(VS-35、大宇宙の対決、5800円)の2種が販売されたでござるが、本体仕様及び説明書やカードは同じでござる。

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なお、本品は急場しのぎの「ビーストウォーズⅡ」展開中に開発時間が確保でき、完全日本販売を前提としていた商品として販売されたおかげで、TAKARAのメーカー刻印と生産国(MADE IN TAIWAN)以外にアニメ製作会社の葦プロの名前も刻まれている珍しい商品となったでござる。

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商品はビーストモードでは四脚は略固定でござるが、軟質パーツ製のマンモスの鼻は頭頂部のレバー操作により可動し、牙はマンモスの耳を引っ張る事で可動するでござる。

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生物特徴を捉えたアクションギミックでござるが、マンモスゆえに地味でござるかな?

そう・・・ ゴリラや白ライオンに比べると巨体ゆえに重々しく破壊力が有りそうな図体ながら獰猛さには欠けるのでござるよな?

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しかし! ビッグコンボイには、ゴリラや白ライオンにはない第3形態のアタックモードが存在し、マンモスタンクモードに変形するでござる。

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見た目は少々グロテスクでござるが、マンモス背部を構成するビッグキャノンを展開させ、わき腹に収納されたマンモスハーケンを露出させる戦闘モードなのでござるよな。

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うむ、象を重戦車に例える場合もあるでござるが、本品はまさにマンモスタンクモードの名の如く重戦車でござる。

拙者的にはキャタピラが無いのは残念でござるが、同じくゾウに変形するサントン(C-28、サントン、1200円)とは異なる設計思想は感心するばかりでござる。

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なお、マンモスタンクモードでは商品デザイン上、マンモスハーケン(×2)は射出可能でござるが、ビッグキャノンのミサイル(×2)は発射ダイヤルが回せない為に射出できない欠点があるでござる。

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さあ、ロボットモードの変形は複雑で、いわゆる外皮の中にロボット本体が収納された設計で鎧を着込んだ重々しいデザインは、ビッグコンボイの名に相応しいでござる。

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しかも、シリーズ継承キャラのお約束で、デザインも複雑で角などの突起も増えるデザインは見事で、故意か偶然か左右非対称の左腕がクリアパーツで製作されている商品が実に良い味を出しているでござる。

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金メッキされた目や大型化したアンテナ(?)もバランスを崩すことなく造形されており、歴代コンボイ商品の中でも男前な造形でござる。

なお、スパーククリスタル(?)を兼ねた胸部カバーは開閉し、マトリクスを見る事が可能でござる。

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更に、マトリクスは着脱可能で両手に保持する事が可能なのでござるよな!

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しかも、両腕にはトンファーが収納されており、打撃系近接戦闘を行えるようでござる。

ライオコンボイとは異なる重火器・パワー系の司令官でござるな。

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そう! 商品も体全体に火器系の武器が仕込まれており、「伝説のワンマンズアーミー」の通り名の如く重武装なのでござるよな。

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設定上のビッグコンボイは、完成された戦闘能力を持つサイバトロン戦士で、本来は孤独を愛し、常に単独で任務を遂行してきた歴戦の戦士で、セイバートロン星のコンピューターであるベクターシグマ(未販売)の指令を受けてロングラック(C-29、ロングラック、2500円)達新兵の教官に就任した訳でござるから、役職名であるサイバトロン軍総司令官ちゅーのは、間違いだったりするのでござるよな?

まあ、部隊司令官とか部隊指揮官にしておかないと、本来のサイバトロン軍総司令官(最高権力者)であるグレートコンボイ(未販売)の立場が丸つぶれなのでござるよな。 (笑)

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一応アニメ本編では、グレートコンボイ亡き後サイバトロン軍の総指揮を任されたのがライオコンボイだったらしく、ビッグコンボイ自身は総司令官の座には興味が無いようでござるな。

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さて、ビッグコンボイ最大の武器であるビッグキャノンはダイヤル式でミサイルを連射するギミックを搭載しており、マンモスからロボットモードの変形でも取り外さず変形が可能な設計でござるが、実際に変形させるには一度本体から取り外した方が変形させやすかったでござる。 (笑)

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脚部のマンモスハーケン共々、無にデカイ武器は男心をくすぐるものがあるでござるが、ミサイルパーツの予備が無いのは残念でござるよな。

いくら余剰パーツ対策とはいえ、ミサイルは消耗品でござるから、予備は欲しいでござるよ。 (笑)

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そう! 本品の欠点を挙げれば予備ミサイルが無い事や、アタックモードでミサイルが撃てない、外皮のおかげでポージングが難しいなどが上げられるでござるが、かなり考え込まれて設計された商品である事が感じられる一品でござるよな。

出来ることならマスターピースで再設計されるとか、新シリーズで戦車か装甲車に変形するリニューアル商品が欲しいところでござる。


デストロン情報将校

2010-03-26 02:42:44 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

日本ではキャラクターの性格の決定する場合は、ヴィークルモードやヴィーストモードのデザイン及び特殊技能などの特長を活かして考えられるものでござるが、米国では形状に左右されず個性的な性格を与える為に本来の力を発揮できないというような性格が多いでござる。

日本でも最初にデザインありきの場合でも、元のデザインのイメージがわきにくい場合は、シリーズのストリー上必要な役割を与えられるでござる。

ちゅー事で今宵は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」より、スティラコサウルスに変形するデストロン軍団・情報将校、キラーパンチ(D-39、キラーパンチ、1800円)の紹介でござる!

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本品は単品販売とサイバトロン攻撃指揮官、サバイブ(C-39、サバイブ、2200円)とのVSセット(VS-39、絶叫の対決、3980円)の2種が販売されているでござるが、箱以外の仕様変更が無い商品でござる。

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スティラコサウルスがモチーフのトランスフォーマーは本品が初となるのでござるが、商品自体はトリケラトプスに変形するデストロン軍団・恐竜参謀、ガイルダート(D-29、ガイルダート、1800円)の頭部・尻尾などの一部パーツを変更した商品でござる。

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所謂、頭部変更のコンパチ商品で同系列の恐竜ながら別種に見えるのは見事でござる。

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しかも、ただ頭部を変更しただけでなく、ガイルダートの第三変形であるデッドフェイクモードが廃止され、新たにスティラコサウルスの頭部を飛ばすヘッドパンチ・ギミックが組み込まれたでござる。

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スティラコサウルスの特長を再現したギミックではないでござるが、第二頭部を再現しておりガイルダートとの差別化を図った設計には感心するでござるよな。

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スティラコサウルスの頭部パーツ(ヘッドパンチ)は追跡機能をもち、如何なる情報を見逃さない為に敵味方からも恐れられているそうでござるが・・・ サバイブトゥルーワンの様なコウモリ型と比べるとスティラコサウルスの生首でござるから飛んできたら怖いでござるよな。 (笑)

しかしまあ、第二頭部のデザインはバクのようでもあるでござるが該当するような恐竜なり動物なりのモトネタが分からないでござる?

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ロボットモードは恰幅の良い如何にも偉そうな軍人を思わせる体型で、役職を情報参謀にせず情報将校にした事はなんとなく理解できるでござる。

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本品の特長はスティラコサウルスの頭部は背中に背負ったり、右腕に取り付けたり、左手に盾としても保持できるでござる。

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キラーパンチの頭部は髭面を思わせるヘルメットと一体化したデザインはガイルダート以上に下品で偉そうな面構えでござる。

体型といい顔といい、部下の手柄は横取りし、自分の失敗は部下に押し付けるような典型的な能無し将校ぽいデザインでござる。

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なお、性格はデストロン一の情報収集能力を持ち、その情報をもとに様々な罠をはりめぐらし、待ち伏せや敵の裏をかく攻撃を得意とするようでござるが、TVアニメでは誤認情報を流し自軍すらも混乱させるようなイマイチ当てにならない存在でありマグマトロン(D-35、マグマトロン、2980円)本体とは行動しないゲストキャラクター扱いだったでござる。

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本品の武器はガイルダートと異なり、尻尾に収納されたキラソードで武器の差別かも図られているでござる。

接近戦主体のビースト戦士らしい武器でござるが、左腕の可動範囲が狭いためにポーズが付けずらいでござる。

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なお、スティラコサウルスの頭部を盾として左手に保持できるでござるが、右手(第二頭部)にはキラーソード用の接続ピンや保持力がないので持たせられないのが本品の欠点でござる。

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しかしまあ、ステラコサウルスの特長は全く活かしていないキャラクターでござるが、キラーパンチがゲストキャラ扱いではなく、レギュラーメンバーだったらガイルダートとは良い漫才コンビになっていた事でござろうな?


物理学者バンプ

2010-03-12 05:34:12 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」は日本独自のビーストウォーズで、新設計のビースト戦士も多く登場したでござるが、商品数を増やす為に過去販売された商品の成型色変更品を新キャラクターとして再販したでござる。

しかし、TVアニメ本編にゲストキャラとして登場させた為に他の玩具のみしか販売されなかったキャラクターよりも恵まれていたかもしれないでござる?

今宵は「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」第19話「物理学者 バンプ」に登場した惑星タモスに住むサイバトロン・物理学者、バンプ(C-38、バンプ、750円)の紹介でござる!

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本品は1996年に「BEAST WARS」商品として販売されたアーマディロ(日本名、アルマー、VS-X1、火山の対決、3980円)の成型色変更品で、1999年の「ビーストウォーズ ネオ」商品として単品販売と、デストロン・要塞守備兵、バズーカ(D-38、バズーカ、750円)とのVSセット(VS-38、極限の対決、1480円)の2種が販売されたでござるが箱以外の違いは無い商品でござる。

拙者的には「ビーストウォーズ ネオ」商品の箱は価格帯による定型サイズではなく、商品サイズに合わせた個別の箱なので余剰スペースが発生しないでござるから・・・ コレクターにとっての問題点である収納に優しい箱として評価しているでござる。 (笑)

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なお商品は赤色のアルマジロ(ブラジリアン・ジャイアントアルマジロ?)でござるから、変な感じでござるが・・・ 商品的には可愛らしいカラーリングなので、生物学的に云々言わずに素直に受け止めるでござる。

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商品サイズ的には問題は無いのでござるが、ビーストモードでの可動部分が少ないのでTVアニメ本編のようなポーズはとれず少々不満が残るかもしれないでござるかな?

まあ、人によってはメガネも欲しいと思うでござるが、本品には付属しないでござる。

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なお、アルマジロの後足ははシークレットウェポンであり、尻尾は一発変形(フリップチェンジ)ギミック用の作動レバーでござるから、ビーストモードでは可動させられないのでござるよな。

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しかし、一発変形ギミックを採用しつつプロポーションも両立できる設計には感心するでござる!

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ロボットモードのデザインはアルマーと全く同じでござるが、色が違うだけでも全く違和感が無いのはTVアニメ登場による主観的な存在感の違いでござろうな?

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なお、バンプの性格設定は極めて地味で、セコセコと小銭を集めている様な奴で、他人からは暗いと思われているが、本人は身体を丸めて自分の世界に引きこもっている時が一番幸せだとか・・・ ムチャクチャひどい性格設定でござるが、TVアニメに登場しないトランスフォーマーは理由付けで人前には出たくない性格にされる事が多いのも伝統でござるよな。

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しかし、戦闘時は両腰のシークレットウェポン(右腕・チェーンボンバー&左腕・クローブラスター)を素早く引き抜き早撃ちを見せたり、防御力の高い甲羅に守られるなど戦闘力は高いでござる。

サイバトロンの科学者は、専属の戦闘員よりも重武装で戦闘能力が高いのも特長でござる。 (笑)

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劇中でも、社交性の無い性格で描かれていたでござるが、怒る怖い戦闘能力を披露したでござる。

伊達に単独で研究する科学者ではないのでござるよな。

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やはり、ビーストウォーズ本編未登場のアルマーより、TVアニメ1本にでも登場するバンプの方がエピソードには困らないものでござる。

コレが、アルマー本人でスーパーモードとかで販売されていたら・・・ 商品的存在感としてはイマイチでござるから、別人として販売した事には成功でござろうな。

知名度優先の同一人物のカラーバリエーションより、商品流用や再販商品でも別人として存在感やフォローが有ればしっかり売れるものでござる。

昨今のタカラトミーの商品に欠けているのはコレなのでござるよな?