トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

スパークダッシュ!火炎戦士

2009-03-30 15:59:41 | トランスフォーマー・超神マスターフォース

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ごきげんようでござる!

戦車という特殊車両は戦闘目的だけの車両であり、たとえ戦闘目的である正義側陣営に置いても露骨に配備しにくい戦闘車両でござるから、トランスフォーマーでも正義のサイバトロンに所属する戦車系トランスフォーマーは、SF風な戦車以外は軍用色を廃止て、民間風なカラーリングで登場していたりするでござるな。

ちゅー事で今宵は戦車に変形する。1989年に「トランスフォーマー 超神マスターフォース」商品として販売された、サイバトロン火炎戦士、ハードスパーク(C-313、ハードスパーク、580円)の紹介でござる!

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本品はフリントギミックにより火花を噴出し走行するスパークダッシュ商品の一品で、海外ではスーパークボットとして、成型色がオリーブドラブ(?)に変更されたカズル(日本未販売)の名前で販売されているでござる。

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まあ、海外(アメリカ)では世界の警察である正義の軍隊 が使用する特殊車両でござるから、日本ほど神経質でないので軍用色でも問題はないのでござるが、日本ではイロイロと問題があるらしく銀色で、軍用ではない特殊車両らしいマーキングや銀色のボディなのでござるよな。 (笑)

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しかも、海外名であるカズルは、日本のイメージでは怪獣ぽいので、デストロン側の怪獣モンスター型スパークダッシュ商品であるガズル(Dー319、ガズル、580円)に受け継がれているのでござるよな。 因みに、ガズルの海外版は紫色のボディでシンダーソアー(日本未販売)でござる。

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なお、戦車の武器といえば戦車砲なのでござるが・・・

彼の場合は設定されている武器は不明で、体当たり攻撃が得意と設定されているのでござるよな。 (笑)

う~む・・・ 戦車でありながら、戦車砲が使えないとは、陸上自衛隊を思わせる涙苦しいサイバトロン戦士でござる。

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ロボットモードの変形は非常に簡易であり、ポロポーションもダメダメなのでござるが、デザインは悪くないのでござるよな。

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もっと大型商品でキッチリ作りこめば良い商品に成りそうなので、是非にリメイクしてもらいたいものでござる。 (うん!)

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なお、ハードスパークの能力値は体力(7)、知力(3)、速度(4)、耐久力(7)、地位(3)、勇気(6)、火力(8)、技能(3)で設定されており、性格は記載されていないでござるが、すぐに方向を変えられない弱点があることで、猪突猛進な性格であると思われるでござる。

しかも、必殺技は「キャタピラファイヤー」と云う自分の重量を利用し、地面とキャタピラの摩擦で火炎を起こして攻撃する技を使用するそうでござるが・・・ とことん戦車砲は使いたくないらしいでござるな。 (笑)

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そう! アレが・・・

「戦車砲は最後の武器だ! 我々はスパークダッシュだ!」

等と云うフレーズなのでござろうな。

まあ、TVアニメ未登場なのが惜しまれるでござるよ。

因みにスパークダッシュ商品は海外(欧州)ではG2商品としてクリアボディで再販売されているのでござるが、戦車型のカズルシンダーソアーは販売されていないのでござる。 (?)

う~む・・・ 欧州では、流石にサイバトロン(オートボット)で戦車は不味かったのでござろうか?

まあ、戦車のイメージは御国柄でござるな。 (笑)


誇り高きロック騎士

2009-03-29 16:31:53 | マシンロボ

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ごきげんようでござる!

デジカメが壊れるは風邪で体調が悪いはで調子が芳しくないので今宵はマシンロボ・シリーズより岩石超人のクロスロック(MRR-6、クロスロック、950円)の紹介でござる。

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本品は1986年に「マシンロボ クロノスの大逆襲」商品として販売され、TVアニメ26話「クロスロックの大予言」に登場しているのでござるが、劇中登場の設定と玩具設定では大きく異なっているのでござるよな。

まあ、コレは玩具設定よりも、TVアニメのストーリー的に配役をハメ込んだゲストキャラクター扱いだった為でござるな。

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玩具設定では、宇宙ベンガラ鉱石に変形する超人硬度10の岩石王族の子孫だそうでござる。

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商品イメージは大きさ的にも岩石と言うか・・・ 銀色の海苔を巻いたオニギリ風でござるが、変形方法は正統派で、余計な外装が発生しないでござる。

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そう・・・ 騎士のイメージで云えばスマートでは無いでござるが、銀色の鎧を着込んだ重厚な騎士のイメージには当てはまる商品でござる。

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故に、専用武器も剣(セイントソード)で騎士らしい装備なのでござるよな。

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玩具設定では、幼少より騎士としての教育をうけ、チームプレーよりも一騎打ちに強いタイプだそうで、正義感が強く、曲がった事がキライな性格らしいでござる。

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なお、セイントソードは、岩石王族に代々伝わる聖なる剣で、剣先からは神から与えられたオーラを発し、悪のエネルギーを静める効果があると云う、なんとも大層な武器でござる。

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まあ、玩具設定のままTVアニメに登場しているのであれば、全く別の話に成っていた事でござるが、同型のクロスロックも多数存在していたと考えるのであれば納得がいくでござる。

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まあ、本品は当時の商品では可動が多い方でござるが、現在の玩具技術だとボールジョイントを使用すれば、更に可動範囲が広がるので拙者的にはリメイクして販売してもらいたいシリーズなのでござるが・・・ まず・・・岩石超人の需要はないでござろうな。 (笑)


コンドルは飛ぶ!

2009-03-28 22:58:46 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーアンコールにて、カセットボットが再販された事は嬉しく、四半世紀を経た商品がいまだに販売される現実に驚きを感じつつ、今宵は最初期に販売されたデストロン軍団カセットボット部隊・空中攻撃兵、コンドル(20、コンドル、680円)の紹介でござる!

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本品は1983年にミクロチェンジ商品のミクロカセットロボ(MC-03、コンドル、680円?)として販売され、1984年に「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」商品として貼付されたシールの模様の変更とシークレットエンブレムを追加して販売されたバリアケース付の単品販売品であり、以後様々な販売仕様で販売される事となるコンドルの最初期商品でござるが、外箱は以後販売されるカセットロン・カセットボットの箱よりは一回り大きいでござる。

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そう、海外ではレーザーヴィークと呼ばれており、コンドルの名前はミクロチェンジ商品よりの親しみにある名前なのでござるな。

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因みに、海外ではフレンジー(18、フレンジー、680円)とセット販売であり、日本展開では1968年販売の再販版(D-60、コンドル、680円)ではバリアケースが削除され、ブリスターパックで販売されており、1987年には「サ・ヘッドマスターズ」商品として再々販売(D-105.コンドル、未販売)の予定があったでござるが、未販売に終わっているでござる。

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その後も、2003年にトランスフォーマー・コレクションとして、サウンドウェーブ(TFC-10、サウンドウェーブ、4980円)とセット販売され、2007年にもトランスフォーマー・アンコール(3、サウンドウェーブ、4725円)としてサウンドウェーブとセット販売されているでござる。

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まあ、カセットロンは単体でも遊べるでござるが、サウンドウェーブが居てこそ真価が発揮される商品でござるから、共に再販される事は喜ばしいでござるな。

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ロボットモードはコンドルの名に相応しく、略式デザインでござるが猛禽類らしいデザインで、サウンドウェーブメガトロン様(16、メガトロン、2300円)の腕や肩に乗せている姿は鷹匠のようで、絵に成る存在でござる。

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故にTVアニメでの登場頻度は高く、偵察・追跡・攻撃と大活躍し、コンボイ(01、コンボイ、3900円)すら倒した実力者でござるから人気の高いキャラクターでござるな。

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まあ、背中に取り付ける武器ユニットがカセットモードでは完全な余剰パーツとなるのが、25年も前の商品であるがために仕方が無い事でござるが、変形×2版ジャガー(C-13、ハウンド、2310円)のようなリメイクを望みたいでござる。

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なお、コンドルの同型機はバズソー(VSZ、サンストリーカー&スキッズVSバズソー、3980円)やガーボイル(71、コバルトセンチュリー、2000円)、サンドル(カセットロンセット、キスぷれPOSITION、3999円)などが販売されているでござるが、みなセット販売品なのでござる。 うむ・・・単品販売でキツイのでござるかな?

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どちらにしろ、コンドルはカセットロンを代表する存在でござるから、レーザーヴィークの名前でイロイロと販売されても、コンドルはカセットテープやキューブ(GX-02、サウンドウェーブ、3500円)のような記録母体に変形するのがコンドルのようでござる。 (笑)


まもなく「変形×2」 1周年

2009-03-27 20:08:55 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

さあ、今宵は久しぶりのデストロン軍団商品で、2008年販売の「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版デストロン航空参謀スタースクリーム(D-02、スタースクリーム、2100円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は海外では2006年に「CLASSIC」販売され、初代スタスクリーム(22、スタースクリーム、1980円)の完全リメイク商品なのでござるが、日本販売版では、より旧玩具のイメージに近づける為に塗装パターンの変更とメッキ処理が追加された商品でござる。

そう! 商品イメージは海外版よりも日本版の方が初代スタースクリームのイメージに近い為に海外でも人気のある商品なのでござるよ。

日本販売が2年待たされただけの追加サービスでござるかな? (笑)

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まあしかし、本品の完成度はミサイルランチャーが玩具ぽい事を除けば、同じくリメイク商品であるロボットマスターズ版スタースクリーム(RM-12、スタースクリーム、1480円)よりは完成度が断然異なる商品であり、販売価格的にも満足のいく商品でござる。

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無論、商品サイズ的の変形×2版の方が大きいでござるが、米国の安全基準に合わせている為に、細かいパーツは再現されていないでござる。 (笑)

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まあ、それでもシルエット的のは問題なく、ロボットモードの胸部ダクトの回転翼を着陸脚に見立てるアイデアは拙者的にツボでござるな。

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しかし・・・ 車輪としては回転できないのが辛いでござるな。

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まあ、拙者的には機首部分が青くないのも、ちと不満でござるが、コレはコレで良しでござるかな?

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しかし、本品は変形の難易度も高く無いにもかかわらず、ロボットモードでの良好なプロポーションとスタースクリームらしいデザインは称賛に値するでござる。

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そう! 商品コンセプトである劇場版「TRANS FORMERS」の前に今一度「トランスフォーマー」を見直し、日本販売では「変形遊びの楽しさを、もう一度子供達に!」のコンセプトは新規のファンだけでなく、目の越えた大きなお友達にも好評を得ている商品でござる。

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拙者も本品を手にしてみると、なるほど高年齢層向けの高額商品の必要性は感じない商品であることは実感するでござるよ。

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そう! 所詮は玩具でござるから、豪華仕様などは関係なく、子供から大人まで全年齢に対応した玩具の方が優れている玩具だと拙者は思うのでござるよ。

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変形×2シリーズは、そういう意味では貴重な全年齢対応シリーズと呼べなくもないのでござるが、本シリーズのスタートは新規の子供向けだったにも関わらず、多くの購入層は従来のファンと新規参入の高年齢層および転売組みと海外ディーラーちゅー難とも後味の悪いスタートでござるな。 まあ、コレはタカラトミーの判断ミスもあり、商品が市場に出回らなかったのも原因であり、どれだけ本来の購買層である子供にアピールできたのかは謎でござるな。

そう! 児童雑誌による展開も良いでござるが、TVアニメによる露出には適わないものでござるよ。

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因みに、拙者の近所のチビッコ達はトランスフォーマーを全く知らないのでござるよな。 (笑)

そりゃそうでござろう、只でさえ少ない玩具売り場にトランスフォーマー商品が無いのであれば、自然とTV露出の高いバンダイ系のヒーロー玩具に流れるモノでござるよ。

まあ、TV放送の地方格差があるので、トミカヒーローも放送していないコチラでは販売が苦戦しているでござるよ。

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うむ・・・ 商品は良いだけに、タカラトミーの販売戦略の下手には呆れるでござるよな?

何故に中途半端なのでござろう?

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まあ、タカラトミーはファンが支えているようなメーカーなので、ソレはそれで良いのでござるが、ファンだからこそ心配になるのでござるよな。

そう! 下手に異種のファン層を開拓するよりも、もっとチビッコを洗脳する方が長い目で見れば販売戦略的にも成功すると思うのでござるが、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」はアピールしきれていない感じがあるでござるな。


その名は! ビーストコンボイ

2009-03-26 15:56:11 | ロボットマスターズ

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ごきげんようでござる!

今宵も前回に続いて「ロボットマスターズ」ネタで、惑星エネルゴア(太古の地球?)より参戦のビーストコンボイ(RM-11、ビーストコンボイ、1480円)でござる。

Photo_2本品は2004年に販売された完全新金型による商品であり、1997年に販売された「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」版コンボイ(C-1、コンボイ、2980円)のダウンサイズの廉価版商品でござるが、ロボットモードのプロポーションなどはTVアニメ(CG版)を参考に造形されているので、小さいながらも程よい完成度を誇る商品でござる。

なお、ロボットマスターズでは何故かスペック値の表示が8項目から5項目に変更されているでござる。

しかも、商品商標上、コンボイ(RM-01、G1コンボイ、1480円)との混乱を避ける為に、ビーストコンボイの俗称を商品名で登録したようでござる。

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まあ、ゴリラに変形(変身)するビースト戦士でござるから、俗称のビーストコンボイでも良いのでござるが、彼の場合は新コンボイ2代目コンボイゴリラコンボイ子安コンボイマキシマルズコンボイオプティマスプライマルなどなどの俗称を持っているので、トランスフォーマー全史を研究する上では、オフィシャルで名前を統一してもらうと有難いでござるな。 (笑)

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さて、商品はロボットマスターズ新金型使用商品に付属する共通デザインのミサイルランチャーが付属するでござるが、本体はロボットモードを重視しているために、ビーストモードでのプロポーション及び造形は少々不満のある商品だったりするのでござるよな。

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そう! ゴリラの顔はコレはコレで愛嬌が有るのかもしれないでござるが、瞳が書き込まれていないので、無表情で怖い感じがするのでござるよ。

しかも、ビーストモードでは顔を下向きにしているのも、ちと不満が残るでござるかな?

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コンボイ 変身!

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ロボットモードへの変形は簡易で、背中に収納されたプラズマキャノンも可動するでござる。

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しかしまあ、何よりも驚かされるのはロボットモードのプロポーションであり、TVアニメでのイメージの強い口を露出させたマスクの造形でござるな。

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まあ、C-1版コンボイでは造形されていない口は、TVアニメ側の演出上のアイデアであり、商品では既に出来上がっていたので間に合わなかったのでござるな。

故にマスクの開いたコンボイが好きな御仁には長らく待たせた商品でござる。

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商品ギミックは、ドラミングギミックやミサイル発射ギミック及び右腕に収納されたハンマーは削除削除されているものの、背中にはサイバーブレードが収納されており、両手に保持が可能なので、TVアニメ重視の御仁にはピッタリの商品でござるな。

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更に両腕にはメガブラスターが収納されており、よりTVアニメに近い商品と成っており、付属のロボットマスターズ標準ミサイルランチャーも保持方法は微妙でござるが、玩具的な仕様も忘れてはいないでござる。 (笑)

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まあ、全体的な商品イメージは販売価格を考えれば納得がいく商品でござるな。

しかも、本品は2007年にテレもちゃ版コンボイ(TM-01、コンボイ、2625円)として再販されているのでござるが、テレもちゃ版は塗装が強化されており、よりTVアニメのイメージに似た商品に仕上がっているでござる。