トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

さよならラットル?

2008-12-31 02:54:08 | BW・メタルス

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2008年も最後でござる!

故に鼠年の最後を締めくくるのは、ネズミでござろう先輩!

ちゅー事で、今宵は1999年に販売された「トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス」のメカネズミに変形するサイバトロン諜報員、メタルス・ラットル(C-43、メタルス・ラットル、1800円)の紹介でござる。

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本品は、ラットル(C-5、ラットル、750円)がクオンタム・サージという特殊なエネルギーを浴びてトランスメタルに進化した姿の商品なのでござるが、本品のバリエーションは多数あり、日本販売されただけでも、単品販売とメタルス・テラザウラー(D-43、メタルス・テラザウラー、1800円)とセット販売された閃光の対決(VS-43、閃光の対決、3500円)が有り、これ等は同じ仕様でござるが、先に劇場先行販売された海外版のラットトラップ(海外版、トランスメタル・ラットトラップ、2200円)とは、成型色の色合いや、サイバトロンマークなどのプリント処理は異なっているでござる。

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更に、日本販売としては、トイザらス限定版のパズルのオマケ(?)白いメタルスラットル(2999円)等がある、海外では、青いラットトラップ(日本未販売)や赤いラットトラップ(日本ではトイザらスの販促クジ用景品)が販売されており、ビーストウォーズ10周年記念版(日本未販売)等が販売されているでござる。

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日本販売版の本品は、TVアニメのイメージに合わせて成型色を明るいグレーに変更した商品でござる。

なお、海外版では背中にRATTRAPとプリント処理されているでござるが、日本版ではCYBERTRNに変更されているでござる。

まあ、自分の名前をプリントされるよるも軍団名の方が好いでござるな。 (笑)

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商品はメタルス化によるパワーアップなので大型化しており、尻尾は多重関節により自在に可動するでござる。

が・・・ ロボットモードでは武器となる尻尾の取り付け位置には、やや微笑ましくもダサイ事が欠点でござるな。 (笑)

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更に、トランスメタルの特長であるヴィークルモードにトリプルチェンジ(?)する事により、ビーストモード以上の機動力を得るのでござる。

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なお、商品でも転がし走行は可能でござる。

「カックイイ~! タイヤも付いてF1マシンもぶち抜くぜ!」

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と、言っても遊園地の乗り物を思わせるデザインでござるよな。 (笑)

まあ、劇中でも比較的頻繁に登場したので、ほぼイメージ道りの商品なのでTVアニメ重視派のファンにもウケが好かったそうでござる。 (?)

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そう、ロボットモードも脳ミソや内臓が丸見えのグロいデザインなのでござるが、非常にバランスが良い体型なのでござるな。 ・・・ちと、接地性は悪いでござるが。 (笑)

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コレもTVアニメ製作と玩具メーカーが連携できた傑作商品と言えるモノなのかもしれないでござるが、確かに体格も大きくなり、メタルス化で機動力・防御力も増したはずなのでござるが、武装は貧弱になったような気がするのでござるよ。

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そう・・・ 設定では「体の大きさは変わらないが、タイヤが装備されて、走るスピードが大幅にアップした! ピカピカのボディが自慢。」と記されており、パワー(6)、知力(7)、スピード(9)、耐久力(5)、階級(5)、勇気(8)、火力(6)、テクニック(7)の能力値が設定されているのでござるが・・・

劇中で使用したフュージョンライフルやフュージョングレネードと云った武器が商品では付属せず、武器となる尻尾のラットサーベル(ティルウィップ)のみなのでござる。

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う~む・・・ 商品面でも銃火器類の武器が欲しかったのでござるが、銃火器系の武器を持たない商品が増えだしたのもコノ頃だったでござるな。 (?)

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因みに、尻尾を握った右腕は、そのままビーストモードorヴィークルモードでの尻尾接続位置になるのでござるよ。 (笑)

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せめて、メタルス・ラットルの後輪は外せて、左手に盾として保持できれば良かったのでござるが、そのような気の利いたギミックって無いのでござるよ。

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なお、メタルス・ラットルには第4形体が設定される予定だったらしく、ロボコンサイクル風のゴーカートモード(俗称)と呼ばれる半ヴィークル形体になるのでござるが、コレが本当に脚部に車輪が付いていたら違和感無く転がし走行が可能だったハズでござる。

一説には設計変更になったとか、コスト削減で削除された等と云われているでござるな。

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しかし・・・ この半ヴィークルモードは、次回作の「BEAST MACHINES」(日本名、ビーストウォーズ・リターンズ)のラットトラップ(BR-03、ラットル、2999円)に受け継がれているのでござるが、コチラは玩具とは似ていないデザインになってしまったでござる。

そう・・・ 結局のところ、メタルスも玩具製作側の意図と異なり、ビーストマシーンズでは完全にアニメ製作側が暴走してしまった訳でござるな。

まあ、メタルス・ラットルはTVアニメと似ている比較的に優遇されていた商品でもあるでござるよ。

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因みに前回紹介した変形×2版チータス(C-12、サイバトロンチータス、2310円)とは大きさ的に似合っているでござるよ。

さあ、これで来る2009年に変形×2版ラットルが販売されば良いのでござるが・・・ ソノ前に同じネズミのミッキーマウス(ディズニーレーベル、ミッキーマウス・トレーラー、3990円)が控えているでござる。

ちゅー事で、来年も宜しく仕るでござる!

それでは善い御年をでござる。


ジャーン♪

2008-12-30 19:36:17 | 変形×2

2008年年末の押し迫ったなか、中国の約250万年前の地層から、最も原始的なチーターの頭骨化石が発見されたというニュースが入ってきたでござる。

ふ~む・・・ チーターとは中国産の猛獣でったでござるか?

なるほど、コレは面白い発見でござるな。

ならば! 最古のチーターに敬意をこめて、最新のチーター・・・

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つい最近販売されたチーターに変形する、サイバトロン密林巡視員・・・ 変形!ヘンケイ!トランスフォーマー版チータス(C-12、サイバトロンチータス、2310円)の紹介でござる!

Photo_2 いや~それにしてもグッドタイミングなニュースでござるな。 (笑)

さてさて、本品は待ちに待ったビースト戦士チータス(C-3、チータス、1500円)の完全新作リメイク商品でござるが、何故か商品名がサイバトロンチータスに成っていたりするのでござるが、チータスの名前は商標登録されて使えないのか、「ビーストウォーズ」の版権で使えないのか、「テレもちゃ」版(TM-03、チータス、2625円)との差別化で使用しなかったのか・・・ 不明でござるが、変形×2版のチータスである事を識別できる商品名であることは便利でござる。

なお、今月販売の商品よりトランスフォーマー25周年の印がパッケージに表記されているでござる。

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商品は流石に最新商品だけあり、しっかりとチーターの体型を再現しているでござる。

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そう、これだけチーターと確認できる体型だと、色変えでタイガトロン(C-8、タイガトロン、1500円)の販売は難しそうでござるな。 (笑)

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まあ、シャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)だったら流用が可能かもしれないでござるかな。

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本品のビーストモードでのギミックは、背中のレバー操作により、チーターの口が開閉し目の色が緑から赤に変わるでござる。

単純ながらビースト系らしいギミックでござる。

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ロボットモードへの変形では、腕部が凝った変形をしており、首のパネルを開閉する事により頭部が出現するオートモフ(?)なギミックが仕込まれているでござる。

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ジャーーーーン♪

おお! 細いでござる。

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初代チータスのリメイクデザインでござるが、歴代チータス商品のシルエットもデザインに取り入れられているでござるな。

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しかし、何と言ってもロボットモードの顔のデザインがTVアニメ版のデザインで製作されており、更に日本販売版は頭部にメッキを施した事でCGアニメーションの雰囲気を出しているでござる。

う~む・・・ コレで足の形状に工夫が有れば手放しに喜べるのでござるが・・・

この大足の御蔭で接地性を高めていたりするでござる。

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デザイン上気になる腕に折りたたまれた前脚はトンファーの様に展開できたりするのでござるが、説明書では記載が無いでござる。

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チータスの武器は、ビースト戦士では御馴染みの尻尾が武器になるテールウィップならぬ、テールホイップ(?)でござるが、コレは打撃系の棍棒なのか、鞭系の武器なのか分からないでござるな。

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そして、脚部に収納された投擲武器である、チーメランカッター

チーメランカッターは爪の出し入れが出来るアクションギミックが内蔵されているでござる。

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チーメランと言えば、「ビーストウォーズ・リターンズ」版チータス(BR-02、チータス、2999円)が劇中で使用した武器であり、玩具では再現されていない武器なのでござるな。

しかも、日本特有の名称であるチーメランの名を冠した武器には感涙でござるよ。

更に公式設定もビースト劇団版チータスに準じており、「好物はお鮨」と記載されているのも泣かせるでござるな。

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ただ・・・ 銃火器系の武器が一切付属しないことが不満でござる。

まあ、ビースト系は格闘戦重視の種族に改められたのかもしれないでござるな。

う~む・・・ 本品は思っていた以上の完成度なので、ラットル(C-5、ラットル、750円)のリメイクも望みたいものでござるな。


きまぐれ俺んち☆ロード

2008-12-29 06:06:49 | トランスフォーマー

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ごきげんようでござる!

クレーン車変形ロボ3発目~

今宵は2003年にe-hobbyより、サンストームと共にセットで限定販売されたサイバトロン輸送・資源探査員、ロードホーラー(88、ロードホラー&89、サンストーム、6500円)の紹介でござる!

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本品はe-hobby展開のトランスフォーマー復刻版コレクターズエディションとして販売されたG1時期に、コンボイ司令官(01、コンボイ、3900円)らと共に地球で目覚めてからは、戦闘には参加せずエネルギー資源確保の為に世界中を渡り歩いたトランスフォーマーだそうでござる。

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商品的には、グラップル(47、グラップル、1800円)の成型色変更品で所謂ビルドロン(37、デバスター、5800円)をイメージしたカラーリングでござる。

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なお、本品はシークレットエンブレムは廃止されており、代わりにフロント部のサイバトロンマークはプリント処理に変更されているでござる。

無論、付属のシールにもサイバトロンマークはデザインされており、グラップルと同じデザインのシールでござるが、ちゃんと色を変え、ロードホーラー専用のシールになっているのでござるよ。

共通パッケージで手抜きでござるが、ちゃんとシールや説明書はロードホーラー用に製作しているのでござるから、限定品でも「やれば出来る子」なのでござるよ。

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しかし・・・ ロードホーラーの説明書は新規に制作されたモノなのでござるが、変形説明のイラストはインフェルノ(10、インフェルノ、1800円)のモノが使用されているのでござる!

何故に? ・・・ちなみにグラップルの説明書はグラップルのイラストでござる。

う~む・・・ グラップルの説明書の原版を紛失したのでござろうか?

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まあ、違いはハシゴかクレーンだけの違いなので、この手の商品を購入する御仁は違和感を抱いても、大人の事情が分かると思うので、クレームを付ける事はないでござろうな。 (笑)

一応、説明書には注意書きもしるされており、ツッコミのネタを提供されたと思えば、コレくらいは目を瞑って笑えるでござるよ・・・

そう・・・ この後に登場する数々の酷い賞品の事を思えば。 (笑)

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まあ、古い商品でござるが、当時としては造形バランスも良い商品だったでござるよ。

コレでクレーンが旋回できたら良かったのでござるが、クレーンの収縮と上下可動しかできないでござる。 残念!

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そう! ロボットモードのバランスも良いのでござるよ。

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可動以外は・・・ (笑)

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ロボットモードの武装は、ビームガンと両腕よりミサイル弾(×3)やパンチを発射する1970年代後半から1980年代前半の標準的ロボット玩具でござる。

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まあ、今後発展していく商品でござるから、プロポーションが良いだけでも誇れる商品でござるな。

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さて、ロードホーラーの設定では、セイバートロン星の大都市クリスタルシティの建設要員の1人であり、デストロン軍団の襲撃により仲間を失って以来、サイバトロンの一員となったようでござる。

ちゅー事は、元々はグラップルビルドロン部隊とも同僚だった訳でござるな。

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性格は非常に移り気な自己表現者らしく、オプションパーツやカラーリングを頻繁に変えては戻しているそうでござる。

ふ~む・・・ 色々とバリエーションを生み出せそうな設定でござるな。 (笑)

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今後、変形×2版でグラップルが販売されたら、ロードホーラーも、何かの形で限定販売されるかもしれないでござるな。

なお、現在e-hobbyではロードホーラーとセット販売されたサンストームが再販されるので予約受付中でござるが、コチラはサンストームを市場に出す事により知名度を上げて、4体目のジェットロンを一般認知させ、各種のジェットロン商品やマスターピース版での販売を画策しているのでござろうか? (笑)


変形! コンストラクション

2008-12-28 02:12:49 | チープTOY

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ごきげんようでござる!

前回に続き、クレーン車系変形ロボで、㈱市村商店より販売された、コンストラクションシリーズのクレーンロボ(オープン価格?)の紹介でござる!

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本品の販売年数や種類などの詳細は分からないでござるが、ダイキャスとメッキパーツを贅沢に使用した商品でござる。

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しかし、商品のカラーリングは派手であり、大型トレーラーのトラック部分の様なデザインでありながら、クレーンを乗せた姿は軽トラックにしか見えない愛嬌の有るデザインでござる。

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まあ、クレーン部分は収縮し旋回するでござるから、建設車両玩具としては並の商品でござる。

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しかし・・・ このメッキされたバンパー及びグリルまわりのライトはクリアパーツをハメ込んであり無駄に凝っているのでござる。

う~む・・・ 軽のデコトラみたいな感じでござるかな。

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ロボットモードへの変形は、クレーン部分を取り外す必要があるものの、簡易ながらデジャブー感あふれる変形が心地良いでござる。

そう、脚部カバーと引き込み式の拳以外は、サイバトロンの偉大なる総司令官コンボイ(01、コンボイ、3900円)と同じなのでござるよ。

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しかも、胸部もダイキャストパーツを使用しており、なんとなくプロポーションも似ているのでござる。

しかし、コンボイ司令官と異なる改良点は、引き込み式の拳の他は、車体カバーがストッパーとなったことで、接地性は改善されており、一番痛かったガラ空きの背中はクレーンで隠せる様に成ったことでござるな。

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付属の何処かで見たような金メッキ銃はヴィークルモードでは余剰パーツでござるが、両方の腕に保持が可能でござる。

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しかし、本品の魅力は、何と言ってもヤル気の無い下膨れな顔が実に良い味をだしているのでござるよ。

無論パッケージイラストでは更にタレ目で描かれているのがツボでござる。 (笑)

なお、このイラストではクレーンではなく、ショベルを背負っていたり、パッケージ写真ではカラーパターンの異なる写真が載せられているので、カラーバリエーションや装備違いのバリエーションが存在するのでござろうな?

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そう・・・ 本品は「コンストラクションシリーズ」と云うからにはバリエーションが存在するのでござるが、拙者は本シリーズをクレーンロボしか入手していないのでござる。

おそらく販売元の市村商店で独自に開発したものではなく、中国で製造された玩具を輸入販売したのでござろうな?

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その証拠が、㈱丸進玩具より販売された、フリクション走行 変形建設車ロボ(全6種、オープン価格)なのでござる、コチラは脚部にプルバックモーターを内蔵し、オールプラスチック製でござるが、共通する部分が非常に多く、同じ金型を改修したか、複製された物を使って製造されたと推測できるでござる。

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従って、装備品の交換も可能であり、変形建設車ロボにもクレーン車タイプは存在するでござる。 (写真はレッカー車タイプ)

こうした、チープTOY系も調べて見れば色々と面白い発見があるのでござるよ。


デストロン協力者 その2

2008-12-27 23:16:26 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

今宵の「トランスフォーマー・ギャラクシーフォース」ネタ3連発目でクレーン車に変形する、デストロン・破壊兵、デモリッシャー(GD-02、デモリッシャー、3000円)でござる!

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本品はトランスフォーマーでは珍しくもないクレーン車でござるが、ヴィークルモードのモチーフは大型特殊車両系のクレーン車でござる。

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従って普通に小規模な工事現場で見かけるクレーン車ではないので、台車部分は前後対象なのに対し装備品は左右非対称の独特のデザインでござる。

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無論クレーン車でござるからクレーンアームは可動収縮が自在に行なえるでござる。

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クレーンアーム(メガクレーン)の収縮はアームー横のチップスロットをスライドさせる事により収縮し、イグニッションギミックにより、メガクレーンブレードが展開して最大38センチになるでござる。

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なお、個体差もあるのか、メガクレーンブレードの展開にはフォースチップを差し込まなくとも作動する場合が有る出ござる。 (笑)

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メガクレーンは、TVアニメでは印象的な武器として使用していたでござるな。

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更に、本品には2つのチップスロットが有り、座席側のチップスロットにイグニッションする事により、地球移住・在住型トランスフォーマーの特長であるミサイルランチャー(シールドランチャー)が展開するギミックを有するでござる。

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クレーン車系の場合はクレーンを火器として使用している場合が多いだけに珍しいギミックでござる。

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ロボットモードへの変形は武装が左右非対称でありながら、左右対称のロボットモードに成る事が非常に面白いデザインでござる。

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武器系統は手持ちでななく、腕に固定装備されているのも、不器用で力任せな破壊兵の役職にピッタリでござる。

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しかし、本品・・・ ちゅーか、デモリッシャーのキャラクター設定は、本来はデストロン兵士ではなく、地球に移住してきたセイバートロン星の一般市民なのでござる。

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デストロンの考え方には共感できないが、地球での隠遁生活に疑問をもち、デストロンに協力した不器用で生真面目なトランスフォーマーなのでござるな。

故にデストロン商品として販売されながら、デストロンのマークを付ける事がなかったでござる。 商品にもデストロンのマークは貼付されておらず、おそらく腹部の凹みが貼付場所だと推測されるでござる。

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まあ、デザイン的にも火器が貧弱(?)である事から軍用ではなく、力任せに暴れて破壊活動に従事する現地雇いの構成員なのでござるな。

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故に、一応戦闘のプロであるサンダークラッカー(GD-02、サンダークラッカー、2000円)に負けたり、使い捨てにされたりしたのでござるな。

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まあ、ギャラクシーフォースを代表する一般市民として描かれた印象深いキャラクターでござるな。 裏切る、裏切ったのドロドロの後味の悪いドラマよりも、少々くさい人情劇のほうが面白いモノでござる。

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商品のメガクレーンブレードは身長の倍に収縮するので、格闘戦のリーチは怖ろしく長いでござる。

クレーンを武器に使うトランスフォーマーでは最も長いのではないでござるかな。

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なお、デモリッシャー足は接地面が広く、片足立ちも可能なのでござるが、少々デザイン上長いような気がしないでもないが、コレが正解でござる。 まあ、気になるようだったら、足首が回るので前後入れ替えてみてもいいかもしれないでござるな。

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さて、デモリッシャーガードシェル(GC-09、ガードシェル、2000円)はセイバートロン星での友人という関係でござるが、デモリッシャーの海外名はマッドフラップと呼ばれており、前作との関係は無いキャラクターでござるが、海外名でデモリッシャーと言えばマイクロン伝説版アイアンハイド(MD-03、アイアンハイド、1980円)の事になるので、深読みしてアイアンハイドが転生した姿か(?)と思っていた時期があったでござるが、前作「トランスフォーマー・スーパーリンク」の流を見ていても、2人の関係は薄いようなので、完全な別人と認識したでござる。

う~む・・・ やはり、名前は世界共通にしないとややこしいでござる。