トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

明日に向かって撃て!

2012-07-30 12:48:15 | TF・ユナイテッド

Photo

ごきげんようでござる!

またまた米国で銃による乱射事件がおこったとうでござるが・・・

ほんと、懲りないでござるよな。

いいかげんに銃規制をすれば銃犯罪が減るはずなのに、自分の身は自分で身を守る自己防衛と開拓魂のアメリカンスピリットと云えば聞こえがいいようでござるが、ようするに他人を信用できないから銃器に頼ってすまうのでござるよな。

まあ、市民が常に銃を携帯していれば、犯罪者から身を守ることができるので犠牲も最小限で済むという理屈がまかり通り、米国ライフル協会の権力が強く、銃規制できないようでござるが、コレって日本からパチンコが無くならないのと同じでスポンサーこそ正義な風潮で反論できにくく、擁護されたりするでござる・・・ (笑)

おかげで、実銃がゴロゴロ転がっている米国では、実銃に規制がないものの、銃火器系玩具に関してはホンモノと区別するために厳しい規制がある変な国なのでござるよな?

Photo_2Photo_3

Photo_4Photo_5

そう、実銃規制のある日本のアニメでは女子供でも平気で銃を乱射できるでござるが、銃規制のない米国アニメだと子供に悪影響が出るというので、子供キャラクターには銃をもたせず、銃器表現も玩具的デザインで描かれる規制があるのでござるよ! 自由の国アメリカと言っても、フィクションですら大衆表現は日本以上に厳しい規制があるのでござるよな。 (笑)

最近のガンアクションが冴えた日本産アニメだと「魔法少女 まどか★マギカ」の巴マミによる、マスケット銃のマジカル乱射が印象に残り、拙者もアクションフィギュアであるfigmaの巴マミ(figma 118、巴マミ、3200円)を購入したでござる。

商品はマスケット銃6丁が付属して劇中アクションを再現できる訳でござるが・・・

必殺技を再現する巨大マスケット銃が付属しないので、ティロフィナーレが再現できないでござる。

さあ、如何する・・・

Photo_6

「巴マミ、ワシを使えっ!」

PhotoPhoto_3

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

Photo_8

「トランスフォーム」

Photo_9

「ティロ・フィナーレ!」

Photo_11

はい!

ちゅー事で、今宵は拳銃(?)に変形するディセプティコン破壊大帝、「トランスフォーマー ユナイテッド」版メガトロン(UD-09、メガトロン、3780円)様の召喚でござる!

Photo_12Photo_13

さて、本品は2011年末に販売された商品で、一応G1時代の地球で活躍するメガトロン様の設定でござるが商品自体は2006年に米国で展開された「TRANSFORMERS CLASSIC」版のメガトロン(日本未販売)成型色変更品で、全体的に玩具ぽいカラーリングを改修して2008年に国内販売された「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版メガトロン(D-01、メガトロン、3150円)様ノカラーリングを更にG!版メガトロン(16、メガトロン、2300円)のイメージに似せた商品でござる。

Photo_14Photo_16

Photo_17Photo_18

本品のブラスターモードは銃器系玩具の規制が厳しく、実銃のワルサ-P38のまま変形する事が出来ない為に考えだされたSFガンなのでござるが、それでもクラシック版は玩具規制で、銃口は塞がれ、オレンジ色であり、全体的に水鉄砲系(?)玩具のようなカラーリングを強いられ、日本販売の変形×2版でさえ、いわゆるウル〇ラマンカラーにメッキ仕様でござるから、ようやく実銃的なカラーリングで販売された商品でござる。

Photo_19

ただ・・・

再販を重ねるたびに地味に成るでござるが、販売価格が上がってしまう仕様は頂けないでござるよな。 (笑)

Photo_20Photo_21

ブラスターモードでは、照準スコープ(レーザーポインター?)が覗けて、引き金にクリック機能が装備されているのでカチカチと音がするのでござるが、銃器系玩具としては物足りない仕様でござる。

因みに本品のブラスターモードの設定は実体弾か光線銃なのか分からず、拳銃としか紹介されていないでござる。

Photo_22

されど、パズルのごときブラスターモードからの変形したロボットモードは実に見事なデザインなのでござるよな。

Photo_25Photo_26

そう、変形×2版は「ザ★バトルスターズ」版のウルトラメガトロン(未販売)の様なイメージだったでござるが、ユナイテッド版の本品ではG1のメガトロン様のイメージで、適度に追加されたモールドと翼が素晴らしいでござる!

Photo_27Photo_29

ロボットモードのギミックは集光ギミックにより、目が光って見えるだけで、ミサイル発射ギミックも無ければ、手持ちの武器パーツも無く、ロボットモード及びブラスターモードでも一切余剰パーツが発生しないシンプルな商品でござる。

Photo_30Photo_31

ギミック的には物足りないでござるが、ヴォイジャークラス商品ゆえの大きさと、一応大人の手にも保持できるブラスターモードは拙者的にお気に入りでござるよ!

Photo_32

なお、本品は全宇宙のエネルギー資源独占を目論む悪の軍団「ディセプティコン」のリーダー、破壊大帝メガトロン様の地球での姿であり、能力値は体力(10)、知力(10)、速度(10)、耐久力(10)、地位(10)、勇気(9)、火力(10)、技能(9)で設定されているでござるな。

Photo_34Photo_36

Photo_37Photo_38

武器設定は右腕に装備された融合カノン砲であり、射程距離が約19キロで小さな町を消滅させる事も可能だそうでござる。

その他の武器設定は紹介されていないので、威力を調整してチマチマ攻撃しているのかもしれないでござるな。 (笑)

Photo_39Photo_40

拙者的にはサブウェポンが無いのが不満でござるが、シンプルなG1版メガトロン様をイメージしているのであれば、それはソレで良しでござるし、シチーズ設定の枠を飛び越えるのであれば、別売りのアームズマイクロン等を保持させる事も可能でござる。

Photo_41

自由度の高い玩具こそ、世代を超えて愛させる傑作玩具に成るものでござるから、下手な電子ギミックを装備しないシンプルで強靭な構造こそ求められる玩具の姿だと思うのでござるよな。

そんな意味では、本品こそ傑作玩具の一つに数えられるべき商品なのでござるよ!

Photo_42

さて、本品のブラスターモードでござるが、最初にクラシック版を見たときに、何処で見たデジャブーがあったりしたのでござるが、如何もデザインの元ネタは、ハズブロが販売した玩具銃のNERF(N-ストライク・マーベリック、2079円)のようで、完全コピーではないが特徴的なデザインを継承していたりするでござる。

社内商品からデザインをいただく遊び心の有る商品でござるが、もっと大々的に元ネタを明かして黄色いメガトロン様を販売するなどのコラボ企画を立ち上げてほしいでござるよな。

ほんと、ハズブロ的には銃規制問題や契約的に無理なのかも、しれないでござるが、日本販売のタカラトミーだったら何とかできそうなはずなのに・・・ 何故か、コラボ企画は下手なのでござるよな? (笑)

Photo_43Photo_44

さて、N-ストライク・マーベリックでござるが、玩具銃規制の強い米国でも販売可能なウレタン製弾丸を発射する安全性を重視した商品でござるが、対象年齢8歳以上の商品にも関わらず大きいのでござるよ、子供が持つには大きいのでより玩具らしさを追求したような設計思想でござるが、単に大人の手にも持てることが前提な全年齢対応玩具なのでござるよな。 (笑)

トランスフォーマー商品であるメガトロン様は子供向け故に一回り小さくされているのに、本家では子供向け玩具であることをまったく意識していない設計思想は実にアメリカン馬鹿玩具・・・ 大人の玩具でござるよな!

そりゃ、銃規制も出来ない訳でござるよ・・・

Photo_45

ちゅー事で、メガトロン様にもナーフを所持してお約束アレを再現してみたでござる。

「ティロ・フィナーレ!」

シューティング玩具は人や動物に向けて発射しちゃダメでござるよ!

いくら玩具銃の規制がない日本といえど、事故が起きれば規制したがるバカが闊歩する時代でござるか自己責任の範囲で遊んでくだされ。 (笑)


おぶしでぃあん!

2012-07-24 10:45:43 | トランスフォーマー・UNIVERSE

Photo

米軍のV-22オスプレイが、いよいよ日本配備される事になったでござるが・・・

いや~ 何でござるかな~

オスプレイって、落っこちる事が当たり前の欠陥機のような報道でござるが、これって数年前の米国における日本車叩きと同じで、単に反対派のイメージ戦略なのでござるよな。

だいたい、何軒かの墜落事故をおこしていたとしても、オスプレイだけが墜落した訳じゃなく全体の事故にしてみれば一部にすぎない事でござるし、本当に欠陥機なら米国だって正式採用しないでござるよ!

まあ、これって、こんにゃくゼリーと同じで一例だけ取り上げて感情論で悪者にしたてるやりかたと同じでござるよな。

日本のマスコミは何かと悪者を作りたがるでござるが、これって単にスポンサーじゃないからこそ叩けるのであって、米国国務省や日本防衛庁がスポンサーだった場合はパチンコや金融機関、電機会社などと同じで叩くどころか擁護にまわってしまう分かりやすい構造なのでござるよな。 (笑)

ちゅー事で今宵は「TRANSFORMERS UNIVERSE」より、ティルトローター型エアドローンに変形するディセプティコン軍団・エアドローン将軍、オブシディアン(e-hobby限定、タンカー&オブシディアン、3500円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は2003年にディセプティコン軍団・タンクドローン将軍、タンカー(e-hobby限定、タンカー&オブシディアン、3500円)と共にセット販売された商品でござるが、どちらも元々は1999年に単品販売された「ビーストマシーンズ」商品のメガサイイズ版タンカー(日本未販売)とオブシディアン(日本未販売)の成型色変更品でござる。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

本品は2002年に砂漠迷彩カラーで販売された「ロボット・イン・ディスガイズ」版オブシディアン(日本未販売)に続く、3度目のリカラー商品で、ようやく劇中カラーに近づいたものの、機体に大きくダメージ塗装風のマーキングが施されているでござる。

Photo_8

まあ、これもダメージ塗装風の迷彩かもしれないでござるが、如何もユニバース商品は何処か中途半端であり、強制的に寄せ集めた軍隊を演出する為か、本来の連動ギミックが使えなかったりパートナーが違っていたりするので魅力が半減されていたりもするでござる・・・

Photo_2Photo

Photo_3Photo_5

そう、オブシディアンの相方は本来であれば、タンクドローン将軍のストライカ(e-hobby限定、ネメシス・ストライカ、1980円)であり、「ビーストマシーンズ」の劇中ではタンカーと面識がない(?)はずでござるがツニバースでは新コンビを組ませてもらっているでござるな?

Photo_6

しかし、本品が販売された2003年度までは、ビーストマシーンズ版オブシディアンの日本販売が行われなかったので、タンカーと共に、本品の販売意義は大きいものだったでござるな。 (笑)

Photo_7Photo_8

Photo_9Photo_10

さてさて、本品のヴィークルモードはティルトローター機風のエアドローン故に頭部に見立てた機首部分と機関砲は手動可動し、ビームローター(?)も手動回転及び進行方向への姿勢調整がおこなえ、ビームローター自身も押し出し式ミサイル発射方法で射出可能でござる。

ただ・・・ ビームローター自体が重いので、ミサイルとしては飛ばずに落ちる感じござる。 (笑)

Photo_11Photo_12

Photo_13Photo_14

ロボットモードの変形は期待を折り曲げれば頭部が自動的に起き上がる一種の一発変形に近い設計なのでござるが、手足の開閉は手動であり、機体を折り曲げないで手足を展開した変形中間状態は、これはこれで、アタックモードぽい感じでござるが、説明書には紹介されていない遊び方でござる。 (笑)

Photo_15

そう・・・

オブシディアンの場合は一般量産型のエアドローンと同じデザインである為に指揮官らしくない・・・ ちゅーか、ひじょうにザコっぽいデザインなうえにベーシックサイズな商品でござるからヤラレ役に適した商品なのでござるよな・・・

Photo_16Photo_17

Photo_18Photo_22

にも、関わらず本品はカラーバリエーションが豊富なくせに、一般型の量産機商品は販売されずオブシディアンだけが販売されていたりするでござる。

日本での通常単品販売が行われていたら、一般機として複数購入していたかもしれないでござるな? (笑)

Photo_20Photo_21

ユニバース版オブシディアンの特徴としては、ダメージ塗装風のペイントも目立つでござるが、背中に埋め込まれたヴィーコン軍団のスパーククリスタルの上にディセプティコンのエンブレムが上書き処理されてい事でござるな。

Photo_23

ユニバース世界での、オブシディアンの設定はハッキリ記されていないでござるが、ビーストマシーン版のオブシディアン本人である事は間違いなく、「ビーストマシーンズ」以後の物語のようでござる?

Photo_24Photo_25

Photo_26Photo_28

能力値設定も紹介されていないでござるが、ビーストマシーンズ版の数値だと、体力(6.5)、知力(5.9)、速度(7.1)、耐久力(7.1)、地位(6)、勇気(8.1)、火力(6.7)、技能(5.9)で設定されているでござる。

Photo_29Photo_30

技能や地位が低いのはエアドローンが戦闘用に設計された量産品なので汎用性が低いのでござろうな?

Photo_31Photo_32

Photo_34Photo_36

しかしまあ、量産型ロボットの美しさと魅力を語るのであれば、本品十分に完成度が高い商品になるでござる。

「ビーストマシーンズ」はイロイロ失敗したでござるが、量産型トランスフォーマーの雑多なイメージを若干魅力的に引き上げでくれた功績大きいでござる。

Photo_33

さまざまな事情がある玩具を再販売する「トランスフォーマーユニバース」の意義も大きいでござるが、彼らを再販売する基準や独自のカラーリングの変更意味等は謎のままなのでござる?

当時の拙者的には日本未販売商品が形を変えて入手できたの事は喜ばしい事でござるが・・・ 他にも日本未販売の人気商品が有ったのに、なぜか正式に日本販売が行われなかったのか悩めるシリーズでござるが・・・ 不良在庫を押し付けられたので「限定販売」と云う、魔法の言葉で展開されたシリーズかもしれないでござるな。 (笑)


そんな翼で大丈夫か?

2012-07-22 06:15:52 | 劇場版・AA

Photo

ごきげんようでござる!

2010年展開の「オートボットアライアンス」(海外名、ハント・フォー・ザ・ディセプティコン)シリーズは映画「トランスフォーマー / リベンジ」と「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」の間をつなぐ玩具オリジナル展開のシリーズで、映画登場キャラクターと未登場の玩具オリジナルのトランスフォーマーが販売されたでござる。

玩具オリジナルのトランスフォーマーは映画制作側の思惑がない為に、過去作品のリメイク的なアレンジで設計された商品ゆえに、担当者の趣味が反映された商品でもあるでござるな?

今宵は「オートボットアライアンス」より爆撃機に変形するオートボットの航空戦士、ハイブロウ(AA11、ハイブロウ、4410円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は2010年12月に販売されたヴォイジャークラスの日本版商品で、パッケージは海外販売品と同じ箱に日本語表記のシールを貼り、日本語説明書を封入したモノで、ハイブロウ本体の色合いも若干異なる商品でござる。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

さて、本品はハイブロウの名前だけであれば、1987年に販売されたツインローターのヘリコプターに変形するヘッドマスターのハイブロウ(C-103、ハイブロウ、2300円)を強引にアレンジしたようなデザインでござるが・・・

Photo_8

如何も元ネタは・・・

1985年に米国で販売された日本未販売のマシンロボ600シリーズ(海外名、ゴーボッツ))のアメリカ陸軍戦闘機P-38ライトニングに変形するボルト(日本未販売)のようなのでござるよな?

何故にトランスフォーマーでマシンロボなのかというと、米国にてマシンロボ(ゴーボッツ)を販売していたトンカ社がハズブロ社に吸収され、自動的にゴーボッツ商品名はハズブロ社のものとなり、トランスフォーマーに組み込まれてしまった訳でござるな。

しかし、玩具販売と日本でのマシンロボの権利はバンダイが所有しているので、おっぴろげに公表できない大人の事情があるようでござる?

Photo_10Photo_12

Photo_13Photo_14

本品のヴィークルモードは何故かP-38ではなく架空のレシプロ機でデザインされていたりするでござる?

う~む・・・ 貴重なレシプロ機系トランスフォーマーなだけに残念で仕方がないのでござるが、如何もコレもハズブロ側既定のヴォイジャークラス商品の箱に収める為に、翼を切り落としてデザインされたようなのでござるよな?

Photo_15

おかげで、一見飛びそうにない翼に見えるのでござるが・・・

最初に本品を観た拙者的な印象はP-38というよりも、アメリカ海軍の試作機XF-5Uのイメージが過ったでござるよ。 (笑)

まあ、人よってはナチスドイツの試作戦闘機的なイメージに見えるデザインで、設計者の趣味が生かされた一品と呼べるでござる。

Photo_16Photo_17

商品ギミックは転がし走行可能な折り畳み式の着陸脚とエンジン部を押すことで回転するプロペラでござる。

やはり、レシプロ機にはプロペラ回転ギミックが必要だし、ヴォイジャークラスで商品化した事には意義があるのでござるが・・・ ロボットモードで箱に収納するのであれば、折り畳み式の翼を採用してほしかったでござる・・・

Photo_19Photo_21

Photo_22Photo_23

さて、本品とゴーボッツ版ボルトとの関係は紹介されていないでござるが、もともとのゴーボッツ版ボルトの設定は、アメリカ陸軍のP-38に変形する事もあり正義側のガーディアンに所属する米国人らしいお国びいきな分かりやすい人事だったりするでござる。

故に本品も正義のオートボット側に属するのでござるが・・・

Photo_24

軍団エンブレムを嫌う映画本編登場トランスフォーマーではないにも関わらず、オートボットのエンブレムが描かれていないのでござるよな?

やはり、ゴーボッツ出身者としてはオートボットのエンブレムは背負い辛いのでござろうか? (笑)

代わりに尾翼に虫のようなマスクにも見えるマーキングが施されていたりするのでござるが、これまた謎であり、元ネタが分からないでござる? 日本未放送のアニメを観ていたら分かるネタなのでござろうか? ・・・因みにコクピット部分のP+10の文字はBoltをイメージした崩し文字らしいでござる?

Photo_25Photo_26

ロボットモードの変形は特に連動変形ギミック等もないでござるが、細かく折りたたまれる機体は流石にヴォイジャークラス商品の難度でござるよな。

Photo_27Photo_28

ロボットモードでは、ヘッドマスター版ハイブロウの面影はまったくなく、脚部や全体的なシルエットは完全にゴーボッツ版ボルトが元ネタである事が分かってしまうデザインでござる。

Photo_31Photo_2

開き直って、ボルトの名前で販売すればよいものの・・・

何故かタカラの場合は遠慮気味になりがちで、そのまま改名しちゃったりするのでござるよな? (笑)

Photo_3Photo_5

無論、ヘッドオンギミックが有るわけでもない頭部は飛行帽風のバイザーが可動し、なかなか凝った面白いデザインなので、青いカラーロングにすれば何とかヘッドマスター風のハイブロウに見えなくもないでござる?

Photo_6

ロボットモードでの共通点と言えば、腰に装備された2丁のガトリング砲を両手に保持できる事くらいでござる・・・

まあ、カラーリングはアニメイテッド版ハイブロウ(未販売)を意識しているのかもしれないでござるが、これもデザイン的に全然違うのでござるよな。

Photo_7Photo_8

Photo_9Photo_10

ロボットモードの特徴で、緑色、腰の武装、プロペラ、商品サイズを強引に共通認識SC-20、させるのであれば、スーパーリンク版スプラング(SC-20、スプラング、3980円)にも見えなくないでござるが、海外名だとバルクヘッドになるので、アニメイテッド版バルクヘッド(TA-03、アイアンハイド、3780円)以降のイメージが強いバルクヘッドの名前は使えないでござるかな? (笑)

まあ、オートボットアライアンス商品はもともと整形色変更品を販売する目的があったので流用が利く複数のイメージを取り入れてデザインされたようでござるな?

Photo_11

さてさて、オートボットアライアンス版ハイブロウの能力値は、体力(9)、知力(7)、速度(7)、耐久力(9)、地位(8)、勇気(10)、火力(9)、技能(6)で設定されており、勝ち目のない戦いを何度も潜り抜けてきたベテラン戦士のようでござる。

Photo_12Photo_13

ロボットモードのギミックは、ロボットモードでもエンジン部を押す事でプロペラが回転するでござるな、両腕がプロペラのトランスフォーもほかに存在するでござるが、ちゃんと専用武器パーツも保持できる設計になっているのがうれしいでござるな。

Photo_14

なお、ハイブロウの商品上のライバル(対戦相手?)は、仕様変更されたハント・フォー・ザ・ディセプティコン版のザ・フォールン(日本未販売)だったりするでござる?

Photo_16Photo_17

Photo_18Photo_20

キャラクター的にザ・フォールンとは因縁が無さそうでござるが、やはり元ネタ的にザ・フォールンのデザインが敵側陣営であるレネゲーズのヴァンプ(日本名、MRD-101、キャスモドン、600円)に雰囲気が似てるからでござろうな? (笑)

Photo_21Photo_22

例え映画本編に登場しなくとも、玩具ネタを知っていれば、より楽しめるのがトランスフォーマーでござるし、映画登場の人気メインキャラクターだけ知っていても、語りつくされない知名度の低いキャラクターを知る方が奥深く本来のテーマである「主人公は君が選ぶ!」こそが本当のトランスフォーマーだったりするので、玩具の購入なしにトランスフォーマーファンを名乗れないでござるよな。

Photo_23

そんな訳で本品も何年か後には、成型色や名前を変更して販売される可能性がある商品だったりするでござるな。 (笑)

ちゅーか、本品の場合はハッキリ言って、対象年齢5歳以上と記されているでござるが、完全に対象年齢15歳以上の濃いひと向けな渋い商品なのでござるよな。

ジェット戦闘機もよいでござるが、レシプロ機系のトランスフォーマーが、より多く登場してほしいでござるよな!


だから僕は、破壊大帝になれない。

2012-07-17 16:41:35 | 劇場版・TF3

Photo

ごきげんようでござる!

トランスフォーマーファン的な認識だと、スタースクリームの立ち位置はディセプティコン破壊大帝の座を狙うNo.2の野心家であり、自惚れやで詰めがあまく、ヘタレで何処ことなく憎めないキャラクターでござる。

しかも、日本では好青年的なイメージボイスでござるが、英語だと甲高い声質になるので違和感を感じるものでござる。 しかし、とくよく考えてみるとスタースクリームの名前の語源は「星の悲鳴」でござるから高い声でも間違いじゃないのでござるよな。 (笑)

今宵はそんなスタースクリームのイメージをぶち壊してくれた劇場版「トランスフォーマー/ ダークサイド・ムーン」版ディセプティコン航空部隊リーダー、スタースクリーム(DD-02、スタースクリーム、2730円)の紹介でござる!

Photo_2さてさて、劇場版スタースクリーム(MD-08、スタースクリーム、3675円)と言えば、各サイズ別の商品が販売されており、映画3作目では前作「トランスフォーマー / リベンジ」版のスタースクリーム(RD-02、スタースクリーム、3990円)と見た目に変更がなかったので、いままでに販売されていないデラックスクラスのサイズで商品化されたでござる。

むろん、メックテックウェポン搭載型なので、ヴォイジャークラスで販売された前作のリベンジ版スタースクリームと差別化を図り、さらに購入意欲あおり、買ってもらおうとする工夫がみられるでござる。

無論、日本販売版も海外販売と同じパッケージに日本語表記シールを張り付け、日本語説明書と「メックテックウォーズ」対応カードを2枚封入して2011年5月に日本販売されたでござるな。

Photo_3Photo_4

本品はデラックスクラスサイズと云う事で、販売価格的にはヴォイジャークラス商品より購入しやすい為に、当初から玩具限定のカラーバリエーション展開を考えられており、スカイワープ(DD-10、スカイワープ、2730円)およびサンダークラッカー(DD-08、サンダークラッカー、2730円)も販売されたでござる。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

本品はメックテックウェポンを搭載していなければ、そこそこ実機のF-22ラプターに近い商品でござるが、パーツの簡略化が行われている為に着陸脚はダミーで転がし走行ができなく、収納方法も異なるでござる。

Photo_9

因みに、この目立つカラーリングはエイリアンタトゥと呼ばれるもので、初登場時のノーマルカラーでは一般機との区別がつかず、雑魚キャラ風のイメージが強く米軍機と交戦すると区別がつかない等のクレームで、映画手法的に判別がつくカラーリングに変更されてしまったのでござるが、何故か玩具オリジナルG1風(日本未販売)のカラーリングではなく、なんとも呪術師的な怪しいカラーリングが採用され、一目で米軍機と異なる事がわかるようになったでござるが、本来の地球の機械に擬態して隠れるという意味では本末転倒になってしまったでござるな。 (笑)

Photo_10Photo_12

Photo_13Photo_14

なお、一説によると米国人として自国最強の戦闘機が敵機であることが複雑な気持ちである為に米国人向けに異星人の機体であることを強調したかったカラーリングだそうで、日本人的には受けの悪いカラーリングの様でござる?

Photo_15

ヴィークルモードでのメックテックウェポンの取り付くは玩具ぽさを強調してしまうのが残念でござるが、よくよく見ると本武装のイメージは「トランシフォーマー スーパーリンク」版ナイトスクリーム(SD-01、ナイトスクリーム、1980円)を思い出すもので、歴代スタースクリームのイメージを壊してきた劇場版スタースクリームの過去作品をオマージュする玩具開発者なりの工夫が嬉しい設計でござるよな。

Photo_16Photo_19

Photo_20Photo_21

映画本編登場キャラクターだけにデザインの変更は許されないでござるが、玩具だからこその工夫が出来るのもトランスフォーマーの魅力でござる。

玩具を軽視して映像作品しか観ないのであれば、本当のトランスフォーマーが楽しめないでござるな。

Photo_22Photo_23

Photo_24Photo_25

さて、本品に付属するメックテックウェポンのツインナルレイソードはは変り種で、2丁のナルレールカノンを合体させて完成する格闘専戦用の武器でござるが、ギミック付のナルレールカノンはレバー操作によりナルレイソードが展開するでござるが、1丁だけだとソードモードのまま固定できないでござる。

Photo_26Photo_28

Photo_29Photo_30

なお、メックテックウェポンの取り付けは砲身を前方に向けて取り付ける事も可能であり、尾翼部分や機体下部等6か所にも取り付け可能でござる。

Photo_31

しかしまあ、ゴテゴテと装備しすぎるとさらに玩具ぽくなるので標準装備だけで上等じゃないでござるかな?

Photo_32

ロボットモードの変形方法はヴォイジャークラス商品と比べると簡略化されており、初心者にもお勧めできる一品なのでござるが・・・

Photo_33Photo_35

胸部の変形表現が劇中と異なるうえに、整形色の配色イメージも違うので若干劇中のスタースクリームに比べると若干コレじゃない感がする商品なのでござる?

Photo_36Photo_37

そう、もともと劇場版スタースクリームのロボットモードはスマートでカッコイイじゃなく、人類の味方オートボットとの見た目の差別化を図るために、いかにもエイリアン的な体系のデザインを強いられたようで・・・

これまた、俗説でござるが、一般の米国人にはロボットのデザインを見分ける事が出来ない為にディセプティコンオートボットの違いを明確化されたデザインを採用したそうでござる?

Photo_39Photo

そう、劇場版「TRANS FORMERS」の場合は映画制作側の発言力が強かったので、トランスフォーマーファンに認知されている従来の軍団エンブレムによる識別よりも、新規顧客を意識した映画であり、映画制作側も軍団エンブレムを貼りつけるデザインを好まなかったようでござるな?

Photo_2

そんな訳で、トランスフォーマーファンのイメージからかけ離れてしまった劇場版スタースクリームで、ござるが・・・ 映画二作目以降は、よりスタースクリームらしい内面の演出が行われたでござる。

日本人と違い米国人は外見に拘らず内側でキャラクター性を重視にしているようでござるな?

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

さて、ダークサイド・ムーン版のスタースクリームは、ディセプティコン航空部隊のリーダーで、能力値は、体力(8)、知力(4)、速度(10)、耐久力(7)、地位(9)、勇気(5)、火力(8)、技能(8)で設定されており、性格はずる賢く、卑怯な戦術が得意で、戦闘技術が高いにも関わらず格下の相手ばかりを狙う卑怯者になってしまい・・・

Photo_8

確実に勝てるはずの人間相手に地上戦を挑み敗退するという、何ともマヌケというか・・・

主人公補正の犠牲であるとはいえ、あまりにも情けない最後だったでござるよな?

Photo_9Photo_10

Photo_11Photo_12

う~む・・・ 地球人と協力したオートボットと共に悪のディセプティコンを倒す映画を楽しめる一般層とちがい、長年のトランスフォーマーファンの目からみれば複雑な最期だったでござるよな?

Photo_13

武器は玩具オリジナルのルナレイカノン2丁を合体させたメックテックウェポンのツインナルレイブレードで、スーパーリンク版ナイトスクリーム専用武器であるクリムゾンブレードを意識させるファンとしては嬉しい武器だったりするのでござるが・・・

Photo_14Photo_15

劇場版スタースクリームのデザインが特殊であるために普通に保持させる事ができず腕のジョイントを使用する妙なポージングになるでござるな。 (笑)

初戦は強敵風の武器を持たせたところで、元のザコ的なデザイン故にイマイチ絵にならないでござるよ?

Photo_16

ナルレイカノンは背中の尾翼部分のジョイントや脇腹に取り付けが可能だったりするでござる。

やはり、トランスフォーマーは玩具を手に取らないと面白さが分からないモノでござるよな。

Photo_19Photo_20

劇場版「TRANS FORMERS」は3作をもって完結したようでござるが・・・

人気にこたえて4作目が制作されるらしいでござる?

後日談か、前作をリセットした新シリーズか分からないでござるが、後日談だとスタースクリームは、幽霊で復活するのでござろうか? (笑)

Photo_22

まあ、どちらにしろ新作のスタースクリームは何時まででも永遠のNo.2であり、裏切り者キャラでもファンを裏切らない形で復活してほしいでござるよな! (笑)


裏切りはひとつじゃない

2012-07-11 19:06:57 | TF・プライム

Photo

「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」のDVDが8月31日に決まり、拙者もこれで本編を観ることが出来ると、さっそく予約したのでござるが・・・

おいおいおい・・・

なんでござるか? DVD1巻(VOL.1、5040円)って・・・ 収録話数2話+映像特典って・・・ しかも、1~3巻同時販売、4巻以降毎月販売って?

なんと云うふざけた販売方法でござるかな!

1クール(13話)作品ならまだしも、40話(?)近い作品で2話収録とは、何を考えた分割販売でござるか! 過去のトランスフォーマー作品でもDVDで2話収録なんてほとんど無い状態で、3巻同時販売の実質1万5千円の販売価格でござるよ?

だーーーーーー

そんなに、韓国人歌手を儲けさせたいのでござるか?

13話分のOPでござるから、7巻分3万5千円でござるよ! 作品イメージに合わせたOPならまだしも、全然関係ないばかりの電通ゴリ押しな売名行為で、日本人歌手なら存在を抹消されるはずの大麻問題を起こした韓国人歌手をそのまま起用するとは呆れるばかりでござるよ・・・

ほんと、最近のTVは面白くないというか不愉快な番組乱造とねつ造で、昔の人が言った「テレビを観ると馬鹿になる!」が間違っていなかった事が証明されたでござるよ。

もう、海外版のOPのままで販売してほしいのが、本音でござるな!

拙者もトランスフォーマーに金をつぎ込む事にはおしくないでござるが、こんな形で韓国人に印税を持って行かれるとは悔しいでござる!

まったく・・・ 韓国が絡むと禄でもない事がまた証明されたでござる・・・

とことん、日本のトランスフォーマーファンを馬鹿にした裏切行為を許す訳にはいかないでござるよな!

Photo_2Photo_3

故に今宵は裏切り者の定番である「超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム」のEZコレクション版、ディセプティコン航空参謀、スタースクリーム(EZ-03、スタースクリーム、1050円)でお茶を濁らせてもらうでござる。

Photo_4Photo_5

Photo_6Photo_7

本品は2012年3月にEZコレクション商品として販売された訳でござるが、海外販売ではサイバーバース商品として販売されたでござる。

Photo_8

ふむ、アームズマイクロン版スタースクリーム(AM-07、スタースクリーム、4200円)と比べると着陸脚等は省略された簡易設計でござるが、F-16戦闘機ぽいシルエットを見事に再現しているでござる。

Photo_9Photo_10

Photo_11Photo_12

着脱可能な武器パーツと機首部分先端及び垂直尾翼は安全対策で軟質パーツが使われているでござるな。

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

う~む・・・ 安全対策は良いのでござるが、機首部分の先端を綺麗に閉じられない事が残念でござる。

Photo_17Photo_18

細身のロボットモードの再現は見事でござるが、脚部デザインが特殊で有る為に接地性が悪く、足首と首にもボールジョイントを使用してほしかったでござるよな。

Photo_19Photo_20

まあ、腕の形状にも問題があるでござるが、これはこれで了承でござる。

Photo_21Photo_23

説明しにくい武器パーツは両腕に装着させたり、両手に保持させたりする事が可能なくらいで、特殊なギミックは無いでござるな。

Photo_24

これで、脚部の接地性が良ければ合格なのでござるが、ポージングによっては立たせにくいのが問題点でござる。

Photo_26Photo_27

Photo_28Photo_29

しかし、お手軽な販売価格と購入しやすいEZコレクションとしての完成度ではファンを裏切らない商品でござるな。

Photo_30

まったく・・・ 拙者もDVDの限定版販売商法であれば、むちゃをするのも納得できるでござるが、通常販売品においてわざわざ買いにくい仕様にするのは納得できないのでござるよな!

だいたい・・・ 回転数を上げたいレンタル専用DVDでの2話収録であれば納得でござるが、販売専用DVDでの2話収録で、DVDが売れないと嘆くのは既存ファンを馬鹿にしたメーカー側の責任になるでござるよ。

Photo_31Photo_32

Photo_33Photo_34

トランスフォーマープライムのDVDを買う客層を考えれば、韓国歌手のOP目当てで買うファンなどいる訳もなく、韓国歌手のOP目当てでDVDを買う客層がいるのかと云う事なぞ、メーカー側も市場調査しているはずなのに何故に馬鹿な事をするのでござろう?

Photo_35Photo_36

拙者もDVDを買うのが楽しみに待っていたので、You Tubeとかニコニコ動画などに上げられた動画を観ずにきたでござるが、今回の件で拙者の想いを踏みにじられたので公式配信の1話だけ観たでござるよ・・・

あ・・・ なるほど・・・ プライム版スタースクリームって、ずいぶんと小物な感じでござるよな?

Photo_37

確かにデザイン的にも強そうに見えないでござるから分相応なキャラクターと言ったところでござるよな。

後は、話を追いつつキャラクター考証していくでござるが、まさか玩具の方でタカラトミーが企業努力をみせたのに映像販売のエイベックスに裏切られようとは思ってもみなかったでござる・・・ DVDの購入スピードは毎月買いそろえるのは難しいので、さらに物語全体は後追いになりそうでござるな・・・