トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

海賊頭領

2012-04-26 20:06:11 | BW・Ⅱ

Photo_2

ごきげんようでござる!

1998年日本展開の「ビーストウォーズⅡ 超生命体トランスフォーマー」は前作の「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」の第ヒットにより、急遽シリーズ化が決まった作品でござるが、なにぶん急な事で商品数が足りず、サイバトロン商品は日本未販売のビーストウォーズ商品を流用し、デストロン商品は「TRANSFORMERS G2」時期の旧商品を流用する事でビースト軍団対マシン軍団の対決を構造できたわけでござるが、商品流用による編成の為にサイバトロン陣営に3体合体戦士が2体揃ってしまい、合体戦士によるライバル関係が演出できなくなってしまったでござる・・・

そこで、デストロン側に登場したのが、1988年に「トランスフォーマー 超神マスターフォース」商品として販売された、デストロン6体合体兵士、キングポセイドン(D-318、キングポセイドン、6300円)の商品を流用した、宇宙海賊シーコンズ・合体海神・ゴッドネプチューン(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)でござる。

今宵は、メカカメに変形する宇宙海賊シーコンズの海賊頭領、ハーフシェル(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)の召喚でござる!

PhotoPhoto_2

さて、本品はシーコンズ部隊指揮官タートラー(D-312、タートラー、1980円)の成型色変更品でござるが、単体販売は行われず5体合体セットのみが販売されたでござる。

しかも、販売価格を下げる為エビ型のロブクロウ(D-315、ロブクロウ、880円)をリストラして5体合体に改め、付属の武器や台座パーツ及びメッキ工程を廃止し、生産国をマカオから中国に変更する企業努力が見られる商品でござる。

Photo_3Photo_4

Photo_5Photo_6

しかし、人件費が安くなった為か、シール表現は廃止され塗装が強化されているでござる。

結果的に見栄えは好いのでござるがプラスチックの質が若干悪いようでござるな?

Photo_7

なお、シーコンズでは本品のみデストロン(プレダコン)のシークレットエンブレムが貼られていたりするでござる。

Photo_8Photo_9

Photo_10Photo_11

ハーフシェル自体はタートラーに付属していた武器パーツ(レーザー銃)が削除されただけなので、レバー操作による背中のキャノン砲可動ギミックは残されているでござる。

Photo_12Photo_13

Photo_14Photo_16

元々が合体ギミックを最優先した商品であり、当時の米国安全基準に合わせていた為にミサイル発射ギミックなどは設けられていないのでござるが、せっかく二連想のキャノン砲を背負っているのだから、アクションギミックくらいは付けたいと思った設計者の遊び心が憎い一品でござる。

Photo_17

更に二足歩行モードも再現できてしまうのは嬉しい設計でござるよな。 (笑)

Photo_18Photo_20

Photo_21Photo_23

「ビーストウォーズⅡ」の流用商品としては古い時代の商品でござるが、違和感無く溶け込めたのはある意味凄い事なのでござるよな。 (笑)

Photo_24

そう、動物をモチーフにしたビーストウォーズ本編にマカニックアニマルが登場しても違和感が無く、今後展開するメタルスやテクノオーガニックビーストの例を考えると納得できる選択だったでござるよな・・・

しかしまあ、玩具的には時代の流れを感じてもアニメ作画による本編修正が一番違和感をかき消していた事も事実でござる。

Photo_26Photo_28

ロボットモード自体はカラーリングを変更した事でタートラーとは全くイメージオが異なるでござるが、ロボットモード自体のデザインは元来のトランスフォーマーそのものなので、G2時期に販売された商品流用のデストロン勢とも合性が好いでござるな。

Photo_29Photo_30

しかも、「超神マスターフォース」アニメ本編でのタートラーはロボットモードが描かれていないヤラレ役に徹していたでござるが、ハーフシェルはロボットモードも劇中に登場して強い印象を残してくれたでござる。

Photo_31Photo_33

なお、タートラーは右手にレーザー銃、左手に剣を保持しているでござるが、ハーフシェルは右手に海神剣のみを保持しているでござる。

利き腕に武器を持つのが当然でござるが、タートラーのメイン武器は剣ではなくレーザー銃なのはG1時代では銃火器の方が優れているという米国思想働いていたからなのでござるよな。 (笑)

Photo_34

さて、ビーストウォーズⅡ版シーコンズの設定は、エネルギーを求めて、宇宙をさすらう宇宙海賊で直接デストロン軍団の支配下にある部隊ではなく、独立部隊としてデストロンとの協力関係にある傭兵部隊のような存在でござる。

Photo_36Photo_38

Photo_39Photo_41

ハーフシェルは宇宙海賊シーコンズをまとめる頭領で、計算高く、金で動くタイプでござるが、情に脆く、親分肌の性格で仲間には優しい人情家だが、敵には容赦ない性格でござる。

能力値は、パワー(10)、知力(10)、スピード(1)、耐久力(10)、階級(9)、勇気(10)、火力(10)、テクニック(10)で設定されており、スピード以外は高く強力なキャラクターとして認知されているでござる。

Photo_42Photo_43

武器は背中のシェルキャノンと左肩に装備された大車輪カッターで、5体合体後にも使用可能なな海神剣でござる。

なお、ビーストウォーズⅡでは珍しく身長設定が紹介されており、ロボットモードでの身長は4メートルで体重は10トンのようでござる。

Photo_45

商品的には1988年販売の商品なのでロボットモードの可動範囲は1998年ごろ販売のボールジョイントを使用した商品と比べると辛いものがあるでござる。

が、10年遅れの玩具技術も5体合体とTVアニメ効果によってキャラクター性を強調した結果、まだまだ現役でも通用する事が証明された商品でもあるでござる。

Photo_46Photo_47

Photo_48Photo_50

ハーフシェルゴッドネプチューンの胴体部を担当するでござるが、本品は3体合体のジョイントロン商品と異なり、合体用パーツを使用する旧世代の合体ロボット玩具でござる。

しかし、TVアニメではカッコよく合体シーンを描かれていたので商品とのギャップに騙されたチビッコもいたでござろうな。 (笑)

Photo_51Photo_52

正直な話、宇宙海賊シーコンズはTVアニメにだいぶ助けてもらったおかげで強力なkyララクターとなり、超神マスターフォース版のヤラレ役担当シーコンズ部隊のことを思えば優遇されていたりするでござる。

まあ、それはソレでかまわないのでござるが・・・

Photo_53

如何も日本人は海賊キャラクターに幻想を懐きすぎて、思い入れしすぎている節があるのでござるよな?

そう、海賊と言えば無法者で他人の船舶を襲っては金品や命まで奪う自分勝手な存在であり、的キャラクターにするには敵役なのに、海賊を「自由」の象徴として主人公に据えちゃう作品が多いのでござるよな? しかも、保険会社でさえ海賊キャラクターをCMに起用したりする始末でござる。

スポーツアニメでスポーツ選手を目指すのは理解できるでござるが、海賊アニメが原因で将来、「海賊になる!」なんて子供が出てきたらどうするつもりなのでござろうか?

あれだけ、エロ漫画とか暴力ゲームは性犯罪や殺人事件を引き起こす原因だから規制しろと五月蝿いのに何故に海賊アニメなどはスルーなのでござろうか? 

表現の自由を完全に間違えていると思うのでござるよな?

無論、拙者としては敵として登場する海賊は賛成でござるが、主人公として登場する海賊は好きに成れないのでござるよな。 (笑)


なんの因果かサイバトロンの手先・・・

2012-04-04 02:05:19 | BW・Ⅱ

Photo

ごきげんようでござる!

4月4日は「ヨーヨーの日」と言う事なので、今宵は1998年にタカラが「ビーストウォーズⅡ」商品として販売した、レーザーライトヨーヨー(1980円)を紹介してみるでござる。

Photo_2Photo_3

「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」の大ヒットにより、知名度と人気を引き継いだ「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」は完全日本展開ではあるでござるが、新商品開発時間が無くほとんど流用商品で構成させられた上に、商品数を水増しする為に様々な関連商品も販売されたでござる。

Photo_4

本品もそのひとつで、サイバトロンのエンブレムをマーキングされた非変形で電子ギミック内蔵(LR44ボタン電池×2個使用)のヨーヨーなのでござるよ。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

無論、本品も元々あったヨーヨー玩具にプリント処理を施したのか、本品の為に作り起こしたのかわからないでござるが・・・

パッケージイラストに描かれている通り、アニメ本編でもタスマニアキッド(C-14、タスマニアキッド、750円)が使用(武器にあらず)しており、言わば劇中アイテムでもあるでござるが・・・

劇中使用頻度の高い、サイバトロンバスター(1980円)と比べると強引なタイアップ商品でもあるでござる。 (笑)

Photo_9Photo_10

本品はダブルクラッチ内蔵に加えて、LED点滅発行による当時としてはハイテクなヨーヨーでござるが、完全にバンダイのハイパーヨーヨー人気に便乗する商品でもあったわけでござるよな。 (笑)

そう、キャラクターイラストを貼り付けたヨーヨー玩具などは過去にも存在したでござるが、正規メーカーが公式に商品化しちゃった代物であることが珍しい一品でござるよな。

Photo_11

なお、本品はタカラが販売した商品でもあるでござるが、本当にタカラが自社開発したのか不明であり、その後本品はイラストデザインなどを変更して販売されたなどの話は聞かないでござる?

が、まあ拙者がヨーヨーは専門外なだけである為に何処かでパッケージやメーカーを変更されて売っているかもしれないでござるよ? (笑)

成りきり玩具のカテゴリーでは少々強引な商品だったでござる。


侵略!イカ娘ちゃん

2011-08-10 19:54:43 | BW・Ⅱ

Photo

暑中お見舞い申し上げますでゲソ!

暑い日が続く今日この頃、今宵は気分だけでも涼しげに元祖!イカ娘ちゃん事、デストロン軍団シーコンズ部隊・海賊謀略兵、スキュウレ(D-21、ゴッドネプチューン、3980円)の紹介でござる!

Photo_2Photo_3

本品は1998年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズⅡ」商品として5体合体セットのみ販売された日本オリジナルのビースト戦士でござるが、商品自体は1988年展開の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー 超神マスターフォース」商品として販売されたデストロン軍団シーコンズ6体合体兵士キングポセイドン(D-318、キングポセイドン、6300円)を5体合体に改め、武器パーツの削除と成型色を変更してコストダウンを図った商品でござる。

Photo_4

スキュウレもイカ型モンスターに変形したデストロン軍団シーコンズ部隊・機雷攻撃兵、テンタキル(D-317、テンタキル、880円)の成型色と塗装パターンを変更し、武器およびスタンドパーツを削除した商品でござる。

Photo_5Photo_6

Photo_7Photo_8

なお、「超神ナスターフォース」に登場のテンタキルはアニメ本篇では同型のイカ型モンスターが多数存在していり、ロボットモードの変形が描かれる事なく終わった性別不明のヤラレ役でござるが、スキュウレは宇宙海賊シーコンズの紅一点として描かれたデストロン兵士でござる。

Photo_9

イカ型モンスターの唇を女性に見立てたイロモノなキャラクター設定でござるが、トランスフォーマーファンにとっては「イカ娘ちゃん」といえば彼女を思い出してしまうほど印象深いキャラクターだったでござるよな。 (笑)

Photo_10Photo_11

Photo_12Photo_13

商品の可動箇所は少なくポージングが難しいでござるが、モンスター系トランスフォーマーでは屈指のデザインに存在感はあるでござるよな。

Photo_15

ロボットモードは多少横幅があるでござるが、元々中性的な顔立ちだったので女性にみたててもさほど違和感のないデザインに助けられているでござる。

Photo_16Photo_18

Photo_19Photo_22

そう、を基調としたカラーリングは女性らしく、アニメ本編では女性らしいプロポーションで描かれていたでござるが商品上の違和感は大きく感じないでござる?

テンタキルとの塗装パターンが異なるのが差別化の成功例でござるよな。

Photo_23Photo_24

さて、本品は5体合体セットしか販売されていない為に5体合体のゴッドネプチューン仕様のカードしか付属せず、スキュウレの個人データーが紹介されていないでござる。

Photo_26

しかし、スキュウレ単体でのデーターは講談社より販売されたコミックボンボンスペシャル122「完全保存版 ビーストウォーズⅡ 超図鑑」(税別880円)で紹介されており、能力値はパワー(4)、知力(9)、テクニック(8)、耐久力(4)、階級(8)、勇気(3)、スピード(4)、火力(4)で設定されており、身長2.7メートル、体重1.8トン、メカービースト(ロボットモード)時には時速75キロ(45キロ)で走り最大ジャンプ力は10メートル(10メートル)だそうで、最大出力は42万馬力だそうでござる。

また、武器は触手の吸盤から発射される無数の光線「スキュウレーザー」とプラズマ簡易手榴弾の「死の投げキッス」でござるな。

Photo_27Photo_28

Photo_29Photo_30

性格は派手好きでプライドが高いメスイカで、コブシメの血を引いているそうでござる。

アニメ本編ではサイバトロンのイカした水中工作員、スクーバ(C-15、スクーバ、750円)に一目ぼれしてしまい、一途な性格ゆえにチームワークを乱してしまう事になるでござる。

また、サイバトロンの突撃員、ビッグホーン(C-13、ビッグホーン、1500円)がスキュウレを一目ぼれしてしまい話がややこしくなったでござるな。 (笑)

ただでさえイカに変形するトランスフォーマーは珍しいのに、ビーストウォーズⅡでは3体も登場し、しかも彼ら基準で言えば美男美女らしいでござるから地球人との美的感覚が違うのでござろうな?

Photo_31Photo_32

Photo_33Photo_34

さて、本品は元々スクランブル合体商品ゆえに指揮官のハーフシェルを中心に手・足・武器にと自在に合体できるのでござるが、販売価格削減の為に武器パーツが省かれて武器モードに変形できず、合体位置も固定化されたでござる。

スキュウレゴッドネプチューンの左足を担当するでござるが、か弱い女性が足になって重い体を支える合体位置には不満があるようでござる。 (笑)

まあ、商品上は合体位置の変更は可能でござるが、本品の場合はプラスチック材質も落としてコストダウンを図ったようなので脆い部分があるでござる、特に合体用ジョイントは気をつけて遊ぶ必要性があるでござる。

Photo_35

なお、劇中でのスキュウレ(声、松本美和)は普通に喋っており語尾に「ゲソ!」と付け足すことがなかったでござる。

流用商品の多い「ビーストウォーズⅡ」では上手く性格付けされたキャラクターでござるよな。


認知してください!

2011-05-05 05:22:11 | BW・Ⅱ

Photo

昨日、フジテレビ系の某番組にて人気天才子役をゲストに呼んで天才子役を散々賞賛していたでござるが、後半は天才子役の転落人生を紹介するなどの内容は流石にゲスト子役に「君達も何れこうなるんだよ!」と遠まわしに嫌味を言っているような番組編成は如何したものでござるかな? 完全にゲストを馬鹿にしている番組でござるよな・・・ だから拙者はフジテレビが嫌いなのでござるよ!

さて、今宵5月5日は「こどもの日」でござるから子供属性のキャラクターで、ホワイトライオンに変形するビースト戦士!

ライオジュニア・ホワイトバージョン(300ピース・ジグソーパズル、映画版ビーストウォーズ・スペシャル 「コンボイ&ライオコンボイ」、2000円)をゲストに迎えたでござる!

Photo_2 Photo_3

本品は1998年にセントラルホビー㈱より販売された300ピースのジグソーパズルと、ライオジュニア(C-26、ライオジュニア、780円)の成型色変更品がセットになった商品でござる。

なお、「ビーストウォーズⅡ」のジグソーパズルはセントラルホビー㈱より数種類が一般販売されたでござるが、本品の場合は「映画 ビーストウォース・スペシャル」を記念して協賛スポンサーであるイオンのジャスコ限定商品(?)として販売されたそうでござるが限定販売を表すシールや表示が無いので詳細は不明でござる?

ソレゆえか本品の場合は公式資料などで省かれる場合も多いでござる。

Photo_4 Photo_5

Photo_6 Photo_7

さて、一応ライオジュニアは子供属性とはいえ、ビーストモードは立派な雄ライオンであることは元もとの商品が海外販売品のプラウル(スーパーチーム、マグナボス、日本未販売)の塗装変更商品であり、キャラクター設定は後付けになったからでござるな。

Photo_8

しかも、同じライオンのビーストモードと顔が似ている事でライオコンボイ(C-16、ライオコンボイ、3980円)の息子(?)である設定が与えられた訳でござるが、やはり親子関係を明白にするのであれば同じ白ライオンの方が説得力があるわけでござるし、「パパ」よ呼ばれた比にはライオコンボイ自身も逃げられないでござろうな。 (笑)

Photo_9Photo_13 

しかし、本品の場合は残念ながら設定は存在ぜず、ライオジュニア・ホワイトバージョンの商品名でもライオジュニア本人なのか別人なのかわからないでござる?

拙者的には別人の兄弟の方が面白いとおもうでござるが、いろいろと問題があるのでござろうな・・・

Photo_12

なお、本品はパズル商品ゆえか変形説明書は付属しておらず、パズル感覚で変形を楽しむよう配慮されているでござる。

そう。説明書のコストをケチったと云うよりも、粋な計らいと思いたいでござる。 (笑)

Photo_14 Photo_15

因みに鬣を持ち上げた状態の設定ではアンゴルモアボールを発射するアタックモードでござるな。

Photo_16

ロボットモードは白いボディのおかげで更にライオコンボイに似てしまったでござるが、翼状の黄色い鬣をみると「光の戦士」とか「光の王子」で呼びたくなる神々しさがあるでござる。

Photo_17 Photo_18

Photo_19 Photo_20

まあ、本品をライオジュニアのパワーアップ状態とか成長した姿と捉える方が大多数の意見でござるかな?

Photo_21 Photo_22

なお、専用武器であるライオビュートは尻尾のまま取り付ける事も可能でござる。

Photo_23

無論、手持ち武器としても保持できるでござるが、ライオジュニア・ホワイトバージョンンの利き腕がわからないので右手に保持してみたでござる。

Photo_24 Photo_25

Photo_26 Photo_27

まあ、本品の場合は公式設定がないのでユーザーがイロイロと想像して楽しめる商品ではあるでござるな。

Photo_28 Photo_29

さて、本品はライオジュニアの成型色変更品でござるから、全く同じようにマグナボス(X-4、マグナボス、2980円)に3体合体も可能でござるが、説明書なしでは合体モードに変形させるのは難しいでござるよな。

Photo_30

そう、少なくともライオジュニアの合体モードを知る者でなければ正確な合体モードは再現できないものでござるよ!

Photo_31 Photo_32

ただでさえ複雑な合体モードでござるから、初見の御仁だと何故にライオンの顔の裏に人面があるのだと不思議がるかもしれないでござるよな・・・

Photo_35

まあ、一番簡単なのが人面獣モード(?)でござるが、イロイロと試行錯誤して自分だけの変形パターンを生み出せる楽しみはあるでござるな。

公式設定がない分十分に楽しみたいでござるよ!

Photo_34

なお、本品の商品サイズを考えるとC-16版のライオコンボイよりもロボットマスターズ版ライオコンボイ(RM-23、ライオコンボイ+DVD、1980円)の方が似合うでござる!


ポケットビースト

2011-04-12 21:16:55 | BW・Ⅱ

Photo

ごきげんようでござる!

1998年、日本での「ビーストウォーズ」人気で急遽製作されたのが「ビーストウォーズⅡ」でござるが、商品展開が間に合わず殆どの商品は日本未販売商品などの流用品となったでござる。

しかし、タカラもビーストウォーズ人気を黙ってみているのではなく、シリーズ最多の関連商品を展開したでござる。

今宵は彩色ディフォルメフィギュアのポケットビースト(全8種)の紹介でござる!

まずはポケットビースト・Aセット(500円)でござる。

Photo_2 Photo_3

Photo_4 Photo_5

本セットはエンビ製の所謂ガシャポンフィギュア的な一体形成フィギュアで白い成型色の上に簡易塗装が行われているでござる。

セット内容はビースト戦士4体及び専用武器パーツと特製カードが4枚付属するでござる。

おそらくカードは片面印刷でござるから、おそらくパッケージ印刷の余白部分に印刷されたのでござろうな?

Photo_6 Photo_7

Photo_8 Photo_9

本セットの内容はサイバトロンデストロンの対決セットでAセットには総司令官のライオコンボイと水中工作員のスクーバが用意されているでござる。

Photo_10 Photo_11

Photo_12 Photo_13

なお、スクーバには専用武器パーツが付属しないでござる。

Photo_14 Photo_15

Photo_16 Photo_17

デストロン側からは航空参謀のスタースクリームと空爆兵のBBが参戦しているでござる。

Photo_18 Photo_19

Photo_20 Photo_21

なお、BBの武器パーツは肩や左手に取り付け可能でござる。

Photo_22 Photo_23

因みに本品は某SDガンダムのガシャポンフィギュアと同じように底面に穴が設けられているでござるが、エンピツキャップとして使うには若干穴が小さいでござる。

しかし、無理をすればエンピツキャップとして使えなくもないでござるが、本来は別目的のようでござるな?

Photo_24

続いてはポケットビースト・Bセット(500円)でござる!

Photo_25 Photo_26

Photo_27 Photo_28

本セットもAセットと同時販売であり、パッケージやカードも同じデザインでござるが商品表記のみ異なるパッケージだったりするでござる。

Photo_29 Photo_30

Photo_31 Photo_32

本セットも白色の成型色の上に簡易塗装を施したディフォルメフィギュアで、サイバトロンからは副指令のアパッチと陽動員のタスマニアキッドが参戦しているでござる!

Photo_33 Photo_34

Photo_36 Photo_37 

商品的には完成度は低いでござるがディフォルメと云うよりも日本古来の根付的なアレンジが利いているでござる。

Photo_38 Photo_39

Photo_40 Photo_41

Bセットではデストロンの破壊大帝ガルバトロンと破壊公爵のメガストームが参戦しているでござる。

Photo_42 Photo_43

Photo_44 Photo_45

結局のところサイバトロン4体とデストロン4体が販売されただけに終わりコレクション性はイマイチだったりするでござる・・・

Photo_46

しかし、本品はガシャポンなどで販売されたか解らないでござるが、同年にタマゴマ(全7種+1、各580円)の内蔵フィギュアとして販売されたりしているでござる。

販売商品の水増しとはいえ何を目的に開発された商品なのか謎でもあるでござる?

拙者的には素直に日本未販売の海外商品を販売してほしかったでござるよな。