トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

マクドナルドで待ってるよ!

2011-07-29 21:59:01 | 劇場版・TF3

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ごきげんようでござる!

7月29日公開の映画「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」は観てこられたかな?

拙者は8月中に見に行く予定なのでしばらくネタバレがないようにご協力くだされ。 (笑)

さて、拙者の地元では映画上映は行われないでござるが、映画に連動したマクドナルドとのキャンペーンは普通に行われており、気分だけでも味わいたく早速ハッピーセットを購入して景品をゲットしてきたでござるが・・・ 拙者、日にちを1日間違っており30日(土)31日(日)に配布される「トランスフォーマー×マクドナルド フードストラップキャンペーン」のTFチケットがもらえなかったでござる・・・ 購入予定順序を計画的に決めていたのに・・・ 「拙者って、ほんとバカ」でござる。

落ち込んでいてもしょうがないので本日の戦利品の紹介でござるな。

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先ずは7月29日より配布されるハッピーセット景品

オプティマスプライム(マクドナルド・ハッピーセット景品、オプティマスプライム)でござる!

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今回のハッピーセット「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」4種は7月29日配布のロボットモード・フィギュア2種と8月5日よりのグラビティボッツ風変形玩具(2種)が用意されているでござる。

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さて、本品は約12センチの電子ギミック内蔵の非変形フィギュアで塗装箇所は最小限におさえられているでござる。

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単純造形でござるが、景品としては悪くないプロポーションでござる。

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本品は背中のスイツチをONにする事により、手拍子や音に反応して・・・

「トランスフォーム」

「ガゴガガゴガ・・・」 (変形音)

「プシューン」 (発射音)

が再生されるでござる。

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また、手足を動かす事により連動して同じ電子音が再生されるでござる。

電池は埋め込み式で交換できないでござるが、専用ドライバーがあれば交換できるかもしれないでござる?

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子供だましな商品でござるがマクドナルドのハッピーセットブランドであることがコレクター心を揺り動かす一品でござるな。

なお、McDonald’sの刻印は足の裏に彫られており、ハズブロの印があるのでタカラトミーは協力していないようでござるな?

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そして、映画版の顔である、バンブルビー(マクドナルド・ハッピーセット景品、バンブルビー)でござるな。

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本品はオプティマスプライムとの身長差を再現した為か一回り小型(約11センチ)に造形されており、専用のリモコンスイッチも付属するでござる。

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正直な話、本品は簡略化された造形と塗装のおかげでイマイチな感じがする上に顔の造形と塗装がガイコツ風になっていたりもするでござる。

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まあ、再塗装しなおせば少々は良くなるはずでござる?

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さて、本品の電子ギミックは本体背部とリモコンのあるスイットをONにして、リモコンのオートボットもエンブレムを押せば赤外線通信でバンブルビーの胸部は赤く点滅発光するだけでござる!

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そう、本品は胸部が赤く点滅発光するだけのギミックでイマイチ面白みに欠けるでござるな?

しかも、リモコンの射程範囲が狭いでござる。

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普通にオプティマスプライムと同じギミックでも良い様な気がするでござるが、商品の差別化を図りたかったのでござるかな?

なお、本品も電池交換はできず、メーカー刻印は本体背部とリモコン背部に掘られているでござる。

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さて・・・ 「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」に対する今までの心情を某魔法少女風に例えると・・・

第1話「加盟店で遭った、ような」 近所にメックそれテックキャンペーンが行われている店舗がなく日数的にもあきらめる。

第2話「それはとっても嬉しいなって」 バンブルビーバトルマスクと数点のTF3商品を購入、あきらめていたキャンペーン品を1個入手。

第3話「もう何も怖くない」 ローソンにてダークオプティマスプライム付き前売り券を購入。

第4話「リアルも、メタリックも、あるんだよ」 EZコレクションの販売方法に愕然となる。 (オイオイ!)

第5話「後悔なんてあるわけない」 地デジ対応テレビの購入予算をトランスフォーマー関係の軍資金にまわし、現在テレビは見れない状態。

第6話「こんなの絶対おかしいよ」 地元映画館での「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」の上映が行われない事が判明。

第7話「ほんとうの気持ちと向き合えますか?」 7月29日眼科検診に行く。

第8話「拙者って、ほんとバカ」 マクドナルド・ハッピーセット連動キャンペーンの日を間違える (現在)

第9話「そんなの、拙者が許さない」 近日マクドナルドで再チャレンジ。 (予定)

第10話「もう誰にも頼らない」 今回の連動キャンペーンは自力の単独行動あるのみ。

第11話「最後に残った道しるべ」 8月中に奈良県橿原市の映画館に行く。 (予定)

第12話「拙者の、最高のともだち」 無事に映画を観終えた感想がコレであってほしい・・・ (予定)

ちゅー事で、もうすこし外部情報を鎖国させていただくでござる。 (笑)


邪鬼玉

2011-07-28 14:03:47 | 変形ロボット玩具

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2011年7月23日、日本のアニメーション史に大きく貢献したアニメーター芦田豊雄 師匠が天に旅たたれました、今宵は追悼の意味を込めて1988年にキャラクターデザインを勤めた「魔神英雄伝 ワタル」より、タカラより販売された邪鬼玉(全3種)を紹介させていただくでござる。

邪鬼玉はドン・ゴロ将軍ドアクダーの息子、虎王に与えたアイテムで、小型の魔神に変形するでござる。

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先ずは登場回数が最も多いライオンに変形する邪鬼玉の邪獅子(神部超秘宝、ジャレオン、680円)でござる!

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さて、「魔神英雄伝 ワタル」商品は大きく分けると主力商品の簡易組み立て式玩具のプラクション・シリーズと劇中アイテムの神部超秘宝(シンブスーパーアイテム)に分けられ、邪鬼玉は超紳部秘宝商品になるでござるが、商品的には新規に制作されたものではなく1984年に「ニューミクロマン」商品として販売された流星ロボ・メタルレオ(MC-15、メタルレオ、980円)の台座と武器パーツを削除した非メッキ商品でござる。

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商品はダイキャスト製パーツを一部使用したプラスチック製の球体で何を目的とした玩具なのか分らないでござるが、「魔神英雄伝 ワタル」本編では携帯用アイテムとしての球体のようでござるな。

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変形方法は「おもしろカッコいい」立体パズルを思わせる凝った折り畳みが魅力の一品でござる。

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流星ロボ時代はメッキ処理とダイキャスト製パーツで重厚間のある商品だったでござるが、本品は未塗装状態で販売されたので少々チープ感が出てしまったでござる。

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アニメ作画と同じ塗装パターンとはいかなくとも、せめてジャレオンの目くらい塗装してもらいたかったでござるが、本品は日本製造品ゆえにコスト削減で塗装が省かれたでござる。

そう、プラクション商品は組み立て式にしたことで製造コストを下げた結果、完成品の邪鬼玉の方が販売価格が上がってしまったでござる。 当時、プラクション商品がヒットした要因のひとつが手ごろな販売価格であり、簡易式の組み立てキットであった事も大きいでござるよな。

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確かにジャレオンのアニメ本編登場回数が多い邪鬼玉でござるが、シリーズ商品としては中途半端で人気商品とはいい辛いでござる・・・ まあ、商品数を増やす為の流用商品枠でござるが、アニメ本編では優遇されていたでござる。 そう、「魔神英雄伝 ワタル」はタカラの玩具販売を前提としたアニメでは玩具販売も成功した作品でもあるでござる。 (笑)

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続いてカラス(?)に変形する邪鬼玉の邪黒烏(紳部超秘宝、ジャクロー、680円)でござる。

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本品も1984年に「ニューミクロマン」商品として販売された流星ロボ・メタルホーク(MC-16、メタルホーク、980円)の武器パーツと台座を削除した非メッキ商品でござる。

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本品もダイキャスト製パーツを露出部分に使用されているでござるが、邪鬼玉モードでは他の3体とシルエット的には変わらないでござる。

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しかし、変形方法が3体とも異なっており、異なるロボットモードになる設計は良いでござるな。

何だかんだ云って1984年にバンダイが展開した「タマゴラス」とかのライバル商品な訳でござるが、ドチラも工夫されており現在SEGAが展開中の「爆丸」にも影響を与えているでござるよな。 (笑)

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さて、ジャクローも残念ながら未塗装状態で販売されてしまったのでチープ臭がするでござるが、デザインはなかなか面白いものなのでござるよな。

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元もとの商品は鷹をイメージしたようでござるが、「魔神英雄伝 ワタル」ではカラスのようでござる? しかし、パッケージでは「イーグルに変形する、おもしろカッコいい玉だぞ!」と記されているでござる?

アニメ作画だと誤魔化しも利くでござるが商品的にはちとつらいでござる。 やはり目やクチバシくらいは塗装すべきだったでござるよな。

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なお、本品は可動箇所が多いために意外とポージングが楽しめる商品でござる。

当時はトランスフォーマーにも流用されず、不器用な米国人向けに設計しなかった事が幸いしたでござるな。 (笑)

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そして最後がロボットに変形する邪鬼玉の邪機人(神部超秘宝、ジャキラ、680円)でござる。

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本品も1984年に「ニューミクロマン」商品として販売された流星ロボ・メタルマン(MC-14、メタルマン、980円)の武器及び台座パーツを削除した非メッキ商品なのでござるが、ジャレオンジャクローと違い金型を一部改修しているでござる。

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その為か球形時に少々ズレが生じてしまいでござるが、本家のメタルマンを入手していないので確認ができないでござる?

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ロボットモードの変形はメタルマンと同じでござるが、「魔神英雄伝 ワタル」の世界観を考えたときのロボットモードのデザインに違和感が生じたのでござろうな・・・

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頭部と胴体部のモールドを彫りなおして胴体部が顔となるデザインに作り直しているでござる。

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ふむ、「魔神英雄伝 ワタル」の世界観を考えれば悪くない変更でござるが、商品が未塗装なのが辛いところでござる。

塗装工程によるコスト削減は仕方が無いとしても、顔をシールで対応する考えはなかったのでござろうか? 昨今の組み立て式食玩では顔もシールで再現する商品が多いでござるが、元々顔をシールで表現する技術はタカラが1967年の「ゴワッパーファイブ ゴーダム」の可動フィギュアで使用した反則的な技術だったのでござるよな。 (笑)

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なお、ジャキラも可動箇所が多い方なのでござるが、脚部構造と背部に重量が掛かる為に立たせにくく、ポージングがとりづらい商品でござる。 本来は武器パーツを腕に取り付けてバランスを取っていたのかもしれないでござるな?

それを考えれば3体中一番残念な商品に感じてしまうでござる・・・

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なお、邪鬼玉は1997年に「たまごっち」ブームに便乗してキーチェーンを取り付けたエッグビースト(全6種・各500円)として日本版「ビーストウォーズ」のオリジナル商品として販売され、更に2007年にはスパークボット(トイフェス限定、スパークボット、3800円)とし販売されているでござる。

彼らは「ニューミクロマン」商品・流星ロボとして販売され、その後「トランスフォーマー・ザ・ムービー」のユニクロン(未販売)に付属する小惑星として検討されたり、「魔神英雄伝 ワタル」で邪鬼玉として販売され、「ビーストウォーズ」ではエッグボット、「キスぷれ」ではスパークボットなどと名を変え箱を変えて販売されたタカラの財産でござる!

しかし・・・ 今年は日本アニメを支えた関係者の訃報が多いでござるが、残された作品は全てアニメファンの財産として残っているでござる。


戦え!ニュー新幹線ロボ

2011-07-26 00:16:48 | マシンロボ

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いや~ 何かと日本の技術で完成させた中国の高速鉄道でござるが、独自開発だ特許を申請するだ日本に技術を教えたいだの面の皮が厚いと言うか恥を恥とも思わないミエというか面子というか国の威厳ちゅーのは何でござろう?

ありゃ近いうちに事故でも起こしかねないと思っていた矢先の衝突脱線事故・・・

開業1ヶ月を待たないで大事故とは流石は中国の威信をかけた独自開発! 呆れるだけでござるよな・・・ しかも、事故車両の事故原因調査をせずその場で埋めてしまう隠蔽体質は公共鉄度として如何なのでござろうか?

事故原因調査は次の事故を起こさない為の大事な資料であり、以後の改良点に繁栄させるべきものでござるが埋めて隠してしまえば恥の上塗りになるだけなのに、証拠隠滅してしまえると思っているのでござるかな?  これだと何も学べず、また同じ事故が繰り返されると思うでござるよ。

中国政府の面子による今回の事故犠牲者の冥福を祈りたいでござる。

今宵はアニメまで丸パクリした「超特急 ヒカリアン」の玩具でも紹介したいところでござるが、拙者は当時、まさかトミーとタカラが合併するなどと思ってもみなかったのでヒカリアン玩具には一切手を出していなかったので未入手でござる。

ちゅー事で、同じく悲運の新幹線ネタで、1986年にバンダイが展開した「マシンロボ クロノスの大逆襲」より上越新幹線に変形する

ニュー新幹線ロボ(MRB-16、ニュー新幹線ロボ、600円)の到着でござる!

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本品は1983年に販売された「マシンロボ600シリーズ」のニュー新幹線ロボ(MR-22、ニュー新幹線ロボ、600円)のパッケージ変更商品で、箱や説明書は新ナンバーのMRB-16で変更されているでござるが、本体刻印や付属のシールはMR-22の旧ナンバーのままでござる。

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さて、本品は1982年に販売された新幹線ロボ(MR-12、新幹線ロボ・東海道新幹線、600円)に次ぐ2代目の新幹線マシンロでござるが、1983年に新幹線ロボの金型を一部改修した新幹線ロボ・東北新幹線(MR-12、新幹線ロボ・東北新幹線、600円)を入れれば3台目の新幹線ロボになるでござる。

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本品を含め新幹線ロボ・東海道新幹線も先頭車両で設計されているでござるが、付属の連結器パーツにより前後連結が可能でござる。

無論、同型商品でも連結が可能でござるが、連結器はロボットモードで余剰パーツに成る為になくしやすい部品であったり変形中に壊してしまうほどの小ささなので中古で買うときは気をつけてもらいたい部品でござる。

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なお、拙者も2両連結させたいのでござるが新幹線ロボ・東海道新幹線新幹線ロボ・東北新幹線も未入手でござる。 (残念!)

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さて、ロボットモードは列車系変形ロボらしいプロポーションで新完成ロボと同じようなシルエットでござるが、下半身の回転や胸部パネルの折りたたみなどで差別化を計っているでござる。

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無論、マシンロボとしての完成度は後発で改良されたニュー新幹線ロボに軍配があがるでござるな。

なお、本品は脚部や胸部にシールを貼っていない状態でござる。

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さて、ニュー新幹線ロボの設定はマシンモードで前長24.9メートル、総重量600トン、最高時速490キロで走行するそうでござる。

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更に太陽エネルギーを利用して熱戦砲を発射することが出来るそうでござるが・・・ 熱戦砲がどの位置に装備されているのか不明なのでござるよな?

普通なら両腕でござるが、それらしいモールドもなく、胸部のシール貼り付け位置かクリアパーツで作られた新幹線の先端部分でござるかな? 

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決まった設定を与えず、少量の情報でユーザーの想像力に任せる遊びはオリジナル玩具の特徴でござるが、一応本品はアニメ作品タイアップであり地球外設定の惑星でござるから特徴のありすぎるマシンモードはキツイものがあるでござる。

しかし、「マシンロボ クロノスの大逆襲に」商品に選抜された理由はやはり新幹線の人気が高いために外せなかった大人の理由があるのでござるよな・・・

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そう、「マシンロボ クロノスの大逆襲」のキービジュアルではレギュラーメンバーの如く描かれているでござるが、やはり世界観的には厳しいのかアニメ本編では殆ど印象が無く背景要因だったのでござるよな・・・

しかも、このキービジュアルを良く見ていると、ニュー新幹線ロボではなく、選抜落ちした新幹線ロボ・東北新幹線ぽいのでござるよ?

新幹線なんて似たり寄ったりと思う御仁もいるでござるが、ちゃんと区別できていたりするのでござるよな。 (笑)


映画館で待ってるよ!

2011-07-25 00:54:06 | BW・メタルス

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迫る! 劇場版「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」公開まで1週間・・・

拙者も公開日当日朝一番に映画館に参じるつもりでいたでござるが、地元映画館での上映は無く他県の映画館に行くにしても・・・ 実は7月29日は拙者の個人的理由で14時にか眼科検診行かねばならないのでござるよな。 故に地元だと余裕で行動できるのでござるが他県だと朝一番でも14時に帰ってこれないので絶望的なのでござるよな・・・

普通は自分の都合がよい日に検診に行けるものでござるが、地方だと医者の都合に合わせないと検診に行けない状況でござる。 これだから医療過疎の地方は苦労するのでござるよ・・・ 故に拙者が「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」を観に行くのは8月に入ってからの奈良県橿原方面を予定しているでござる。

今宵は今より自由に行動が出来た思い出を振り返り、1998年12月8日公開の「映画版 ビーストウォーズ・スペシャル 超生命体トランスフォーマー」公開初日に入手できた劇場先行販売品

トランスメタルス・コンボイ(劇場限定商品通信販売 1、コンボイ(メタルス)、3675円)の紹介でござる!

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本品は1999年10月よりテレビシリーズに連動して販売されたメタルス・コンボイ(C-40、メタルス・コンボイ、2500円)と異なり1998年に海外外販売されたケナー社パッケージのオプティマスプライマルに日本語表記のシールを貼り付けただけの商品で、基本的には海外販売品と同じで日本版と異なる胸部のOPTIMUSのマーキングもそのまま残されているでござる。

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しかも、本品の場合は付属の説明書が英文表記のままであり、日本語表記の説明書が付属しないでござるが、映画パンフレット(500円)に写真説明で変形方法が紹介されており、まさに「映画館を玩具売り場にする!」のコンセプトを体言した見事な連動だったでござるよな。

そう、何気に映画パンフレットの写真説明に変形方法は後のTVシリーズ玩具に採用されているでござるから簡易イラストによる説明よりも分りやすい変形説明書だったでござる。

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昨今の複雑化するトランスフォーマー玩具にも再びフルカラー写真による変形説明書の復活を望みたいところでござるが・・・ タカラトミーに成ってから妙なところでコスト削減を行うから難しいでござろうな?

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だいたい、コレクター層であれば英文表記のままでも良いでござるが、対象年齢5才以上の商品に英文表記のままの商品は如何かと思うのでござるよな?

キャラクターや世界観を伝える映像や紙媒体があっても、パッケージや説明書(カタログ)によるアピール度は断然異なるでござる。

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過去のTVアニメに頼らないタカラのオリジナル玩具の数々を支えた要因は世界観やキャラクターを紹介した付属のカタログによる功績が大きい事を忘れてもらっちゃ困るでござるよな。

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さて、商品はトランスメタル・コンボイとして紹介していいのかトランスメタル・オプティマスプライマルとして紹介するべきか迷うところでござるが、一応基本設定は同じなのでTVシリーズによるとエイリアンマシンに体当たりしたコンボイ(C-1、コンボイ、2980円)を乗せた脱出船の四散により発生したクオンタムサージの影響で一部のビースト戦士達が生体部分を反転したトランスメタル化した姿なのでござるが・・・

本品の場合はコンボイ自身の体は失われており、サルベージされたスパークを別のプロトフォームに移して復活させた姿でござるから・・・ 少々クオンタムサージの影響設定は矛盾が生じるでござる?

まあ、細かい矛盾は指摘しても始まらないので、それらしい理由で自己補完するしかないでござる。 (笑)

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なお、トランスメタルスには高速移動用のビークルモード(トランスポーテイションモード)が追加機能されており、トランスメタル・コンボイも下半身のホバーボードを展開させたビークルモードで大空を滑空するでござる。

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うむ、日本ならロケットを背負うか翼を生やして空を飛ぶ発想なのにホバーボードとは流石はスケートボード発祥の地であり某シルバーサーファーを生み出した米国らしいビジュアル感のあるデザインでござる。

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商品は転がし走行が可能でござるが、少々バランスを保って立たせるのが難しいでござる。

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しかし、これがCGアニメになるとおそろしく絵になり、商品の雰囲気も良いでござる。

コレじゃない感のあるデザインも認めてしまうだけの完成度はあるでござるよな!

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そう、変形方法は足を伸ばし、背中のカバーを展開して上半身の反転と頭部及ぶ両手の入れ替えによりメタルなビーストモードから生体表現のロボットモードに見事に変形するでござる。

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拙者的には生々しいデザインで不満もあるのでござるが、生体表現の顔・胸・体毛が再現された両拳とメカニックパーツとのバランスが絶妙なロボットモードだと思うのでござるよ。

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ロボウィール

2011-07-22 13:44:26 | 変形ロボット玩具

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世の中、変形ロボット玩具をデザイン・設計するにあたり多少は似てしまう必然性がでてしまう場合もあるので、少々似ているからと言えパクリといってしまうのは言過ぎでござる。

多少のアレンジを加えて差別化するのはよいでござるが、そっくりそのままコピーしてしまうのはパクリ以前に全く工夫して物事を製作する創造性や向上心もなにもない悪意の偽物でしかないでござる。

今宵はヒット商品には成らなかったものの独創性だけは認めたい米国マテル社製の「ロボウィール」より悪のネガボット軍団!

ダブルバレルブラスター(ネガボット:N3、ダブルバレルブラスター、750円)の紹介でござる!

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本品は2001年にバンダイとマテルが共同開発したミニカーブランド「ホットウィール」の派生商品として販売され、日本では2002年に海外パッケージに日本語表記の説明書と商品名を貼り付けて販売されたでござる。

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さて、「ロボウィール」の世界観設定は、宇宙からやってきた謎の生命体が地球の車に宿り、正義のポジトロンと悪のネガボットに分かれて戦う何処で聞いたような設定でござるが、ホットウィール用のコースを走らせる他にロボウィール専用コース(バトルアリーナ、8300円)で遊ぶことが出来るミニカー+ロボット玩具の意欲作でござる。

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本品は第1弾商品14種の一品で、ポジトロン商品のモビルモーター(ポジトロン:P3、モビルモーター、750円)と金型を共通する成型色変更商品でござる。

そう、ロボウィールは善・悪に分かれているでござるが同型商品の安易な使い分けだったりするでござる・・・

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なお、ダイキャスト製のシャーシ部分もシリーズ共通の様で、プラスチック製の外装とロボット本体で差別化を図っているでござる。

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なお、ロボットモードの変形は運転席部分を車体より引き上げるだけでロボットモードに変形と言うか本体ロボットが現れる独自の変形方法を採用しているでござる。

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しかも、レースカーの外装(プロテクター)は取り外してしまうロボットモードなので元のヴィークルモードを全く活かしていない珍しいデザインでござる。

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更に表裏対象のデザインでござるが、一応腕・膝の向きで前後が決められているでござる。

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なお、両腕には名前の由来でもある二連装の銃火器を取り付けてロボットモードが完成するわけでござるが・・・ 本品も米国安全基準のお蔭で武器に軟質パーツが使用されているでござる。

う~む・・・ 軟質パーツよりも誤飲対策で小さな武器パーツを付けない方がよい様な気がするでござるが・・・ 米国安全基準は分らないでござるよな?

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しかしまあ、本品のロボットモードでの面白みが無いデザインでござるが、あくまでホットウィールとしての走行性を残した設計思想はミニカー屋らしい拘りでござるよな。

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なお、ダブルバレルブラスターにも設定があり、新人教育を担当する巧妙な戦士のようで、ヴィークルモードでは時速165マイルで走行し、武器はモルタル&ミサイルランチャーと中重量ネオジウム合金製のプロテクターを身に着けているそうでござる。

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ロボットモードでは外装パーツを付け替えて武装したり、シャシーシより外して遊べるでござるが、ホットウィール同様専用コースで遊ぶのが正しい遊び方(?)のようでござるが、拙者はバトルアリーナセットを購入していないので序でにもう1体紹介しておくでござる。

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本日2体目のロボウィールはフォーミュラーカーに変形するネガボットの兵士、フォミュラーファイター(ネガボット:N7、フォミュラーファイター、750円)でござる!

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本品もロボウィール商品第1弾として販売された訳でござるが、やはりポジトロン商品のレーザービーマー(ポジトロン:P7、レーザービーマー、750円)と金型を共通する成型色変更商品でござるな。

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フォーミュラーカーとしては車高が高いような気がするでござるが、ダイキャスト製シャーシはシリーズ共通でも前輪は一回り小さいタイヤが装備されている拘りは流石ミニカー屋の設計だと関心するところでござる。

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まあ、たとえ空気抵抗を考えていないデザインでも専用コースを走らせるのであれば問題はないでござるよな。 (笑)

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なお、本品の変形方法もシリーズ共通(?)なうえに日本版説明書も共通(?)らしい大雑把作りで固有名称は記載されていないでござる。

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因みに変形方法は最初に外装パーツを外しておいても変形可能であり、ロボットモードからの変形も逆手順で変形できるでござるな。

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フォミュラーファイターのロボットモードも前後対称のデザインでござるが、V型エンジン風の胴体部と旧型のレーサーヘルメット風デザインが地味に面白いでござる。

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ただ・・・ 本品も軟質パーツ製の武器を腕に取り付ける訳でござるが、武器パーツのデザイン上、せっかく拳に穴が設けられているのでござるから手持ち式にするべきでござるよな?

しかも、本デザインで軟質パーツだと銃身に歪みが出てしまうなどマイナス店が目立ってしまうでござる。 無理に武器パーツを付けなくてもよかったような気がするでござる・・・

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さて、フォミュラーファイターの設定はヴィークルモードでは時速275マイルで走行し、2丁のレーザーガンと軽量ジルコニウムのアーマーで武装したスピード自慢の兵士のようでござる。

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無論本品も外装パーツを取り付けたりシャーシを外す事もできるでござる。

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シリーズを通して共通のギミックとデザインバリエーションの少なさが本シリーズの失敗を演出してしまったようで、販売促進用のプロモーションアニメ・ビデオの配布も世界観を伝えきれていなかったようでござる・・・

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はっきり云って、世界観を伝えるのであれば商品にビデオをセットするなり、日本語訳のブクックレットを封入するするだけでもオリジナル玩具シリーズとしてアピールできるはずが、TVアニメ媒体に頼るバンダイ商品の負の部分が日本だけでなく米国でも失敗したシリーズのようでござるな?

拙者も、本シリーズは集める気は無く変形システムの研究用にワゴンセールより適当に救い出してきた商品なので「ロボウィール」の全貌・・・ 最終的に何処まで販売されたのか分らないでござる?

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しかし、たとえ世の中のニーズに合っていないミニカー×ロボット変形玩具といえど、マシンロボの同コンセプトであるウィナーロボのワンタッチ変形システムで変形させなかった設計思想と独自の感覚は大いに評価したいシリーズではあるでござる!

そう、バンダイとマテルの共同開発なだけにバンダイ色を出しすぎずに設計した玩具開発陣の意気込みだけは伝わるでござるよ。