ごきげんようでござる!
さあ今宵は、マキシマルズ(日本名、サイバトロン)三体目の蝙蝠系ビースト戦士である空中偵察員のソナー(トランスメタルス2、ソナー、980円)の紹介でござる!
本品は1998年に「BEAST WARS TRANSMETALS2」商品ととして海外で販売されたでござるが、日本では1999年の劇場版「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ・メタルス・コンボイ大変身!」公開を記念して劇場販売(通販あり)された商品であr、商品上の変更は無いが台紙の裏側に日本語表記のシールを貼ったものでござる。
無論、彼もアニメ本編には登場せず、劇場版にすら登場しない玩具オリジナルのトランスメタルなのでござるよな。
まあ、トランスメタル2とは、クオンタムサージの影響によりメタルス化したトランスメタルと異なり人為的(?)なメタルスであり、外見上は有機生物と機械生物の融合であり、メタルの外見より生物組織の外見が覗くデザインとなったでござる。
また、2段階進化のトランスメタルもトランスメタル2と称し、スパーククリスタルを標準装備しているのも特長でござる。
故に左右非対称なデザインであり、ドチラかと言えばフューザー戦士をメタルス化したような感じがしないでもないでござる。
商品は左腕にブレードを装備しており、シッポ部分にスパーククリスタルを内蔵しているでござる。
なお、本品は翼と頭部が普通に動かない為にポーズを付け辛いでござるが、蝙蝠の顎が開閉するでござる。
しかし・・・ 蝙蝠の口内にはロボットモードの頭部が収納されているので、なかなかにシュールでござる。 (笑)
蝙蝠の脚は可動するものの、飾りのような物で 自立はできないのでござるよな。
まあ、紐か何かに脚を引っ掛けて、ぶら下がるには問題は無いでござる。
なお、本品は変形システムの都合上、ロボットモードの足を展開させれば、着地態勢(?)になるでござる。
ロボットモードの変形は、小さいながら、下半身の入れ替えシステム等など、見た目以上に複雑で、簡易な英文の説明書では理解するのに時間がかかるので、変形時間は同時期販売のトランスメタル2商品では難しいモノかもしれないでござる。 (?)
なお、説明書には記載されていないでござるが、尻の肉ヌキ穴に背中に収納した蝙蝠の下顎を噛ませると腰部が固定するでござる。
ロボットモードのダザインはメカメカしくも左右非対称で、生体表現が少なくなるでござるが、頭部が蝙蝠怪人ぽく、耳はビーストモードでもそのまま耳として機能しているので、カラーリングに一工夫あれば、可愛らしい商品になったかもしれないでござるな。
なお、ロボットモードでのスパーククリスタルは胸部に隠されており、武器は左手のブレードのみのようでござる。
因みにサイバトロン所属の蝙蝠系ビースト戦士の特長は蝙蝠の特長である超音波を利用した索敵や探査が支流であり、超音波を使って敵を混乱させる事が出来ても、超音波を使った催眠術や洗脳を得意とするデストロン側の蝙蝠系トランスフォーマーと違い、超音波を悪用していないのでござるよな。
さて、トランスメタル2には、第三形態であるアナザーモードを有するのでござるが、コレは一体何なのでござろうか?
ヴィークルモードの代替ギミック的な変形でござるが、腕が4本になるだけで、利点があるのでござろうか?
まあ、戦闘用よりは各種作業は便利そうでござるな。 (笑)
因みにアナザーモードの4本腕は、マキシマルズ側トランスメタル2の特長でござるが・・・
設定では、能力値が体力(4.6)、速度(6.5)、耐久力(5.5)、地位(4.2)、勇気(6.2)、火力(4.5)、技能(7.4)で、本来のトランスメタル2はメガトロン(D-40、メタルスメガトロン、2500円)がクローン技術の実験とか何やらで生み出したはずでござるが・・・ オプティマスマイナー(日本未販売)もソナーも、プレダコンズ(日本名、デストロン)の戦力にならず、マキシマルズ所属となってしまったのでござるよな。 (笑)
まあ、デザイン上はプレダコンでも通用しそうでござるが・・・
彼もまたサイバトロンの蝙蝠系トランスフォーマーらしく、超音波を悪用しないのでござるよな。
しかし・・・ 拙者的にはビーストウォーズに突入してから蝙蝠系が全員サイバトロンに編入されてしまったのが残念でござるよな~
まあ、もしも彼がビーストウォーズ・メタルス本編に登場していたら・・・
日本語吹き替えでは「~ぞな。」の語尾でしゃべるキャラに成っていた事でござろうな。 (笑)