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トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

量産型雑魚兵士

2014-07-10 17:27:57 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

主人公を引き立たせる為に無くてはならないのが、ヤラレ役のザコだったりするでござる。

確かにライバルキャラの方がストーリー的にも面白いでござるが、主人公の強さを演出するにはザコが必要だったりするでござるな!

夢と希望に溢れる、子供のころは主人公に憧れるものでござるが、実社会を経験した年頃に成ると、末端のザコ達に感情移入してしまい、ザコの魅力と必然性に共感するものでござる。

今宵は、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」より、デストロン軍団所属(?)量産型の索敵兵、ランブル(GD-13、ランブル、940円)の紹介でござる。

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本品は、2005年に「トランスフォーマーギャラクシーフォース」商品として、赤・青・黄のカラーバリエーション3種が同時販売されたでござる。

なお、パッケージデザインと付属カードは3種共通で、付属のフォースチップも設定も共通でござるな。

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ランブルは、固有名詞なのかどうか分からないでござるが、アニメ本編にも多数の同型機が登場する謎のトランスフォーマーでござる。

ヴィークルモードはクモ型戦車と記載されており、1種の多脚戦車でござる。

SF作品ではお馴染みのメカニックでござるな。

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その姿は、まさしく密集状態の蜘蛛の子で、多数の量産機が集まるとザコ敵といえど恐ろしいモノがあるでござる。

そう、ザコ敵の魅力は数の暴力にこそあるのでござるよ!

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本品のヴィークルモードも用途不明なところも多いでござるが、SFメカちゅーモノは多少用途不明なれどソレっぽいモノで十分事足るでござるな。

クモ型戦車も長距離移動には向かないでござるが、小回りの利くメカでござる。

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本品の搭載武器は背部のニードルライフルであり、フォースチップを差し込む(イグニッション)させる事により、キラーランスが展開されるでござる。

遠距離武器から近距離格闘用武器に変化するようでござるな?

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なお、本品付属のフォースチップはセイバートロン仕様のデストロン通常型だったりするでござるが、何処の陣営に所属する機体か不明でござる。

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ロボットモードは如何にもヤラレ役らしいデザインでありながら青いカラーリングが軍用・警備用ぽい印象を与えるでござるな。

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しかし、テレビアニメ本編では赤・青・黄のランブルは個別に描かれる事無く雑多な扱いであり、用途に限定された演出は無かったでござる?

ならば、同一色のみでも構わなそうでござるが、そこは複数揃えたいが、同じものばかりじゃ購入意欲が減るのじゃないかなという大人の事情が働いたのかもしれないでござる? (笑)

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実際に、拙者も3種とも購入した訳でござるし、同じもの3体購入するよりも購入意欲は増すでござる。

しかも、GF版ランブルは、海外ではスクラップメタルの名前で赤と黄のみが販売され、青いカラーリングは日本限定販売だったでござるな。

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さて、ランブルの設定は基本的に各カラーとも共通(?)で、パワー(6)、知力(5)、スピード(7)、耐久力(6)、地位(4)、勇気(8)、火力(7)、テクニック(9)だったりするでござる。

日本設定では、無尽蔵に生み出される量産型トランスフォーマーだそうでござるが、海外設定だとテラーコンの1種(?)らしいでござるな?

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設定上のロボットモードでの武器は右肩のニードルライフルのみでござるが、玩具では両腕をスパイクにする事も可能であり、G1版ランブル(17、サウンドウェーブ、2980円)のアニメ版武器のハンマーアームを再現出来たりするでござる。

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名前のモトネタを知っていれば面白いギミックでござるが、設定上の探索兵という役職を考えれば、収音機とか金属探知機のようなセンサーかもしれないでござるな?

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ロボットモードでも、フォースチップはイグニッション可能で、キラーランスが展開するでござる。

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しかも、キラーランスは取り外しが可能で、手に保持する事ができるでござる!

やはり、ロボットモードでの剣は手持ちにかぎるでござるな。

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まあ、一応遠近両用の武器は揃えているので量産型兵士としてはコレで上等なのでござるが・・・

如何も、拙者はロボットモノアニメで同じ量産機でありながら、一撃くらっただけで爆散するザコなのに、主人公あるいは主人公側の人物が乗った途端に、やたらと耐久力が上がるのはイマイチ腑に落ちないところなのでござるよな。 (笑)

そう、ランブルの場合も有人機(コビー専用ランブル)に成った途端に耐久力が上がったりしているのでござるよ・・・

コビー専用ランブル(EX-02、ソニックコンボイ、8999円)って、ランブルの残骸(死体)の有効活用みたいなものでござるから、元の能力が落ちてるはずなのに納得がいかないでござる?

まあ、ゾンビ化して耐久力が上がったのかもしれないでござるが・・・ (笑)

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拙者としては、たとえザコでも個性をあたえてほしいとおもうのでござるが、ザコ敵は一山なんぼで、ヤラレる為の存在であるために、個性的になってしまうとイチイチ感情移入してしまって、ばらばら死んでいくのを見ると気がめいってしまい辛くなるかもしれないので、無個性のほうがよいのかもしれないでござるが、ヤラレ役の彼らにも個々の物語があるはずなのでござるよ!

忘れがちでござるが、無名戦士に感謝と栄光を送る気持ちが大切でござる。

 


転生する兵士

2013-04-12 10:25:26 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

成型色変更商品はお手軽に商品数を増やせる手段でござるが、購入者側からするとあまり嬉しくなく、何かしらの工夫が欲しいものでござる。

そこで、考え出されたのが一部金型の修正や新規パーツ変更によるリニューアル商品でござる。

今宵は2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」より、戦闘ヘリコプターに変形するデストロン・空中攻撃兵、バズソー(GS-01、バズソーVSブラー、3980円)の登場でござる!

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本品は2003年販売の「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」版サンドストーム(MD-04、サンドストーム、1980円)のパートナーマイクロンを削除し、新規パーツの変更により連動ギミックをフォースチップ対応に変更し、2005年2月に販売された改良商品でござる。

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なお、海外販売では単品販売だったでござるが、日本販売では同じくマイクロン伝説版シルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)の改良商品であるブラー(GS-01、バズソーVSブラー、3980円)との対決セットで販売されたでござる。

(↑の比較写真はスーパーリンク版のSD-03、サンドストーム、1980円を使用)

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さてさて、「トランスフォーマーギャラクシーフォース」は「トランスフォーマー マイクロン伝説」「トランスフォーマー スーパーリンク」と並びマイクロン伝説の海外名「TRANSFORMERS  ARMADA」にちなんで、アルマダ3部作と呼ばれる世界観を共通したシリーズでござるが、何故か日本展開では独立した作品として仕上げられたでござる。

故に同じ商品でも、若干設定や名前などが違ってくる場合もあるのでござるよな?

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「トランスフォーマー ギャラクシーフフォース」(海外名、TARNSFORMERS CYBERTRON)はシリーズ完結編として、トランスフォーマーの大体の種族を書き分けるために数多くの商品を求められていたでござるが、単に色を変えただけの旧商品では不味いと思い一部パーツを変更して別キャラクターに仕上げた急場しのぎが本品でござる。

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ちゅー事で、成型色変更商品の場合は元商品の繋がりやデザインなどが過去のキャラクターに似ているかで商品流用が決まるものでござるが、本品は「ビーストウォーズ」版バズソー(D-9、バズソー、1500円)を元にデザインされているでござる。

なるほど、新造形の操縦席周りのカバーと塗装でハチっぽく見えるでござるな。

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本品のギミックはレバー操作によるローターの回転ギミックは健在で、一応新設された機首部分の機関銃(2丁)がローターに連動して動くでござる。

翼下のミサイル発射ギミックは、マイクロン合体方式から新設されたチップスロットにフォースチップをイグニッションさせて発射する方法に変更されているでござるな。

なお、機首部分のカバーは開閉するので本来付属するパートナーマイクロンであれば一応合体可能でござる。

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拙者的な感想で言うと、マイクロンよりフォースチップ方式の方がミサイル発射しやすいでござるが、左右に2枚付属しないのが残念でござるな。

ただ、個体差なのかもしれないでござるが、サンドストームよりローターのギアが難かったり、翼のバネが強化されているので翼のへたりがなかったりするでござる。

折角のマイクロン合体ギミックを廃止してしまうのは勿体ないでござるが、進化する玩具を実感する1品でもあるでござるな。 (笑)

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ロボットモード自体の変形方法に変更なく簡易に変形するでござる。

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やはり、成型色の変更と塗装だけじゃビーストウォーズ版バズソーぽいだけでござるが、新造された頭部により、らしく見えるのが流石でござるな。

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海外イベント限定販売品での、ビーストウォーズキャラクターのセイバトロンモードとしてギャラクシーフォース商品を改良する切っ掛けを作ったのが本品でもあるでござる。

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本品のロボットモードでのギミックは両腕のミサイル発射ギミックはフォースチップを差し込む事で発射でき、脚部のマシンガンはマイクロン合体による連動ギミックから引き出しやすいデザインのマシンガンに変更され手動で作動できるでござる。

脚部のマイクロンジョイント(凸)は完全にダミーに成ったでござるな・・・

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嗚呼・・・ マイクロンなんて要らなかったんや・・・

結局のところソレが全ての商品に成っているのが悲しいでござるよな? (涙)

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さて、バズソーの設定は、セイバートロン星出身(?)のデストロン空中攻撃兵で、付属するフォースチップはセイバートロン・デストロン仕様(海外版では裏側に専用パスワードが添付されている)でござる。

能力値はパワー(7)、知力(8)、スピード(8)、耐久力(8)、地位(7)、勇気(8)、火力(8)、テクニック(7)で設定されており、通常のトランスフォーマーより視力が高く、小回りが利き、旋回飛行能力を生かした攻撃を得意とするようでござる。

なお、ビーストウォーズ版バズソーの能力値とは異なっており、関連性のある設定は無いでござる。

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あるていど知名度のあるキャラクター名を受け継いだ商品でござるが、改良商品である事とセット販売にした事で販売価格が上がり若干購買意欲に欠ける商品でござる・・・

日本での成型色変更商品の売り上げが悪いからのセット販売でござるが、余計に悪くなるような気がするのでござるよな?

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アニメ本編でライバル商品であるブラーとの対決を描いてくれれば販売促進につながったものの・・・

バズソーの登場は、惑星スピーディアにてニトロコンボイ(GC-10、ニトロコンボイ、2000円)とエクシリオン(GC-02、エクシリオン、2000円)のレースを実況するヘリコプター役でヴィークルモードのみの登場でござるから、ほとんど隠しキャラクターなのでござるよ。 (笑)

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まあ、本来アニメに登場しない玩具オリジナルキャラクターでござるから、一応アニメ本編に登場したこと自体はファンサービス的演出とみるべきでござるが、できるなら「ビーストウォーズ ネオ」の様に本編でゲストキャラクター的に扱っても良いと思うのでござるよ・・・

成型色販売商品の売り上げが悪いのは、見せ方であり、アニメ本編に登場するも日本未販売に終わり悔しい思いもしたトランスフォーマーもいるでござる。

商品的にはトランスフォーマーのリデコ商品の面白さを証明する商品でござるが、販売促進と販売戦略が上手くいっていない結果生み出された商品でござるよな。


うそっ・・・ 私の出番、低すぎ?

2011-06-06 00:06:37 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

恐竜は好きでござるかな?

拙者は恐竜が好きでござるが、恐竜系変形ロボット玩具に成ると変形モチーフとなる恐竜の種類が少ないことに不満をおぼえるでござる。

今宵は2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」より、スピノサウルスに変形する惑星アニマトロスのデストロン・強襲戦闘員、ダイノシャウト(GD-08、ダイノシャウト、940円)の紹介でござる!

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本品の海外販売である「TRANSFORMERS CYBERTRON」ではアンダーマイン(日本未販売)の名で販売されており、付属のフォースチップ(サイバープラネットキー)はアニマトロス(ジャングルプラネット)仕様で同じでござるが海外版にはパスワードが書き込まれているでござるが本体仕様は成型色と塗装の色合いが異なるでござる。

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さて、ダイノシャウトは鮮やかな緑色が目立つでござるが、変形ロボット玩具では珍しいスピノサウルスがモチーフであることが珍しい商品でござる。

ただ・・・ スピノサウルスの特徴である背びれの形状が異なる形でデザインされているのが残念でござる。

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まあ、本デザインはフォースチップ連動ギミックを仕込む為に優先されたと思うのでござろうな。

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では、背びれのチップスロットのフォースチップをイグニッションさせてみるでござる!

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背びれより近接戦闘用のクレストソードが飛び出るでござるが・・・

自分の頭にもダメージを与えそうなので使い勝手が悪そうでござるな。 (笑)

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しかし、ビーストモードでのポージングは満足できる一品だったりするでござる。

拙者的にはスピノサウルスの口がもう少し長くてもと思う出ござるが全体的には悪くは無いでござる。

そう、彼は惑星アニマトロスの住人であり、トランスフォーマーなのでござるからキッチリと地球のスピノサウルスと同じデザインである必要もないでござる。 (笑)

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、ミュータント的なデザインは味のある造形でござる。

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まあ、ドチラかと言えばヒューザー戦士系トランスフォーマーのデザインに近いイメージがあるでござる。

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問題は印象的なデザインながら、TVアニメ本編での存在はコレといったエピソードもなく存在感の薄いキャラクターになったでござるよな・・・

そう、ただでさえ存在感の強いフレイムコンボイ(GD-07、フレイムコンボイ、4200円)が単独行動しちゃったのでアニマトロス出身デストロン兵士は目立つ事なく留守番組みになったでござる・・・

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玩具設定では惑星アニマトロスで最も好戦的な戦士としか記されていないでござるが、アニメ本編の描写から推測すると、フレイムコンボイの権力を傘にして好き放題していた小悪党ぽい印象があるでござる。

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能力値はパワー(7)、知力(8)、スピード(8)、耐久力(7)、地位(6)、勇気(7)、火力(7)、テクニック(9)で設定されているので雑魚キャラではなくそれなりの実力はあるようでござる。

なお、専用武器は尻尾のテールハンマーで、左右ドチラの腕にも取り付けが可能でござる。

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そして、フォースチップ連動ギミックのクレストソードの展開と恐竜の前脚で近接戦闘を優位に戦えるスピードと技術を備えているでござる。

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玩具だけ見ていると凶悪な印象があるでござるが、アニメ自体の演出のおかげで残念なキャラクターになってしまったでござる。

なお、ロボットモードの目は無表情で切れ長の赤目なのでござるが、クレストソード固定用のネジ穴を目に見立ててしまうと体色のおかげでカメレオンとかの爬虫類顔に見えてしまうのでござる。

うむ、イロモノ系お笑いキャラとしても通用してしまうでござる。

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因みにダイノシャウトの玩具的ライバル商品は、サイドス先生(GC-15、サイドス、940円)になる訳でござるが、キャラクターが増えたおかげでアニメ本編では活かしきれずに終わったでござる。

そう、ダイノシャウトはアニメ本編の演出次第で化ける要素をもったキャラクターだけに残念でござる! ・・・やはり恐竜はティラノサウルスじゃなきゃいけないのでござるかな?


サイバトロン高度技術士

2011-04-23 01:56:11 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

直接戦闘を好まない技術系の支援要員・・・ 俗に言う「博士君」が直接戦闘に参加を決意すると必要以上な重装備で武装する傾向があるでござる?

2005年展開の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」に登場するサイバトロン技術者、ファストエイド(GC-11、ファストエイド、2000円)がマスターメガトロン(GD-01、マスターメガトロン、5200円)との地球での戦闘で重症を負い転生した姿こそ救急車からミサイル装甲車にヴィークルモードを改めたサイバトロン高度技術士、ファストガンナー(GC-21、ファストガンアー、4000円)だったりするでござる!

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さて、「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」の日本展開は建前上成型色変更のパワーアップ商品は販売しないという企画だった為にレギュラーメンバーのパワーアップはモデルチェンジした商品が用意されたでござる。

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商品は大型ミサイル(長距離弾道弾?)搭載の装甲車で、元のデラックスクラスで販売された救急車を上回るウルトラサイズ商品でござる。

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うむ、ヴィークルモードのデザインは完全に別物になったでござるが、カラーリングパターンを引き継いだおかげでグレードアップしたことは一目で分る説得力があるでござる。

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商品ギミックはギガパニッシャー(大型ミサイル)に電子ギミックが内蔵(単4乾電池2本使用)されており、ギガパニッシャーを発射台より外すと発射サウンドが鳴るでござる。

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また、発射台のチップスロットにフォースチップを差し込めば、連動してギガパニッシャーが開閉してビーム砲が現れて発光点滅&電子音が鳴るでござる。

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更に展開したギガパニッシャーはミサイル発射スイッチが出現する為、ギガパニッシャー先端部のミサイルを発射できるでござる。

・・・大型ミサイルの中に隠された小型ミサイルはハッタリのハリボテ兵器にしか見えない武器なのでチト情けないでござる。 (笑)

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まあ、商品の意図としては大型ミサイルがフォースチップの力でビーム砲に変形した事を再現したつもりなのでござるが、ビームを意図したミサイルもクリアパーツではないので厳しい造形でござるよな?

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なお、本品には付属する紙製の的(1枚)にミサイル等を当てる遊び方が説明されていたりするでござるが、それ以外にも余剰パーツ対策でフォースチップを発射台に収納したり、別売りのマイクロンやエネルゴンウェポンを取り付けるダミーのマイクロンジョイントが2箇所設けられているでござる。

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まあ、この重武装なヴィークルモードを見ただけでも元救急車が本気を出して戦いに望む博士君的なキャラクターであることが伺えるでござるな。

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ロボットモードの頭部デザインはファストエイドに似せておりカラーリングのお蔭で同一人物に見えるでござるが、カラーリングを変えてしまえば全く別人のキャラクターで通用するデザインでござる。

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後々の商品流用を考えたデザインだとすると侮れないでござるよな・・・

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さて、ファストガンナーのキャラクター設定は、科学・医学・工学・幾何学まで、宇宙を巡る様々な知識を備えてた冷静な性格で最前線に立つ事は少なかったでござるが、マスターメガトロンとの戦闘で受けた深手が医者的に診て修復不可能と判断し諦めていたでござるが、ローリの励ましや地球人の行動に励まされ、プライマス(00、プライマス、8000円)の力で空軍基地の装甲車をスキャニングして転生した姿なのでござる。

能力値はパワー(7)、知力(10)、スピード(7)、耐久力(10)、地位(9)、勇気(7)、火力(9)、テクニック(8)で設定されているでござる。

なお、海外だとパワーアップ転生(モデルチェンジ)したところで名前が変わらない場合が多いでござるが、日本だと商標上の問題で改名される大人の事情があるでござるな。

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ロボットモードでの商品ギミックは右肩のギガパニッシャー開閉ギミックとは別に左腕の盾にフォースチップを差し込んでメガハンドキャノンを展開するでござる。

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更に両足に収納されたエレクトロンクローとクラッシュハンマーをメガハンドキャノンの先端に取り付けが可能だったりするでござる。

流石はファストエイドのパワーアップ版でござるな。

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なお、ロボットモードでも脚部のマイクロンジョイントや両腕にエネルゴンウェポンを取り付けて重装備が可能だったりするでござる。

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まあ、ミサイル装甲車と云うヴィークルモードを考えればウルトラクラスでの商品化は違和感が無いでござるが、エクシリオン(GC-02、エクシリオン、2000円)の嫁の立場を考えれば大きすぎる幹事はあるでござる。 (笑)

なお、海外設定(CYBERTRON)版ではレッドアラート(サイバトロン・ディフェンス・レッドアラート)のとっつあんでござるから違和感が無いのでござるかな?

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まあ、本品も担当者の根強い支持が反映された商品であることは間違いないでござるよな。

そう、博士君属性のキャラではなくとも十分戦闘的なキャラクターなのでダークサイド・メガトロン(ボトコン2006限定販売、ダークサイドメガトロン、日本未販売)として販売されていたりするので今後イロイロと流用されるかもしれないでござるよな。


ブラーがブラーに成った!

2011-01-13 19:22:45 | トランスフォーマー・GF

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマー商品の場合は過去の販売された商品の成型色を変更して別商品として販売したり、成型色だけでなく頭部等の一部パーツを変更して別キャラクタの新バージョンなどとして販売されたりするでござる。

流石に成型色変更商品だと手抜きに思われてしまうでござるが、一部パーツを差し替えた商品だと態々新規製作パーツを製作してして旧商品をリニューアルするのは調整に手間がかかるようでござる?

何故に一から金型を起こして新作を造れないのでござろうかと思ってみたりもするでござるが、完全新作よりもコストが掛からないらしいでござるな?

今宵は2005年販売の「トランスフォーマー ギャラクシーフォース」版サイバトロン・情報員、ブラー(GS-01、バズソーVSブラー、3980円)の紹介でござる!

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本品は2003年販売の「超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説」版サイバトロン・射撃手、シルバーボルト(MC-08、シルバーボルト、1980円)の金型を利用し、パートナーマイクロンを削除して、フォースチップ対応商品に変更した商品で、日本では同じくマイクロン対応商品であるデストロン・空中攻撃兵、サンドストーム(MD-04、サンドストーム、1980円)をフォースチップ対応商品に改良されたデストロン・空中攻撃兵、バズソーとのVSセットでのみ販売されたでござる。

海外ではTVアニメに登場しなくとも商品数を増やしたいだけのアイテムで単品販売ござが、日本では成型色変更商品は売れない土壌ができてしまったので、販売数の偏りをなくすべくVSセットでのみ販売された訳でござる。

おかげで、販売価格が上がった為に買い辛い商品となった訳でござるが、如何もタカラトミーと成った現在でも販売価格を抑える単品販売を軽視してセット販売にする販売戦略が続いているようでござる?

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さて、本品は1986年販売の「戦え!超ロボット生命体 トランスーフォーマー2010」商品のサイバトロン・情報員、ブラー(C-79、ブラー、1500円)をイメージした商品でござるが、実はマイクロン伝説版シルバーボルトの海外名はブラーだったりするので、本品は所謂セルフパロディ的な仕様変更なのでござるよな。

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商品は惑星スピーディアのフォースチップが付属し、タイヤもスピーディア系トランスフォーマーの特徴であるクリア成型のタイヤを装備しているでござるが、設定上はセイバートロン星出身のトランスフォーマーで、惑星スピーディアに情報収集の為に送られた一人だったりするでござる。

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商品はマイクロンジョイント凸が廃止され、リアウィング周りのパーツ及びミサイルランチャーを変更した商品である為に随分とイメージは変わっているでござるが、妙なミサイルの形状以外は違和感の無いデザインでござる。

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ヴィークルモードではミサイルを発射する事ができないでござるが、フォースチップをイグニッションすることでフライトモードに変形するでござる。

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本来のパートナーマイクロンを必要とするフライトモードの変形でござるが、フォースチップの対応により随分と安っぽくなった気がするのでござるよな? (笑)

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なお、新造されたミサイルランチャー(サイドブラスト)はマイクロンなしでも、フライトモードで発射可能になるでござる。

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ただ、このミサイル発射スイツチは内側に折りたたまれる為に、スイッチが押しにくい構造であり、ミサイルのデザインも表現しがたいデザインなのが気になるところでござる?

改良品の宿命で何かゴテゴテと付け足してしまうデザインは仕方が無いのでござるかな?

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因みに設定上のフライトモードはスピーデジア系トランスフォーマーと同じくスピードアップの為であり、短距離飛行を可能とする特殊能力らしいでござる。

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なお、本品はアニメ本編には登場しない玩具オリジナル商品でござるが、ヴィークルモード形態ではミサイルを外した形状で、地球移民のトランスフォーマーとして同型の赤いボディのスポーツカーと度々登場しているでござるが、ロボットモードや名前が明かされていないのでブラー本人か同型の別人なのか分からないでござる?

そう、一応セリフもあるでござるが、普通に喋っていたので別人かもしれないでござるな。 (笑)

まあ、アニメオリジナルキャラを出すのであれば、成型色変更品や改良品のトランスフォーマーにもスポットを当ててもらいたいでござる!

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ロボットモードの変形では新造頭部のお蔭でシルバーボルトとは異なるイメージであり、タイヤ及び大腿部のパーツがスモークグレーに変更されたおかげで雰囲気が良くなっているでござる。

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ただ、背中に背負った背部ユニットが重過ぎる為に、転倒を防ぐには踵部分を調整するかサイドブラストを取り外して両手に保持させる等してバランスをとる必要があるでござる。

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なお、新造頭部はG1版ブラー(アニメ版イメージ)に似せただけではなく、大きさもシルバーボルトより大きくした事でG1版玩具を思わせるバランスを再現していたりするでござる。

なるほど・・・ 並べてみるとブラーは顔が大きいイメージだったのでござるなと実感するでござる。

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なお、背部ユニットに収納された武器は、フォースチップを使ってウィングを開かないと取り出せない設計でござるが、シルバーボルトの武器であるミサイルボットとは保持方法が異なるでござる。

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さてさて、ブラーの玩具設定でござるが、卓越したスピードと洗練された危険察知能力で、敵地に忍び込むが、その姿を誰も見たことが無そうでござる。(アニメ本編では描かれていない為の方便?)

しかも、落ち着きが無い性格なうえに独自の早口ではあるが、素早い仕事ぶりは評価されているようでござるな。

能力値はパワー(7)、知力(8)、スピード(9)、耐久力(7)、地位(7)、勇気(9)、火力(8)、テクニック(9)であり、G1版ブラーとは異なるでござる。

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なお、本品の可動は元々クセの強い可動範囲である為にポージングが難しい商品でござるが、海外では評判がいいのか「TRANSFORMER UUUUNIVERSE」商品(USAエディション、スワーブ、2079円)でも販売されていたりするでござるが、十分満足のいく商品とは言いがたいでござる。

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そう、本品は旧商品改良とはいえ、折角のTVアニメ連動商品でござるから劇中エピソードの一つでも与えて商品アピールを行うべきなのでござるよな。

シリーズ1作目の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」が今だに人気が有るのは登場キャラクターの一人ひとりを書き分けて玩具と連動させた事なのでござるよな。

たとえ商品の完成度が残念でも愛着が湧き、商品が売れた時代もあったのでござるから、完成度の良い商品もアピール度がないと買ってもらえないのが現実でござる。

本品も思ったより悪い商品ではないでござるよ!