トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

亜細亜限定建設部隊兵士

2010-09-30 17:20:26 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

1972年の9月30日に、「クレーン等安全規則」が交付されたことから、1980年に日本クレーン協会とボイラ・クレーン協会が9月30日を「クレーンの日」と制定したそうでござる。

ちゅー事で今宵は2009年展開の「トランスフォーマー / リベンジ」よりクレーン車に変形するディセプティコン・コンストラクティコン部隊兵士、ハイタワー(EZコレクション・デバステーターD7、ハイタワー、630円)の紹介でござる!

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本品はロボット同士の合体を嫌う欧米の目を避けるべく、日本・アジア地区限定で販売されたEZコレクション・デバステーター(全7種、各630円)の一品で、パッケージは日本販売のEZコレクションではなく海外販売版と同じくブリスターパックの形式はとっているものの、パッケージ表記は日本語で書かれているでござる。

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そう! EZコレクション版デバステーターは7体のトランスフォーマーが合体する巨大合体兵士でござるが、通常販売されたRD-16版デバステーター(RD-16、デバステーター、15750円)は6台の建設車両に分離する巨大兵士なのでござる。

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従来のトランスフォーマーファンの間ではコンストラクティコン(日本名、ビルドロン部隊)は合体するものと暗黙の決まりがあるのでござるが、ファン以外に見せる世界規模の映画と成ると事情が変わってきて、合体の必然性や個性が失われるロボット同士の合体は否定されたり、合体による魂の汚れ等の宗教的解釈で映画本編ではロボット同士の合体は避けられ、ハイタワーも劇中ではロボットモードに変形しないクレーン車でござる。

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商品は簡易構造ながら、クレーンフックやアームを別個に展開する凝った商品で、建設車両系変形ロボット玩具としては合格点でござる!

が・・・

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ロボットモードは、特徴を強調した型のデザインなのでござるが・・・

コレだとロボットモードに変形する利点があるのか疑問なデザインでござるよな?

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まあ、確かに人型に捉われない柔軟なデザインでござるが、トランスフォーマーとしての様式美がないデザインでござるが、コレはコレで興味深いデザインでござる。

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そう、フェイスガードで防御された頭部にティラノサウルスのような前肢に加えて頭頂部から吊るされたアームは作業用ロボットのデザインとしてみれば愛嬌があるでござる。

ただし、等身大以下の小型ロボットに限るでござるが。 (笑)

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なお、EZコレクション本来は廉価版商品なのでパッケージにはキャラクター設定は記載されておらず、たとえEZコレクションのみの販売キャラクターであっても詳細は記されていないでござる。

短い設定よりキャラクターを推測するのが楽しみの一つだけに残念でござる。

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ただ、言える事は初代ビルドロン部隊(37、デバスター、5800円)でハイタワーに相当するのはクレーン車に変形する衛生兵のグレン(33、グレン、980円)でござるから、破壊活動と精密作業のみに特化したデザインなのかもしれないでござるな?

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しかしまあ、本品の最大の売り文句は7体合体であり、ハイタワーデバステーターの左腕を担当するでござる。

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そう! 所詮は合体ロボの手足担当ロボでしかない存在でござる!

だから、合体型トランスフォーマーは没個性だと言われ無い為にも、手足担当でも濃いキャラクター設定を付ける必要があるでござる!

まあ、結果的に本品は日本の合体文化を正当主張することなくアジア限定販売で逃げた商品でもあるでござる。


夜鷹の夢

2010-09-29 01:37:05 | トランスフォーマー・G2

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ごきげんようでござる!

レーダー波に感知されないステルス機は見えない戦闘機などと呼ばれ、漆黒のボディからも忍者とイメージが被るようでござる。

今宵は1995年展開の「トランスフォーマーG2」より、F-117ナイトホーク風なステルス戦闘機に変形するサイバトロン戦士(戦略家)、エアロレード(TRF-14、エアロレード、500円)の紹介でござる!

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本品は「トランスフォーマーG2」商品として販売されたデストロン商品のスカイジャック(TRF-7、スカイジャック、500円)と金型を共通するカラーバリエーション商品で、商品差別化のためかサイバトロン側のサイバージェットにのみディテールアップシールが付属するでござる。

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さて、本品を含むサイバトロン側のサイバージェット3体は元々はデストロン所属だったようでござるが、サイバトロン陣営に鞍替えしたでござる。

「トランスフォーマーG2」は、サイバトロンデストロンの間に協定が結ばれ共にセイバートロン星に平和が訪れたはずでござるが、再び戦乱が巻き起こりサイバトロンデストロンが対立するでござるが、同種のトランスフォーマーでも主義思想により二手に分かれたでござる。

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サイバージェットにはG1時にサイバトロン側で活躍した元・デストロン科学者のジェットヤー(日本名、スカイファイアー、日本未販売)が、戦争終結後にデストロンに復帰して、エネルギー効率の良いサイバージェットのボディ(TRF-16、ジェットファイヤー、500円)に生まれ変わったようでござるが、再び巻き起こった戦乱により、思いを同じくするエアロレードストレイフ(TRF-15、ストレイフ、500円)を引き連れてサイバトロンに編入されたようでござる?

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商品はスカイジャックと比べると地味でござるが、目立たせないステルス機であることを考えれば当然のカラーリングでござる。

ただ・・・ 機体にUNITED STATESのマーキング(シール処理)と米国空軍の国籍マークを書き入れるのは如何なのでござろうか?

まあ、コレは正体を隠すというよりもアメリカの味方であることを主張しているのでござろうな。 (笑)

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なお、本品は着陸脚は折りたたみ可能で、武装は実機のF-117ナイトホークと異なり、尾翼部分がミサイルランチャーを兼ねたデザインで、翼下のサイコミサイルを押し出し式で発射するでござる。

う~む・・・ なんともビックリドッキリなギミックでござる。 (笑)

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因みに実機のF-117ナイトホークは戦闘機ではなく対地攻撃機で、爆弾等は機体内に収納しておりステルス性を高めていたようでござるが、機体構造上空中戦には不向きだったようでござる?

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しかしまあ、F-117ナイトホークは2008年に退役したとはいえ、ステルス機の代名詞であり、現在でもF-117をイメージしたトランスフォーマーも登場しているでござる。

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ロボットモードは漆黒のボディと表情が読めない顔の為である事から忍者の様な雰囲気が漂うでござる。

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が! 今改めて見てみると・・・ オールスパークパワーの原点を思わせるカラーリングでござるよな。 (笑)

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さて、エアロレードの設定は、体力(5)、知力(7)、速度(9)、耐久力(7)、階級(5)、勇気(10)、火力(8)、技能(7)で、恐れを知らない戦術家だそうでござる。

しかし、本品の役職設定は戦士のままで、妙な役職名が多いG2では普通の役職でござる?

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彼は、自ら敵にスキを見せては反撃するなど常に戦いを楽しんでいるが、無意味な破壊衝動は好まないようでござる。

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設定では武器のサイコミサイルは脳波でコントロールでき、爆薬以外にも酸や消火液など状況に合わせて使い分けているようでござるが・・・ 誤飲防止の結果、槍状のデザインを採用した事で、予備のサイコミサイルは棍棒として使われる事になるでござる。 (笑)

その語のビーストウォーズ商品でミサイルを棍棒として使う前例を作ってしまった訳でござるよ。

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なお、説明書に印刷されたコミックでは、逃亡中のロードロケット(TRF-11、ロードロケット、800円)を救出するべく単独で参上するでござる。

如何もロードロケットと異なり口数は多いようでござる?

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商品はG2商品の組み合わせで遊べるトランスプレイ(説明書には無い遊び方)の一例としてバイクモードのロードロケットにサイバージェットを乗せる写真が紹介されているでござるが、実際にはエアロレードの場合は両手でハンドルを保持するような綺麗な乗り方はできないでござる。 (残念)

まあ、そこは創造力で補うしかないでござるかな。 (笑)

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しかしまあ、軍用機カラーのサイバージェットがサイバトロン所属で、民間機ぽい(?)カラーリングのサイバージェットがデストロン所属とは随分と皮肉でござるが、欧州販売のサイバージェット6体は全てデストロン所属で、エアロレードスカイジャックの別カラー商品(?)だそうでござる?

確かに商品にはG2サイバトロンデストロンのエンブレムがマーキングされていないのでドチラにでも使える商品でござる。

日本版に付属するデコレーションシールにはサイバトロンのエンブレムが有るでござるが、本品は貼り付けていない状態でござる。


放課後トランスフォーム

2010-09-27 04:14:17 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーアニメイテッドの次回予告ナレーションは内容に全く関係ないネタ話が多いでござるが・・・ 弟26話「巨大なる力」ではとうとうの「けいおん!」ネタ・・・

う~む・・・ まさか本家で「きかいおん!」とは・・・ と言ってもサウンドウェーブ(TA-16、サウンドウェーブ、2415円)絡みの話じゃないようでござる。 (笑)

今宵は26話に出演したらいいな~と思うディセプティコン航空兵

ダージ(TA-11、ダージ、1260円)の紹介でござる!

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本品は2008年に海外で販売されたアクティベイター版スタースクリーム(日本販売版は2010年に、スーパーコレクションvol.2、5040円としてセット販売)の成型色変更品でアクティベイトシステム(一発変形)を採用した廉価版商品でござる。

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本品のヴィークルモードはスタースクリーム(TA-07、スタースクリーム、3780円)と同型のジェット機でござるが、アクティベイター商品はキャラクター設定がパッケージに記載されていないので如何様なキャラクターか分からないでござる?

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本品のカラーリングは一応名前のモトネタである初代ダージ(TFS通販、ダージ、1980円+4PTS)をイメージしてるようでござる。

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商品は廉価版とはいえ、十分魅力ある商品でござる。

そう! まさに入門用商品でござるが、トランスフォーマーの魅力の一つであるキャラクター設定を記されていないのが残念でござる。

TVアニメ本編に登場しないキャラクターであれば、なおさら必要なハズでござるが・・・

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少なくとも、販売時期がTVアニメ放送開始の第一弾商品とあらば、誰でも彼の登場を待ちわびるはずでござる。

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そう、少なくともTVアニメにワンカットでも登場していればファンサービスでござるが、出てこなければ完全なサギでござるよな。 (笑)

しかも、キャラクター設定を明かしていない事で期待を高まらせた確信犯でござる。

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まあ、トランスフォーマーアニメイテッドの世界観から見ると別の宇宙で戦う、スタースクリームと同型のディセプティコン航空兵士と呼ぶよりもスタースクリーム・クローン軍団の一員なのでござるかな?

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とにかくキャラクター設定がないので、如何様なキャラクターかさっぱりわからないでござる?

しかしまあ、商品はロボットモードでもソコソコのポージングが決まるので悪くは無い商品でござるよな。

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商品サイズ的には他のTVアニメ登場組と並べると違和感があるので、アクティベイター商品を充実してもらいたいでござる。

だいたい、廉価商品が売りのアクティベイターを4体セットで販売する販売戦略はデフレ不況の昨今では、ちとおかしいと思うのでござるよな?

拙者的にはアクティベイター商品は、他の商品を買ったついでにに購入するような商品だと思うので、タカラトミーのおかしな販売戦略が再開したと思いたくなるでござるな。 (笑)

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しかしまあ、アクティベイターで玩具オリジナル商品を販売するのであれば、ぜひともダージの相方として、黄色と黒のカラーリングでスラストを販売してもらいたいでござるよな!

そうなるとキャラクター設定が明快になるでござる。 (笑)


令嬢より愛をこめて

2010-09-26 06:14:43 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

サイバトロンは自動車系トランスフォーマーのオートボットを主軸とする為に航空戦力が乏しいでござる!

今宵はサイバトロンの貴重な航空戦力であるサイバトロン戦士

パワーグライド(C-62、パワーグライド、500円)の紹介でござる!

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本品は1985年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」商品として販売されたミニボットの1体で、1984年(日本販売は1985年)に販売されたミクロロボットCAR流用のミニボットと異なり完全新作商品でござる。

日本販売のパッケージは前期販売のブリスターパック仕様と後期販売のサック箱使用の2種が販売されており、後期販売分のみにキャラクターカードが付属するでござる。

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商品自体は日本販売版も米国販売版も共通でござるが、2004年にトランスフォーマーコレクション(TFコレクション12、ミニボットチーム、3000円)として再販された商品はサイバトロンのエンブレムがシール処理で追加され、生産国の刻印がJAPANからCHINAに変更されており、使用されているネジが異なるでござる。

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さて、本品のヴィークルモードは米国空軍の対地攻撃機A-10サンダーボルトⅡをモデルにデザインされたでござるが、流石に民間自警団あがりのサイバトロンで軍用機は不味いのか民間機ぽく赤色でござる。

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なお、新造されたミニボットはハズブロ側の意向でバラエティにとんだヴィークルモードが選ばれたでござるが、変形の簡略化などの注文もあり、ミクロCAR転生ミニボットと比べると商品完成度が低いでござる。

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特に本品は着陸脚には車輪も無い造形で完成度の低いトランスフォーマー商品の代表格とも言える商品でござる!

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そう! 本品のロボットモードは体型のバランスが悪く、変形の簡略化(部品数の削減)で両足が繋がったままで足の形すらしていないのでござるよな・・・

う~む・・・ 日本人なら、とりあえず手足の形に拘り、一体化でも左右の足に分割線を入れるものでござるが・・・

「足なんて飾りです!」「大雑把な米国人にはソレっぽく見えれば足になるんです!」の理論で設計されているのでござるよな。 (笑)

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しかし、今品の両腕の可動はミニボット最大の可動範囲を誇り、TVアニメでの活躍も多いミニボットでござるから人気は高いのでござるよな。

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パワーグライドは、空を飛ぶのが好きで、アクロバット飛行を見せ付けたり、トラブルに首をつっこみたがる性格で、衝撃爆弾と高熱ビームで武装した戦士でござる。

能力値は、体力(3)、速度(7)、知力(8)、耐久力(7)、地位(5)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)でござるな。

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アニメではスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)と同じく故・鈴置洋考氏が演じており、一人で対決を演じ分けたり、有名エピソードでは36話の「令嬢より愛をこめて」で、ハイテクノロジー工業の会長の娘、アストリアを助けたことで、彼女に恋をしてしまい「メカのハートがドキドキと・・・ 」等の名セリフを残しているのでござるが・・・

セイバートロン星には「一緒に(地球に)いきたいな」と言ってくれる恋人のムーンレーサー(未販売)がいるでござる。 TVアニメでは修羅場が描かれる事がなかったでござる。 (残念!)

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しかしまあ、パワーグライドのデザインでござるが本来であればセスナのようなプロペレ民間機の方が合っていたのかもしれないでござるが、如何もA-10サンダーボルトⅡの特異なデザインは米国で人気があるようで正義陣営に選ばれた感じがするでござる?

そう、G.I.ジョーとかマシンロボなどでも商品化されており、トランスフォーマーでもA-10サンダーボルⅡをモトネタとする航空機に変形する商品も数多いでござる。

まあ、劇場版「TRANSFORMERS」や「ターミネーター4」にも登場しており、日本作品では「エリア88」などにも登場するので人気の有る機体なのでござろうな・・・ ゆえに2008年にユニバースでリメイクされた時にはミニボットにも関わらずウルトラサイズ(USAエディション、パワーグライド、4500円)で販売されたりするのでござるよな。 (笑)


MADE IN CHINAを見直すべきときが来た

2010-09-24 17:56:40 | 劇場版・TFR

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今日本は試されている!

改革を求めた日本国民の意思を裏切った政権交代は悪い方にしか進まず、世界的になめられて当然でござる。

民主党に政治能力が無い事が証明された1年でござるが・・・ あと3年・・・日本と言う国が存在しているかも怪しい状況でござるよな。

だいたい、「最低不幸社会」ちゅーのは敵国の占領下にあっても生きていけるだけの社会であって、前向きでもなんでもない戯言でござる。 これが現日本国総理大臣の言葉だと日本に未来はないでござるよ!

民主党に日本を任せたのは失敗でござるが、現日本の政権与党であるには間違いないので、頑張ってもらわないと・・・ 本当に日本でもクーデターが起きないとは限らないでござる!

今宵は沖縄に映画「TRANSFORMERS」にも登場したティルトローター機MV-22オスプレイが配備されると言うので、同じくティルトローター機に変形するEZコレクション版オートボット航空戦士

オートボットスプリンガー(EZ-08、オートボットスプリンガー、525円)の紹介でござる!

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本品は2009年展開の「トランスフォーマー / リベンジ」商品としてEZコレクションVol.1(全8種、各525円)として販売された商品でござるが・・・ 2007年度のEZコレクション(全6種、各252円)は、すばる堂より食玩扱いで販売されていたのにタカラトミーの販売ではは、原油価格高騰もあるとはいえ倍になるのは如何したモノでござろうか?

しかも中身が確認できないとなると欲しい商品だけ買いたいファンや全種揃えたいファンには安価商品とはいえサイフ的に厳しい商品でござる。 (笑)

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ゆえに本品の場合は、映画本編に登場しないキャラクターであり活躍媒体も分からない存在だったので・・・ 誰?

ちゅーか世間ではハズレ扱いが多かったようでござる?

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そう、本品は劇中に登場するV-22をイメージしたインシネーター(MD-22、3990円)のEZコレクション版であれば評価も違ったはずでござるが、オートボットスプリンガーの場合は、翼や尾翼の形状及び、プロペラの枚数が異なっており完全にV-22とは異なるティルトローター機なのでござるよな?

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しかしまあ、V-22オスプレイをモデルノデザインされているので素人目には誤魔化せそうなデザインでござる。

なお、本機のプロペラは手動で回転でき、プロペラ部分のみ向きを変えることができるでござる。

機体に描かれた5PRIとN63Rの意味は不明でござる? ・・・何かの意味があるのでござるかな?

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ロボットモードの変形は簡易でござるが、下半身と頭部の変形が連動しており脚部形状は変でござるがプロポーションも良いでござる。

ロボットモードもインシネーターと似ているものの別物のデザインでござる。

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さて、オートボットスプリンガーはEZコレクション商品である為に、キャラクター設定などは記されておらず、如何なキャラクターか分からないでござる?

ただ、名前はサイバトロンを代表するヘリコプター戦士スプラング(C-84、スプラング、1980円)の海外名を引き継いでおり、本来であればインシネーターを改良した玩具の販売か別の媒体で活躍するオートボットの一人としてデザインされたのかもしれないでござる?

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なお、商品はロボットモードでプロペラの向きを変えられるので、インシネーターほどの不自然さはないデザインでござるな。

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キャラクター的には映画未登場なので人気はないでござるが、商品的にはボリュームがあり傑作の部類に入る商品だと思うでござる。

EZコレクションではコスト削減でパッケージは共通、説明書は4体ずつ共用で片面印刷の説明書が付属する訳でござるが、説明書は両面印刷でキャラクター説明も記すべきだと思うのでござるよな?

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ついでなので、沖縄にも配備されたF-22ラプターに変形するディセプティコン航空参謀スタースクリーム(RD-02、スタースクリーム、3999円)のEZコレクション版(EZ-04、スタースクリーム、525円)の紹介でござる!

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本品は海外では2008年に販売されたレジェンズ版スタースクリーム(日本未販売)にエイリアンタトゥーの塗装を施して「トランスフォーマー / リベンジ」商品としてEZコレクションに編入されたでござる。

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商品は大胆に簡略化されており、着陸脚なども無い造形でござるが劇中のイメージは壊していないでござる。

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ただ・・・ 商品のイメージは薄い・・・

のしイカちゅーかエイちゅーか・・・ とにかく薄い造形でボリューム不足を感じるでござる。 (笑)

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う~む・・・ この大きさで販売価格が525円であるならば少々高めな感じがするでござるな?

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ロボットモードの変形はEZコレクション独自の解釈で大胆に変形するでござる!

なるほど・・・ 劇中のロボットモードに似せようと努力をしている商品であることは認めるでござる。

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が・・・ やはりロボットモードでも薄いでござる・・・

劇場版スタースクリームのデザインには未だに賛否があり、本デザインがスタースクリーム(22、スタースクリーム、1980円)を継続するに相応しいのか疑問でござるが、公式に出てきてしまった以上劇場版スタースクリームは認めざるをえないのが現実でござる。

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まあ、商品は確かに見ようによっては可愛らしい造形なのかもしれないでござるかな?

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拙者の様な古参のトランスフォーマーファンにとっては、劇場版スタースクリームのデザインには抵抗があるでござるが・・・ 劇場版以降の新参ファンにとっては本品はアタリ商品なのでござろうな?

拙者も本品は失敗作ではないものの、商品ボリュームを考えればキャラクター補正による完成度は変わってくるでござるよ。

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そう! EZコレクション(レジェンズクラス)商品はロボットモードで共通サイズのパッケージに収納する規格があるので、商品アレンジによるアタリ・ハズレは仕方が無いでござるが、販売価格や販売方法は見直す必要があるでござるよな?

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本品も生産国がMADE IN CHINAだったりするのでござるが、生産コストに掛かる人件費が日本と変わらないような状況になれば、中国生産のメリットなど何もなく、技術流出で偽者のコピーが市場に溢れるばかりでござるから、ふたたび日本に生産工場も帰ってきてほしいものでござるな。

その為にも日本政府は法人税の見直しや各種の既得権益を廃止して自由化すべきでござる!

そう! 次期航空自衛隊の主力戦闘機も準国産にすべきでござるが、外国人犯罪者をお咎め無で釈放しちゃうような現日本政府では無理でござろうな・・・