トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

緑の雄姿!

2009-06-29 15:04:01 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

「三つ子の魂百まで」と云うコトワザを御存知でござろうか、同義文に「すずめ百まで踊り忘れず」とかもあり、3歳(幼少期)くらいに覚えた事は百歳になっても覚えているという意味なのでござるが・・・

拙者は一時期「三つ子の魂百まで」だと聞き違い、三つ子は長寿なものだと思っていたでござる。 (笑)

ちゅー事で! 今宵は三つ子ではなく双子ネタで、1990年販売の勇者シリーズより「勇者 エクスカイザー」の東北新幹線に変形するグリーンレイカー(左右合体、グリーンレイカー、2400円)の紹介でござる!

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本品は単品販売と、兄であるブルーレイカー(左右合体、ブルーレイカー、2400円)との合体セット(左右合体、ウルトラレイカー、4800円)の2種が販売されており、付属説明書は共通で、本体にも仕様変更のない商品と思われるでござるが、翌年には「太陽の勇者 ファイバード」仕様の箱で再販(左右合体、グリーンレイカー、2400円)されているでござる。

拙者は、ファイバード仕様のグリーンレイカーを未入手である為に、箱以外の違いは確認していないでござる。

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宇宙警察カイザーズは本来はエネルギー生命体であり、重力の関係から地球に留まる事が出来ないために地球の乗り物に融合して体の代わりとしているでござる。

カイザーズの一員であるグリーンレイカーは、東北新幹線と融合して誕生したスーパーロボットであり、普段は普通の新幹線として乗客を乗せたままパトロールの任務を行いつつ、乗客を下ろしてから戦闘に参加する真面目で合理的なのか不合理的なのか考えてしまう存在でござる。

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まあ、TVアニメの作画でが普通(?)の東北新幹線のデザインで描かれているでござるが、商品では後半(2両目と解釈?)は怪しいデザインでござる。

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そう! 車輪形状や細部は新幹線(200系)とは異なるでござるが、新幹線をモデルにデザインされていることは間違いないでござるな。

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故にブルーレイカーとの前後連結合体では、3両連結ぽいイメージになるでござる。

まあ、コレはコレで成功ではないでござるかな?

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更に本品には合体用パーツが付属しており、余剰パーツ対策で完全武装タイプとして取り付ける事が可能でござる。

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まあ、更に怪しいデザインでござるが、ウルトラレイカーの胸部パーツの方が頭部パーツよりも取り付けには説得力が有るデザインなので、ブルーレイカーよりはイメージ的に良い物かもしれないでござる。

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そう! 合体用パーツの翼が展開可能でござるから、飛行形態ぽいデザインになるのでござるよ。

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まあ、何でも翼を付ければ飛べそうに見えるモノなのでSFチックなメカニックには納得のできるデザインでござる。 (笑)

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無論ロボットモードでも翼を持ち、双子であるだけに似ているブルーレイカーとは色だけでない差別化を図っているのでござるが・・・

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後ろから見ると・・・ ちゅ~と、キツイものがあるのでござるよな。 (笑)

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さて、グリーンレイカーの性格は正義感が強く兄に負けないよう頑張る真面目な性格設定であり、トランスフォーマーの海外設定キャラから比べると面白味に欠けるでござるが、正義の見方は真面目であるという性善説に基づいた日本らしいキャラクター設定であるという事を忘れてはいけないでござる。

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そう! 仮にも新幹線キャラが時間にルーズな性格だったら、問題はあるのでござるが・・・

米国なら、「それも個性!ギャップが面白い!」ちゅー理由でキャラクター付けされてしまうのでござるよな。

う~む・・・ コレも文化の差でござる。

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なお、本品に付属する赤い武器はレーザー砲(ミサイルブラスター)で緑の武器はレーザー銃(ビームシールドキャノン)でござる。

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武器名称はTVアニメ本編と異なっており、胸部に収納されているチェーンクラッシャーは再現されていないなどの違いがある事は残念でござるかな?

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しかし、玩具史上初となる左右合体のインパクトだけでも、本品の存在価値は高いのでござるよな。

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ちゅー事で、次回は「左右合体!」の真髄ウルトラレイカーでござる!


青い閃光!

2009-06-28 06:23:48 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

日本と米国での趣味・趣向の違いからトランスフォーマーは1987年より別々の展開を行なうでござるが、1990年に日本ではトランスフォーマーとは別の国内作品である「勇者 エクスカイザー」が開始され、新たなるタカラの変形ロボット玩具の歴史が始まるでござる。

ちゅー事で今宵は「勇者 エクスカイザー」より、東海道新幹線に変形するブルーレイカー(左右合体、ブルーレイカー、2400円)の紹介でござる!

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勇者シリーズ第一弾となる「勇者 エクスカイザー」は、「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマーV」の技術を活かし、全員が変形・合体機能を取り入れた勇者ロボであり、本品も、もともとはトランスフォーマー用としてデザインされたでござる。

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ブルーレイカーは単品販売と弟のグリーンレイカー(左右合体、グリーンレイカー、2400円)との合体セット(左右合体、ウルトラレイカー、4800円)の2種が販売されており、付属説明書は共通で、単品販売も合体セットも違いがないものと思われるでござるが・・・

本品は人気故に翌年の「太陽の勇者 ファイバード」仕様の箱で再販売されているでござる。

残念ながらファイバード仕様のブルーレイカー(左右合体、ブルーレイカー、2400円)は未入手なので、箱以外の違いは確認できないでござる。

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宇宙警察カイザーズの一員であるブルーレイカーは東海道新幹線に融合し誕生したでござるが、普段は双子の弟であるグリーンレイカーと同じく、乗客を運びながらパトロールを行っているでござる。

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そう! 劇中でも公共機関の乗り物に擬態しているものでござるから、戦闘時には乗客を下ろしてから戦闘に参加するする描写も描かれているのでござるが、乗り合わせた乗客は災難であり、クレーム処理などは如何していたのでござろうか? (笑)

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なお、本品には武器パーツと合体用パーツをヴィークルモードで余剰パーツにしない為に、完全武装タイプにする事が可能でござる。

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ただでさえ、怪しい新幹線が更に怪しい新幹線となるでござるな。

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タカラの新幹線系変形ロボとしては、1983年にダイアクロン商品として販売されたトレインロボ(トレインロモNo.1、東海道新幹線、980円)以来の完全新作でござるから、完成度は高いのでござるが、リアル差では落ちていたいするでござるかな。 (笑)

まあ、新技術が各所に反映されており、余剰パーツ対策も時代の流れなのでござるが・・・

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実は説明書の指示通りにパーツを組めば、ジョイント用パーツが何故か余ってしまうのでござるよな?

そこで、↑の様にジョイントパーツを取り付けてみれば、さほどシルエットを崩さずに全パーツを取り付ける事が可能なのでござる。

う~む・・・ コレは設計ミス(?)なのでござろうか?

それとも見た目を重視した結果でござるかな?

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ロボットモードの変形は適度な工程でござるが、合体用パーツ(頭部)を背中に背負う事による余剰パーツ対策とジョイントパーツによるパーツの固定が強引でござる。

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しかし、トレインロボ単体と比べると格段にプロポーションは良くなっており、以後の勇者シリーズに新幹線が外せない原因を作った名作と呼べる変形ロボット玩具である事は間違いないでござる!

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可動範囲はクセが有るものの、首が回り、足をハの字に広げる事が可能で、当時の合体ロボ(単体)としては可動範囲が広い(?)方でござるかな?

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武器パーツは赤い方がレーザー砲(ブースタービームガン)で青いのがレーザー銃(ビームシールドキャノン)でござる・・・ 玩具表記とアニメ設定では武器名が一致しないのは御愛嬌でござるかな。 (笑)

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因みにTVアニメでは胸部(新幹線頭部)より連結器を飛ばすチェーンクラッシャーが描かれているのでござるが、商品では再現されていないでござる。

印象的な武器だけに残念でござるよな。

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しかも、東海道新幹線が兄、東北新幹線が弟という設定は、トランスフォーマーのショウキ(C-125、ショウキ、980円)&ユキカゼ(C-127、ユキカゼ、980円)に次ぐタカラの伝統となり、兄弟設定の新幹線キャラーが以後も登場するでござる。

なお、ブルーレイカーはレイカーチーム(レイカーブラザーズ)のリーダーで弟おもいな性格でござる。

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更に、本品より始まる左右合体の特長はギミックだけでなく、兄弟設定(双子)も付加されることにより、合体好きな日本のみならず、合体により個性を奪われる事を嫌う米国でも、双子の兄弟であれば合体を容認しているようでござる。

如何やら、双子とは本来は1つの魂であり、二つに分かれて生まれてきたもので、合体により本来の姿に戻るという考え方があるようでござる。 (?)

宗教観の違いでござるな?

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ちゅー事で次回は、グリーンレイカーでござる!


映画出演だけが活躍場ではない!

2009-06-27 02:01:54 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

只今公開中の「トランスフォーマー / リベンジ」冒頭の上海市街戦にて、オートボットの見せ場的活躍が描かれているのでござるが!

彼の出番は無いでござる・・・

同じバイクに変形するオートボットの、クロミア(RA-11、クロミア、2415円)3姉妹の登場ににより、彼の必然性は全くなくなる存在となるでござる。

映画に登場する事のないスカウトクラス商品の辛いところでござる・・・

ちゅー事で今宵は、映画未登場のバイクに変形するオートボット戦士・ノックアウト(RA-07、オートボットノックアウト、1260円)の紹介でござる!

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スカウトクラスの商品は映画本編に登場することを前提にデザインされた商品ではないので、型ロボットに変形する事が多い劇場版商品よりも、既存のデザインに近く、劇場版風な手持ち武器が無いとかのデザインポイントを取り入れており、オートボットのエンブレムも目立つ配置ではあるが、黒くプリントされているでござる。

しかも、パッケージングはロボット形態なのでござるよな。

まあ、今回のデラックスクラス商品のヴィークルモードの完成度と比べられるとキツイので正解なのかもしれないでござる。

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ちゅー事で今回はロボットモードより紹介していくでござるが、何と言ってもバイク系変形ロボらしいデザインと武器一体型の右腕にマスクヒーローを思わせるデザインは奇天烈な劇中登場組みとは異なる魅力の商品でござる。

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バイク系変形ロボのデザインポイントであるタイヤは前輪は背中に折畳み、後輪を2分割し、両肩に配置しているのでござるが、問題は後輪の固定位置なのでござる・・・

ボールジョイントで可動するものでござるから、固定位置が定まらず、収納状態とパッケージ写真状態では、異なっており、たぶん一番正しいと思われる説明書イラストの位置で固定してみたのでござるが、斜めでござるから、なかなか左右のバランスが取れないのでござるよな。 (笑)

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まあ、自分の好みで位置を固定するのが一番いいでござるかな?

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なお、ノックアウトの性格は自主的な訓練を欠かさない努力家のようで、バイクゆえの小回りが利く市街戦が得意であるが、周囲に認められたい気持ちが強く、精神的に不安で、常に動いていないと落ち着かない性格のようでござる。

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ふ~む・・・

確かにバイク系であるが、スピードがでござるからな~

世の中、努力だけじゃ認められないものでござる。

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まあ・・・ 映画本編に出演できたとしても・・・ 目立つものではなく。

クロミア3姉妹の事を考えれば、大差が無いかもしれないでござるな。 (笑)

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さあ! ヴィークルモードは所謂レーサータイプのバイクでござる。

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拙者も元はバイク乗りであり、Kawasaki党だったので、常々カワサキグリーンなバイク系トランスフォーマーの登場を待ちかねていたのでござるが、なかなかトランスフォーマーではのバイクは登場せず、遂に本品が登場したのでござるが・・・

惜しい!

カラーリングは似ているのでござるが、違うのでござるよな~

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まあ、版権対策もあるでござるが、架空のバイクなので問題はないでござろ。 (笑)

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なお、本品はレース用バイクであるために、ナンバープレートや方向指示器などはなく、スタンドも無いので、ヴィークルモードで自立させるのは難しいでござる。

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う~む・・・ レーサーバイクとしの拘りで、スタンドは無いのは解るでござるが、商品的には取り付けるべきだったのではないでござるかな?

まあ・・・ 拙者も本品を見たとき、黄色のカラーリングで両腕に格闘専用のツメを装着したリカラー品が出るかな~と、思っていたら(リバーブ、日本未販売)だったでござる。 (笑)

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さ~て! バイクは乗り手がいてこそ華でござるから、今回もGI☆ジョーのフリント(G-02、フリント、680円)に乗ってもらったでござるが、小型バイクに乗っているようでござるよな。

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まあ、コレはこれで愛嬌があるので、もうすこし大きいアクションフィギュアでも小型バイク風に見えるでござる。

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なお、フリントの大きさが9.5センチなので、およそ8センチのミクロマン・レッドパワーズのパイロットエジソン(L-20、ミクロトレーラー、3480円)を召喚してみたでござる。

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うむ、この大きさで1センチの差は大きいでござるから、対比的には間違いなくミクロマン・マグネパワーズくらいの大きさが一番似合うでござる!

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ただ・・・ 問題は8センチ前後のアクションフィギュアが少ない事でござるよな。

そこで、解決策として・・・

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レッツ トランスプレイ! (笑)

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G2サイバーバイクと同じく、トランスフォーマー同士でも搭乗可能ちゅー事で変形×2版アダムス(C-19、ミニボットスパイチーム、2310円)を乗せてみたでござる。

う~む・・・ カラーリングと腕の形状は良いと思ったのでござるが、尻の尾翼の御蔭でシートに上手く座れないでござるよな。

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ならば、アダムスが7.5センチでござるから、約8センチの変形×2版ワーパス(C-19、ミニボットスパイチーム、2310円)を乗せるでござる!

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うむ。 8センチサイズだと、ソレナリに見えるでござるな。 (笑)

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因みに、変形×2版ウィーリー(C-19、ミニボットスパイチーム、2310円)は乗せられないので、乗せられそうなトランスフォマーを探してみよう! (笑)

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ちゅー事で、劇中登場のトランスフォーマーは知名度もあるでござるが、未登場組は商品で勝負しているので侮れない商品ばかりでござるな。


UFOの日

2009-06-24 18:22:21 | トランスフォーマー 玩具比較

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1947年6月24日、米国人のケネス・アーノルド氏が、編隊飛行をする9機の飛行物体を目撃したことで、未確認飛行物体を「空飛ぶ円盤(フライングソーサー)」と呼ばれる事が一般化したそうで、この「ケネス・アーノルド事件」と呼ばれる目撃談には証拠写真も無い分けでござるが、何故か有名目撃談である為に、6月24日を「UFOの日」と定められていたりするのでござるよな?

ちゅー事で今宵はUFOなネタでござる! (笑)

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UFOに変形するロボット玩具の代表格と言えば、トランスフォーマーではサイバトロン通信・偵察員、アダムス(海外名、コスモス)なのでござるが、TVアニメの露出は多いものの玩具の方は通常販売されずに悔しい思いをした御仁も多いでござろうな。

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本品は1985年に「トランスフォーマー」商品として完全新作で作られたミニボットであり、日本ではハスブロのパッケージで、コスモス(TFS、アダムス、500円+2PTS)のままトランスフォーマーステーション用通販商品として販売されたでござる。

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なお、日本名のアダムスの由来は、当時の日本人ではコスモス(宇宙)と聞けば秋桜(コスモス)をイメージしてしまうので、所謂アダムスキー型UFOでござるから、アダムスなのでござるよな。 (笑)

サイドスワイプ(日本名、04、ランボル、1600円)がランボルギーニなスポーツカーでござるからランボルと改名した、見たまんまの解りやすいネーミングでござる。

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商品はミニボットの中でも小柄な部類であり、転がし走行が可能なのでござるよな。

それにしても・・・ 何故にアダムスキー型UFOなのでござろうか?

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ロボットモードの変形は簡易で、両足も繋がっており商品的な完成度は低いでござる。

まあ、ワーパス(TFS、ワーパス、500円+2PTS)と同じく1985年販売のミニボットでは著しくTVアニメのイメージと異なるので通販扱いにされたのでござろうか?

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そう、TVアニメ本編では登場も多く、オチャメな性格である為に人気があり、商品とのギャップが大きい存在の1人でござるよな。

せめて、両足が個々に造形されていれば、よかったのでござるが・・・

本品は日本発祥のミクロチェンジ転生のミニボットではないので、商品コンセプトが異なるのでござる。

そして・・・

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2009年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版アダムス(C-19、ミニボットスパイチーム、2310円)として復活したでござるな!

Photo_17 無論、海外ではコスモスの名前で「TRANS FORMERS UNIVERSE」商品として単品販売されており、日本版では成型色の色合いの変更(?)と、ウィーリーワーパスを加えた3体セットとして販売されたでござる。

商品名がミニボットスパイチームなのに、ワーパスが入っているのが何故と思う御仁も多いでござるが、名前は別にして・・・

この3人こそ、初代ミニボット版商品では最悪とまで呼ばれるアニメと玩具のギャップが激しい3人組なのでござるよな。 (笑)

故に良くぞリニュアルしてくれたし、この3人をチームにしてくれたものだと、チーム設定は別として、裏事情的には感心するでござるうよ。 (笑)

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なお、変形×2版はチーム背景とかは異なるものの、G1版のキャラクター設定を引き継いでいるでござる。

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アダムスのヴィークルモードもアダムスキー型UFOより、最新目撃(?)の尾翼付き皿型UFOにリニューアルされているでござる。 (笑)

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拙者的にはアダムスキー型UFOの方がレトロ(?)で好みなのでござるが、本品も謎の幾何学模様(文字)をペイントされているでござるが、色的にもアダムスである事が確認できるのは、ある意味凄いでござるよな。

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なお、商品の裏面には車輪や着陸脚は造形されていないでござる。

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因みに着陸形態ぽいガ〇ォークモードにもなるでござる。 (笑)

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そして、ロボットモードは随分とスリムになるも、アダムスである事は認めざるを得ないデザインでござるよな。

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しかも! UFOからの変形では、頭部にオートモフ機能があり、可動範囲も広いので小さいながら満足のいく商品なのでござるよな。

まあ、残念と言えば肘が曲がらないでござるが、コレはコレで仕方が無いでござろうな。

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性格は孤独な宇宙飛行では寂しい思いをしているぶん、人前では自分の飛行姿を見せびらかしたりすることが好きなようでござるな。

武装も高出力粒子ビーム砲を装備しており、正確な射撃が行えるようでござる。

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トランスフォーマーの場合はUFOでなくとも、宇宙飛行は可能なのでござるが、設定を見る限りでも、何故に目立つ(?)UFOをヴィークルモードに選んだのかは、なんとなく解る性格でござるよな。 (笑)

拙者的には本品は実に満足がいく商品であり、今後も大型商品で販売してもらいたいキャラクターでもあるでござる。

まあ、UFOちゅー謎の物体は宇宙人の宇宙船説が一番強いので、拙者的にもソレが一番有っていると思うのでござるよな。

ちゅー事で!

本日のメインディシュ!

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1983年にバンダイより「マシンロボ」600シリーズとして販売された!

ユーフォーロボ(MR-29、ユーフォーロボ、600円)でござる!

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見たまんまのネーミングでござるが、UF〇ロボ グレ〇ダイザーとは、全く関係ないでござる。 

カタカナ表記でござるからね。 (笑)

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本品のデザインも所謂空飛ぶ円盤ではあるのでござるが、如何にも1983年らしいSFデザインのマシンでござる。

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しかも、商品的には、ダイキャストを使用し、塗装箇所も多いなど、後に販売されるコスモスとは、完成度には雲泥の差が有るといっても問題はないのでござるが・・・

知名度では完全に負けているのでござるよな。 (笑)

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商品は転がし走行が出来るほかのギミックは無く、地味であり、「マシンロボ クロノスの大逆襲」には登場せず(?)、新ナンバーも割り振られていないのでござるよな。

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ロボットモードは地味でござるが、変形パターンは簡易ながら面白いものなのでござるよな。

奇しくも腕のシルエットがコスモスと似ているのも面白事実でござる。

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因みに、ユーフォーロボのパッケージは箱とブリスターパックの2種類が存在するのでござるが、拙者は所持していないのでござるよな・・・ (残念!)

パッケージを捨てると後で後悔するものでござる。

しかし、付属のシールは貼った状態でござる。

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なお! 商品設定では、宇宙空間での戦いに適したマシンロボで、腕の部分にイオノ・プラズマ砲とロムトロン粒子砲を備えており、攻撃能力も強いようでござる。

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まあ、コレもUFOの得体の知れないイメージであり、1機で世界を滅ぼすようなイメージが有ったり、単なるザコキャラ扱いだったりとと様々でござるが、ひとつ言える事は現行の軍事力では対抗できないイメージがあることは確かでござる。

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なお、UFOに変形するロボット玩具は多数存在するのでござるが、露骨にUFOと公言している商品はすくなく、「トランスフォーマー / リベンジ」版サウンドウェーブ(RD-04、サウンドウェーブ、2415円)なども人工衛星・宇宙船なのでござるよな。

まあ、最近は「空飛ぶ円盤」の目撃例が少ないから一概に「空飛ぶ円盤=宇宙船=UFO」表記が使えないのでござろうか?

拙者的には「空飛ぶ円盤」はレトロな響で好きなのでござるが、UFOはフライングソーサーだけではないでござるからな~

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因みに、拙者もUFOらしき飛行物体を何度か目撃しているのでござるが・・・

カメラを所持していない時にばかり目撃するのでござるよな。 (笑)

ほら、「宇宙人目撃者は絵が下手な法則」と関係があるのでござろうか?


たいほだにゃ

2009-06-23 19:40:05 | BW・メタルス

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ごきげんようでござる!

いや~ 現在公開中の映画「トランスフォーマー / リベンジ」版のラヴィッジ(RD-13、ラヴィッジ、2415円)のデザインは嫌なものの、なかなかに良い存在だったでござるよな。

紹介したいにも、まだ玩具は販売されていないので今宵は、1999年に販売された「トランスフォーマー ビーストウォーズ メタルス」版、デストロン・諜報破壊兵、メタルス・ジャガー(X-9、メタルス・ジャガー、1800円)の紹介でござる!

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メタルス・ジャガーはトランスフォーマー全般を繋ぐ、ヤヤコシイ存在であり、ビーストウォーズ(BW・メタルス、10~12話)ではゲストキャラ扱いでTVアニメ本編に登場するも、玩具のほうは日本限定販売であり、海外ファンに悔しがられた一品でござる。

商品自体はメタルス・チータス(C-42、メタルス・チータス、1800円)の上半身部分を交換したものでござるが、見事なまでに仕上がっており、デコレーションシールが付属し、ロボットモードでパッケージングされるなど、異質感の強い商品でござる。

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なお、メタルス・ジャガーの設定は、日本限定販売のシャドーパンサー(D-7、シャドーパンサー、1500円)がメタルス化した姿ではなく、G1時代のカセットロンであるジャガー(19、ジャガー、680円)が幾度となく生体改造を受けて転生した姿なのでござるよな。

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そう! メタルス・ジャガーは、BW時代では珍しいG1時代の生き残りなのでござるよな。

老兵は死なずと言うか・・・ 陰ながら歴代デストロンの為に忠義を尽くしていたのでござるよな。

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なお、メタルス・ジャガーがG1時代のジャガー(海外名、ラヴィジ)である理由は、米国側原作者(ボブ・ホワード)の趣味だったようで、本来はトランスミューテイト(未販売)と同じゲストキャラであり、米国では販売される予定すらない存在だったのでござるが、米国と日本との放送ロス時間を利用して、日本側がメタルス・チータスの成型色を変更するだけでなく、大幅に改修できたのでござるよな。

御蔭で、イマイチ不評だったメタルス・チータスの欠点(?)を克服し、首・口の開閉と可動を取り入れたのでござるよな、

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しかし、その反面・・・ ロボットモードの両腕を体内に収納できなくなる欠点が発生したのでござるよな。 (笑)

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が! 故意か偶然か、本品にはメタルス商品特有のヴィークルモードが設定されていないのでござるが、メタルス・チータスの金型流用であるために、ジェットスラスターが展開可能なので、よりG1版ジャガーぽく見えるのでござるよな。

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まあ、コレも飛行形態であるボーナスギミックと解釈するでござるが・・・

本品は劇中同様にカセットテープには変形しないでござる。 (笑)

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そう! 本品のビーストモードは玩具オリジナルでござるから、ロボットモードでのパッケージングは正しいのでござるよな。 (笑)

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ちゅー事で、劇中に登場するロボットモードでござる!

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いや~ 流石にCGモデルはメタルス・チータスの改良でござるから、玩具の方も自然と似てくるのでござるよな。

ただし、劇中ではシッポが付いていないでござるが、拙者の趣味と余剰パーツ対策で取り付けているでござる! (笑)

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なお、本品の両腕には新旧のデストロンのマークをシールで貼る事ができ、胸部が開いてシール処理されたスパーク(?)には新デストロンのマークが予め貼られているでござるが、旧デストロンマークや初代メガトロン(16、メガトロン、2300円)のシールに貼り返る事も可能なのでござるよな。

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そう! メタルス・ジャガーの設定は特殊であり、BW時代のメガトロン(D-40、メタルス・メガトロン、2500円)とは別組織であるデストロン本部の指揮下で働いており、トリプティコン審議会(トライプレダカス、日本未販売?)の命令により、メガトロンを抹殺する為に惑星エネルゴアに単身乗り込んでくる刺客なのでござるよな。

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なお、メタルス・ジャガーは、初代メガトロンに忠誠を誓っていたようで、現在のデストロン本部では記憶操作されているようでござる。

故に、メタルス・メガトロンに初代メガトロンの遺言(?)を聞かされた後は、メタルス・メガトロンと手を組む事になるのでござるよな。

それを、再現したのが胸部のシールなのでござる。

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更に本品にはスプリングによるガンアクションギミックが追加されており、二丁のダブルクロス・レーザーガンを構える事ができるのでござるよな。

まあ、武器は固定式で銃身は取り外して大腿部に取り付け可能でござるが、腕部に残されたレーザガンがヨロシクないでござるな。

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故に拙者は、ロボットモードではトンファーの様に装備しているのでござるよ。

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更に本品は、玩具オリジナル武装の武器(シッポ)も使えるので、メタルス・チータス以上に遊べる商品なのでござるよな。

商品予定のないゲストキャラクターを開発した日本側玩具設計者の拘りにはエールを送りたいでござるよ。

なお、劇中ではメタルス・ジャガーはレギュラーではないので、12話で退場するのでござるが・・・

此処からがヤヤコシく、実は惑星エネルゴアこそ太古の地球であった為に、すでにこの時代ではカセットロンのジャガーサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)と共に活動停止中であり、同時代に同一人物が存在するタイムパラドクス状態であり、更に未来から来たメタルス・ジャガーも同時代で活動停止状態となり、1985年に復活したデストロン軍団が地球と宇宙で活動するなかメタルス・ジャガーは活動停止状態だったでござるが、2005年にバイナルテックとして復活(BT-11、ラヴィッジfeat.シボレーコルベット、5229円)しており、ここでカセットロンのジャガーメタルス・ジャガーが融合(?)されたりするのでござるが・・・

更に、海外版のオルタネイターズではジャガーKXに変形するラヴィッジ(26、ジャガーXK / ラヴィッジ、日本未販売)として販売されているのでヤヤコシイのでござるよな? (笑)

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なお、拙者は未見でござるが、漫画版でのメタルス・ジャガーの性格・設定は違っているそうで、人気キャラ故に担当者の解釈により様々とバリエーションが作られるのでござろうな?

因みに、拙者は本品を2体確保しており、1体をトレード用に保管していたりするのでござるよな。

そう! 拙者が未入手のオルタネイターズ版ラヴィッジ(箱付き)と交換していただくならば話に乗るでござる。 (笑)