ごきげんようでござる!
さあさあ!今宵は、1986年バンダイより販売のマシンロボ商品である、ビッグシャトルロボ(MRJ、ビッグシャトルロボ、1650円)の紹介でござる!
まあ・・・ ビッグシャトルロボと言っても、スペースシャトルでの全長が約15.5センチでござるからビッグと呼べるのか疑問でござるな。 (笑)
本品はマシンロボ600シリーズより大型商品であり、1985年にスーパー・ゴーボッツの名称で米国市場を狙った商品でござる。
日本ではビッグマシンロボのカテゴリーが与えられており、本品も1985年の販売当初はBMR-05の商品ナンバーで販売されていたでござるが、1986年の「マシンロボ・クロノスの大逆襲」に合わせてパッケージと商品ナンバーが変更されたでござる。
まあ・・・ 確かに600シリーズのシャトルロボ(MR-14、シャトルロボ、600円)よりも大型でござるからビッグマシンロボで間違いはないのでござるが、差別化とは言え商品インパクトとしては誇大商品名でござるな。 (笑)
なお、本品は付属のシールを貼っていない状態でござるが、流石は米国市場を意識した商品だけ有り、デカデカと星条旗やNASAのロゴ及びChallengarの機体名のシールがそのまま(BMR-05と同じ)付属するのでござる。
因みにチャレンジャーの機体名は、実際のスペースシャトル2番機であり、奇しくも本品が販売された1986年1月28日の10回目の打ち上げ事故で四散し、世界中に生放送で事故の生々しさを伝える事となった機体でござる・・・・ 合掌
さて、商品はコクピット部分と内部構造及び折畳み式の後部着陸脚にダイキャスト(亜鉛合金)を使用しており、ほど良い重さを楽しめる商品でござる。
なお、写真では判別つきにくいでござるが、拙者の所持する本品は年月の劣化により機体後部の白いプラスチック部分が変色してしまっているのでござるよな。 (残念)
本品には武器ギミックなどは無い商品でござるが、600シリーズのシャトルロボの拡大商品ではなく、変形パターンやロボットモードのデザインが異なるでござる。
特にチエンジシステム(変形方式)は、当時としては複雑であり、脚部の折りたたみや、腰のスイング機能は驚かされた商品なのでござるよな。
ロボットモードのデザインは地味でござるが、スペースシャトルらしいデザインは好感がもたれ、何よりも背中に重量がかかり立たせ難そうなのでござるが、ダイキャスト製の胸部により、バランスがとられ立たせやすいのも驚きなのでござるよな。
ただ・・・ 残念なのが地味な頭部と可動箇所の少なさでござるな。
まあ、当時の商品でござるから仕方がないのでござるが・・・
因みに・・・ TVアニメ「マシンロボ・クロノスの大逆襲」に登場したのかは不明なのでござるよな?
そう! 意外と600シリーズのシャトルロボと同一視されているために、画面に登場したスペースシャトルがドチラなのか判別がつかないのでござるよな。 (笑)
まあ、商品サイズは600シリーズの一部と大きさ的には合っているので、絡めると良いでござる。
本品も地味ながら隠れた傑作商品のひとつに数え上げられる商品なのでござるよな。
チャレンジャーの意志は以後の変形ロボット玩具に受け継がれているでござる。