トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

サイバトロン看護員

2011-03-14 23:14:08 | 変形×2

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東北地方太平洋沖地震の被災者に御見舞いを申し上げます。

少々不適切ではありますが、平常心と復興の気持ちを送るべく2009年展開の「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版サイバトロン看護員 ラチェット(C-14、ラチェット、2310円)で更新させていただくでござる!

Photo_3 本品は2009年に海外で展開された「TRANSFORMERS UNIVERSE」版ラチェット(日本未販売)のパトランプと塗装パターンを変更し、武器パーツなどにメッキを施した商品でござるが、基本金型は先に販売された「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版アイアンハイド(C-11、アイアンハイド、2310円)と共通であり、ロボットモードの頭部と天上部分のパトランプ変更したカラーバリエーション商品でござる。

なお、本品付属のカタログ兼コミックはインフェルノ(C-15、サイバトロンインフェルノ、3990円)と共通でござるな。

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しかしまあ、本品はカラーバリエーション商品とはいえ、モトネタである「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマ」版初代ラチェット(TFS通販、ラチェット、1700円+4PTS)と初代アイアンハイド(98、アイアンハイド&99、ラチェット、6000円)の商品と同じくカラーバリエーションで再現した設計であることは嬉しいでござるよな。

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ただ、本品のヴィークルモードは変形ロボット商品とはいえ分割線が凄い事になっており、まるで事故車の様に感じられるでござる。

救急車でコレは不味いだろうと思うでござるが赤十字や描き文字がなくとも救急車に見えるデザインの為に救われているでござるよな。

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余談でござるが、バイナルテックでは分割線や変形途中が事故車を連想させるとの理由で、フォルクスワーゲンがニュービートルに変形するバンブルクリフの商品化ライセンスを出さなかったでござるが、後に自社の車がロボットに変形するTVコマーシャルを製作していたり、同じくポルシェもポルシェ986に変形する予定だったマイスター(BT-08、マイスターfeat.マッダRX-8、5229円)もトランスフォーマーは戦争を匂わすという理由で許可が下りていないでござる・・・

う~む、戦車を作っていたメーカーとは思えない回答でござるが、それ以上に独逸人の感覚は分らないでござる? 

まあ、コレが後のオルタニティで日本車ばかりになった理由でござろうな。 (笑)

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しかしまあ、本品の完成度はバイナルテックやオルタニティのヴィークルモードに比べれば劣るでござるが、販売価格や遊びやすさでいえば断然本品の方が高いでござる!

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そう、複雑な分割線はロボットモードに活かされており、「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」のアニメ作画版ラチェットを思わすデザインになっているでござる。

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また、胸部のサイバトロンマークや頭部の連動変形ギミックなど見所も多いでござる!

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ただ・・・ 集光ギミックにより目が光って見えるハズでござるが、後頭部に板が有る為に光を集めにくい欠点があるのでござるよな。

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しかし、古参のトランスフォーマーファンにとっては、これぞ待ち望んだラチェットの真の姿だったりするでござるな。

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なお、設定上のラチェットは機械工作の天才で、傷ついたサイバトロン戦士の修理を任務としているでござる。

性格は常に冷静で、的確な判断力と優れた修理技術をもち、サイバトロン戦士の多くは安心して体を任せているようでござるな。

能力値は体力(4)、知力(8)、速度(4)、耐久力(5)、地位(7)、勇気(8)、火力(3)、技能(10)で設定されており、武器はレーザーソードとガトリングキャノンでござる。

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武器ユニットは前後を入れ替える事によりソードモードとキャノンモードに変形するでござる。

なお、武器の保持方法は決められていないでござるが、右手がガトリングキャノン、左手でレーザーソードと持ち替えているでござる。

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しかしまあ、ラチェットの場合は戦闘メインのキャラではないので、アイアンハイドに武器ユニットを貸してダブルガトリングキャノンを再現するのも面白いでござろうな。

これも同型だからこそできる連動ギミックでござる。

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なお、年齢的(?)にはアイアンハイドの方が上のようでござるが、ラチェットと同型である理由や、キャラクターとしての繋がりは描かれていないでござる。

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因みに本品には、説明書に記載されていないでござるが、初代玩具を思わせるリスペクトモードなるものが存在(?)するそうで、たぶんコレがリスペクトモードだと思うでござる?

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他のシリーズでも別デザインのアイアンハイドラチェットが活躍するでござるが、拙者的には二人は他人同士でも同型であることが望ましいと思うでござる!


最後の切り札

2011-01-06 00:47:31 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

正月3が日は如何過ごされたでござろうか?

拙者は家族サービスなどで振り回された結果、玩具店回り等の初売りイベントには参加できず4日に奈良方面のトイザらスで「トランスフォーマー ユナイテッド」商品の購入を考えていたのでござるが、当日予定が変わってしまい奈良行きが別方向になってしまったでござる・・・

おまけに、キャンペーンを意識していた為に通販も利用しておらず「トランスフォーマー ユナイテッド」シリーズ商品は未入手状態のままでござる。

しばらくは長距離行動ができない為に新商品の購入は先に成りそうでござるな。

ちゅー事で今宵は、「トランスフォーマー ユナイテッド」シリーズ商品にも流用されている「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズより、レーシングカーに変形するサイバトロン・戦術家、スモークスクリーン(C-21、スモークスクリーン、2310円)の紹介でござる!

Photo_12 本品は2009年に「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズ通常販売最終商品として販売された訳でござるが、商品はストリーク(C-10、サイバトロンストリーク、2310円)の成型色と塗装パターンを変更してレースカー仕様に変更した商品であり、同年に海外で「TRANSFORMERS UNIVERSE」商品として販売されたスモークスクリーンとは塗装パターンやメッキ処理などが異なるでござる。

完全新作な商品ではないでござるが、モトネタであるG1版初代スモークスクリーン(45、スモークスクリーン、1800円)も、G1版初代ストリーク(08、ストリーク、1800円)の成型色を変更しレース用パーツを追加した商品でござるから当然のリメイク商品と呼べるでござる!

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日本版商品の色合いは玩具版のイメージ塗るわけれているでござるがアニメ作画のイメージに近い配色でござる。

ただ・・・ 拙者的にはリアウィングまでメタリックレッド仕様にしてしまう日本版は簡便してほしいでござるが、旧玩具でも問題だったフロント部分の38のゼッケンはサイバトロンのエンブレムのみに変更した日本版は評価したいでござる。

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確かにフロント部のゼッケンが無いと物足りないかもしれないでござるが、悪くは無いでござる。

まあ、旧玩具の様にフロント部のゼッケンの上にサイバトロンのエンブレムを貼り付けてしまう荒業の事を思えば公式でキッチリと決められている事は助かるでござる。 (笑)

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なお、本品の塗装関してはリアウィングは車体と如何色ので塗装してもらいたく、リアランプこそメタリックレッドで塗装し、排気管も銀色で塗装して欲しかったでござるよな。

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商品ギミックも武器パーツであるZ・ビームガンを折りたたんで車体裏に収納する以外はない地味な商品でござる。

しかし、ミサイル発射ギミック等を搭載しなかったおかげでプロポーションの良い商品に仕上がっているでござる。

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ロボットモードの変形も過去の商品開発技術が活かされており、さほど複雑な変形方法ではなくとも見事なプロポーションを再現しているでござる。

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これぞトランスフォーマー!

これぞオートボット! な、見事な造形でござる。

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そう、これだけ旧玩具とプロポーションが違うでござるが、基本と成るデザインは抑えてあるので旧玩具を新時代に合わせた解釈による正統派なリメイクデザインでござるよな!

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なお、キャラクター設定はG1版スモークスクリーンの設定を引き継いでおり、体力(4)、知力(8)、速度(7)、耐久力(5)、地位(6)、勇気(8)、火力(6)、技能(9)であり、並みのオートボット戦士な能力値でござるが、洞察力に優れ本心を見せない愛想の良さで駆け引きを行う戦術家であり、コンボイ(C-01、コンボイ、3150円)のもとに新しく加わった戦士の中では最も信頼されているそうでござる。

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まあ、戦略家と言えば聞こえはいいでござるが、ペテン師とかギャンブラーの様な頭脳プレーを得意とする戦士であり煙幕をたくみに使うようでござるが、実戦での能力は高いとは言えないようでござる。

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付属のコミックでは同時期販売のアラート(C-20、アラート、2310円)と組んで行動しているでござるが、直接戦闘の描写が無いので実力は分からないでござるが、アラートのセンサー情報をモトに敵の行動を読んでで先回りするのがスモークスクリーンの仕事でござろうな。

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なお、商品は可動範囲が広く、正座も可能な商品で有る為に今後もイロイロとカラーリングを変更すれば再利用が可能な商品でもあるでござる。

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「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」は玩具の完成度を活かせないまま終了してしまったシリーズでござるから、今からでもTVアニメを製作しても十分対応できる商品だと思うでござるな。 (笑)

そう、本シリーズもタカラトミーの引き際を間違えたシリーズである事は間違いないでござる!


恐竜ダーーー!

2010-04-17 21:30:20 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

4月17日は「恐竜の日」らしいので、今宵は恐竜ネタでござる。

トランスフォーマーでは恐竜に変形する戦士は、頭は悪いが戦闘力に長けており両陣営に所属しているでござるな。

ちゅー事で今宵はデストロン(プレダコンズ)・サイバトロン(マキシマルズ)を渡り歩いたサイバトロン特殊戦闘員、ダイノボット(C-16、ダイノボット、2310円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は1996年(日本版は1997年)に販売された「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ」版ダイノボット(C-4、ダイノボット、1500円)を劇中CGのデザインに似せた完全リニューアル商品で、2009年に海外では「TRANSFORMERS UNIVERSE」商品として販売され、日本では「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」商品として、よりCGに近い塗装とメッキが施された商品でござる。

拙者の購入品は日本版商品でござるが、商品イメージでは完全に日本版の方が御得・・・

ちゅーか、最も劇中イメージに近い商品でござるよな。

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本品設定ではビーストモードが恐竜としか表記されていないでござるが、おそらくはBW版ダイノボットと同じヴェロキラプトルだと思われるでござる。

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しかしまあ、BW版がイマイチCG作画版と異なっていただけに商品では別種の恐竜でござるが、本品は劇中のイメージ通りの商品でござる。

ただ・・・ ネジ穴が目立ってしまうのが残念でござる。 (笑)

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本品のビーストモードでのギミックは顎が開閉するくらいで、恐竜らしい(?)アクションギミックは無いでござる。

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しかし、本品はBW版と同じく尻尾はサイバーシールで内部にはダイノサーベルが収納されているでござる。

しかも、ダイノサーベルはミサイルも兼ねており、サイバーシールドより射出可能でござる。

サイバーシールドはBW版と異なり回転ギミックは再現されておらず3分割で展開し、尻尾の先端を折りたたむ設計でござる。

CGデザインを重視した結果、長い尻尾を劇中と同じデザインのシールドとして設計できなかった苦肉の策と思われるでござるが、海外展開では共通サイズのパッケージに納められてしまうので、本品の尻尾の折りたたみはパッケージ収納を前提としていた設計なのかもしれないでござるよな?

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ロボットモードの変形はBW版と異なり、劇中デザインに似せる為に脚部に絡みつく骨(?)の変形方法は複雑でござるが、変形後の体型には驚かされるばかりでござる。

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ただ・・・ 本品は米国安全基準で設計されている為に後足の爪以外の鋭利な造形は軟質パーツで製作されており、個体差にもよるでござるがパーツに歪みが生じているでござる。

なお、後足の爪がプラスチック製なのは、軟質パーツで製作すると自立できなくなる商品が続出したので、学習したのでござろうな。 (笑)

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しかし、本品はミュータントヘッドが再現されていないでござるが、嬉しい事に胸部(恐竜頭部)のエンブレムはデストロン(プレダコンズ)・サイバトロン(マキシマルズ)・無しの状態を手動で切り替えが可能なのでござるよな。

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左手に保持するダイノサーベルは劇中デザインで造形されているのでござるが、コチラも安全対策で先端が丸められており、更にミサイルも兼ねているものでござるから酷い仕上がりになっているのでござるよ。

日本版はメッキを施されたことで、見栄えはよいのでござるが微妙な完成度でござるよな?

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日本販売のダイノサーベルくらいは先端の異なるデザインで商品化してもらいたかったでござるよな。

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なお、サイバーシールドの内側は血管モールドが施されておりグロいでござるが、日本版は塗装されているので雰囲気は良いでござる。

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変形×2版ダイノボットの設定は、かつてはデストロン軍団に所属していたが、現在ではサイバトロンの頼もしい味方となっているでござるが、感情的な性格の為に、素直になれない事も多いそうそうでござる。

所謂ツンデレで不器用な人なのでござるよな。

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付属のカタログ兼コミックでは地中に埋もれていた戦士のひとりでござるが、何時の時代に地球に来ていたのか描かれていないでござる。

説明不足でござるが、空白の時間帯をアレコレ考えてみると面白い存在でござるよな。

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なお、本品の両拳はCGデザインに似せただけでなく、BW版玩具もリスペクトしており両腕も組み変える事も可能でござる。

余談でござるが、ダイノサーベルの持ち手は説明書やパッケージ写真を参考に左手でござるが、劇中と同じく右手にするとサイバーシールドの形状上、左手には持ちにくいのでござるよな。

まあ、好みの問題もあるでござるが、拙者はサイバーシールドを右にダイノサーベルが左に保持でござる。

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しかしまあ、本品はまことに良く出来たアレンジには感心するばかりでござるよな。

本シリーズを中断してしまった事実は大変悔やまれるでござる!


デストロン科学探査員

2010-03-23 00:26:38 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー アニメイテッド」のTV放送が近づいてきた訳でござるが・・・

如何も拙者の地元でのTV放送は無い可能性もでてきたでござる。 (残念!)

玩具展開も「トランスフォーマー アニメイテッド」に重点を置く為に、「変形!ヘンケオ!トランスフォーマー」の再開は難しそうでござるが、アニメイテッドのTVアニメ放送が成功した暁には是非に、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」のアニメ化による復活を望みたいでござるよな。

ちゅー事で、今宵はスーパージェットに変形する「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」最新作商品である、デストロン軍団・科学探査員、ダークスカイファイアー(限定版、ダークスカイファイアー、3675円)の紹介でござる!

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本品は2010年にトイホビーマーケットより限定販売された「限定!ゲンテイ!トランスフォーマー」仕様の、「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」版スカイファイアー(C-06、スカイファイアー、3150円)の成型色変更品でござる。

箱とカードはモノクロ仕様で印刷された専用パッケージでござるが、説明書はC-06版と同じでカタログ兼コミックは付属しないでござる。

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ダークスカイファイアーは、デストロン陣営が軍団を成立する数百万年前の時代に、スカイファイアーが同組織で活躍していた姿でござる。

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まあ、スカイファイアーと同一人物となる訳でござるが、ダークスカイファイアーの名前は商品名で限定版商品の定番であるブラックバージョンを強調した名前でござるよな。

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しかしまあ、限定版定番のブラックバージョンとはいえ、本品の元ネタは「トランスフォーマー / リベンジ」版ジェットファイヤー(RA-13、ジェットファイヤー、7140円)なのでござるよな。

故に本品の塗装パターンもC-06版と異なり、米国軍風の所属マーキングで塗装されているでござる。

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商品上の設定では、黒いボディは外宇宙探査用で未知のウイルスや電磁嵐を防ぐレイヤー剤で全身を保護した姿だそうでござる。

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商品ギミックはターボスラスターに収納されたレーザーキャノンの展開や、クリアパーツのミサイル発射ギミックを備えており、着陸脚は折りたたみ式で転がし走行が可能でござる。

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しかし、何と言っても本品最大のギミックはターボスラスターやミサイルボットの着脱でござる。

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初代G1版スカイファイアー(日本未販売)が訳有りだったために本品の玩具アレンジを初めて見たときにはTVアニメの作画よ元の玩具を上手にアレンジしたデザインだと感心したでござるが。

元のデザインも現行戦闘機に近いデザインなので本品のカラーリングも違和感が無いでござる。

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まあ、SR-71ブラックバードとモトネタがF-14トムキャット風のジェット戦闘機が似ている訳でもないでござるが、黒くするだけで雰囲気が似るのもカラーリングマジックによる妙技でござるな。

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まあ、問題が何故に本品の販売が今(2010年3月)なのかでござる?

イベント限定販売とか、映画公開に便乗するタイミングでも良かったのに何故でござろう?

それとも・・・ 「トランスフォーマージェネレーション2009」用の通販アイテムとして企画されたが変更されて、トイホビーマーケット限定販売になったとかでござるかな? (笑)

まあ、拙者としては下手にイベント会場限定で販売されたり抽選販売による販売方法だったりするよりも有りがたいでござる。

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なお、本品の翼と機首部にはC-06版には無い01のマーキングが施されており、ナンバーの意味が気になるのでござる?

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何か意図した意味があるのか、今後のシリーズ展開を暗示したものか謎でござる・・・?

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ロボットモードは漆黒のボディに赤い目と如何にもデストロンらしいカラーリングでござるが、空中防衛戦士スカイファイアーのイメージは無いでござるよな。

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う~む・・・ どうせなら、ダークスカイファイアーの商品名ではなく、ジェットファイヤーの名前でも良かったような気がするでござるよな? (笑)

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まあ、ジェットファイヤーにすれば設定なつじつま合わせが難しくなりそうなので同一人物の方が楽でござるかな。

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なお、本品の設定ではデストロンが宇宙制覇を始めるまえのセイバートロン星治安組織(?)だったころの団員で、外宇宙探査を専門とする科学者だったらしいでござるな?

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性格は科学への探究心が強い一方で、自分の意思とは別に高い戦闘能力を持つことに煩悶しているそうでござる。

トランスフォーマーの場合、直接戦闘を好まぬ科学者とか技術者は無駄に重武装だったりするのでござるよな。 (笑)

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まあ、米国では自己防衛・自己責任において対戦車ライフルまで個人所有が可能なお国柄でござるから、護身武器ひとつでも派手に見せる事で相手を威嚇して身を守る文化でござるから米国設定のトランスフォーマーでは、平和主義でも武器を手放せないのでござるよな。 (笑)

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本品のバトルアップモードは単独行動にて外宇宙探査を行う為には必要な武装なのかもしれないでござるよな?

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なお本品はスカイファイアーと同一人物ながら、数値設定が異なっており、スカイファイアーの体力(6)、知力(10)、速度(10)、耐久力(4.5)、地位(10)、勇気(9)、火力(7)、技能(9)でござるが、ダークスカイファイアーでは体力(6)、知力(10)、速度(10)、耐久力(6)、地位(5)、勇気(8)、火力(9)、技能(7)と変更されており、地位と勇気の変動が興味深いでござる。

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まあ、考えられる理由はデストロンを抜けた事で勇気が上がり、技能も上昇したのでござうな?

耐久力や火力が下がった理由はレイヤー剤の剥離や、氷に閉じ込められていた年月劣化かもしれないでござるが・・・ 地位が5から10に上がった理由がわからないでござる?

重要人物の亡命の場合は待遇が良いのでござろうか?

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まあ、初代G1版の設定を受け継いだスカイファイアー(海外名、ジェットファイヤー)はニュージランド販売ではオートボットの司令官を務めていたので地位は10だったりするのでござるが、変形×2版では如何解釈すればよいのでござろうな? (笑)

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しかしまあ、本品は外宇宙における未知のウィルスや時期嵐を防ぐレイヤー剤で身体を保護していたにも関わらず・・・

数万年前にエネルゴン探査に向かった地球の急激な気象変化で墜落したまま休眠状態だったとは何処かの破壊大帝なみにオマヌケさんでござるな。 


変形!ヘンケイ!ガルバトロン!

2010-02-25 19:30:09 | 変形×2

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ごきげんようでござる!

2008年展開の「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズは初代(G1)トランスフォーマー玩具を完全新設計のリニューアルデザインで、従来のファンはもとより、「変形遊びの楽しさをもういちど子供達に」のコンセプトにて展開された2世代の購買層を狙った商品で、その完成度の高さとリニューアルデザインは好評を得たのでござるが。

ここでも、タカラトミーの商売下手さが暴露し、折角の売れる商品が品薄であり、肝心の子供を引き込む事が出来ず、2009年の劇場版「トランスフォーマー / リベンジ」を主軸としたために休止に追い込まれる結果でござる。

日本での展開を考えた場合は、変形×2のデザインラインが受けるはずなのでござるが・・・ 販売側にはスピルバーグの名前の方が強かったのでござるかな?

さて、ファンには好評の変形×2版商品でござるが、唯一の失敗作が存在するのでござるよな。

それが、デストロン軍団新破壊大帝、ガルバトロン(D-06、ガルバトロン、2310円)でござる!

Photo_2本品は映画「トランスフォーマー・ザ・ムービー」より登場のメガトロン様(16、メガトロン、2300円)が転生したガルバトロン(D-62、ガルバトロン、4800円)をモデルにリニューアルデザインされた商品でござるが・・・

何故かデラックスサイズの大きさで商品化され、G1版ガルバトロンの商品よりもスケールダウンしてしまった結果、商品的には違和感を覚える結果となったのでござるよな?

なお、海外展開の「TRANSFORMERS UNIVERS」版ガルバトロンは本品とは成型色が異なり、独自の雰囲気を醸し出しているでござる。

まあ、日本版の方がアニメ作画版ガルバトロンのイメージでござるが、ヴィークルモードはG1版と異なる戦車で設計されているでござる。

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まあ、G1版ガルバトロン様の場合はSFガンモードと移動砲台モードだったので、変形×2版のSFデザインな戦車モードは理に適ったリニューアルなのでござるが・・・

日本版はメッキを施してしまった為に豪華さよりもチープ感が強い商品になっていたでござる。

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まあ、海外版と異なる仕様にする事で、コレクターには日本版と海外版を両方買わせようと云うイヤラシイ商売方法でござるが、拙者的には商売としては適切だと納得するでござる。 (笑)

しかし、本品は無理にメッキを施した為にイロイロとマイナス面が発生してしまったのでござるよな。

「お子様はメッキ物が好きだ!」といっても、メッキ使用はセンスでござるので、何でもメッキすればいいものじゃないでござる!

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商品の砲塔部には海外版と同じく「GALV-25」のマーキングが施されているのでござるが、メッキの為に見にくいのでござるよな?

拙者としてはメッキより塗装に力を入れるほうがヴィークルモードの見栄えは好くなったと思うでござる。

なお、「GALV-25」の意味は「ガルバトロン25周年」の意味と推測するでござる。

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さて、ヴィークルモードでのギミックは戦車砲(レーザーカノン砲)よりスプリング式でミサイルを発射可能でござるが、砲身の仰角は付けられず、砲塔が旋回するだけでござる。

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キャタピラ部分もダミーであり転がし走行は可能なものの、戦車としてのヴィークルモードには物足りなさを感じるでござる。

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さあ! ロボットモードに変形でござるが・・・

本品の変形方法は難しい部類で、説明書を見ないと変形できないうえに、メッキを施してしまった結果、パーツの噛み合せが硬く、パーツの分割部を外せない欠点が有り、破損防止の為の部品が外れやすく造形されており、変形中に部品がポロポロ外れるので、砲塔部分(右肩)の接続パーツはマイナスドライバーなどの道具を使用しないと変形できない個体差もあるのでござるよな。

これは「変形遊びの楽しさをもういちど子供たちに」以前に初心者にも薦められない商品なのでござるよ。

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しかし、苦労した変形の御蔭でロボットモードのデザインは、納得できるガルバトロン様のデザインで歓喜したいのでござるが。

本品は「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」商品だと云う事が問題なのでござるよな。 (笑)

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海外との販売スケジュールに差が生じてしまった為に、同一人物の変形×2版メガトロン様(D-01、メガトロン、3150円)が同一シリーズで並んでしまう事なのでござるよな。

一応、設定上はメガトロン様が高純度のエネルギーによりパワーアップした姿なのでござるが・・・

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商品サイズが異なる為に、見た目でパワーアップしたと感じられないのでござるよな。

まあ、パワーを凝縮した事で小型化したという解釈もできるのでござるが、少々無理があるし、何より変形×2版メガトロン様の商品魅力を引き出せないまま、早々に6体目で敵ボス交代は勿体無いでござるよな。

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故に、付属のコミックにはエネルゴンの消化不良かエネルギー消費が悪いのか、力を使い果たして元のメガトロンの姿に戻っていたりするので、商品は一時的なパワーアップした姿で本来であれば姿だけではなく、体格も大型化すると解釈すればよいのでござるかな? (笑)

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まあ、商品のロボットモードは情報量が多い造形で、集光パーツの目も良く光り、右手のレザーカノン砲の造形も雰囲気は良いでござる。

サイズ的にはデラックスサイズくらいの商品と組み合わせる方が絵になる商品でござるな。

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しかも、可動箇所は多いのでござるが、右腕は平手で造形されていたり、レーザーカノン砲による接続部や膝の位置、接地面積の低さ、首にボールジョイントが使用されていないなどなどの商品仕様により、ポーズが付けずらいクセのある商品なのでござるよ。

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拙者的には制式に日本販売された事には喜びたいのでござるが・・・

「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」シリーズで販売してしまった事は失敗だと思うのでござるよな。 (笑)

そう! 本品は「UNIVERSE」USAエディションで販売しても問題なかったと思うのでござるよな?

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なお、本品を入手済みの御仁なら、変形×2版ガルバトロンの違和感にお気づきでござろうが、如何考えても無駄なパーツや、別目的に使用しそうなデザインパーツが有ることでござる。

本品販売時期には原油高騰による原材料の値上がりが問題にされていた為に、シリーズ商品も値上がりした訳でござるが、本品も本来なら第三形態が予定されていたが部品数削減などで廃止されたのでは?

と思える商品だったりするのでござるよ・・・

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ファンの間では、謎の砲台モードーとか移動砲台とか短足クラブガンナーとか呼ばれていたるする第三形態なのでござる?

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説明書には記載されていないのでござるが、パッケージ裏の変形途中写真がソレっぽい状態なのでござるよ?

ちゅー事で、拙者も少々アレンジして砲台モードを再現してみたでござる。

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砲塔よりレーザーカノン砲を引き出す事によって、戦車モードでは出来なかった砲身に仰角を付ける事が可能になるので、長距離射撃モードと呼んでもいいような気がするでござるよな。

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なお、ロボットモードの左腕は多関節故に説明書の指示とは異なる位置での収納が可能だったりするので、本品には更に異なるギミックが用意されていたのかもしれないでござるな?

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まあ、商品は一概に失敗作と言っても人を選ぶ商品でござるから、玄人向け商品に分類するべきでござるよな。 

故に、「変形遊びの楽しさをもう一度子供たちに」を信じて、最初に本品を買ってもらった子供は完全にトラウマになること間違いない商品でござる! (笑)