トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

射撃員 アウトバック

2010-03-31 00:58:44 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

前回の4WDネタに続いて今宵も4WDなネタで、1986年販売の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」より武装ジープに変形するサイバトロン・ミニボット部隊・射撃員、アウトバック(C-59、アウトバック、500円)の紹介でござる!

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本品は1986年度販売のミニボット商品でござるが、TVアニメでは「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー2010」より登場で、ミニボット商品では唯一武器パーツ(モルタル砲)が付属する珍しい商品でござる。

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しかし、商品自体は1983年に販売されたミクロマン商品のミクロロボットCRA(MC-04、ジープ、500円)の金型を一部回収して販売されたミニボット商品ゴング(15、ゴング、500円)の金型を更に改修した商品でござる。

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故に車体後部のメーカー刻印はイロイロと追加されており、ミクロチェンジ商品の名残であるの刻印がフロント部に残されているのでござるよな。

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しかしまあ、商品差別化とはいえモルタル砲を装備した英断にはエールを送りたいのでござるが・・・ 実用車両の場合モルタル砲(無反動砲)は如何使うのでござろうか?

有人式の場合だと取り付け位置からみて、内部操作か取り外して使用するかでござるよな?

まあ、トランスフォーマーでござるから自動射撃(?)なのでござろう。 (笑)

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ロボットモードはゴングと異なり、表情のある顔らしいデザインで作り起こされており、フック状の腕もマニユピレーター状に変更されたおかげでイメージが別物でござる。

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しかし・・・ 折角武器パーツが付属したにも関わらず、武器が保持できない欠点があるのでござるよな。

射撃員とはいえ、どうやってモルタル砲で射撃を行うのでござろうか?

因みにTVアニメではピストル状の武器を使用しており、射撃の腕は良いようでござる。

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なお、ゴングアウトバックではロボットモードに身長さが生じるのでござるが、コレも差別化の為に足パーツの固定位置の指定が変更されているだけでござる。

差別化の細かい配慮は嬉しいのでござるが、劇中ではゴングが「トランスフォーマー・ザ・ムービー」で死亡した為にアウトバックとのツーショットは実現できなかったでござる。

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アウトバックの性格設定は、ぶっきらぼうで無口であるが、戦闘時には全てを無視して、目的地に進むなどの大胆さもあるそうでござるが・・・

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おかげで劇中では自分の数十倍以上あるダイナザウラー(D-63、ダイナザウラー、4980円)に勇ましく挑むも、片手でポイだったでござるよな・・・ (無念)

なお本品は2008年にトランスフォーマーアンコール商品(10、バンブル&ミニボット、3150円)として頭部が塗装強化されて再販しているでござる。


怪力ブローン

2010-03-30 14:32:49 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる。

シリーズ末期商品は出荷数が少なくなる傾向があるでござるが、「トランスフォーマー ・リベンジ」商品の場合は4月下旬販売品もあり、3月販売は大丈夫だろうと思っていたでござる・・・ が、状況は厳しいようで、「トランスフォーマー アニメイテッド」販売記念キャンペーンに合わせて3月27日に店頭購入を考えていたのでござるが・・・

3月中旬に販売された「トランスフォーマー リベンジ」商品の残存数は、拙者の回った店舗では壊滅的で殆ど残っていなかったでござる。

う~む・・・ 今回はキャンペーン告知が遅かった事とリベンジ商品の販売予定も3月下旬と紹介されていたでござるから、対象商品を見極めるべく通販を控えていたのでござる・・・ 通販予約を早めに入れておくべきだったでござるよな・・・

ちゅー事で、今宵は唯一通販予約で購入できた「トランスフォーマー / リベンジ」商品。

4WD戦闘車両より変形するオートボット攻撃員、ブローン(RA-29、N.E.S.T.ブローン、2415円)の紹介でござる!

Photo_2 本品は映画「トランスフォーマー / リベンジ」本編後を描いた玩具オリジナルシリーズの一品で、映画本編には登場しないキャラクターでござるな。

日本販売ではN.E.S.T.隊員シールとカタログを兼ねたN.E.S.T.パーフェクトガイドが付属するわけでござるが、3月販売のパーフェクトガイドの表紙は2月販売分の表紙と差し替えられており「トランスフォーマー アニメイテッド」商品の告知も行われているでござる。

しかも、トランスフォーマー公式HPサイト内「トランスフォーマーシネマズ」にてスピンオフムービー絶賛公開中!

N.E.S.T.シリーズも活躍中!と記されているでござるが・・・ 折角の販売促進ムービーが合っても肝心の商品がなければ虚しいものでござるよ。 (笑)

更に酷い事に、拙者の購入品のN.E.S.T.隊員シールは折り目が付けられているのでござるよな!  付属品とはいえ、シールに折り目は返品対象にもなる不良品でござるが、同一商品も保持しているので今回は「タカラトミーお客様相談室」に電話で苦情のみ伝えたでござる。

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本品の元ネタは、トランスフォーマー最初期に販売されたミニボットブローン(日本名、15、ゴング、500円)でござる。

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ミニボット版のヴィークルモードと同じく4WD車でござるが、天井部に武器(ガトリング砲)が装備されているので、成型色を砂漠戦仕様に変更すれば、アウトバック(C-59、アウトバック、500円)としても通用しそうでござる?

ちゅーか・・・ 海外ではアウトバックで販売されそうでござるよな。 (笑)

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商品ギミックは、転がし走行とガトリング砲に仰角が付けられるだけのシンプルなもので、物足りないかもしれないでござるが、下手にミサイル発射ギミックでも付けられて商品のバランスが悪くなる事を思えば商品上対象年齢5歳以上でも、15歳以上向けの商品としては問題ないでござるよな。

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そう! 商品としては対象年齢15歳以上の商品で、変形方法もどちらかと言えば、「トランスフォーマー カーロボット」に代表される車体外装の中に本体が収納されている所謂ガワ変形でござる。

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ロボットモードのデザインも上半身に外装パーツが集中するパワフルなデザインで、両腕に武器(ピストル)を保持したまま変形できる珍しい商品でもあるでござる。

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なお、本品にはメックアライブ機能の記載はないでござるが、両肩のパーツを上下に動かすと胸部の穴から肩パーツと一体になったタービン上のモールドが動いたように見えるでござる。

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前多的なロボットモオードのデザインは初代とは似て非なるものでござるが、ブローンと呼ばれたらブローンに見えてしまうデザインには感心するでござる。

更に両腕のピストルは着脱ができるので、初代のイメージ通りの素手による戦闘スタイルも再現できるのは嬉しいかぎりでござる。

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日本版設定では、N.E.S.T.の一員として働く事を何よりも喜んでいる新戦士だそうで、パワーみなぎる自慢の拳でディセプティコンと戦うそうでござる!

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まあ、両腕に大口径拳銃風のピストルを両手に保持する姿がはブローンらしくないでござるが、ピストルはクリアパーツとの組み合わせで凝っており、ライフルではなくピストルを保持したおかげで格闘具にも長けているように見えるでござるよな。

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何より本品は映画登場トランスフォーマーのデザインラインに縛られず、設計されているので奇抜さはないでござるが、従来のトランスフォーマーの延長線的なデザインであることは拙者的には評価商品でござる。

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さて、問題はN.E.S.T.商品がまだ何処かで売れ残っていると思うので探してみるつもりでござるが、厳しい探索になりそうでござる・・・

ぜひともタカラトミーにはN.E.S.T.商品にかぎらず旧商品の再出荷を御願いしたいものでござるよな。


日本版はメタリックカラー!

2010-03-29 11:40:49 | TF・アニメイテッド

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2010年3月27日、日本での「トランスフォーマー アニメイテッド」商品が制式販売されたでござる!

海外より遅れる事2年と数ヶ月・・・ 拙者は日本展開は必ず有ると確信していたので、海外販売品には手を出さないので、少々塗装が強化されるくらいの日本版を待っていたのでござるが・・・

まさか日本販売版がメタリックカラーで塗装されるとは思ってもみなかったでござるな。

う~む・・・ 名前は海外表記のまま販売されるであろうと推測していたでござるが、カラーリングまでは見抜けなかったでござる。 ・・・露骨に塗装が異なると海外版も買っておくべきだったと後悔するでござる。

まあ、販売次期をずらした為に海外版も日本版もコレクターに買わそうとするイヤらしい販売戦略は認めるでござるよ。

ちゅー事で、「トランスフォーマー アニメイテッド」商品一発目は、ディセプティコン航空参謀、スタースクリーム(TA-07、スタースクリーム、3780円)の紹介でござる!

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本品は2008年に販売されたヴォイジャークラス版海外販売品の塗装をメタリックカラーに変更した商品で、付属の日本オリジナルカードは2010年夏ごろに稼動予定のSEGA製アーケードゲーム対応らしいでござる。

昨今の玩具展開としては、御子様にアピールするカード筐体ゲームとの連動は間違っていないでござるよな。 「トランスフォーマー アニメイテッド」の国内商品展開としては「変形!ヘンケイ!トランスフォーマー」以上にタカラトミーの力が入っていることが感じられるでござる。

なお、日本販売ではバンブルビー(TA-02、バンブルビー、2415円)とのVSセット(セットB、音速の対決、5985円)も販売されたでござるが本体仕様には違いがないようでござる。

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さて、商品はクセの有るディフォルメされたアニメのデザインを見事に再現された事には驚かされるでござる。

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今までの後発日本販売商品は、映像中のイメージに近づける為に、海外販売よりも劇中に近いカラーリングで販売されていたので、本品も劇中のような濃いグレーになるのでござるかな・・・ と、思っていたらメタリックカラーなのでござるよな。

アニメ作品でメタリックカラーは如何かと思ったでござるが、実物を手に入れるとコレはコレで合っているでござるよな。

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むしろ、玩具ぽいデザインをカラーリングで見栄え良く誤魔化している事でターゲット層を広げたと見るべきでござるな。

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なお、ヴィークルモードでの商品ギミックは着陸脚が折りたたみ可能で、クリアオレンジのミサイル(2発)を発射することができるでござる。

オーソドックスなギミックでござるが、着陸脚の後輪は引き出しにくいデザインだったり、スプリング発射式のミサイルは個体差かもしれないでござるが、ミサイルは暴発しやすい欠点があるでござる?

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ロボットモードへの変形は一発変形を拡大したような連動変形機構を搭載しており、ボイジャークラス商品ならではの迫力があるでござる。

無論、変形工程は一発変形ではないもののリベンジ系商品などよりも簡易でトランスフォーマー初心者にも薦められる商品でござるな。

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そして何より、賛否両論あるクセの強いアニメデザインで見事に再現したロボットモードは御見事の一言に尽きるでござるよな。

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拙者の場合はアニメイテッドのアニメデザインはイマイチ好きになれないのでござるが、シリーズとして完成してしまった以上は全力で支持させていただくでござる。

本シリーズほどの完成度の高い商品をデザインだけで嫌っていたらトランスフォーマーファンとしては勿体無いでござるよな。

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そう! 「トランスフォーマー アニメイテッド」が成功すれば再び日本主導の新シリーズも製作される可能性も高いので応援するのがファンの勤めでござるよな。

ただ・・・ タカラトミーが販売戦略を間違えなければの場合でござるが・・・ (笑)

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さて、本品のロボットモードでのギミックは両腕のミサイルをスプリング式で発射できる他に、ミサイルランチャー(?)を前方に引き出す事で腕のサイドパネルが開くなどヴォイジャークラス商品らしいギミックが備えられており、ミサイルランチャー自体も折りたたみが可能だったりするでござる。

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しかも、ミサイルパーツはクリアオレンジでござるから、玩具ぽいハズなのに・・・ なんとなく両腕に装備されるとビームサーベルのような感じで、ツインソードのようで歴代スタースクリームをイロイロとリスペクトしている事が感じられるでござる。

しかも、両手は開閉可能なので保持力はないが、イロイロと保持できそうでござる。

が・・・ 指パーツは金属ピンで接続していないので外れる欠点があるのでござるよな。

安全対策で外れやすくしたのでござろうが、小さい部品でござるから暴発したミサイル共々紛失しやすいでござろうな?

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なお、欠点ついでに本品の不備な部分はロボットモードからヴィークルモードに変形させる場合でござる。

本品は通常ならば説明書の逆手順を辿れば良いのでござるが、連動変形機能のおかげで、ヴィークルモードでの両腕収納位置が描かれておらず、初心者には分かりにくい説明書なのでござるよな。

う~む・・・ コレはロボットモードに変形させても、ヴィークルモードに戻せない子供も居るはずでござる? 説明書を細かく書くと、めんどくさがったり、初心者の敷居が高くなったりするので簡略化が親切(?)だというい米国論もあるのでござるが、日本版の説明書くらいは変形ポイントを多めに記載しても良いと思うのでござるよな?

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なお、本品は連動変形機能の御蔭でパーツ固定が完全ではないでござるが、お約束の変形中間形態も再現できたりするでござる。 (笑)

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拙者はまだ「トランスフォーマー アニメイテッド」アニメ本編は見ていないので如何な活躍をするのか分からないでござるが、てれびくん4月号の付録に付いていたトランスフォーマー アニメイテッド&スーパーホビーDVD」に収録されている映像だけ見ても、アニメーション作品としてはソコソコ楽しめそうでござるな。

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ただ・・・ タカラトミーが「トランスフォーマー アニメイテッド」に力を入れるのが良い事でござるが、同時進行である「トランスフォーマー / リベンジ」を極端に縮小するのは如何なものでござろうか?

3月販売のリベンジ商品は販売数が少なかったようなので拙者も大部分が未入手状態でござる。 (残念)


骨が折れるぜ・・・

2010-03-27 00:01:25 | ダイノゾーン

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「人間一皮剥けば皆同じ!」

の言葉の如く骨だけになってしまうと個性も区別も分からないもので、動物でも骨だけに成ると見た目の判別は難しいでござるよな。

しかしまあ、世の中には骨格標本やガイコツなとを模した玩具や日用品などの重要は多いようで、変形ロボット玩具にも骨格をモチーフとした商品も存在するでござる。

が、骨格をモチーフとした場合は組替え変形式でないかぎり変形後のシルエットを大幅に変える事は難しいようでござる。

今宵はバンダイが「ビーストウォーズ」に対抗した「ダイノゾーン」よりトリケラトプスの化石より変形(プログレスチェンジ)するダイノソルジャー戦士、ダイノトリケラ(DZ-6、ダイノトリケラ、1980円)の紹介でござる!

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本品は1999年に「ダイノゾーン」商品として販売された、正義のダイノソルジャー側中型商品でござる。

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青色メタリッククリアグリーンのボディは化石の骨格標本と云うよりもメカニックに近い感じでござるが、特長有るトリケラトプスのシルエットは再現できているでござる。

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ビーストウォーズ商品との差別化を図った化石戦士でござるが、メッキとクリアパーツの組み合わせはグロくてもカッコイイ非生物感を表現した先見の明があったようでござるな。 (笑)

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しかも、レバー操作により首を左右に振るアクションギミックが盛り込まれているのでござるが・・・ はっきり言って、本ギミックは無駄というかムリヤリ組み込んだおかげで恐竜形体(ダイノモード)から人型形体(プログレスモード)の変形に支障を与えているのでござるよ。 (笑)

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「恐竜型から、人型へダイナミックに変形!」とキャッチコピーが記されているのでござるが・・・ まあ、たしかにダイナミックと言えばダイナミックな立ち上がっただけの印象の有る変形でござる。

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関節にボールジョイントを使用した設計ながら、変形方法はビーストウォーズ以前の変形ロボット玩具の設計思想なのでござるよな。

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ただ、トリケラトプスの頭部クリアパーツ越しにダイノトリケラの頭部が覗けるデザインは良いのでござるが、トリケラトプスをイメージさせる為に青鼻にしてしまったことがブサイクでござる。

まあ、胸部に恐竜の意匠を飾るのは定番でござるが・・・ 本品はトリケラトプスの頭部で顔を隠すコンプレックスが有ると深読みしてもよいような感じで、バランスが悪いのが残念でござる。

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せめて、商品サイズ的には腕や尻尾のアレンジが合っても良いのでござるが何の工夫もないのが残念でござる。

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ダイノトリケラの設定はダイノモードの体長は8メートル、プログレスモードでの身長は5.83メートル、体重は5.8トンと記載されているでござるが、性格は「へこたれないタフガイ」だけでござる。

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専用武器はトリケラトプスの角を外した「ホーンダガー」でござる。

これがホントの取って付けたような武器でござるな。 (笑)

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まあ、恐竜化石の骨格を変形させる訳でござるからアレンジは苦労したと思いたいでござるが、なにぶんビーストウォーズ商品と比べてしまうと全体的に劣っている感じでござる。

今、改めて設計しなおすと満足のいきそうな商品になると思うのでござるが・・・

流石に「ダイノゾーン」をリニューアルする需要は無いでござるよな。 (笑)


デストロン情報将校

2010-03-26 02:42:44 | BW・ネオ

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ごきげんようでござる!

日本ではキャラクターの性格の決定する場合は、ヴィークルモードやヴィーストモードのデザイン及び特殊技能などの特長を活かして考えられるものでござるが、米国では形状に左右されず個性的な性格を与える為に本来の力を発揮できないというような性格が多いでござる。

日本でも最初にデザインありきの場合でも、元のデザインのイメージがわきにくい場合は、シリーズのストリー上必要な役割を与えられるでござる。

ちゅー事で今宵は1999年展開の「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズ ネオ」より、スティラコサウルスに変形するデストロン軍団・情報将校、キラーパンチ(D-39、キラーパンチ、1800円)の紹介でござる!

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本品は単品販売とサイバトロン攻撃指揮官、サバイブ(C-39、サバイブ、2200円)とのVSセット(VS-39、絶叫の対決、3980円)の2種が販売されているでござるが、箱以外の仕様変更が無い商品でござる。

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スティラコサウルスがモチーフのトランスフォーマーは本品が初となるのでござるが、商品自体はトリケラトプスに変形するデストロン軍団・恐竜参謀、ガイルダート(D-29、ガイルダート、1800円)の頭部・尻尾などの一部パーツを変更した商品でござる。

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所謂、頭部変更のコンパチ商品で同系列の恐竜ながら別種に見えるのは見事でござる。

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しかも、ただ頭部を変更しただけでなく、ガイルダートの第三変形であるデッドフェイクモードが廃止され、新たにスティラコサウルスの頭部を飛ばすヘッドパンチ・ギミックが組み込まれたでござる。

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スティラコサウルスの特長を再現したギミックではないでござるが、第二頭部を再現しておりガイルダートとの差別化を図った設計には感心するでござるよな。

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スティラコサウルスの頭部パーツ(ヘッドパンチ)は追跡機能をもち、如何なる情報を見逃さない為に敵味方からも恐れられているそうでござるが・・・ サバイブトゥルーワンの様なコウモリ型と比べるとスティラコサウルスの生首でござるから飛んできたら怖いでござるよな。 (笑)

しかしまあ、第二頭部のデザインはバクのようでもあるでござるが該当するような恐竜なり動物なりのモトネタが分からないでござる?

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ロボットモードは恰幅の良い如何にも偉そうな軍人を思わせる体型で、役職を情報参謀にせず情報将校にした事はなんとなく理解できるでござる。

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本品の特長はスティラコサウルスの頭部は背中に背負ったり、右腕に取り付けたり、左手に盾としても保持できるでござる。

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キラーパンチの頭部は髭面を思わせるヘルメットと一体化したデザインはガイルダート以上に下品で偉そうな面構えでござる。

体型といい顔といい、部下の手柄は横取りし、自分の失敗は部下に押し付けるような典型的な能無し将校ぽいデザインでござる。

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なお、性格はデストロン一の情報収集能力を持ち、その情報をもとに様々な罠をはりめぐらし、待ち伏せや敵の裏をかく攻撃を得意とするようでござるが、TVアニメでは誤認情報を流し自軍すらも混乱させるようなイマイチ当てにならない存在でありマグマトロン(D-35、マグマトロン、2980円)本体とは行動しないゲストキャラクター扱いだったでござる。

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本品の武器はガイルダートと異なり、尻尾に収納されたキラソードで武器の差別かも図られているでござる。

接近戦主体のビースト戦士らしい武器でござるが、左腕の可動範囲が狭いためにポーズが付けずらいでござる。

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なお、スティラコサウルスの頭部を盾として左手に保持できるでござるが、右手(第二頭部)にはキラーソード用の接続ピンや保持力がないので持たせられないのが本品の欠点でござる。

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しかしまあ、ステラコサウルスの特長は全く活かしていないキャラクターでござるが、キラーパンチがゲストキャラ扱いではなく、レギュラーメンバーだったらガイルダートとは良い漫才コンビになっていた事でござろうな?