トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

能力値オール8の電脳兵士

2009-05-25 21:34:40 | トランスフォーマー・V

Photo_5

ごきげんようでござる!

さあさあ~!  今宵も1989年国内展開の「戦え!超ロボット生命体 トランスフォーマー」のデストロン軍団・ブレストフォース電脳兵士、ジャルガー(D-332、ジャルガー、980円)の紹介でござる!

Photo_6Photo_7

本品は武器に変形する動物型ブレストとセット販売であり、6体合体(D-335、ライオカイザー、5800円)との2種が販売されているでござるが、外箱以外は同じ仕様でござる。

Photo_8Photo_9

Photo_10Photo_11

ジャルガーのヴィークルモードは、デストロンでは珍しいバギーであり、ミサイルも付属していたりもするでござるが、射出ギミックはなく、合体用ジョイントを隠す為のミサイルなのでござるよな。

Photo_12

その為に、単体でのヴィークルモードは転がし走行以外の遊びはできず、デザイン的にも造形的でも可もなく不可もなく特徴もない所謂普通の商品なのでござるよな。 (笑)

Photo_13Photo_14

Photo_15Photo_16

しかし・・・ 本品は只・・・接続ピンで接続されている合体ではなく、ブレストフォースの謳い文句である「胸からブレストも飛び出す!」を再現しており、綺麗に射出するとは云えないが、内蔵のバネにより飛ばす(?)事ができるのでござるよ。 

・・・そう! トランスフォーマー初期の海外版ミサイルのように。 (笑)

Photo_18Photo_19 

Photo_20Photo_21 

ジャガーブレストは索敵・追跡・攻撃を行うジャガー型の自立型ロボットで飛行も可能でござる。

しかし・・・ 赤い成型色は芳しくなく、存在感も薄いのでござるよな。

Photo_22Photo_23 

武器モードは、ジャガーキャノンと呼ばれているでござる。

Photo_17

まあ・・・ ジャルガーが電脳兵士の役職でござるから、ソレ相応の役割があるブレストであれば良かったのでござるが・・・ TVアニメではソノ手の行動を描写されていないのでござるよな。

なお、本品は付属のシールを貼っていない状態でござる。

Photo_24Photo_25 

Photo_26Photo_27 

ジャルガーのデザインは地味であり、商品も両腕が短く、両足も繋がっているのでござるが、シルエットでは悪くなく、ミサイルパーツを脚部に取り付ける事で余剰パーツ対策を行った事は評価したいでござるが・・・ デザイン的には変でござるよな?

Photo_28Photo_29 

なお、ジャルガーの性格は、真面目で能力値がオールという、極めて珍しい存在で、どの分野でも弱点はないでござるが、飛びぬけた実力もない平均点以上であるが、模範的な兵士であるが、主体性がなく、トラブルにおいては自分で判断ができない事が欠点でござる。

Photo_30

その分は無個性で、云うならば普通なのでござるよな。

まあ、キャラクター的には面白味がないでござるかな?

しかも・・・ 彼の場合は、電脳兵士という当時としては目新しい存在なのでござるが、アニメの製作側も玩具設定でも、電脳兵士の意味を理解していなかったらしく、サイバトロン側のコンピューターにハッキングするとか、ウィルスを送る等ソレらしい描写や設定が無いのでござるよな。 (笑)

Photo_31Photo_32 

なお、6体合体では、ライオカイザーの腰部に合体し、ミサイルパーツも武器パーツとして組み合わされるでござる。

Photo_34

まあ、デストロン軍団においては、真面目で普通な存在は存在感の無い存在であり、少々ヤンチャで悪い方が目立つという現在社会にも似た構造には拙者的な不満でござるよな。

彼の電脳兵士という役職を上手く利用していれば目立つ・・・ 

というか、面白い存在になったでござろうな。