トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

デストロン星間攻撃兵

2009-05-05 00:10:30 | トランスフォーマー・Z

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ごきげんようでござる!

世の中ゴールデンウィークの真っ最中!

まあ、拙者とてできるものなら宇宙旅行にもいきたいでござるが・・・ 拙者は猫と同居しているための何日も家を開けられないので長距離の旅行はできないでござる。 残念!

ちゅー事で気持ちだだけでも宇宙に飛ばしたく想い、今宵もスペースシャトルのネタで、1989年に米国で販売された、デストロン・マイクロマスター星間攻撃兵、スカイストーカー(TFS、サンダーアロー、3000円+4PTS)でござる!

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まあ、スカイストーカーと言っても、日本じゃピンとくる御仁も少ないとおもうでござるが、「トランスフォーマーV」に登場したデストロン宇宙船サンダーアローと言えば思い出すのではないでござろうか?

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そう! 本品は、まぎれもなく「トランスフォーマーV」登場のサンダーアローなのでござるよな。

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1989年度のトランスフォーマーは日米で展開が異なり、海外ではマイクロマスター(日本名、マイクロトランスフォーマー)が先行し、本品は海外パッケージのままトランスフォーマーステーション通販商品として、1990年にサンダーアローの名称で販売されたのでござる。

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まあ・・・ 本品は「トランスフォーマーV」展開時には販売できず、「トランスフォーマーZ」展開時に販売されたのでござるから、「トランスフォーマーZ」商品としてカウントしているのでござる。

・・・そう! 1990年度のデストロン商品の構成を考えれば、1990年度のデストロン商品に加えたいのでござるよ。 (笑)

しかも! 本品の制式名称はサンダーアローではなく、ただのスペースシャトル表記なのでござる。 (笑)

ゆえに、商品名のスカイストーカーちゅーのは・・・ 付属するオレンジ色のポルシエ928でござる。

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そう! スペースシャトルの操縦者であるマイクロマスターの事なのでござるよな。 (笑)

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米国では、日本と違いメインとなる商品の名前ではなく、個人名を優先するようで、スペースシャトルよりも、オマケ扱いであるスカイストーカーの名前で商品名としているのでござる。

流石は個人を大事にする米国でござるな。

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さてさて、スカイストーカー本人は「トランスフォーマーV」に登場すらしていないでござるが、デストロン側のマイクロマスターではリーダー格のようでござるな。

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その性格は、卑劣で力に取り付かれた独裁者的な性格で、全てのデストロン軍団を自分の指揮で宇宙征服することを夢見ているそうでござる。

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まあ、デストロンのマイクロマスターでは最大級(?)のパートナーマシン(トランステクター?)を操縦するので、勘違いした小心者なのでござろうな?

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余談でござるが、OVA「トランスフォーマーZ」付属のサイバトロン・戦士(幻の戦士)、ラビクレーター(C-350、トランスフォーマーZ、3980円)は、スカイストーカの成型色変更品であり、同じく日本限定販売のデストロン・メトロ戦隊のメトロボム(D-340、メトロタイタン、4980円)も、スカイストーカーの胸部成型色を変更した商品なのでござる。

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さて、ややこしくなるのでスペースシャトルを以後サンダーアローと公称させていただくでござるが、本品はマイクロトランスフォマー対応商品でござるから、別売りのレースカーパトロールチーム(D-341、レースカーパトロールチーム、800円)と組み合わせて、コクピットや砲座・内部格納庫に収納して遊ぶ事が可能でござる。

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サンダーアローは、本体のスペースシャトルとジェットポッドに分離するでござる。

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スペースシャトルのコクピット部分にはマイクロトランスフォーマーを座らせる事が可能で、折りたたみ式の車輪により転がし走行が可能でござる。

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後部格納庫にはマイクロトランスフォーマーを1体収納可能でござるな。

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なお、機首部と翼下の武器パーツは、説明書とパッケージ写真では異なっており、拙者はパッケージ写真の方を参考に取り付けてみたでござる。

たぶん機首部が2連装レーザー砲で翼下がクラスター爆弾とレーザー砲なのではないでござるかな?

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そして、大型レーザー砲を装備したジェットポットでござる。

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こちらもコクピットにマイクロトランスフォーマーを座らせる事が可能でござるな。

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なお、ジェットポットには車輪などは付属していないでござるよ。

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代わりのギミックと呼べるものではないでござるが、ジェットポットは基地モードでは砲台となるので、連結用のアームが作業用アームの様に見立てる事ができるでござる。

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そして、付属のタラップを取り付ければ指令基地モードに変形完了でござる。

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サンダーアローの基地モードでは中央にスロープと後方司令塔に対空砲座を配置した形状でござるが、とりたてた基地ギミックは内蔵されていないでござる。

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なお、余剰パーツであるタラップ(×2)は、別売りの基地との連結が可能なのでござるが、日本では別売りの基地が全てサイバトロン商品として販売されてしまったのでござるよな。 (残念!)

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因みに本品の武器取り付け用の穴は数箇所設けられているので、説明書以外にも取り付けが可能でござるが、今回の写真では説明書の指示通りに取り付けてあるでござる。

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さて、指令基地モードではマイクロトランスフォーマーを配置するのが、一番似合うでござるが、後方の司令塔にあるステップは、トランスフォーマーV劇中の、デスザラス(D-336、デスザラス、3980円)が座っていた玉座ではないのでござるかな?

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まあ、サンダーアローは劇中では基地モードに変形しなかったので確かではないでござるが、雰囲気的には玉座ぽいでござろう ・・・折畳み式でござるが。 (笑)

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しかし・・・ 本品も本来であれば左右に基地を連結して大型デストロン基地になるのでござるが、日本では「Z計画」の御蔭で適わぬ夢となったでござる。 (涙)

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う~む・・・ 今となっては当時のデストロン・マイクロマスター商品の入手は難しいので、是非ともトランスフォーマー・アンコールで、マイクロトランスフォーマーをデストロン仕様で再販してもらいたいものでござる。