トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

諸事情に振り回される女

2012-05-15 17:29:03 | 劇場版・TFR

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ごきげんようでござる!

トランスフォーマーを代表する女戦士の代名詞と言えば、アーシーの名があげられるでござるが、初代G1版アーシー(未販売)のヴィークルモードがフューチャーカーだったりするのでござるが、各媒体でリメイクされた結果、最近ではヴィークルモードはバイクに落ち着いたようでござる。

今宵は2009年展開の映画「トランスフォーマー / リベンジ」より、バイクに変形するオートボット戦士、アーシー(RA-23、アーシー、2415円)を召喚してみたでござる。

Photo_2劇場版アーシーと言えば、2007年に販売されたシリーズ代1作目のデラックスサイズ(MA-11、アーシー、2319円)と2007年に「トランスフォーマースーパーリンク」版エリアル(MC-16、エリアル、980円)として販売された商品の成型色変更品であるオフスクリーンシリーズ版スカウトクラスのアーシー(ターゲット限定・日本未販売)が存在する訳でござるが、本品はデザインを一新した2009年10月販売の完全新作商品で、デラックスクラス商品として販売されたでござる。

そう、シリーズ1作目のMA-11版は映画本編に登場しないキャラクターでござるが、映画をモチーフにしたコミックシリーズには登場しており、オフスクリーン版は完全な玩具オリジナルキャラクターになっているでござるな?

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さて、リベンジ版の劇中ヴィークルモードはドゥカティ・848だったでござるが、本品はよく似たデザインのバイクだったりするでござる・・・

おそらく、正式販売販売のライセンスがおりずフロントカウルの修正等で販売時期が遅れてしまったのでござろうな?

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しかも、MA-11版と大きく変わったのがデザインだけではなく、キャラクター設定も大きく変更され、ロボットモードから3台のバイクに分離するヴィークルモードに変更されたでござる?

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そう、アーシーとしての意識を共通するバイクが合体してアーシーのロットモードが完成するコンセプトだったようでござるが、個々のバイクもそれぞれ意識が独立したバイクに改められアーシー3姉妹が誕生したようでござる?

が、映画本編では先のコンセプトが優先されたのか3人まとめてアーシーと呼ばれていたりするので映画公開当時はアーシー以外の名前は分らず先に販売されたクロミア(RA-11、クロミア、2415円)の様に玩具からの情報が全てだったりもしたでござるな・・・

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商品は転がし走行にくわえて、折りたたみ式スタンドで立たせる事が出来るでござるが、なんといっても玩具オリジナルの武装パーツを取り付けてサイドカー風のヴィークルモードになるのが最大の特徴でござるかな。

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なお、武装パーツは元々ロボットモードのスタンドを兼ねた部品なので、サイドカーとしての機能は全くないでござる。

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ロボットモードの変形方法は、ちょっと複雑で胴体部の固定位置などに苦労させられる設計でござる。

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そう、ロボットモード゛はマーメイドスタイルと呼ばれる所謂一本足なデザインで、軽快なバイク系変形ロボとしてはアリなデザインなのでござるが・・・

商品化を考えたデザインではなく、専用スタンドが無いと自立しない困ったデザインなのでござるよな。 (笑)

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しかも、ウネウネと曲がった胴体部はクセの有る可動なのでまっすぐ立たせるには苦労するでござるよ。

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う~む・・・ MA-11版のデザインを思えば本品のデザイン変更には賛否両論あるでござるが、リベンジ版トランスフォーマーのデザインはキャラクター機能を前面に押し出した人型に捉われないデザインゆえの結果でもあるようでござる?

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拙者的には女性キャラで化物じみたデザインは如何かとおもうのでござるが・・・

そこは、日本と米国では思考の違いもあり、米国国内向けTVアニメの場合女性キャラに性的表現(?)を表すのがNGだったり、世界市場の映画だと各種の国にあわせた趣向や規制が必要になるようでござるな?

故にロボットにボンキュボンな女性的シルエットを取り入れるデザインは女性蔑視だという意見もあるので、セクシーなロボットデザインが使えなかったりするそうでござる?

本品もそのような事情が働いたのか分らないでござるが、米国産アニメキャラクターに露出度が多い色気の無い女性キャラクターが多い分、ゲームなどのキャラクター年齢が高いようなキャラクターでは身体の線が強調されたり露出が多いキャラクターでもOKな用に使い分けされていたりするでござる。

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まあ、世界的に見て日本人感覚のデザインがおかしいのかもしれないでござるが、拙者としては女性型キャラクターを型で表現する方が女性蔑視だと思うのでござるが・・・

結局のところ、ジェンダーフリーだ、ミスコン反対とか専用女性車両導入などの婦人団体とかと変わらない自己満足の犠牲なのでござろうな?

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さて、本品のロボットモードでのギミックは、首を動かす事により胸元のギアが回転するメックアライブ機能と右腕に装備されたクリアパーツ製の剣(?)がスプリングを用いたレバー操作により展開するアクションギミックを有しているでござる。

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右腕のブレードと左腕のブレーキディスクを武器に見立てた場合、攻撃属性は接近戦重視の一撃離脱型戦法を得意とする戦士のようでござるな?

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なお、詳しい設定は無いでござるが、能力値は、体力(8)、知力(6)、速度(8)、耐久力(5)、地位(5)、勇気(7)、火力(7)、技能(9)で設定されており、彼女自身は地球に来たことで、ディセプティコンを狩るチャンスを得た有能な戦士であり、3姉妹(?)のリーダーにあたるようでござる。

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さて、本品の説明書では紹介されていない遊び方でござるが・・・

台座パーツを左腕に取り付ける事が可能だったり、背中に3体合体用のジョイントが存在しているのでござるが・・・

合体を嫌う米国人対策の為か、映画本編での3体合体波実現せず、玩具展開でも3人目のエリータワン(AA-08、エリータワン、2730円)が新設計ではなくクロミアの成型色変更品で販売されてしまったために合体機能は無かった事にされているでござる・・・

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しかも、公式の映画設定では・・・ アーシーは、戦死扱いであり以後のシリーズにs筒円することはないのでござるが・・・

玩具設定だと奇跡的に生還したという事で、2011年度の「トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン」ではメックテックウェポン対応型に変更されたアーシー(日本未販売)が販売されたのでござるが、日本販売版は何故かクロミアの成型色変更品にメックテックウェポンを装備したアーシー(DA-11、アーシー、2730円)が販売されてしまったでござる・・・

しかも、クロミアと色が被る青色のボディーでござる?

最初はオフスクリーン版を意識したのかと思った出ござるが、どうやら次回作の「トランスフォーマー プライム」版アーシー(ファーストエディション、アーシー、円)を意識したイメージ戦略の様でござるな。

まあ、どちらにしろ映画「トランスフォーマー / リベンジ」版アーシーは諸事情に振り回されて本来の魅力を十分に発揮できなかった存在でござる・・・ 言ってしまえば、「こんな、アーシーは見たくなかった!」でござるな。

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ちゅー事で、アーシーに乗ってもらうのは、同じく新作映画の諸事情でイロイロ変更されてしまった、「エヴァンゲリオン新劇場版 破」登場の式波・アスカ・ラングレーでござる。

無論、拙者的に「こんな、アスカ見たくなかった!」繋がりでござるな。 (笑)

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使用フィギュアはfigmaの式波・アスカ・ラングレー(084、式波・アスカ・ラングレー テストプラグスーツver.3200円)を乗せてみたわけでござるが若干アスカの方が大きかったり、デザイン上股関節の可動範囲が制限されていたりするでござる。

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なお、アスカなら猛一回り小さいアクションフィギュアがあるので、そちらを使うべきなのでござるが、今回はアーシーを立たせる為にfigma用のスタンドを補助的に使用した結果でござるな。

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まあ、今回の更新ネタは新作映画の諸事情で不幸に成らざるを得なかった二人を組み合わせてみたかった拙者なりの皮肉でもあるでござるよな。 (笑)

 


恐怖の宇宙錆

2012-05-10 20:25:32 | TF・アニメイテッド

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ごきげんようでござる!

バイクの定義とは何でござろうか?

原動機により走行する二輪車両をバイクと呼ぶようでござるが、サイドカー付きや後部が二輪仕様の車種でも、バイクにカウントされるでござる。

もちろん、オート三輪の様な運転手を囲むデザインは自動車扱いであり、SF要素を取り入れた一輪車やキャタピラ装備型に車輪の無いホバークラフト型などに範囲を広げてみとると、やはりタイヤの数は関係なくバイク型ヴィークルとカウントされていたりするでござる?

ふむ・・・ やはり、操縦主が露出する乗り物とか、不安定走行を主とするデザインのヴィークルをバイクと呼ぶのでござろうな?

今宵は4輪だけど、デザイン的にはバイクで間違いない、「トランスフォーマー アニメイテッド」商品の、ディセプティコン・破壊主義者、オイルスリック(TA-42、オイルスリック、2415円)の紹介でござる!

Photo_2本品は2008年7月に販売された海外版オイルスリックを元にメタリック塗装の追加と胸部ディセプティコンの軍団エンブレム処理を変更したデラックスクラス商品で、2010年10月に販売される事になったでござるな。

なお、本品にはSEGAゲーム筐体対応のカードが付属しない商品でもあるでござる。

オイルスリックは、なんでも元々は、アニメ本編には登場しない玩具オリジナルキャラクターとして開発されたそうでござるが、第30話「サリの秘密」にゲストキャラクター扱い(?)で登場したでござる・・・

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しかも、ストーリー上仕方ないのでござるが、玩具とは異なるデザインの、所謂サイバトロンモードで登場したでござる。

そう、アニメでのヴィークルモードは如何表現したらよいのか分らないでござるが、4輪ヴィークルと紹介されていたりもするでござる?

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玩具デザインは、所謂チョッパー型バイク風のデザインでござるが、4輪仕様になっているでござる。

因みにハンドルと山羊の角は安全対策でフニャフニャの軟質パーツ製なので、ハンドルに若干歪みが生じているでござる。 (残念)

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う~む・・・ 山羊の頭骨風オブジェをあしらったアメリカンなチョッパー風バイクは日本人感覚的には微妙でござるが、如何にも米国人が個人単位で製作しそうなカスタムバイクでござるよな。 (笑)

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なお、ヴィークルモードでのギミックは、転がし走行に加えて樽型のチェーンウェポン着脱でござる。

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更にヴィークルアタックモードに変形するのでござるが・・・

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う~む・・・ 変形途中と云うか・・・ 変形ロボット玩具黎明期バイク系変形ロボのオマージュ的な4輪ヴィークルでござるよな。

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なお、ヴィークルアタックモードでも転がし走行は可能でござる。

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そして、ヴィークルアタックモードから略立ち上がっただけの変形工程であるロボットモードも可也ユニークなデザインでござる。

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やはり、一番目立つのが半透明のドームで覆われた頭部とトゲトゲしくも細身なバイク系ロボのプロポーションに、左肩の山羊ヘッドが地味に目立っているのが魅力でござるよな。

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はっきり言って、強そうに見えない敵側キャラクターのデザインでござるが、ニンジャ・アサシン系の暗殺者を思わせるデザインでござる。

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そう、設定では、かってプロール(TA-04、プロール、2415円)と共にサーキット・スーの修行を行った兵士のようで、ヴィーグルモード同士の戦いにも長け、科学者、機械工としの技術も優秀な存在でござるが・・・ 役職が「破壊主義者」という何とも妙な存在でござる?

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能力値は、体力(7)、知力(8)、速度(8)、耐久力(6)、地位(5)、勇気(7)、火力(6)、技能(9)で設定されており、武器は樽型の容器に詰められた腐食性の科学物質と樽型容器から変形するチェーンウェポンでござる。

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オイルスリックの戦闘方法は腐食性科学物質で、敵の装甲が解け始めたらチェーンウェポンによる打撃でトドメを挿すという卑劣な戦法でござる。

しかし、考えてみると敵を倒すという単純な意味では化学兵器の使用は合理的でもあるでござる。

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そう、たとえ如何なチートキャラの主人公とて、A(核)B(生物)C(科学)兵器の使い手とマトモに戦ったら勝機が無いうえに、主人公がABC兵器を使うと倫理的に引いてしまうというか卑怯な感じがするでござるし、外道、格下、死ぬときは悲惨で惨めな死に方をするキャラクターイメージしかないのでござるよな?

敵を殺すという意味においては同じなのに随分と扱いが変わってくる武器でござるよ。

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アニメ本篇に登場したのはサイバトロンモードでのデザインでござるが、戦闘描写を見るかぎりでは強敵であり・・・ 敵対したロディマス(TA-33、ロディマス、2415円)が如何なったのか気になるところでござる・・・

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まあ、劇場版だったら確実に死んでいるでござろうが、アニメイテッドだったら奇跡的に助かって、オイルスリックとの再戦を見てみたかったでござるよな・・・ (残念!)

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さて、恒例のバイクモードでの搭乗フィギュイアでござるが、ここは劇中イメージを膨らませて、トゲトゲ仲間のディセプティコン・賞金稼ぎ、ロックダウン(TA-08、ディセプティコンロックダウン、2415円)に乗ってもらいたいのでござるが、商品サイズ的に無理なので、アクティベイター版ロックダウウ(スーパーコレクションVOL.1、5040円)を用意してみたでござる。

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アクティベーター版ロックダウンの手ではハンドルを握る事ができないでござるが、大きさ的に雰囲気は有っているでござる。

プロポーション的に残念なアクティベーター版ロックダウンの有効な使い道が見つかったでござるな。 (笑)

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ロックダウンオイルスリックに共通面識があるのか如何かわからないでござるが、戦闘技術や趣味的なデザインなどでは気が合いそうな感じがするでござるよ!

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同じ世界観だからこそ興味がそそられる組み合わせでござる。

ほんと・・・ 未製作に終わった「トランスフォーマー アニメイテッド」第4シーズンが製作されていれば、イロイロ消化不良なストーリーも改善されていたと思うので、海外製作が契約的な大人の事情モロモロで無理でも日本製作で続編を作れば何とかなるんじゃないかと思うのでござるよな? (笑)
折角、貴重なネタと知名度がありながら新作が作られない状況にあるのが勿体無いでござるな!


ロードボット バイク戦士

2012-05-08 14:42:23 | 変形ロボット玩具

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ごきげんようでござる!

前回前々回とチープTOYのバイク系変形ロボット玩具を紹介してきたので、今宵は高額商品(?)の変形ロボット玩具で、2009年にHAPPY WELL社より販売された、「ROAR BOT」シリーズの・・・

ハーレーダビットソン ロードキングクラシック(No.6 1/14 ハーレーダビットソン ロードキングクラシック、3465円)でござる!

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本品はハッピーウェル社が販売した海外商品でござるが、日本での代理販売はアオシマ文化教材社により行われた訳でござる・・・ 本品もたぶんアオシマ経由で販売されたと思うのでござるが日本語表記シールの貼付や説明書が封入せず、イラスト表記のみの変形指示書が封入され、ほぼ海外販売品と同じ物だと思われるでござる?

商品パッケージは発行ギミックが試せるTRY MY!仕様な上に、ロボットモードで収納されているのはよいのでござるが、パッケージ中台紙にブリスターパックで貼り付ける、箱から出した後収納する事を全く考えていないコレクター泣かせの箱なのでござるよな。 (笑)

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ロードボット・シリーズの魅力は実車メーカーと契約を交わしているので実名表記であり一見変形しそうにない、実車そのもののミニチュアカーでござる。

しかもスケール表記されているのは有り難いでござるが、商品サイズが1/8~1/32とバラバラで統一スケールじゃないのが痛いでござるよな・・・

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そう、本品も1/14サイズという中途半端なサイズでござるが、先に販売された1/8スケールのハーレーダビットソン ロードキングクラシック(No.1 1/8 ハーレーダビットソン ロードキングクラシック、6090円)のスケールダウン商品にあたるでござる。

コレクターとしては同一スケールで揃えたいのでござるが、同シリーズのカワサキ ZX12R(No.7 1/10 カワサキ ZX12R、5040円)も1/10サイズなので辛いのでござるよ・・・

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しかしまあ、拙者は1/8サイズ版は購入し損ねたでござるが、本品でも十分細かくつくられており、変形するとは思えないほどの完成度を誇っているでござる。

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バイクモードでのギミックは、転がし走行に折りたたみ式スタンドに加えて後部キャリーケリーケースの開閉が可能でござるが、付属の武器パーツなどは収納できず、すべて余剰パーツになってしまうでござるな。

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更に欠点と言えばハンドルは固定されており、故意か偶然かクリアパーツ製の風貌は取り外し可能・・・ というか、ポロポロ外れて風貌無しの状態も再現できるでござる。 (笑)

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なお、変形方法は一部組み換え式で、前輪は武器パーツに」組み込まれて戦斧(?)になるでござる・・・ それゆえか、やたら前輪が外れやすいので動かすときに苦労するでござる?

まあ、固体差かもしれないでござるが、商品上一番残念な設計でござるよな。

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ロボットモードは早川玩具のチェンジバイクロボ風な1/8版と異なり、パーツ配置などが変更されて別デザインになっているでござる。

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むしろ工夫された変形方法なのでござるが、肩位置が低い、足が短い、ボールジョイントによる膝・股関節が緩いので立たせ難いなどプロポーション的にはやや残念なのでござるよな・・・

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同じアメリカンバイクなら、トランスフォーマーのレーザーバイク商品、ロードビック(TRF-12、ロードビック、800円)の変形方法を素直に丸パクリする方がよかったようなきがするでござるが・・・ バイナルテックのコンセプトと同じような設計思想でも、変形方法まで真似ないという開発者の拘りがあったのでござるかな?

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それゆえに、余剰パーツを出してでも大型武器パーツを付属させる差別化を選んだのでござろう?

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まあ、この前輪をくっつけた戦斧は完全にタイヤをロボットデザインに組み込めなかった苦し紛れのアイデアなのでござろうな?

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そう、本品にはもう一本の戦斧が付属しており、武器がかぶってしまっているでござる。

バイク系変形ロボで戦斧といえば、トランスフォーマーのレックガー(C-81、レックガー、1980円)が思い出されるわけでござるが、本品も影響を受けているのでござるかな?

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こちらの戦斧には発行ギミック(LR44ボタン電池×2個使用)が仕込まれており、メッキ処理されたエンブレム風のスイッチを押す事で赤く発行するでござる!

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更に、クリアパーツ製の斧先端部を外して鎌状の武器パーツに差し替えする事も可能でござる。

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更には、リボルバー式拳銃や右側排気管が可動してキャノン砲(スモークデスチャージャー?)らしきものに見立てられているでござる。

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なお、キャリーケースも武器として保持できるようでござるが・・・

これも、用途が分からないので盾として使ってみるでござる。

う~む・・・ 結局盾も被るでござるよな?

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武器パーツに関しては充実しており、バイナルテックを超えているのでござるが、思い武器パーツと関節の緩さにより、ポージングが限定されてしまうのが痛いところでござる。

拙者的には、もう一工夫ガンバレ!と励ましたい商品でござるよな。

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しかしまあ、本品を入手できた事で、精密に作られたバイク系変形ロボット玩具を遊び倒すには、ハンドルやサイドミラーなどの細かいプラスチック製パーツを気にしながら変形させないといけないので神経を使うことでござる・・・ 細部パーツには金属製パーツを使うなどして耐久力を求めないと破損が怖い一品でござるよ。

しかも、本品は困った事に対象年齢5才以上ときているから、いろんな意味で無謀な商品でござる。 (笑)

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しかし・・・ 本品を見ているとタカラがバイナルテック展開時に本気でバイク系トランスフォーマーの開発に本腰をいれなかっのが惜しまれるでござる。

否! 拙者としては本気でバイク系バイナルテックを見たかったのでござるよな!

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さあさあ、恒例のバイク系変形ロボット試乗会で、イロイロ乗せてみたいところでござるが1/14という中途半端なサイズ表記の為に乗せるアクションフィギュアが無いのでござるよ、故に1/12サイズくらいのfigmaで小柄なブラック★シューター(SP-012、ブラック★ロックシューター、2800円)を乗せてみたでござる。

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うむ、やはりキャラクターデザイン的に合性が好いので絵になるでござるよな。

拙者自身、ここまで似合うとは思ってもいない誤算だったでござる・・・

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リアルスケールでの対比は若干おかしいでござるが、十分ハッタリが利いた組み合わせでござる。

やはり、ハーレーダビットソンに代表されるアメリカンバイクは良いでござるよな!

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拙者は「RODBOT」シリーズを本気で集めていないので全貌は分らないでござるが、シリーズ全体のストーリーなどが不明と言うか・・・ 存在しているのか疑問でござるが、だからこそ、自分なりの解釈でストーリーを作り出せる面白さはが有るでござるよな!

ただ・・・ 残念なのは、本品もトランスフォーマーのパチモン扱いなので実物を買える機会が滅多にないのが惜しまれるでござる。


















チェンジバイクロボ 風神Jr.

2012-05-06 16:30:02 | チープTOY・早川玩具

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ごきげんようでござる!

前回に続き、今宵もバイク系変形ロボット玩具で、2009年頃に早川玩具より販売された、チェンジバイクロボ 風神Jr.(全2種、オープン価格)でござる!

いや~早川玩具のチェンジバイクロボと言えば、チープTOY界のバイナルテックと呼べるほどバイクモードの完成度は高いのでござるがロボットモードがめちゃくちゃショボイという落差の激しい商品と独自なネーミング故に、一部のコアな愛好家か存在する伝説のチープTOYでござるな。 (笑)

チェンジバイクロボ 風神Jr.は、正しくチェンジバイクロボの値を受け継いだスケールダウンの小型商品でござる!

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先ずは、チェンジバイロボ 風神Jr.壱号機風雅(チェンジバイクロボ 風神Jr. 壱号機・ふうが、オープン価格)でござる。

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え~ 本品は完全新作か如何か分らないでござるが、日本販売では無謀にもロボット形体のままパッケージングされた箱に収納され、フックTOY販売やチューインガムなどを封入して食玩扱いで販売された商品でござる。

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バイクモードはクリアパーツと2色の成型色による完全プラスチック製で、塗装とプリント処理によって完成させられているでござる。

うむ、ほんとにバイクモードの完成度には関心するでござるが・・・

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やはり、実車とのライセンスは無く、何処かで見たようなデザインのレース用バイクなのでござるよな。 (笑)

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バイクモードでのギミックは転がし走行に加えて前輪の可動と折りたたみ式スタンドで自立させる事が出来るでござる。

そして、変形は・・・

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チェンジバイクロボ・シリーズ共通の変形方法で、相変わらずのロボットモードでござる。 (笑)

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「足なんて飾りです!」

「頭と手が付いていればロボットらしく見えます!」ないい加減でやる気の無いロボットモードは流石でござるよ・・・

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普通はシリーズ新作を重ねるたびにイロイロと改善されていくものでござるが、この独自の変形方法とロボットモードのシルエットは変えるつもりのない設計者の拘りなのでござろうな?

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しかし・・・ 毎度の事ながら頭部がアンテナのないガンダム顔なおが情けないというか・・・ バリエーション不足なのが残念でござるな・・・ 

最も、だからこそチェンジバイクロボの味わいが有るのでござるが。 (笑)

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なお、本品はチェンジバイクロボ・シリーズ直径商品であるために可動箇所がほとんどなく、ポージングがほとんど出来ないなのに加えて、コスト削減か如何か分らないでござるが、専用の武器パーツが無いでござる。

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いや~ ロボットモードを見て購入したくなるか疑問でござるが、知らない人が見たらパッケージ収納状態を見たらロボットモードではなく変形途中の状態でパッケージングされているのかと誤解されかねないパッケージなのでござるよ。 (笑)

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そう、チェンジバイクロボ 風神Jr. 弐号機・風星(チェンジバイクロボ 風神Jr.弐号機・ふうせい、オープン価格)も同じデザインのパッケージで販売されており、一目見ただけでは壱号機かか弐号機か区別できず、パッケージに個別の名称シールが貼られているでござる。

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一号機と2号機は共通金型による成型色のバリエーション商品で、それぞれ頭・腕などの・黒のパーツを交換して色数を増やしていたりするでござる。

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しかも、バイクモードの塗装パターンは変更して差別化を図っていたりするので、バイクモード自体には拘りがあるようでござるな。 (笑)

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この拘りをロボットモードでも発揮してくれたらいいのでござるが・・・

やはり、独自の変形方法には特許でもあるのでござろうか?

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拙者の知る限りチェンジバイクロボと同じような変形を行う変形ロボット玩具は見当たらないので独占状態なのかもしれないでござるな。 (笑)

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まあ、ロボットモードのデザインも好意的に解釈すれば、昨今の商品化を考えていないロボット的なデザインに通じるトコロがあるでござるよな?

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脚部が車輪のまんまなデザインなんて幾らでも有る訳でござるから、特別変なデザインではなく、変形工程が少ない為に誤解されるのでござろう。 (笑)

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チェンジバイクロボには、所謂「出来の悪い子ほど可愛い!」的な魅力があるのでござるよな。

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「玩具道(玩具コレクター)の行き着く先はパチモン玩具に有!」と、言われるでござるが確かに道を極めていけば完成度の高い商品よりもチープTOYの素朴さや味わいお覚えるものでござる。

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正に早川玩具のチェンジバイクロボを如何とらえるかによって、己の玩具道の業が試される商品でござるな!

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さあさあ今宵も、恒例の試乗会を始めてみるでござるが、本品のバイクモードは前回紹介したモトバトロン(高速戦士 モトバトロン、全3種、オープン価格)よりも若干小さい商品になるでござる。

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先ずは壱号機つながりで、風雅には、エヴァンゲリオン初号機に乗ってもらうでござる!

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使用フィギュアは、リイボルテックミニチュア(新劇場版・エヴァンゲリオン初号機、798円)でござる。

商品サイズはノンスケールなので激しくギャップがあるでござるが、合わなくもない大きさでござる。

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まあ、感覚的にはミニバイクに乗っていると思ってくだされ!

リボルテックミニチュアは使い勝手がよいのでシリーズ化してほしいところでござるが、プレミア扱いの販売なのが辛いところでござる・・・

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弐号機の方には商品サイズを考えて約1/18サイズのミクロマンを用意してみたでござる。

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使用フィギュアは「アクロイヤージャドー」シリーズの紅一点、セツナ姉さん(AL-41、アクロセツナ、1500円)でござる。

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ほんと、ミクロマン商品は大きさ的に重宝するでござるが、ミクロアクション系商品は可動範囲に優れるものの部品耐久力が低くて困ったものでござる。

セツナ姉さんもフル装備で乗せてみたいのでござるが部品がポロポロ外れてしまう欠点があるでござる。 商品の耐久力を上げた新型ミクロマンの販売に期待したいものでござるよな・・・

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バイク玩具と同スケールのフィギュアの組み合わせで、商品的に化けるものもござるからチープTOYの使い道もイロイロあるでござる。

チャレンジできる御仁はイロイロ試してみるとベストマッチな組み合わせを発見できると思うでござるよ!


高速戦士 モトバトロン

2012-05-03 21:34:34 | チープTOY

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ごきげんようでござる!

ゴールデンウィークの真っ只中、どの様に御過ごしでござろうか?

拙者のところでは、避難勧告こそ出なかったものの、大雨洪水警報と雨量規制の為に交通止めで動けず、シャレにならない状況でござる・・・

元バイク乗りである拙者としては、長距離ツーリングに出かけたいものでござるが、雨天だと悲惨なのでござるよな。

ちゅー事で、今宵は地方遠征に行けば出会えるかもかも知れないチープTOYで、2011年頃(?)に㈱サ・アクセスより販売された、高速戦士 モトバトロン(全3種、オープン価格)の紹介でござる!

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先ずは、モトクロス風のモトバトロンである、ダートタイプ(高速戦士 モトバトロン、オープン価格)でござる。

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本品は㈱ヒーローが製造(?)した中国製の変形ロボット玩具で、販売は㈱ザ・アクセスの名でフックTOYやチューインガムを貼り付けて食玩扱いで販売されいた商品でござる。

パッケージは3種共同で、パッケージ台紙裏側に変形方法が描かれているでござるが個別の名前(?)存在しないようでござる。

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商品はライト部分などはプリント処理によるオールプラスチック製の如何にもなチープTOYでござるが、商品完成度としては悪くない商品でござる。

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無論、更に塗装部分を追加する必要があるでござるが、このままでも支障ないでござろう。

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バイクモードでは転がし走行と折りたたみ式スタンドで自立させる事ができるでござる。

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変形方法は3種共通で、スタンド部分パーツを外し、後輪を分割して脚部ににするでござる。

シート部分は肩パーツとなり、笑納された腕とヘッドランプ部分の頭部を引き起こせばロボットモードの完成でござる。

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うむ、スタンド部分を手持ち武器に使用し、工業ロボット的顔と大き目の肩パーツに輪寒敷のような脚部など実に個性的なデザインでござる。

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ただ・・・ 本品は一見接地性の高そうな脚部なのでござるが、背部重量と可動範囲が狭い脚部の為に立たせ難い商品なのでござる。

故に武器パーツを持たせて前方に重量を分散させてバランスを取る必要性があるでござるな。

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しかも、チープTOYではよくある事でござるが、パッケージイラストの顔とのイメージがだいぶ違っていたりするでござる。 (笑)

まあ、拙者的には玩具の造詣はキライじゃないのでござるよな。

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そう、デザイン的には拙者の好みでござるが、なにせ可動箇所が少なくポージングが限られてくるのが辛いでござるよな・・・

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全く・・・ このデザインを活かしてフルアクションの変形ロボット玩具を作ってもらいたいでござるよな・・・

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続いてのモトバトロンはレーサータイプ(高速戦士 モトバトロン、オープン価格)でござる!

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実は拙者、本シリーズの存在だけは知っており数年前に仕事中に発見したものの上司の人目を気にして購入を一時あきらめたあと探していた訳でござるが・・・

最近になり、食玩扱い(480円)で入手できたでござる。

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ただ・・・ 当時見たのがロボットモード状態でパッケージングされており、若干違うような気がするのでござるが、チープTOYの場合は販売メーカーや名前及び箱を頻繁に変えて販売されるので、おそらく同一のモノと思われるでござる?

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まあ、特徴あるデザインでござるから拙者も同一品と確信したでござるが確認自体は現物が無いのでとれていないでござるな。 (笑)

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