トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

バイナルテックの重み

2008-10-25 00:27:49 | バイナルテック

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「重い・・・ 」

それが、バイナルテック版コンボイ(BT-22、コンボイfor.ダッジ・ラムSRT-10、5775円)を最初に手にした時の観想でござる。

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2006年に海外ではオルタネータズ(日本名、バイナルテック)版オプティマスプライム(21、オプティマスプライム、日本未販売)として販売されるも、日本ではバイナルテックの販売不振により、テコ入れ(?)としてバイナルテック・アスタリスクが展開されるも、タカラトミーの合併によるゴタゴタで、バイナルテックとしては販売されず、TF史に黒歴史として残されるであろう「キスぷれ」バージョン(コンボイ×メリッサ、6825円)として一般人なら購入も躊躇う恥ずかしいデザインの箱にて販売されたでござる。

確かにキスぷれ版コンボイは、オルタネーターズ版オプティマスプライムと同じくプラスチック製のボディであるが、表面は塗装され、ナンバープレートや目の色等の塗装も異なっており、完成度は増したものの・・・

新規ファンを獲得する為の販売戦略は裏目にでて・・・

一般客は離れて、バイナルテックは中断する結果となったでござる。

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そう・・・ 少なくとも、トランスフォーマーに、「萌え」を持ち込む事は無いよりも、有った方が好いでござるが、前面に押し出してしまう事は過剰であり、新規ファンを呼び込むにしてはアピール度が足らず、元来のトランスフォーマーファンからは遺憾を表明され、バイナルテックで呼び込んだ一般客には完全に引かれる結果となったのでござるな。

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トランスフォーマーファンは、ダイキャスト製ボディによるバイナルテック版の販売を期待していたものの・・・ キスぷれの失敗によりバイナルテックも中断する結果となったのでござる。

更に、2007年のワンダーフェスティバル2007冬にて、ダイキャストボディの、ブラックコンボイ(BT-17、ブラックコンボイfeat.ダッジ・ラム SRT-10、6500円)が限定販売されたものでござるから、ダイキャストボディのコンボイの販売が否応が上に望まれたわけでござる。

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そして、2008年・・・ 遂にバイナルテック復活が発表され、「キスぷれ」の恥ずかしい箱の為に購入を躊躇ったファンには朗報であり、奇しくもダッジ・ラムSRT-10の制式日本販売会社がオープンした矢先、話題的にも調度好かったハズなのでござるが・・・

何故か・・・ 本品は販売延期となったのでござる・・・ ?

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う~む・・・ 詳細は分からぬが、バイナルテックは実車メーカーとの契約により販売できる商品でござるから、ダッジ社にしてみれば、前年度の映画でGMが前面的に活躍していたにの対し、日本では「キスぷれ」によるオタクの車のイメージが付いてしまい、ショーウィンドーに箱のまま飾れないなどと、これから実車を売っていくメーカーにしてみればマイナスイメージにしかならない為に販売許可が下りなかったのではないでござるかな。? (笑)

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まあ、紆余曲折するも、遂にダイキャスト製のバイナルテック版コンボイが販売されたでござる!

そう・・・ バイナルテック版コンボイの重さは、ファンの期待による重さなのでござる。

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さて、本品ほ荷台の内側が黒く塗装されていない「きすぷれ」版に準ずる塗装でござるが、ナンバープレートは「キスぷれ」版と異なり「DODGE」と表記されているでござる。

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無論!本品には「メリッサ・フェアボーン は付属しません」であり、サーフブレードやドラマCDは付属しないでござる! (笑)

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が!付属武器としては、エンジン部が変形するイオンブラスターのみと・・・ ちと心細くなったでござる。

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さて、ロボットモードはダイキャストボデイである為に、自重で立たせにくい(個体差?)欠点もでてきたでござるが、独自の存在感は薄れていない商品でござる。

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しかし・・・ 説明書が簡略化されて為に、トランスフォーマー初心者には変形が辛いかもしれないでござるな。

まあ・・・ 「キスぷれ」版の説明書は初心者にも分かりやすかったモノであることは認めるでござる。 (笑)

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本品は、バイナルテック版コンボイの目は、「キスぷれ」版の黄色と異なり、オルタネーターズ版と同じく水色に塗装されているでござる。

一応、平行世界の同一人物であり、別人であることを表しているのでござろうな。?

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さて、本品の商品設定では、販売時期もあり、先に登場したブラックコンボイの存在を意識し、自分と同じ姿で悪事を働くブラックコンボイを許さず、あえてブラックコンボイと同じ姿のバイナルテック・ボディに乗り換え決着を付ける事を誓う! ・・・と、言う事はバイナルテック・ボディは一時的な仮ボディのようでござる。

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そう・・・ 如何やら、次期販売予定のオルタニティ版コンボイ(NISSAN GT-R/CONVOT・アルティメットメタルシルバー、2009年1月販売予定)の繋ぎなのでござるな。

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う~む・・・ バイナルテックは弱点である販売価格を下げる為と小型化による収集のしやすいオルタニティにシフト変更するようでござるな。

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未だ日本未販売のオルタネーターズ商品が存在するだけに、コレでバイナルテックが終焉するのは勿体無いでござる。

常に新作とは言わないまでも、年に2~3体くらいの間隔で販売をつずけてほしいものでござる。

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まあ、実際に現在販売中のバイナルテック商品は仕様変更品ばかりなので、売れ行きはイマイチのようでござるが、完成度の低い商品ではないので、長期的に販売するのが一番いい方法なのかもしれないでござるな。


魅惑の消耗外殻?

2008-09-02 20:53:24 | バイナルテック

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ごきげんようでござる!

今宵は最新バイナルテック商品であるサイバトロン戦士・アーシー(BT-21、アーシーfeat.Honda S2000 Hardtop、5250円)の紹介でござる。

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本品はファン待望の女性トランスフォーであるアーシーの商品化であり、前評判は高かったものの・・・ なにやら売れ行きが芳しくないらしいでござる(?)。

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一昔前のロボット玩具における常識として「女性型ロボット玩具は売れない」という事もあり、トランスフォーマーでも、しばしば女性トランスフォーマーが男性として販売される例があったでござるが・・・ 時代は変わり女性トランスフォーマーも需要が有るのでござるが・・・ 如何も本品は違う理由の方が強そうでござる?

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そう・・・ 本品は2005年に販売されたバイナルテック版オーバードライブ(BT-12、オーバードライブfeat.Honda S2000、5229円)の一部パーツを変更した成型色変更品なのでござるな。

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完全新作ではなく、しかも男性トランスフォーマーと共通ボディなのでござる。

う~む・・・ アレでござるか・・・ 好きになった女の子は実は男の子だった!ちゅー理由と同じで興ざめしてしまったのでござろうか?

まあ、世の中には女の子でもチ〇チ〇が付いていてもOKちゅー人種が存在するので一概に雌雄同体のロボットは嫌と言う事もないでござろうな。 (笑)

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しかし、本品は2座席のスポーツカーということもあり、実にスマートで女性的に見える上に白イボディとピンクのシートがコレでもか! と、トドメを刺しており購入を躊躇うほどに恥ずかしい商品なのでもあるでござる。

まあ、箱は通常品なので「キスぷれ」より買いやすい商品でござる。

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商品はハードトップパーツを外してソフトトップパーツと付け替えてオープンカーにもできたりするのでござるが、確かに男がハンドルを握るには恥ずかしいカラーリングでござる。

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しかし、実際のホンダS2000のカラーリングも本品と同じで有れば女性向きに販売できそうでござるし、ハローキティとかマイメロとかのサンリオキャラクターとコラボレーションした痛車は実際に存在していそうでござる。 (笑)

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まあ、実際にヴィークルモードは必要以上に女性ぽいのでござるが、脱いだら・・・ 否、変形したら凄いのでござる。

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いや~流石に雌雄同体でござるな~

カラーリングがビビットで見ているほうが恥ずかしくなるでござるよ。

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確かに女性に見えなくもないが・・・ ムリに女装している感じは隠し切れないでござる。

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そう・・・ 本品は最初から女性として設計されていないが故のデザインなのでござる。

バイナルテック初登場となる新造形の男前な頭部パーツも実は海外販売(オルタネーターズ)のデストロン兵士・ディセプティチャージ(日本未販売)の流用品(?)なのでござる。

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まあ確かに、バイナルテック初登場ではあるが、新造形ではないでござろう・・・ タカラトミー殿・・・

新造形と云うからにはG1アーシー(未販売)に似せた頭部を製作したものだと思っていたでござるが・・・ 騙されたでござる。

コレも販売不振な理由の一つでござるかな?

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なお、ホンダS2000のボディを使用したブラックウィドー(海外名、ブラックアラクニア)も販売予定があったそうだが、やはり同じ頭部を使用したモノだったのでござろうか?

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まったく・・・ 女性キャラクターは顔が命なのに、何故に手を抜くのでござろうか、頭部変更でイメージが変わる事は立証されているハズでござるが・・・

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まあ、確かにG1アーシーの頭部が乗っていればオカシイかもしれないでござるが・・・

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で・・・ この手抜きを正当化する設定が今回も存在するのでござる。

現バイナルテック版アーシーのボディは実験用の消耗外殻(ボディ)であり、同型(スペア)が多数存在する使い捨てのボディらしいでござる? (オイオイ・・・)

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従って、アーシー専用に設計されたボディではない為に似ておらず、男女共用ボディちゅー事を正当化しているのでござる。

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う~む・・・ 相変わらず御都合主義の設定には疑問をいだくでござるが、何故にもっとシンプルな設定にできないものであるかも疑問を持つでござる。

話が複雑な方が人気が出ると思っているのでござろうか?

拙者はシンプルで単純なネタの方が、イロイロと解釈でき、想像できるので愛着のわくキャラクターになると思うのでござるが・・・ ?

まあ、完全新作のアーシーの販売を期待するでござる。

因みにG1アーシーは、海外ではヘッドマスターのクロムドーム(C-101、クロムドーム、2300円)の成型色変更品で販売される事を検討していたらしいでござる?

 


ビースト・イン・ザ・マシーン

2008-08-11 19:27:39 | バイナルテック

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グリ~ムロックでブロロロ~ブロロロ~ブロロロローーー♪

ちゃらら~ら~ん♪

さあ今宵は前回の宣言どおり2004年に販売されたバイナルテック版グリムロック(BT-10、グリムロックfeat.フォード マスタングGT、5299円)の紹介でござる!

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いや~まさか、この時はバイナルテックでグリムロック(26、グリムロック、2300円)が復活するとは思ってもいなかったでござる。

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しかも、ムスタングGTときたでござるから、更に驚きでござるな。

グリムロックのイメージでは戦車とか装甲車とか建設重機や4WDだと思っていただけに更に驚きでござる。

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しかも、イメージカラーの銀色のボディに赤い座席はパワフルなデザインと合間って、なるほど実車に置き換えると、こうなるのかと思わせる説得力があるのでござる。

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何よりも本品はダイキャスト製のボディである為に持った時の手ごたえは日本男児なら納得できる自動車玩具でござる!

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商品ギミックは左右のドア及びボンネットとトランクの開閉であり、前輪のステアリング同期機構は両腕に埋め込んだ独自の設計でござる。 コレは本品を是非手にとって見てもらいたいギミックでござるな。

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なお本品はバイナルテック特有のエンジンパーツが武器(スタナーレーザー)に成る事は変わらないのでござるが、更にバイナルテックでは初となる接近戦武器のエネルゴ・ソードが付属しており、車体底部に懸架しているでござる。

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まあ、グリムロックのキャラクター性を考えれば当然の武器でござるな。

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さて・・・ 如何にして恐竜ロボであるグリムロックがバイナルテックと化したのでござろうか?

付属のストーリーによれば、サイバートロン星の戦いにおいて、デストロン軍団の「アンリッシャー」と呼ばれる異星の原始的生物を利用した精神攻撃により、ダイノボット部隊は制御を失い、味方に甚大な被害をもたらした為に、サイバトロン陣営の手により破壊されたが、グリムロックの復活にあたり、恐竜モード(ビースト形態)ではサブルーチン・プログラムが暴走する事が判明した為に、確実な治療方法が見つかるまで地球のBT計画によりバイナルテックとして復活したと云う設定でござる。

・・・毎度の事ながら御都合主義な設定でござる。 (笑)

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ロボットモードの変形も複雑を極めるでござるが、その分マッシブなボディのデザインには満足のいくモノでござる!

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無論元のグリムロックの特長を引き継いでいるデザインではないものの、ソレっぽい頭部や腰部の赤い塗装などがグリムロックを連想させるでござる。

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しかも、エネルゴ・ソードと2連装のスタナー・レーザーを持たせる事により、更にグリムロックぽくなるのでござるから不思議なモノでござるな。

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グリムロック自身は当初は不満もあったそうだが、戦列に復帰する為にバイナルテックとなったそうでござるが、なかなかに満足のいくものだったらしいでござる。

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しかも・・・ ダイノボット部隊指揮官であったグリムロックは、本作・・・ バイナルテックの世界では副指揮官に成っているのでござる!

・・・これはバイナルテック部隊の副指揮官という意味でござろうか?

それとも・・・ サイバトロン全体の副指揮官なのでござろうか?

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う~む・・・ 知らない間にNO,2に祭上げられたのか這い上がったの解らないでござるが、人気は十分有る事は確かでござる。 (笑)

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まあ・・・ 海外では、アクションマスター(日本未販売)やプリテンダー(日本未販売)、G2版(日本未販売)、ビースト戦士(日本未販売)とかスーパーリンク(日本未販売)等など販売されているので日本以上に人気のあるキャラクターなのでござるな。

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バイナルテック版が異色の存在とは単に言えないのでござる・・・ 

そう!後はマスターピース版の販売を待つのみでござる。

しかし・・・泥道を歩いたグリムロックの座席には座りたくないものでござるな。 (笑)


劇場版効果?

2008-06-29 22:04:28 | バイナルテック

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バイナルテック復活!

いや~とうとうバイナルテック・シリーズが再開したでござる。

トランスフォーマーの優秀性を一般に示すのは打って付けなれど、やはりトランスフォーマーファンとしては素直に喜びたいでござるな。

ちゅー事で今宵はアージェントマイスター(BT-20、アージェントマイスター feat.マツダ RX-8 MAZDASPEED VersionⅡ、5250円)の紹介でござる!

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先ずは箱のデザインに注目でござるよ!

バイナルテック・シリーズ前期の箱デザインを採用しており、目立つだけで無駄に大きい箱から脱却し大人(一般人)の観賞にも耐えられる事は喜ばしいでござる。

うん! タカラトミーも箱の重要性に気が付いたでござるかな・・・

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と、思って開封したでござるが・・・ 

ヤラレタ・・・

説明書が片面印刷の簡略なモノになっているでござる・・・ しかもカードが付属しないでござるよ! うわ~バイナルテックの魅力に、小雑誌調の説明書が有るのでござるが、ちと手を抜いたのではないでござるかな? 否?コレがコストダウンの企業努力なのでござるか・・・

う~む・・・ バイナルテックのストーリーは箱の底に印刷されており、スペック値も箱の内側(ベロ部分)に印刷されているのでござるが・・・ 何か違う?

合理的な処置とも言えるのかもしれないが、何か違うでござる。

素直に喜べないでござるな・・・ 説明書やカードやカタログ等の付属物は直接販売に関係ないでござるが、商品の魅力を伝えるモノとして重要だったりするでござる。

やはり・・・タカラトミーは最後の最後で手を抜いて台無しにいている感じは隠せないでござるな。 (残念!)

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そう・・・ 本品も完全新作商品ではないでござるよ。

2004年に販売されたバイナルテック版マイスター(BT-08、マイスター feat.マツダRX-8、5229円)のパーツをチュ-ニングパーツに交換し、カラーリングをサンライトシルバーメタリックに変更した商品でござる。

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しかも、チューニングパーツも2005年に販売されたバイナルテック版レーザーウェーブ(BT-13、レーザーウェーブ feat. マツダ RX-8 MAZDASPEED VersionⅡ、5229円)の流用だったりするでござるな。

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そう・・・ 本品は言わば開発費ゼロの使いまわし商品なのでござる。

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まあ銀色のボディは美しくて良いのでござるが・・・ 拙者の購入した商品は、後部のナンバプレート部分のプリント処理がズレていたでござるよ・・・ (泣)

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完成度が高いだけに、チョットしたミスが目立ってしまう事は残念でござる。

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さてさてロボットモードでござるが、意外と銀色のボディが似合っており、白や赤いボディよりも似合っているでござる。

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そう・・・ 本品のカラーリングは昨年公開された劇場版「TRANS FORMERS」のジャズ(MA-04、オートボット・ジャズ、2310円)をイメージしているのでござる。

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まあ・・・悪く言えば劇場版のトランスフォーマーアンコールと同じ便乗商品でござる。 (笑)

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しかし、本品のみの販売ではないので純粋にバイナルテックの復活だと思いたいものでござる。 ・・・そう、たまたまネタが重なっただけでござるな。

初代マイスター(06、マイスター、1800円)のイメージでレーシング仕様のマーキングにするのは流石に似合わないでござるからな。 (笑)

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しかし・・・ どうせなら開き直って、アージェントマイスターという名前でなく、素直にバイナルテック・ジャズの名前でも好かった気がするでござるよ。

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そう・・・ 如何も箱に記されているストーリーを読んでいると、アージェントマイスターは2004年に販売されたマイスターのバージョンアップ版か如何か怪しくなってきたでござるよ?

ストーリーは平行世界の別人らしく、2003年より続く(正史世界)とは別なのか2008年度のストーリーが本筋なのか判らなくなってきたでござる?

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下手に話を複雑にするのは如何なものでござるかな?

まあ、来月販売のバイナルテック版コンボイ(BT-22、コンボイ feat.ダッジラム SRT-10、5250円)と2006年販売のキスぷれ版コンボイ(コンボイ×メリッサ、6825円)の差別化と「キスぷれ」の世界と「バイナルテック・アスタリスク」や海外版の「オルタネーターズ」が別次元ではあるがトランスフォーマー・シリーズである事を正当化するための処置でござるな。

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まあ・・・何にしろバイナルテックの復活は素直に喜ばせてもらうでござるが、以後の商品にはもう少しサービス色を付けても間違いじゃないと思うでござるし、日本未販売品は勿論の事、完全新作商品の販売を待ちたいでござる。


「そこの車、止まりなさい!」

2008-04-27 22:58:49 | バイナルテック

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ごきげんようでござる!

本日4月27日は「婦人警察官の日」らしいので、今宵は2005年販売された、バイナルテック・アスタリクスより、新人婦警の久留間アイと相棒のアラート(BTAー01、アラート feat.スバル インプレッサ WRX meets アイ、5755円)の紹介でござる。

Photo_2 本シリーズは、トランスフォーマー玩具の最高峰であるバイナルテックに同サイズのフィギュアを絡ませて、より世界感を広げようとした意欲作のはずが・・・ 何処で如何間違ったか・・・ バイナルテックの日本販売休止に追い込む原因となってしまった・・・ と言っても間違いの無いシリーズでござる・

そう・・・ バイナルテックは、その完成度から、普段ロボット玩具を買わないミニカーコレクターや一般人にまで支持されていたでござるが・・・

タカラはココで重大なミスを起こしたでござる・・・

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そう・・・ 箱でござる。

同梱フィギュアと変形ロボを前面に押し出したために一般人には買いづらい箱になってしまったのでござるよ。

コレが通常のバイナルテックに準じたデザインの箱であった場合なら、まだ販売数も伸びた事でござろうが・・・ 普通に考えれば普通の一般人が本品をレジに持っていくのは勇気のいることでござろう。

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更に・・・ タカラトミーとなり暴走した次シリーズの、キスぷれでは、前回の反省は全く忘れ新規ユーザー獲得の名目で更に買い辛い・・・箱・・・にパワーアップ!

拙者でさえ、一般店のレジなら並ぶのを躊躇う箱でござる・・・ もう・・・ あの箱は羞恥プレーでござるよ。 目先の話題性だけ眼点におき購入者の事を全く考えていない箱でござった。

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まあ・・・ キスぷれの事を考えれば、アスタリクスは普通の範囲でござるよ。

付属フィギュアは1体付属し、パーツ交換で座りポーズとなるでござる。 ↑の写真の凹型のパーツはフィギュア用の補助スタンドでござる。

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さてさて、久留間アイとは如何なキャラクターでござろうか?

幼い頃から正義感が強く、晴れて念願の警察官になった新人婦警でござる。

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また、世話好きで、アラートに対しては「お姉さん」的に接しているつもりが、逆に面倒を見てもらっている事に気が付いていない性格で、過去にトランスフォーマーに助けてもらった事があるらしいでござる?

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因みに久留間アイのモデルになったキャラクターは、2000年のトランスフォーマー・カーロボットのサイバトロン・作戦コンユーター AI (未販売)でござるが、相棒のアラートはカーロボットのマッハアラート(C-004、マッハアラート、1800円)ではなく、初代G1のカウンタック・ファイアーチーフに変形するアラート(05、アラート、1600円)でござる。

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しかし、商品はバイナルテック版ストリーク(BT-03、ストリーク、4980円)の成型色変更品で、新規にパトライト等のパーツを付けてパトロールカー仕様にしたものでござる。

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なお、スバル インプレッサ WRXのパトカーは、埼玉県警察の交通機動隊に実際に配備されているそうでござる。

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・・・ただ・・・残念な事に拙者の購入した商品は、はめ込みが甘く・・・隙間ができてしまうのでござる・・・ 残念!

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しかし、ロボットモードでは隙間が無い為にシックリとくるでござる、

本当はダイキャスト部分の塗装が干渉して可動しない箇所が有り、分解して修正したでござる。

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しかしまあ、バイナルテック版ストリークと同じ型のボディながら、塗装で十分に初代G1アラート風に見えるのはカラーリングの成せる技でござるな。

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もっとも・・・初代G1のスイトリーク(08、ストリーク、1800円)と同型のパトカー仕様なのは、プロール(09、プロール1800円)でござるが、バイナルテック版プロール(BT-15、プロール feat.ホンダ インテグラ Type-R パトロールタイプ、5229円)は別の車種になってしまったでござるな。

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アラートの性格は、神経質な性格で、それによって事件の兆候を察知することもしばしばあるそうでござるが、愚痴をこぼしつつも、ちゃっかりフォローする優秀な保安員でござる。

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商品は「女の子を肩に乗せる」と云う、ある種の萌え要素を商品化した事には称賛するでござるが、「女の子」だけにしちゃったのが失敗でござる。

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コレにより方向性が偏り・・・ 一般客が寄り付けなくなったでござるよ・・・

従って、シリーズも3種のみの販売で終わるでござる・・・

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拙者としては続いてほしいシリーズだっただけに残念でござる。

そう・・・アスタリスクの世界観は、G1→バイナルテックと続きアスタリスクはバイナルテックの外伝的な扱いになるのでござる。 キスぷれは別次元の話となるのでござるな。

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因みに久留間アイの持っている「違法駐車 常習車両リスト」には、何処かで見たようなトレーラーが描かれているでござる。

う~む・・・ 芸が細かい!