トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

機動二刀流

2011-02-28 20:34:10 | プラグイット・シリーズ

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やあやあ! ごきげん如何でござるかな。

今宵はタカラが2002年に展開した「爆闘宣言 ダイガンダー」より虎型バトロボのタイガマル(V-06、タイガマル、2200円)と狼型バトロボ、ロウガマル(V-07、ロウガマル、2200円)が2体・上下合体で完成するダブルファング(V-08、ダブルファング、4300円)の紹介でござる!

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本品はダイガンダー(爆闘王 ダイガンダー、6980円)内臓のVSゲームに対応して、赤外線コントロール(ボタン電池LR44×2個使用)による対戦ゲーム用コントローラーとして使用可能なVSロボ商品で単品販売と合体セット販売が行われたでござる。

なお、合体セットは販売価格が100円安くなっており外箱以外は単品版と同じでござる。

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「機動大盗賊」のファイトネームをもつ虎型バトロボのタイガマルはバトロボマッチに恨みを持つプロフェッサー・ビッグバンが製作したバトロボだそうでござる。

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同じく「機動忍法帳」のファイトネームを持つ狼型バトロボのロウガマルプロフェッサー・ビッグバンに造られ、タイガマルと共に行動するでござる。

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商品はそれぞれに赤外線通信で1~2人で対戦ゲーム用コントローラーとして使用可能でござるが、ダイガンダーが無いと無用の長物と化してしまうでござる。

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しかし、本品は変形合体商品でござるから、TVゲーム連動が無くとも遊べる商品でござる!

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では、タイガマルが上半身・合体モードに変形し、下半身・合体モードに変形したロウガマルと上下合体でござる!

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機動二刀流

ダブルファング・タイガモード

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獣系バトロボの2体合体は悪くはないのでござるが、ややプロポーションが残念でござる。

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そう、敵側商品である為に見た目のかっこよさは求めていないでござるが、商品としての魅力は負けていない!

「魅力有る敵役商品こそが主人公商品を更に光らせる!」タカラらしい商品でござるな。

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なお、上下合体では上半身と成る者が主導権を握り、両手にタイガ剣とロウガ剣を保持するでござる。

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商品では、ダブルファング・タイガモードがメインビジュアルのようでパッケージやカタログ写真を飾っていたりするのでござるが、タイガダブルファングと呼ばれる場合もあるでござる。

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設定上は2体合体でもタイガマルのパワーアップにすぎず必殺技も「タイガ竜巻斬り」だそうでござる?

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なお、2体合体のダブルファングではダイガンダー内蔵のVSゲームを遊べなくなる欠点もあるでござる。

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しかし、ゲームで遊べないぶんは商品で十分補う事ができるのも本品の魅力でござる!

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機動忍法帳

2011-02-27 22:50:36 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回に引き続きタカラが2002年に展開した「爆闘宣言 ダイガンダー」より狼に変形するバトロボ、ロウガマル(V-07、ロウガマル、2200円)の紹介でござる!

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本品はTVゲーム搭載のダイガンダー(爆闘王 ダイガンダー、6980円)と連動し、赤外線通信によるVSゲーム用コントローラーととして使用可能(ボタン電池LR44×2個使用)なVSロボ商品で、単品販売と虎型バトロボ、タイガマル(V-06、タイガマル、2200円)との合体セット(V-08、ダブルファング、4300円)が販売されたでござるが、外箱以外は単品販売版と共通で販売価格も100円御得に成ってる商品でござる。

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さて、本品のビーストモードは狼型バトロボと云う事でござるが、実在の狼とは異なる紫色のボディなのでござるが、雰囲気は悪くないデザインでござる。

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そう、紫の狼に加えて忍者属性まで備えているとなれば「勇者シリーズ」のオマージュだったり、脚部アーマーも体毛を表現したというよりも仏像等に見られる炎や風を表現したデザインに近い渋めのデザインなのでござるよな。

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しかもカラーリングのバランスも渋く、忍者系イメージを上手に取り込んでいるでござる、相棒のタイガマルは固定イメージがしにくいサーベルタイガーで盗賊属性な訳でござるから見た目だけでも確実に印象に残るデザインでござる。

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なお、基本構造はタイガマルに準じており、背部ユニットがVSゲーム用のコントローラーになっているでござる。

ゲーム使用以外ではアタックボタンで光牙砲が発行するだけで、アクションギミック等は搭載されていないでござる。

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ファイターモードの変形もタイガマルに準じているでござるが、尻尾部分(ロウガ剣)を外して左足に取り付ける設計になっているでござる。

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基本的にファイターモードは忍者表現である鎖帷子風のモールドを多様しているので忍者らしいでござるが、両腕の造形や可動範囲の狭さが残念としかいえないでござる。

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まあ、顔のデザインは流石は敵対組織のバトロボだけあり、所謂ヤラレ役の下忍風な顔に成っている事には賞賛したいでござる。 (笑)

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専用武器は尻尾部分を剣と鞘に分離するロウガ剣でござるが、保持方法に問題があるでござる・・・

デザインが良いだけに残念でござるよな。

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劇中設定ではタイガマルと行動を共にする、「機動忍法帳」のファイトネームをもつバトロボで、忍者属性鉄板の「ござる」口調で会話するようでござる。

なお、ロウガマルの声優を務めたのは檜山修之氏であり、「勇者シリーズ」「トランスフォーマー」「ミクロマン」などのタカラ作品との縁もふかく、「仮面ライダー 電王」ではウルフイマジンを担当していたりと狼系キャラとの相性は良いようでござるな。

まあ、拙者的に広島弁の蟹も嫌いじゃないでござるよ。 (笑)

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なお、ロウガマルの必殺技はロウガ剣から放たれるエネルギー波の「ロウガ三日月切り」だそうでござる・・・

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余談でござるが、拙者アニメ本編を見ていないのでロウガ剣の鞘部分が劇中で如何様に使われたか分らないでござる?

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さて、本品も武装合体モードに変形できるのでござるが、劇中では登場しないらしいでござる?

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まあ、武装合体モードも劇中で登場したのか否か分らないでござるがフライトモードと見立てればイロイロと妄想できるでござる。

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そう、空中戦での連携プレーなども絵になるでござるよな。

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しかしまあ、本品の正しい遊び方(笑)だと敵対陣営のダイガンダーと武装合体するように指示されているでござる。

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無論劇中では、ダイガンダー・武装合体ロウガマルver.は描かれていないでござる。

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劇中ではタイガマルとの2体合体が支流で、本品も上半身・合体モードに変形するでござる。

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商品的には多段変形ギミッックを詰め込んだ設計でござるから各モードで不満が出てくるでござるが、上下合体こそが一番しっくりとくるでござる。

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無論、下半身・合体モードにも変形可能でござるな。

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拙者的にもロウガマルの下半身モードは好きなデザインになるでござる。

やはり仏教美術に通じるデザインは良いでござるよな。 (笑)

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ちゅー事で次回は、ダブルファングに合体するでござるよ!


機動大盗賊

2011-02-26 01:31:54 | プラグイット・シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回はゴテゴテしたデザインだがギミック的にシンプルな獣系変形ロボット玩具だったので、今回はギミックてんこ盛りの獣系変形ロボット玩具で、2002年にタカラが展開した「爆闘宣言 ダイガンダー」より虎(サーベルタイガー?)に変形するバトロボ、タイガマル(V-06、タイガマル、2200円)の紹介でござる!

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本品はダイガンダー(爆闘王 ダイガンダー、6980円)内臓のTVゲーム(VSゲーム)対応のVSロボシリーズの一品で、単品販売と狼型バトロボ、ロウガマル(V-07、ロウガマル、2200円)との合体セット(V-08、ダブルファング、4300円)が販売されているでござる。

商品仕様は単品版セット版共通でござるが、販売価格はセット版だと100円お得に成っているでござる!

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さて、商品は虎型バトロボとの事でござるが、所謂縞々のベンガルトラをモチーフにしたものではなくサーベルタイガーぽいデザインでござる。

しかも1987年にタカラが「トランスフォーマー ザ★ヘッドマスターズ」商品として販売した「ビーストフォーマーのサーベルタイガー族・サイバトロンビースト名誉戦士、プラチナタイガー(50、プラチナタイガー、200円)のカラーリングと似ていたりするのでござる。

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商品ギミックは背中に背負ったコントロールユニット(ボタン電池LR44×2個使用)を使用し、赤外線コントロールによるダイガンダーのVSゲーム用コントローラーとして使用可能でござる。

なお、ゲーム以外の使用では発行ギミックにしかならないでござる。

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可動に関しては少々不満もあるでござるが、「ビーストウォーズ」商品でもヴィーストモードは似たようなものなので仕方が無いでござるかな?

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そう、ビーストモードではTVゲーム連動ギミックを優先している為にアクションギミックやミサイル発射ギミックは無いでござるが、別売り商品との連動を考えれば申し分ないのかもしれないでござる・・・ 

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まずは人型のファイターモードでござる!

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動物頭部がロボット胸部に納まる標準的なデザインでござるが、サーベルタイガーの牙は取り外して脚部アーマーに収納する珍しい設計でござる。

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ただ・・・ 両腕の形状と可動には少々不満が残る設計だったりするのでござるよな・・・

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そう・・・ ファイターモードの武器は尻尾と牙を組み合わせた鞭状武器(ツルハシ?)タイガ剣なのでござるが、両腕には指とか拳が無い爪状デザインなので保持しにくいのでござるよ。

拙者、TVアニメは見ていなかったので劇中では如何にして描かれていたのでござろうか?

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なお、劇中設定では「機動大盗賊」のファイトネームを持つ敵対組織のバトロボのようで歌舞伎調の言葉で話すそうでござる?

声優を担当した神奈延年氏は「メタルジャック」「ビーダマン」「東京ミュウミュウ」「勇者シリーズ」や「トランスフォーマー」にも参加しているのでタカラとは縁のある声優でござるよな。 (笑)

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因みに必殺技はタイガ剣を振り回す「タイガ竜巻きり」だそうでござるが、商品では全く再現されていないでござる。

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一応ファイターモードでは正座も出来るのでござるが両腕や首の可動範囲が狭い為にポージングが難しいでござる。

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続いて連動合体ギミックの武装合体モードでござる!

一応、武装合体モードでもVSゲームのコントローラーとして使用可能でござるな。

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なお、形状だけ見ればフライトモードの様にも見えるでござるが、用途は不明の武装合体モードで別売りのダイガンダーに武装合体するでござる。

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なお、TVアニメ本編ではダイガンダータイガマルは敵対陣営だったので武装合体する事は無かったそうで、玩具オリジナルの合体ギミックのようでござる。

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まあ、敵見方の枠を超えて共通の敵を倒す為に協力するシチュエーションは王道でござるがTVアニメではそこまで描ききれるヒマが無かったのでござるかな?

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続いてロウガマルとの2体合体・上半身モードでござる!

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これぞ合体ロボット玩具の真骨頂でござるから、一番バランスの取れた形状に変形するでござる。

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更にタイガマルは下半身モードにも変形可能でござる!

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他商品との連動ギミックが本品の魅力でござるが、単体では連動ギミックを活かしきれていない商品なので単品だと辛い商品でござる。

ダイガンダー商品が受けなかった理由は拡張連動性を優先した結果、単品での魅力を引き出せなかった事かもしれないでござるかな?

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しかしまあ、連動ギミックは活かしてこそ華なので次回は相棒のロウガマルを紹介するでござる!


これはゾンビですか?

2011-02-23 18:45:42 | BW・メタルス

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ごきげんようでござる!

「トランスフォーマー/ビーストウォーズ」の1999年展開ではサファリパークVSジュラシックパーク的な商品展開を行った日本オリジナルの「ビーストウォーズ・ネオ」に対し、米国展開では「BEASTWARS」の延長でアニメ未登場の玩具オリジナル商品TRANSMETALS2を引き続販売したでござる。

そう、1999年度ビーストウォーズは完全に日米の趣向に合わせた展開だったでござる。

故に可愛らしい動物でビーストウォーズの裾野を広げようとした日本展開と異なり、「Spawn」系アクションフィギュアの影響で米国は更にマニアックでグロい動物が選ばれたでござる。

今宵は数あるトランスメタルス2商品でもグロさは上位に君臨するマキシマルズ・接近戦スペシャリスト、ジョーブレーカー(TRANSMETALS2、ジョーブレーカー、2000円)の紹介でござる!

Photo_2 本品を含めた1999年販売のトランスメタルス2商品のうち、レギュラーサイズ商品と一部は2000年日本展開の「トランスフォーマー カーロボット」商品のメタルビーストとして転生したでござるが、本品を含む4体(TRANSMETALS2、プロール/ジョーブレーカー/スカージ/イグアナス、各2000円)の流用は見送られたために、海外パッケージのまま日本語表記シールを貼られて1999年にトイザらス限定で販売されたでござる。

なお、同時期にトイザらス以外でも販売されたかもしれないでござるが、当時は海外品を個人輸入にて販売する店舗もあり、公式日本販売版は日本語表記のシールを貼った商品で、そちらの公式販売価格を紹介しておくでござる。

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さて、本品のビーストモードはメカハイエナだそうで、トランスメタルス2の特徴である有機生物と機械生命体の融合を表したデザインで無駄に突起を露出させた全身刃物の可愛げのないデザインでござる。

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ハイエナの外皮を突き破る刃物やメカニックは融合デザインと云うよりもダメージver.かと思うほど痛々しく、触れる事を拒絶するデザインを最初に見たときは「ゾンビ犬?」と思ったほどでござる。

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そう、「バイオハザード」をプレイしてゾンビ犬に襲われた者であればジョーブレーカーのビーストモードはゾンビ犬にしか見えないのでござるよな。 (笑)

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しかし! 目の前に現れたら躊躇いも無く銃器の引き金を引ける異形の獣でも、一応は正義のマキシマルズ所属のトランスメタルス戦士なのでござるよな。

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なお、商品ギミックはレバー操作で背中のディスクソーが回転する凶悪なギミックでござるが、爪や刃物類は軟質パ-ツで製作された安全設計でござる。

しかも、ハイエナの牙もペンチ状の造形だったりするのでござるよな・・・

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ロボットモードのデザインも左右非対称でグロさも増しているでござる。

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そう、左右非対称で筋肉質な隻眼の獣人顔とくれば、サイボーグビーストのマックスビー(D-24、マックスビー、2200円)を思わせるでござるが、それ以上に怖く、しかも正義のマキシマルズ所属とくれば更に怖く見えるでござる。

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人を外見で判断してはいけないとは言え、正義陣営ならビジュアル的にも見た目が重要でござる。

まあ、外国人は日本人以上に見た目に肝要なのでござるかな?

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さて、ジョーブレーカーのキャラクター設定は、マキシマルズでも一番の攻撃的正確の持ち主で、戦闘においては一度も退いた経験の無い戦士だそうで、自分に不利な状況下での戦闘を好むようでござるな。

性格は歪んだユーモアーの持ち主で、常に笑っているが仲間からは同調されないようでござる。

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武器は両肩に装備された電磁フィールドジェネレーターと右腕のディスクソーとハイエナの顎に加えてテールブレードと全身の刃物を使った接近戦でござる。

能力値は体力(7.2)、知力(5.1)、速度(6.8)、耐久力(8.3)地位(5.0)、勇気(9.4)、火力(6.6)、技能(8.6)で設定されているでござるな。

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右腕にはスパーククリスタルが埋め込まれており、レバー操作でディスクソーが回転するでござる。

なお、ハイエナの顎は商品で接着されて固定されているでござるが、本来は可動軸があり顎を引き出せるでござる。

流石に形状的にグロくなる為に固定されたのか分らないでござるが、拙者は一度頭部を分解して接着面を剥がし、増設されたであろう固定ピンを削り取って可動式に改造したでござるよ。

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う~む・・・ ここまでグロい造形なのに今更感のある仕様変更でござるよな。

まあ、拙者も本来であれば資料性を重視する為に無改造派でござるが、これも本品を研究するうえに重要だったのでござるよな。 (笑)

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しかしまあ本品の場合、形状が形状なのでポージングが難しい商品でもあるでござる。

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なお、本品はヴィークルモードやアタックモードなどの第3形態が設定されていないでござるが、両肩の前脚を展開する事でアナザーフォームの様になるでござるな。

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まあ、本品も変形説明書はパッケージ裏に簡易に書かれただけでござるから、第3形態は廃止されたのかも知れないででござるよな。 (笑)

なお、日本でのハイエナのイメージは死肉を漁るチンピラとか三下のイメージで良くないでござるが米国では死神とか始末人・殺し屋のイメージが強いそうでござる?

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そう、ジョーブレーカーは好戦的な性格ではあるが、決して弱い者イジメを行わない正義の戦士なのでござるよな。

ほら、一見怖そうな人が、ちょっとした優しさを見せれば「じつはいいひと」に認定されてしまうギャップを狙ったキャラクターデザインかもしれないでござる?

が、どのみち玩具オリジナル商品なので見た目で判断されてしまうことが現実でござるよな。 (笑)

せめて「トランスフォーマー カーロボット」にデストロンガーのメタルビーストで転生していればゲルシャーク(D-005、ゲルシャーク、2500円)のように評価が変わったかもしれないでござる。 


アイアンハイドだよ!

2011-02-21 16:12:40 | TF・アニメイテッド

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「あの映画がアニメになった!」

ちゅーキャッチコピーで「トランスフォーマー アニメイテッド」の日本放送が始まり、キャラクター名も日本名ではなく一般化しつつある海外名のまま放送され事になったでござる。

ふむ、これで日米のネーミングギャップが無くなるので研究者としては分類が楽になると思っていたのでござるが・・・ 再び、アイアンハイド問題が発生したでござる!

そう、装甲車に変形するオートボット・警備員アイアンハイド(TA-03、アイアンハイド、3780円)の海外名がバルクヘッドであり、四脚ヴィークルに変形するオートボット・局地戦闘員、アーマーハイド(TA-44、アーマーハイド、2415円)の海外名こそアイアンハイドなのでござる。 う~む・・・ 如何してアイアンハイドだけ改名されたのでござろうか?

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さて、本品は海外で2008年に販売された「TRANSFORMERS ANIMATED」商品のヴォイジャークラス版バルクヘッド(日本未販売)の成型色変更品で、メタリックグリーンの塗装が施された商品でござる。

なお、本品にはSEGAゲーム筐体対応のキャラクターカードが付属するでござる。

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さて、本品のヴィークルモードはメタリックグリーンのボディが美しい6輪装甲車でござるが、アニメ本編のモスグリーンなボディと比べると違和感がある商品でござる。

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一応本品のヴィークルモードは警察車両の装甲車をスキャニングしたのでパトライトが付属する訳でござるが、劇中カラーリングと★型のマークは軍用車両にも見えなくないでござる。

しかしまあ、ボディをメタリック塗装するのであれば、パトライトの側面もく塗装してほしかったでござるな。

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なお、本品のヴィークルモードでは転がし走行以外のギミックはないシンプルな構造で少々遊び足りない気がするヴィークルモードでござるな。

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ロボットモードの変形は腕や頭部等に連動変形ギミックが採用されており、独自の体形を見事に再現しているでござる。

拙者的には短い足に納められた前輪の収納方法がアイデア賞ものだと思うでござるよ!

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しかし、アニメ作画のイメージを尊重するのであればメタリックグリーンのボディはマイナスであり、背部などの未塗装部分と塗装部分が目立ってしまうのが残念でござる。

アニメに忠実であることを望むのであれば海外版のバルクヘッドやリーダークラス商品のアイアンハイド(TA-43、アイアンハイド ライト&サウンド、7140円)の方が良いかもしれないでござるかな?

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そう、本品はヴォイジャークラス商品でござるが、足が短いデザインもあり劇中サイズよりも小さな感じがするのでござるよな?

まあ、劇中サイズを考えなければ悪い商品じゃないでござる。

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ロボットモードでのギミックは左手に内蔵されたレッキングボールを射出するギミックを有しているでござるが、米国安全基準の為に勢いよく飛ばないでござる。

しかも、レッキングボールの糸は手動で巻き上げて収納しなければならないでござる。

拙者的にはレッキングボールは手動で引き出して自動に糸を巻き取るリールギミックの方が良かったと思うでござるよ?

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更に右腕にはレバー操作でパンチアクションを行うと記載されているのでござるが、伸ばした右腕をレバーを押す事で内側に曲げるだけの中途半端なアクションなのでござる。

しかも、レバー位置が押しにくい場所にあり、ヴィークルモードでも半露出する位置にあったりするので、企画時には別のアクションギミックだったかもしれないでござるな?

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さて、アイアンハイドのキャラクター設定は、体力(9)、知力(6)、速度(4)、耐久力(10)、地位(7)、勇気(9)、火力(7)、技能(5)の能力値で、ものつくりを愛する生まれついての建築家でござるが、皮肉な事に巨体と怪力のおかげで周囲を破壊してしまう事が多いオートボットで戦いは好まぬ性格なはずでござるが・・・

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パッケージには「装甲車に変形するアイアンハイドオートボットで一番の武器スペシャリストだ。」「大型のボディから生み出されるそのパワーも一級品! アイアンハイドはそのパワフルな攻撃でオートボットディセプティコンより守っている。」「宇宙を瞬時に移動可能なゲート=スペースブリッジの扱いにも長け、このスペースブリッジが戦局を大きく左右する!」と記載されており、アニメ本編のイメージとは違うのでござるよな・・・

ちゅーか、この設定だと劇場版アイアンハイド(MA-09、アイアンハイド、3675円)のよなのでござるよ?

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そう! 本品は「あの映画がアニメになった!」と紹介している為に、アイアンハイドに当たるキャラクターが欲しかったので、バルクヘッドが改名されたという何とも傍迷惑な日本側の事情なのでござるよな。

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まあ、拙者も海外版バルクヘッドの商品を最初に見たときには、如何にもノロマで頭が悪く好戦的なキャラクターだと思っていたでござるが、いざアニメを見ているとアイアンハイドの声を担当した三宅健太氏の演技もありイメージが全く変わってしまったでござる。

いや~アニメの映像イメージちゅーのは強いものだと再確認されたでござるよ。 うん! 

アニメイテッド日本版のアイアンハイドは彼で納得するしかないでござるよな。