トランスフォーマー馬鹿一代。R

トランスフォーマー及び変形ロボット玩具の研究思考ネタ等の戯言ブログ!

必殺、大回転剣風斬!

2008-02-28 00:07:00 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

今宵は勇者シリーズより、勇者指令・ダグオンの、刃柴 竜が変身するシャドーリュウ(DXダグテクター、5、シャドーリュウ、1350円)の紹介でござる!

Photo_26 本品は1996年に販売された非変型のアクションフィギュアでござる。

これまで変型ロボット玩具中心だった勇者シリーズに登場キャラクターを商品化した意欲作でござる。

勇者指令・ダグオン自体が等身大ヒーロー(戦隊)風味を加えた作品だけに勇者シリーズでは異色の商品でござるが、翌年の、勇者王・ガオガイガーに置ける、獅子王ガイ(G-07、DX変身サイボーグ・獅子王ガイ、4980円)に繋げる商品展開となったシリーズでござる。

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このダグテクターは、TVアニメ本編に登場した他、着ぐるみが製作され、本編終了後の「ダグオンくらぶ」にも登場していたので印象深いモノが有ったりするでござる。

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このダグテクターシリーズもタカラが製作しただけに只のアクションフィギュアで無いでござる!

そう、このアクションフィギュアには何らかのギミックが内蔵されているでござるよ。

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云わば日本版「アメリカン馬鹿フィギュア!」でござる。

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普通のアクションフィギュアとしても、そこそこのプロポーションと可動を誇るでござるが、プロポーションを崩す、オシリの突起がソレでござる。

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そう・・・ この突起を押す事により、上半身がグルグル回り、必殺技の「大回転剣風斬!」を再現するでござる!

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中に人間が入っている・・・ 人体構造無視のアクションフィギュアでござる! (笑)

普通にプロポーションの良いアクションフィギュアを造らないタカラだからこそ出来る商品でござる。

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なお、シャドーリュウのみ他のダグテクターと異なり、白タイツ(?)がベースで胸部に竜をデザインしたプロテクターを装備した一人だけデザインが異なった存在でござる。

今回の商品は本来なら、背中に突き出た竜の角と鼻先に付属の金色のシールを貼る訳でござるが、下地が剥がれ易そうなので付属のシールを貼っていない状態でござる。

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さて、このDXダグテクター・シリーズも今の技術で作り直すとしたら、頭部は素顔バージョンと交換式で、オプションハンドや、シャドーガードのカード等も付属するのでござろうな?

腐女子の皆様にも買いやすいリボルテックとかで販売されるのを期待したいものでござる。


如何でもいいようなチョットした発見!

2008-02-27 12:05:37 | チープTOY

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ごきげんようでござる。

以前、㈱辰巳屋より販売されたアイアン 建設ロボットブルドーザー(オープン価格)を紹介したでござるが、今回は如何でもいいような補足情報を紹介するでござる。

本品は、1983年にバンダイから販売された、シージーロボドーザーシージー(CG-13、ドーザーシージー、1500円)の電子ギミック等を削除したコピー品で、大きさも同じくらいでござるが、新たに拳部分に穴を開けられ、両腕に武器を保持できるようになった商品でござる。

ただのコピーなら関心しないでござるが、武器が付属しただけでも差別化を図ろうと努力(?)した事は、やや認めるでござるが、コピー自体を認めたりはしていないでござる。

さて・・・ この武器でござるが、両方のデザインラインが異なるでござる?

何処かで見た様な・・・と思っていたでござるが・・・

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なんと! 1996年にタカラより販売された、勇者指令・ダグオンガードウルフ(機獣合体、2、ガードウルフ、1000円)とガードタイガー(機獣合体、3、ガードタイガー、1000円)に付属する武器(ウルフライフル / タイガーライフル)の側面に有る凸凹ピンを成型し、上下反転させグリップ位置を付け替えた商品だったでござる。

ただコピーするのではなく手を加えた品でござるが・・・ 根本的に手を加えるポイントが違うような・・・ ?

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う~ん・・・ タカラとバンダイのコラボレ~ション! と言うか・・・流石アジアンTOYでござるな(笑)!

て、事はもう片一方の銃も何かのコピーくさいでござるな?

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と、思っていたら案の定・・・ コチラらはトランスフォーマー商品でござる。

1989年販売のマルチ戦隊マッハタックルマッハ(C-318、マッハタックル、980円)の専用武器(マルチマッハガン)の銃身と接続ピンを細くして手を加えたモノでござるよ。

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ちゅー事は本品の販売年を推測するなら1996年以降でござるな?

こうしてパチモンの謎が一つ明かされていく訳でござるからチープTOYの研究も楽しいでござるよ!


鷹に劣る虎と狼?

2008-02-26 18:50:35 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる!

前回に続き、勇者指令・ダグオンより、シャドーガードのガードウルフ (機獣合体、2、ガードウルフ、1000円)とガードタイガー(機獣合体、3、1000円)の紹介でござる!

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本商品は、合体機能を備えている為に、左右のバランスをとる為に、2体共に似通ったデザインになってしまったので、イマイチ面白味に欠けてしまいガードホーク(機獣合体、4、ガードホーク、1000円)と比べるとチャチい商品だったりするでござる(笑)!

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まあ、それでも左右対称で対成す狛犬の様な存在と言えなくも無いでござる。

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しかし・・・狼と虎という組み合わせも珍しいでござるな?

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先ずは緑の狼に変型するガードウルフでござる。

商品は背部ユニット(シャドーキャノン)を取り外し可能で、前脚・後脚・尻尾が可動し、狼の顎が開閉するでござる。

が! ポーズはイマイチ決まらないので、ほとんど固定ポーズだったりするでござる。

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背部ユニットのシャドーキャノンは弾丸(ミサイル×4)を砲身に1発込め、レバー操作による押し出し式で発射するでござるが、予備弾丸は収納できずに余剰パーツとなるでござる。

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しかし、手持ち武器となるウルフライフルは背部ユニットに取り付け可能でござる。

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商品ギミックは、さておき・・・ 緑の狼とは珍しい存在ではないでござろうか?

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お次が虎に変型するガードタイガーでござる。

ガードウルフとは対を成し、左側を担当するでござる。

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その為に、ネジ穴の位置も反対側に設けられているでござる。

しかし、可動範囲、ギミックは同じでござるよ。

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虎で有るだけに、縞模様が塗装されており、腹部はシール処理でござる。 ガードウルフより、手が込んでいる気がするでござるな。

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まあ、このガードタイガーも黄色でござるが、欧米で販売されていたらオレンジ色に成っていたかもしれないでござるな?

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で・・・ ロボットモードがコレでござる・・・

一本足タタラと云うか・・・ スキヤポテスと云うか・・・ デザック・・・?

せめて、足が分割されていれば・・・

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しかも・・・ 困った事に動けない・・・

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一応ニンジャ風のデザインは取り入れているものの、手持ち武器は銃火器で、火器による支援を目的にしたサポートロボであることは言うまでもないでござるな。

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そう・・・ 互いに個性は有るものの、ロボットモードの顔も下忍風でござる。

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因みに彼らの手持ち武器は同じデザインでござるが武器名称が異なり、ガードウルフは「ウルフライフル」と称し、左で保持するでござる。 ガードタイガは「タイガーライフル」と称し右手持ちでござる。

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更に、ウルフライフルとタイガーライフルは共通ジョイントにより連結でき、連装銃としても保持できるでござるが、数が有れば無限連結も可能だったりするでござる!

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まあ・・・ 無限連結で遊べる勇者は世の中に如何程存在するのでござろうか?

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何だかんだ言ったところで、本商品の魅力は「機獣合体」に有り、ガードウルフは右腕と右足首となり、ガードタイガーは左腕と左足首になるでござる。

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主役・・・? のダグシャドー(機獣合体、1、ダグシャドー、2980円)を引き立てる為のサポート勇者ロボであるから目立ちすぎずが心情なのでござろう?

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しかし・・・ このチーム編成を見たとき、狼じゃなく亀だったら・・・玄武・・・ 四聖獣合体と云うう御目出度い合体ロボが出来たのではと思ったでござる・・・ 無論、鷹は赤くすれば朱雀と強引に言えるし、虎も白くなれば白虎で行けるし竜は素のままでも若干青くしても青龍だったりするでござる。 1、富士・2、鷹・3、茄子ロボよりは商品化できそうでござる(笑)?


イメージとしては式神?

2008-02-24 23:19:35 | 勇者シリーズ

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ごきげんようでござる。

前日の2月23日は「富士山の日」だったので、良い初夢とされる「一、富士 二、鷹 三、茄子」で合体ロボは無いものか探していたでござるが、早々そのような演技の善い商品が販売されている訳でもなく、比較的に合体ロボのモチーフとなる鷹をチョイスしてみたでござる。

はい!、今宵は1996年販売の勇者シリーズより、勇者指令・ダグオンの、ガードホーク(機獣合体、4、ガードホーク、1000円)の紹介でござる。

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ガードホークは、シャドーリュウ(ダグテクターシリーズ、5、シャドーリュウ、1350円)に変身する刃柴 竜が、管理(?)する動物型サポートメカで、普段はシャドーガードとしてカード状で携帯されている三体のうちの一体でござる。

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自ら喋ったりしないものの、自己の個性は持っているようで、サポートメカと云うよりは式神に近いイメージが有ったりするでござる。

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商品はミサイル発射等のギミックは無く、翼と首が可動する事により表情を変えられるくらいでござる。

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鷹というイメージでは、前年度の黄金勇者・ゴルドランの黄金忍者、空影(黄金合体、黄金忍者・空影、3500円)のイメージを引きずったデザインでござるが、同じサポート合体型の忍者系のデザインを取り入れいるものの、地味で忍者らしいといえば忍者らしいカラーリングでござる。

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ロボットモードの体型もソコソコ良く、如何にもニンジャらしいデザインでござる。

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武器となるホーク手裏剣はアニマルモードでは鷹の尻尾と成っており、広げて手に持たせるでござる。

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残念なのが本商品は可動部分が少ない事でござる、せめて脚が個別に可動すれば良かったでござるが・・・繋がっているでござる。

忍者系はアクションポーズが決まるのに、動かないのは致命的でござるよ。

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まあ、コレも本品が小型商品であり、合体機能が付加されている事が原因でござるな。

ガードホークは他のシャドーガードと共にダグシャドー(機獣合体、1、ダグシャドー、2980円)に機獣合体し、シャドーダグオン(機獣合体、DX、シャドーダグオン、5980円)の背部及び頭部となるでござる。

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しかし・・・何故に鷹型のサポート合体メカが多いのでござろうか?

鴉とか梟でも面白いと思うでござるが、以外に商品化される鳥形合体ロボは鷹型が多いでござる。 ・・・まあ、勇者ロボの伝統と言ってしまえばそれまででござるが。


蝙蝠のイメージは善か悪か?

2008-02-23 22:33:08 | トランスフォーマー・G1

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ごきげんようでござる!

本日2月23日は「富士山の日」らしいでござるが、何かネタが無いかと思ったでござるが思い浮かばず・・・ ならば、そんなのカンケーねー!

ちゅー事で、全く関係ない、1986年に販売されたデストロン燃料偵察兵、ラットバット(D-61、ラットバット、680円)の紹介でござる!

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本商品は前年度に販売されたミクロチェンジ流用のカセットロンと異なり、完全新作のトランスフォーマー商品として販売されたマイクロカセットテープに変型するカセットロンでござる。

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販売形式は前年度のカセットロンの再販と共に、ヘッダー付の箱と異なりブリスターパック形式で、経費節減(?)か、バリアケース無しで販売されたでござる。

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1986年販売のカセットロンはサイバトロンとのバランスをとる為にラットバット一体のみが振り分けられたでござるな。

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無論別売りのサウンドウェーブ(17、サウンドウェーブ、2980円)に収納可能でござる。

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ロボットモードは蝙蝠型でござる。

蝙蝠の持つイメージは吸血とか超音波による探査とかで、探査兵とか、吸血鬼とか、鳥類にも哺乳類にも属さない事から、裏切り・・・半端者のイメージが付きまといデストロン向きのイメージで、ワイプ(D-87、ワイプ、2300円)とか、クラウダー(C-308、ダブルクラウダー、2980円)、デビルバット(12、デビルバット、200円)等が存在するでござる。

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しかし、1997年販売のビーストウォーズのコンバボット(C-6、コンバボット、750円)以来、ソナー(劇場限定販売、980円)やノクトロ(日本未販売)、ナイトスクリーム(BR-09、ナイトスクリーム、3999円)等はサイバトロン陣営で商品化されていたりするでござる?

蝙蝠のイメージするバ〇トマンとか黄〇バットなどのダークヒーロー像も影響するでござるかな? まあ、ドチラの陣営にも属すと云うイメージは蝙蝠のイメージそのものなんでござろうな?

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さて、TVアニメの登場は2010より登場しているものの、初期メンバーのカセットロンと比べると・・・たいして活躍していないイメージが強かったりするでござるが、欧州展開のコミック版では一時リーダー代理を務めていたと聞いた事があるでござる?

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蝙蝠というモチーフは作家により、様々なイメージを持たれキャラクターを造られて行くのでござるな・・・?

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しかし、悲しきかな初期カセットロンは人気が有る為に再販、復刻を繰り返しているでござるが、ラットバットの再販は予定されたものの未販売に終わっているでござる。

やはりTVアニメでの印象が強い方が人気が有る証明なんでござろうな?

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今年の仮〇ライ〇ーは、蝙蝠がモチーフの様なので、どさくさまぎれにトランスフォーマー・アンコールでカセットロン&カセットボットで再販してもらいたいでござるな(笑)?