中ア・三ノ沢岳（その５）

これから進む方向です。
前方はガスっていて何も見えません。




コバイケイソウがきれいに咲いていました。
千畳敷カールではこれからまだまだ楽しめる花です。



アオノツガザクラも呼んでいます。
クリーム色が鮮やかです。




大きな岩を乗り越えます。




ここにはクサリが欲しかったです。
両手両足をフル稼働です。




オオヒョウタンボクも少し哀れな姿です。
これでも赤い実ができるのでしょうか？





白い花はチングルマです。
誰にも会わないので静けさが不気味です。



ケルンがありました。
誰かの遭難碑のようでした。




緩やかな登りが続きます。




ハクサンイチゲがでてきました。



こちらはシナノキンバイです。
咲き出したばかりのようで、色が鮮やかでした。




ハクサンイチゲの大家族です。
イチゲとは一華と書き、１本の花という意味です。
これだけ花があってもハクサンイチゲです。



シナノキンバイの生い立ちです。
右下がツボミ・・・真ん中が咲き始め・・・
左のようになって最後は右のように大きく開きます。
１ヶ所でこんな姿が見られると嬉しくなります。




ショウジョウバカマも咲いていました。
ここは雪解けが遅かったようです。




ハクサンチドリが微笑んでいました。




ズーミングしてみます。
花が飛んでいるチドリのように見えます。
白山で最初に発見された花です。





コバイケイソウの咲き始めです。
これからグングン背を伸ばしてきます。
雨は止みましたが、ガスは切れていません。
花を楽しみながらの一人山行はまだまだ続きます。